夢見星・璃音
(輝望の魔法少女・e45228)
2019年10月26日
●ファーストアタック 蒼鴉師団はファーストアタックを【救護準備】とします。 ●理念 『死亡を重傷で食い止める、重傷を重傷なしで食い止める』 そのために、以下のことを柱として行動をしていく。 ・救護キャパシティの増強:ケルベロス全体へ救護に必要な知識・技術を浸透させ、 現場で処置できるキャパシティを大幅に上げる。 ・救護スピードの増強:迅速な判断・移送・処置を行えるように準備を整え、 救護の効率アップに繋げる。 ・環境への適応努力 :敵陣、そして月面という特殊な環境下で留意すべきことを 理解し、負傷や物資の損傷を防ぐ。 ・情報ステーションとしての役目:情報の集約・共有を常に行い、戦力の消耗を 軽微に留めるよう尽力する。 ●連携 【NASA、JAXA、ESAなどの世界各地の宇宙開発機関との連携】 今回の戦争にあたり、「宇宙環境での行動の指導」「各種機材の提供」 「食材やその他物資の提供」など、多岐にわたって協力を仰ぐ。 対価として戦争で得られた宇宙空間や月面でのデータなどを機関へ提供する。 提供してもらうものは主に以下。 ・コンテナ 宇宙空間、及び月面という特殊な環境下で使用可能なコンテナ。 物資の保管や劣化防止、安定した環境での医療行為や休憩、各種活動のために使用。 ・月面車 負傷者や物資の搬送に使用。惑星探査機用エアレスタイヤ装備。 使用するのがケルベロスであることを加味し、省略可能な設備を外して積載可能量を増やす。 ・月面用重機 コンテナの設置や移動に使用。 月面基地開発計画を進めているチームを探し、計画のために開発された機材などを使用させてもらえないか頼む。 実用段階でなくともケルベロスならばある程度対応できる、 月面での実験や試験運用としてデータ提供も可能、という点をプッシュして交渉。 ・食品類 宇宙空間や月面でも取り扱いに困らない宇宙食を提供してもらう。 各人の好みに対応するため、メニューは幅広く取り揃える。 ・医療用品 月面や宇宙空間での使用を想定した医療用品があれば提供してもらう。 【応援募集師団との連携】 本部拠点及び支部拠点に応援募集師団から提供された応援メッセージを設置。 重傷者に読んでもらうことで、再び立ち上がる気力を芽生えさせるのが目的。 また、広報活動やイベントの周知活動の中に、「事前講習会」の告知をケルベロス対象に行ってもらうよう依頼。 【テンションアップとの連携】 灰色狼師団実施の全ケルベロス向けブリーフィング会場に事前講習会のブースを設営する。 ●事前準備 【救護マニュアル】 専門家に監修を依頼し、救護活動の知識や宇宙環境の行動についてなどをまとめる。 緊急時でも参照しやすい、感覚的にわかりやすいレイアウトデザインを心がけ、 戦場でも携行しやすいサイズと厚さに収める。 救護マニュアルを事前講習会(後述)の前に作成して、各師団へ配布、 携帯してもらえるようにケルベロスたちに向け働きかける。 【事前講習会】 宇宙環境における行動のコツや応急処置などのやり方については、予め蒼鴉師団から代表グループを派遣して宇宙開発機関や専門機関(宇宙専門機関、病院関係等)から指導を受け、受けた蒼鴉師団員と月面ビルシャナ大菩薩決戦作戦参加者(こちらは師団問わず)が他のケルベロスに伝達する形で講習を行う。 救護マニュアルを実践できる応急処置講習、VR機材を利用しての月面疑似体験など、 より実践的な環境で講習を行えるように設備を整える。 マニュアル配布→講習会の流れで定着度をアップさせるのが目的。 ●物資 酸素吸入器、ガスマスク(遺跡へ突入する希望者へ配布) 酸素ボンベ、およびボンベ充填用の酸素(酸素ボンベはサイズを複数揃え、使用者のスタイルに合ったものを選択できるようにする。特に大きいものは体勢を安定させるウエイトも兼ねられる) 各種応急処置キット(包帯、消毒液、傷スプレー、傷パッチ(絆創膏の大きなもの)、液体絆創膏等) 医療用品(応急処置以上の治療や手当をするためのもの) 衛生用品 ケミカルライト(バングルタイプ)(治療の優先順をわかるようにする印、トリアージみたいに使用。後述) 宇宙食(休憩用) 水(飲用・創洗浄用) コンパクトに収納できるタイプの担架 惑星探査機用エアレスタイヤ装備の月面車+荷台車(事前に借り受ける、前述「連携」の項参照) 注意事項として、 ・極力「低重力下での取り扱いが容易、安全なもの」を選ぶ。 ・ブレイザブリクのキャパシティを考慮して、なるべく「よりコンパクトなもの」を選ぶ。 ・危険物に分類される物資の取り扱いは細心の注意を払う(酸素など)。 ●当日、出発から到着まで 借りたコンテナに物資を積み込んで、ケルベロスと一緒にブレイザブリクで移動。 「(1)着陸地点」にブレイザブリクで着陸後、空間用コンテナを使ってブレイザブリク付近にコンテナを展開、情報ステーションの機能をもった治療拠点本部を設営。 これは宇宙用のコンテナを集団でブレイザブリク周囲に展開する形で構成。 ブレイザブリクは一時制圧に過ぎず、残霊が出てくる危険性もあるため、 周辺警戒は怠らない。また物資搬入時含め物資周りには護衛を置く。 【本部拠点】 「(1)着陸地点」から動かない。 ①治療コンテナ 治療・看護担当のスタッフが常駐。トリアージや外見を参考に緊急度や負傷度合い、負傷の種類に合わせて専門性を持たせることにより治療効率を上げる。 なお、特定の治療コンテナに負傷者が集中するケースも想定し、ある程度は「どのコンテナでもだいたいの治療は可能」な状態を保つ。 ②情報ステーションコンテナ 奇襲師団の情報のフィードバック(敵攻撃・戦場ロケーション)で戦争参加者へ情報提供を行う。 また、過去報告書の記録データも展開。負傷者搬送と共に届く前線の情報を元に、 戦況分析、過去データとの比較を行う。 月面ビルシャナ大菩薩決戦において、突入班が遺跡内部で撮影した映像データも公開する。 (http://tw5.jp/adventure/replay/?scenario_id=22104 / 撮影者:ハンナ・カレン(e16754)) これらは注意事項や備えるべき対策を周知することで全ケルベロスの負傷率軽減を目的とする。 ③休憩施設コンテナ ターンごとに食料や飲料、酸素を補給できる休憩施設。 酸素吸入機や食料、飲料水が常備されており、戦闘ターンの合間に身体を休められるよう、快適さを維持しておく。 ④酸素充填コンテナ 空になった酸素ボンベを充填する充填ポイント。 使用量や使用頻度に応じて充填できるように、充填用の酸素が用意されている。 混雑・混乱が予想されるようであれば充填用のスタッフを配置し、空ボンベ回収・充填・満タンのボンベ配布を担うことで、「一般ケルベロスは空の酸素ボンベと充填された酸素ボンベを交換するだけ」の状態を作れるようにする。 ⑤物資配布コンテナ ガスマスク、酸素ボンベ、その他戦争における全活動に必要な物資を配布する物資配布ポイント。 最初はブレイザブリク付近に配置し、補充を随時行う。 以上各種コンテナはそれぞれの機能ごとに複数のコンテナを配分し、どのコンテナが何の施設なのかを明示する。 コンテナの数は過去のデータから必要数を推測して配分を決める。 ブレイザブリクは最初の物資搬出後は、万が一コンテナ数が足りなくなった時の物資保管庫としてのみ活用。 各施設には固定用の器具が配備され、支部移動開始前は安全のためコンテナ内設備を固定する。 以降、「(7)浄化菩薩」「(9)浄妙菩薩」「(11)悪意の鋒」に行くまでは(1)を拠点として、前線は『巣作り』での簡易拠点を展開。これを以下【仮拠点】と表記。 制圧したら警戒しつつ、オウガの怪力王者(所属師団不問)や月面で使用可能な運搬車両、及び重機を使用し、順次医療用拠点としての宇宙用コンテナを運び入れ、本部と ほぼ同等の治療拠点を設立する。これを以下【支部拠点】と表記。 支部拠点ができたら、本部拠点の物資配布コンテナは物資保管庫として速やかに移動できるよう備える。 なお、各拠点は旗や発光体等を用いて遠方からの視認性を向上させると共に、「本部」「支部」「仮」の区分けをしっかりと行う。 【支部拠点】 本部とほぼ同等の治療拠点。本部から移動させた一部または全部のコンテナの集団によって構成される。 情報ステーションコンテナもあるが、ただ単に情報を本部とやり取りするだけの簡易的なもの。 情報フィードバックは伝令が筆談か『接触テレパス』を使うことでやり取りする。 前線が奥へ行くに従い治療設備も前進させることで、緊急性の高い負傷者の治療を実現させる。 移設時には「全ての治療コンテナが移動中で処置が行えない」「移動中のコンテナが多いため、治療効率が大幅に下がる」という事態が発生しないよう、移動タイミングを調整する。 【仮拠点】 『巣作り』を使用した簡易拠点で、トリアージ・応急処置を行う、あくまで応急処置拠点。戦場に出ない人は、本部拠点・支部拠点へ移動をして治療を行ってもらう。 また、物資については本部拠点や支部拠点から『アイテムポケット』に道具を詰め込んで前線の仮拠点へ輸送する。 【巣作り】 使用者1名、トリアージ担当者1名。残りの9名が一度に収容できる負傷者数の想定で運用。 巣の外側に受付役を1名配置し、搬送された負傷者を使用者に伝えることで巣の中に入れるようにする。 事前に過去の戦争データを参照し、戦場当たりの負傷者数の目安を見積もっておく。 搬送の混雑が発生しないよう、十分な数の『巣作り』使用可能防具(呪装帯)を物資として用意する。 ただし、仮拠点での混雑が起こりそうな場合、スピードを重視して巣作りの外でも対応する。 【『アイテムポケット』に入れる道具】 ・応急処置に使用する道具 ・トリアージ用バングル型ケミカルライト ・誘導棒 ・情報伝達に必要な筆記道具など ・呪装帯 ※多数必要になることが予想されるが、戦闘中はそれぞれのスタイルに合った防具を使用するため、戦闘終了後に装備変更する前提で運用する。 ・コンパクトに収納できるタイプの担架をいくつか束ねて1立方メートルくらいにまとめたもの 【トリアージ】 ケミカルバンドを使用して色によって識別 優先順位: 1:生命に関わる状態だが救急処置を施せば救命可能な状態(死亡を重傷に軽減できる状態) 2:早急に処置すれば重傷を回避できる状態 3:現状では異常がないが、疲労やBSの影響が蓄積しており、次ターンでの重傷リスクが高まっていると判断できる状態(重傷の予防) 4:生命に別条はないが、どう治療しても重傷は免れない状態(重傷確定) 5:死亡 【支部の移設配分】 進軍のメインルートが「(3)死合世明王」を起点とする右側になると予想されることから、「(9)浄妙菩薩」「(11)悪意の鋒」への移設数を多く配分する。 「(7)浄化菩薩」への移設は、テンションアップでスルー対象になる可能性がある「(4)レプリゼンタ・ギガトラルドン」と、少数で攻め込むケルベロスがいることが予想される「(8)レプリゼンタ・パントファルドス」での負傷者に対応することを目的とする。 同じくスルー対象になった場合の「(2)スター・ピルグリム」、長時間をかけて攻略が進むと予想される「(6)ソフィステギア」での負傷者については、「(1)着地地点」の本部コンテナを少数残して対応。両者を制圧し、負傷者の受け入れが必要なくなった後は各支部拠点の状況に応じて必要な拠点へ合流。 ただし本部拠点には戦争中を通して治療に時間のかかりそうな怪我人の病床などの最低限の医療コンテナ、医療人材は確保しておく。 ●戦争中、負傷者の発見と搬送 現場にて緊急度の高い負傷者の捜索、仮拠点までの捜索、搬送は『翼飛行』持ちと ライドキャリバー持ちが担当。 ヴァルキュリアには 『光の翼』を使用して瀕死状態の戦闘不能者捜索を最優先してもらい、 ヴァルキュリアが発見した戦闘不能者はトリアージの1か4かを迅速に判断。 1の救命率を少しでも引き上げるように現場全体で動く。 【搬送について】 基本的に、 ・戦場から仮拠点への搬送はその場にいるケルベロス ・仮拠点から本部・支部拠点は蒼鴉師団員主導の搬送担当者(応急処置やトリアージの付与もこの時点で行う) ・本部・支部拠点では治療・看護担当のスタッフ がそれぞれ対応。 治療後のケアなど、専門知識がなくても行えることは蒼鴉師団員が対応する。 搬送時には搬送スピードを重視するため、負傷者が装備している武器や酸素ボンベ、重りなどは外してもらう。 これらは蒼鴉師団で預かり、私物は誰のものかわかるようにまとめ、 月面車で搬送先コンテナへ届ける。 酸素ボンベなど蒼鴉師団から提供した物資は回収し、復帰時に整備済みのものを提供する。 ・ライドキャリバー(所属師団不問) 暗夜の宝石という特殊な環境でも問題なく走行できるという利点を活かす。 緊急性の高い負傷者(トリアージの優先度1・2の負傷者)の搬送を手伝ってもらう。 防具特徴『ハイパーライダー』の使用を推奨する。 ・翼飛行、蝶の翅(所属師団不問) 対応種族:ドラゴニアン、オラトリオ、タイタニア 路面のコンディションに影響を受けない利点を活かす。 基本は2名1組で担架を使用した搬送とする。低重力と2名での負担分散により、速度への影響を受けないことを期待。 トリアージの優先度3の負傷者を主に担当。ただしライドキャリバーよりも速度を維持しやすいことが現場で判明した場合、緊急性の高い負傷者を優先してもらう(トリアージ優先度の担当がライドキャリバーのそれと入れ替わる形)。 緊急性は高くないが数が多い、という状況下では1名での搬送も検討に入れる。 ・光の翼(所属師団不問) 対応種族:ヴァルキュリア 『光の翼』の特性を活かす。 現場にて緊急度の高い負傷者の捜索、仮拠点までの搬送を行ってもらう。 翼飛行種族と同じく2名1組で担架を使用。搬送については翼飛行と同じ要領で行う。 ・月面車など 一度に搬送できるキャパシティを活かす。 積載量を可能な限り確保した車両で緊急度の低い負傷者を搬送する。 【救護中の合図】 慌ただしい戦場の中で感覚的に発信・受信できるような合図や目印を採用する。これは「一瞬の逡巡」や「判断ミス」を防止し、よりスピーディーかつ正確な救護活動を実現することが目的。 ただし、「ケルベロス全体での救護活動」において混乱が生じないように努める。 そのため、他師団で採用された合図と混同しやすい方法や合図は避ける。 逆に、同じ意味合いのもの、頻出する意味のものは積極的に取り入れ、他師団員にも理解しやすくする。 具体的な合図方法は以下。 ・誘導棒 音声伝達が不可能な場合を考慮し、誘導棒の発光や振り方での意思疎通をメインとする。 ・反射材 反射材を利用した衣類などを身に着け、所在を確認できるようにする。 下記3者を識別できるように用意する。 ・蒼鴉師団員 →状況判断や誘導が必要な際にすぐ確認しにいけるように。 ・『アイテムポケット』担当者 →戦闘終了後、救護活動に必要な物資をすぐ取り出せるように。 ・『巣作り』担当者 →呪装帯受け渡しをスムーズに行うため。また巣展開前でも搬送先の目星をつけやすくするため。 他、状況に応じて下記方法を併用し、意思疎通を補強する。 ・筆談 ・『接触テレパス』 ・『割り込みヴォイス』(※遺跡内) なお、筆記と『接触テレパス』は「情報を本部に届ける」目的でも使用する(上記【支部拠点】参照)。 |
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