終末の巨人スルト決戦~蝕むもの

2021年まとめ ページ23   
 ユグドラシルに存在するデウスエクスのうち、攻性植物やアスガルド神はコギトエルゴスムの状態で『新型ピラー』からのグラビティ・チェイン供給を待ち、いずれはコギトエルゴスム化も失う身となっていました。ですが、『終末の巨人』の最終生存体である『レプリゼンタ・スルト』だけは唯一不死性を保ち、コギトエルゴスムにもならずにいました。

 レプリゼンタ・スルトは『宇宙に存在するありとあらゆる病魔』に冒されており、その病魔を取り込む事で、あの巨大な体を維持していたのです。
 そしてそれこそが、新型ピラーによるコギトエルゴスム化喪失の妨げでもありました。
「全ての病魔を駆逐し、宇宙から病魔を根絶することで、スルトのレプリゼンタとしての力を奪い去り、撃破が可能になる」。或いは、「そうすることで、彼女を正気に戻すこともできる」。その予知を受けてケルベロスはアスガルドに赴き、ウィッチドクターの「病魔召喚」を用いて、スルトの中に巣食う病魔の全てを撃破しました。

 そうして本来の姿に戻ったスルトは、デウスエクスが不死を失うという話、また「憎しみを手放して自分自身を救ってほしい」という説得の声をケルベロスから聞き、ユグドラシルに留まって今後の身の振り方を考えるようになりました。

●関連するできごと

2021年

6月27日
ケルベロス・ウォー
 超神機アダム・カドモン率いるダモクレス軍は、地球の間近に移動して来た本星マキナクロスと、惑星型ダモクレスを使った『マキナ・グランドクロス』による地球マキナクロス化を強行せんとします。
 ケルベロスは万能戦艦ケルベロスブレイドで惑星マキナクロスへ突入、超神機アダム・カドモンを倒し、戦いを終わらせました。
 ダモクレスはケルベロスと停戦し、最後の全世界決戦体制は決着を迎えました。

7月14日
七夕ピラー改修作戦
七夕の魔力を利用して破壊されたピラーを修復し、新型ピラーに改修するため、七夕祭りを盛り上げました。
7月22日
最後の宿縁邂逅
七夕ピラー改修作戦の影響で、一斉に出現したケルベロスの宿敵達に対処しました。
7月30日
デウスエクス本星へ
一時的に再生されたゲートが新型ピラー化する前に、有志がデウスエクス本星へ赴き、コギトエルゴスム化がなくなることを伝えました。
7月30日
終末の巨人スルト決戦
ユグドラシルでレプリゼンタ・スルトの不死を支えていた病魔を根絶し、スルトを正気に戻しました。

●2021まとめ

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