●多摩川防衛戦
東京都八王子市の
東京焦土地帯から、突如出現した超巨大四脚式移動要塞。
それは、
ザイフリート王子が語ったエインヘリアルの超兵器『魔導神殿群ヴァルハラ』の一つ、『人馬宮ガイセリウム』でした。
エインヘリアルの新たな指揮官、第五王子イグニスが本格侵攻を開始したのです。
このままではガイセリウムが東京都心まで侵攻すれば、多大な被害が出てしまいます。
ですが、ガイセリウム出現に先立って行われたシャイターンによる
グラビティ・チェイン回収のための虐殺を阻止したことにより、ガイセリウムの活動時間には大きな制限がついていました。
ケルベロス達は多摩川を防衛線としてガイセリウムへの一斉攻撃を行うことで足止めを行い、ガイセリウムが虐殺によってグラビティ・チェインを補給するのを阻止します。
対して第五王子イグニスは『アグリム軍団』を出撃させ、ケルベロス達を排除させようとします。ケルベロス達はアグリム軍団の精鋭にとの激戦の末、これを撃退することに成功。ですが、あえて多摩川を越えて後退することで、敵の油断を誘います……。
●ガイセリウム突入
一方、アグリム軍団との戦闘の間に、警備が手薄になった隙をついて、ケルベロスの潜入部隊がガイセリウムに潜入します。
その目的は、『女神ヴァナディース』の暗殺。
ヴァナディースを暗殺し、ヴァルキュリア達を洗脳する『ニーベルングの指環』の機能が停止すれば、ヴァルキュリアがエインヘリアルの支配から逃れられるのです。
ですが、雇われていた螺旋忍軍が、ケルベロス達の潜入を察知し、迎撃に出ます。
はたして、潜入作戦の行方は……。
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