村雨・柚月
(黒髪藍眼・e09239)
2017年12月16日
ファーストアタックは【(7)グリーディー・グリム】への奇襲を選択 1.事前準備 奇襲の成功率を上げるため、またより良い戦果を挙げるために以下の準備を行い作戦に臨む。 ◆戦争の経験がないケルベロスに対しては、過去の奇襲攻撃の実績やデータ、戦争に参加したことのあるケルベロスの経験等を元に勉強会を開き、奇襲攻撃や戦争全般の知識を一定のレベルまで引き上げておく。 また、ミッション地域のドリームイーターの参戦を想定し、現在未破壊のドリームイーターのミッション地域に関する情報を周知しておく。 ◆勉強会に参加できないケルベロスに対しては資料を配る等、自己学習できるようにサポートする。 ◆戦場までの侵攻ルート及び撤退ルートの確認。必要ならばインターネット上で提供されている地図アプリケーション等を使用し、奇襲時に活用できそうなもの、障害になりそうなものの把握や対策を考えておく。 ◆武装の調達。以下の物は奇襲に参加するケルベロスに必要な量が十分行きわたるように事前に集めておく。 ・忍装束:防具特徴「螺旋隠れ」による移動時支援。 ・ジャージ:防具特徴「イシコロエフェクト」による移動時支援。 ・学生服:防具特徴「隠密気流」による移動時支援。 ・ロングコート:防具特徴「隠密気流」による移動時支援。 ・アルバイト制服:防具特徴「割り込みヴォイス」による連携支援及び撤退支援。 ・動力甲冑:防具特徴「スーパーGPS」による移動時支援及び撤退支援。 ・水着:防具特徴「アイテムポケット」による輸送支援。 ・ライダースーツ:防具特徴「ハイパーライダー」による移動時支援及び撤退支援。 忍装束・ジャージ・学生服・ロングコートは各ケルベロスに必要な耐性に合わせて適宜選択してもらう。 ライドキャリバーを持つケルベロスにはライダースーツを着用してもらう。 その他、今回の作戦に使用されるものについては、必要量が確保できるように手配する。 ◆ケルベロスの編成について ○班編成 奇襲に参加するケルベロスは8~10人で1つの班を作る。 レベルや依頼参加の実績等を加味し、熟練者・中級者・初心者の3グループにケルベロスを分類。この3グループの人数配分は極端に偏らないように区分けを行うが、母集団そのものに大きな偏りがある場合は、人数を合わせて機械的に区分けすることを許容する。 熟練者から2~3人、中級者から3~4人、初心者から3~4人を選び出し、1つの班を構成。熟練者が班のリーダー的役割を担い、班運用を円滑に進め、かつ初心者のサポートを行うことで班員の統率を取りやすくする。 班員同士で感情を活性化させ、戦闘時の連携行動の成功率を上げる。 特殊班として、飛行可能な者(ドラゴニアン・オラトリオ・ヴァルキュリア)で構成された「飛行班」、サーヴァント「ライドキャリバー」を所持する者で構成された「ライキャリ班」を作成する。 また、熟練者の上位1割程度の人員で、熟練者のみで構成された「熟練者班」を作成する。 その他、各種要請に応じ、適切に人員配分を行う。 ○小隊編成 班を8~10個程度纏め、小隊を構成する。 移動時の基本単位とし、複数方面での移動が必要な際は小隊ごとに動くこととする。 小隊の分割は基本的に行わないが、ヘリオン搭乗の際等、小隊分割が有利に働く場合は許容する。 各小隊には統率役として熟練者班を1つずつ配置。 熟練者班には「スーパーGPS」持ちと「割り込みヴォイス」持ちを2人ずつ配属する。主担当者と副担当者を事前に決めておき、基本は主担当者が必要な任務を行う。副担当者は、主担当者が戦闘中に負傷する等で役割を果たすのが困難になった場合に任務を引き継ぎ小隊の統率を崩さないようにする。 小隊分割が行われた場合、一方の部隊は元の熟練者班が統率役を担い、熟練者班のいない部隊は別の小隊に吸収させることで、統率役の喪失を防ぐ。 また、各小隊に「ライキャリ班」または「飛行班」をどちらか最低1つ編入しておく。 状況に応じて複数編入も許容する。 熟練者班の1つを「包括統率班」とし、戦闘開始や撤退決定の号令など、奇襲参加者全体に影響する指示を担当させる。 小隊ごとに時間差で戦場へ到着する事態が想定される場合、包括統率班を含む小隊は極力早期に戦場へ到着できるよう移動手段を選択し、戦場での全体統率者不在を回避する。 ◆連絡手段はトランシーバーやレプリカントの種族特徴「アイズフォン」等の電波系手段と、 狼煙や防具特徴「割り込みヴォイス」等の非電波系手段をそれぞれ複数準備。 これらを熟練者に配分(「割り込みヴォイス」は上記に従い熟練者班に2人、他は必要分)し、小隊内及び小隊間の連絡等に利用する。 電波系手段は敵の傍受や通信制限を受ける場合には即座に使用を取りやめ、非電波系手段に切り替える。 ◆ケルベロスの能力調整 戦闘における各作戦の遂行のために以下の要素を遵守する ○グラビティは三属性活性を推奨する。また、クラッシャーを担当する者についてはグラビティの射程を近で統一し、火力の底上げを図る。 ○防具は頑健・敏捷・理力の中で、自身の能力値が最も低いものの耐性を持つように選ぶ。防具特徴を利用した役割を持つ人員については、その防具の耐性と噛み合うように能力値を調整する。 2.移動 戦場までの移動手段は陸路と空路の2つを用意する ◆空路 ヘリオンによる輸送 移動中はハイパーステルスを使用して敵に発見されるのを防ぐ また、上空に浮かぶジュエルジグラットの手による障害や、対空防御を行う青ひげからの攻撃を避けるようルート選択及び高度調整を行い、戦場に到着するまでの消耗を極力避ける 可能な限り多くの人員を空路で輸送する ただし、奇襲参加者がヘリオンで輸送できる数を上回っていた場合は上回った分を陸路に回し、ヘリオンでの輸送は1回のみとする また、上記懸念事項の影響が著しく、空路の使用が完全に不可能な場合は、全人員を陸路輸送に切り替える 先行して到着した場合は合流地点付近の構造物に身を潜める、隠密系防具特徴を利用する等、細心の注意を払い待機する。 ◆陸路 空路で輸送できなかった人員は陸路で奇襲先の戦場まで移動する 「翼飛行可能な者」、「ライドキャリバーを所持している者」は極力陸路に回ってもらい、移動における利点を生かす。 上記手段のない者は足武装「エアシューズ」を身に付け、移動能力を向上させる。 陸路で移動する者は先行して出発し、空路組との到着時間差を埋め、奇襲作戦に不利な影響を出さないようにする。 陸路移動時は以下を遵守 ○防具特徴「螺旋隠れ」、「イシコロエフェクト」、「隠密気流」を持つ者は使用しながら移動することで敵に発見されるリスクを抑える。 ○「スーパーGPS」を使える者に地図を持たせて陸路移動組を先導、奇襲先までの移動をスムーズに行う 陸路組と空路組の合流地点は敵陣営の索敵範囲より若干外側になるような場所を選び、敵から発見されるのを防ぐ。 3.戦闘方針 奇襲目的は以下の通り ◆敵戦力の撃破 戦場にいる敵戦力に攻撃を仕掛け、戦場戦力を削る。 以下の方針に従い戦闘を進めていく。 ○奇襲開始の合図は包括統率班の「割り込みヴォイス」持ちの人員が実施する。 ○奇襲参加者が全て揃った段階での奇襲開始を原則とするが、敵に発見される恐れがある等、奇襲開始がやむを得ない状況にある場合は、全参加者の8割以上が揃った段階での奇襲開始を許容する。 ○奇襲開始が避けられない段階で、参戦できる人員が全参加者の8割未満だった場合は奇襲を中止し即時撤退。 ○高レベル帯のケルベロスは前衛に多く配置し、高火力・高耐久布陣を敷く。 ○低レベル帯のケルベロスは後衛に多く配置し、戦闘不能リスクを下げることで、頭数の減少による戦況悪化を抑える。ただし足止め役として、一定数の高レベル帯のケルベロスをスナイパーに配置する。 ○中衛はジャマーに高レベル帯を多く、キャスターに低レベル帯を多く配置。 バッドステータスによる敵弱体化と回避率上昇による生存率上昇により、戦闘時の有利を稼ぐ。 ○ヒール回数の増加が見込まれる場合はエンチャントを手厚く行い、基礎能力の補強をする。 ○敵の頭数を減らすことを優先し、弱った個体を集中的に狙う。また、特に火力が高いと思われる個体がいた場合は特に優先して狙い、味方の消耗を防ぐ。 ○回避率の高い個体には高レベルスナイパーが足止めをかけ、攻撃回避のリスクを減らしていく。 ○氷・服破りなどのダメージソースとなるバッドステータスを活用。特にジャマーで運用する。 ○戦闘音が敵増援の増加に繋がっている場合は、可能であれば戦闘音を抑えられる攻撃を選択。 ただしこれは努力目標とし、見切りが発生する、グラビティ威力が低下する等、戦闘上不利な条件を生み出す場合は行わない。 ○負傷者・戦闘不能者の人数管理は班単位で行う。班撤退数の管理は小隊単位で行い、小隊撤退の管理は包括統率班で行う。 班撤退・小隊撤退については「4.撤退」の項に詳細を記載する。 ○ミッション地域のドリームイーターの参戦が確認された場合、事前に周知した情報を元に有効な攻撃を仕掛け、撃破を試みる。 包括統率班は戦闘の際、半数を参加者全体の負傷者数や周囲状況の把握等、戦場全体の管理に回し、戦況変化に臨機応変に対応する。 残りの半数は所属する小隊の管理・統率を行う。状況等により半数に分けたことで不利が生じそうな場合は小隊内の他班、または別隊の班などと連携し行動する。 ◆敵戦力の調査 交戦中のデータを収集し、敵戦力の解明に役立てる 調査項目は ○頑健・敏捷・理力の能力値傾向 ○破壊・斬撃・魔法に対する耐性 ○敵グラビティの性質 ○戦場戦力(敵の全体数) データ収集は小隊ごとに行い、熟練者数名が担当。帰還後データ集約を行うことで戦争の際の戦場侵攻に役立てる。 戦場戦力調査については、戦場を包括的に確認できる人員が行う。 ◆敵に関する情報収集 敵の数や能力値等、データ的な情報以外の情報収集を副目標として試みる。 敵戦力削減を主目標とし、情報収集のための行動が主目標の遂行に不利な状況を生み出す場合は中止する。 ○問いかけ 童話風の語り口調による問いかけ。 「どうして~なの?」等。担当はこの口調が似合う者を事前に選定し、実施してもらう。 魔法のバスケットの秘密を聞き出す、欠落要素「職の楽しみ」に関する情報を探ることを目標とする。 失敗も良しとし、深追いはしない。 4.撤退 「班撤退」、「小隊撤退」、「全体撤退」と、撤退状況を段階的に定め、戦況の管理を行う。 ○班撤退 「班員数の半数(班員が奇数の場合は過半数)-1」の戦闘不能者が出た班は「班撤退」とし、戦線を離脱。 小隊後方へ下がり敵からの追撃を避ける。 離脱後は班員が揃っていることを確認し、余力のある班員は戦闘不能者や他班のサポートに回る。 ○小隊撤退 「小隊内の班の半数(班が奇数の小隊は過半数)-1」が班撤退した小隊は「小隊撤退」とし、一旦小隊ごと戦線を離脱。 離脱の際は周囲の班及び小隊に声をかけ、戦線離脱時の穴を極力広げないようにする。 離脱後、小隊内の熟練者班は各班の状況を確認。 戦闘不能者が出ていない班があれば、戦闘継続中の小隊に編入させて戦闘続行。 その他の班員で余力がある者が多い場合は、戦闘不能者のサポートが疎かにならない範囲で戦闘継続中のメンバーのサポートに回る。 班編入を受け入れた小隊の小隊撤退判定は、編入した班を含めた総数で判断する。 ○全体撤退 以下の条件を満たした場合は「全体撤退」を決定し、包括統率班の「割り込みヴォイス」持ち人員が全体に奇襲戦闘終了の号令をかける。 同時に狼煙を上げ、声が届かなかったケルベロスにも全体撤退の合図を確認できるようにする。 (狼煙=全体撤退の合図であることは作戦前に周知する) この段階で全ケルベロスは戦場から完全離脱の動きをとる。 ・小隊撤退が全小隊の3割に達した場合 ・有力敵が現れ、戦況が一気に不利へ傾くと判断された場合 ・敵増援速度が殲滅速度より速く、包囲される可能性がある場合 ・何らかの事由により、現在の交戦状況を変えざるを得なくなった場合 ・奇襲の戦果が十分であると判断した場合 陸路による撤退を試みる。 撤退ルートは事前調査時に選定し、最も安全と思われるものを第一選択とする。 各小隊の飛行班・ライキャリ班は負傷者・戦闘不能者を除き奇襲部隊の前後に配置。 最前の班は先行して撤退ルートに問題がないことを確認。不測の事態により影響が出ていた場合は包括統率班へ連絡し素早く代替ルートを決定。 その際、複数方向への分割撤退が有効とされる場合は小隊ごとに各ルートを選び撤退。小隊の振り分けは負傷者数等を考慮し、撤退に支障が出ないよう調整する。 最後部の飛行班・ライキャリ班は「しんがり隊」として敵の追撃を防ぐ。 飛行やライドキャリバーによる機動力での攪乱、その他の健在班と連携しての敵追撃戦力の撃破等、全人員の撤退を成功させるための「抑え」の役目を果す。 しんがり隊は全人員が敵の追撃を振り切り撤退可能と判断した時点で全速撤退。 「アイテムポケット」を持つ人員は事前にアイテムポケット内に食べ物の形を模したイミテーションを保管し、撤退の際は敵の追跡に対し投げつけることで敵の意識逸らしを狙う。 ただし、この行動を意識しすぎて撤退に支障が出ないようにする。支障が出そうな場合は中止も可とする。 |
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