灰色狼師団

【１】セカンドアタック選択
当師団のセカンドアタックは奇襲とし、目標は（29）横須賀米軍施設とする


【２】行動目的
当師団の役割は主に敵戦力の調査及び削減、『妖黒術士セイート』の居場所の捜索


【３】事前準備
・情報収集用のポラロイド使い捨てカメラ、及び煙幕使用時に扱うサーマルカメラ（サーマルカメラが機能しない場合、煙幕内の大きな人影はエインヘリアルと見なして攻撃する）

・部隊間で連絡を取り合える様にスマートフォン

・電子機器が使用不能であれば、総員撤退の合図として信号弾（赤）

・全員がキュア効果のついたグラビティを準備する
　グラビティに余裕がある者は他者キュアを入れること

・１部隊を更に８名1組のチームに細分化し、連絡役として『スーパーＧＰＳ』の防具特徴の付いた服装を装備した『レプリカント』を最低１名組み込んでおき、『アイズフォン』と『スーパーＧＰＳ』を利用して、位置情報の伝達と部隊間及び本部の連絡を常時とれる様に準備しておく
※衛星写真や航空写真に加え、スマートフォンのブラウザ上での衛星地図情報も使用し、それらの情報を『スーパーＧＰＳ』に反映させておくこと

・各班に『フィルムスーツ』を装備した者を１名組み込んでおき、作戦開始場所である横須賀市立常葉中学校を基点に『アリアドネの糸』を使用する

・念のために腕時計を各班１名が装着し、事前に全員で時計合わせをしておくこと

・他師団と足並みを揃えるため、作戦開始時刻を最多数時刻にする

・セイートの使う【禁呪と魅了による洗脳】を警戒、恐らく状態異常の一種であると推測
【水垢離部隊】による集団『水垢離』で【先行部隊】・【強襲部隊】・【偵察部隊】の運を上げて発動率低下、キュア率上昇を狙う


【４】部隊編成
本部・水垢離部隊・先行部隊・強襲部隊・捜索部隊に分けて運用する
人員数は％で振り分ける

【本部】３％
情報を集積・分析し、攻撃や撤退の合図を行う

【水垢離部隊】12％
Lv20以下の巫術士（メインサブ問わず）の師団員で構成し、芦ノ湖で当日早朝から作戦完了まで水垢離を実施する
その後は温泉にて身体を温めて翌日に備えることとする

【先行部隊】30％
Dfを中心とし、陽動・撹乱及び撤退時の殿を務める

【強襲部隊】50％
CrやSnを中心とし、先行部隊の作った隙に乗じて攻撃する

【偵察部隊】５％
『妖黒術士セイート』の居場所及び守りの強固な場所などを調査する


【５】奇襲時の流れ
１：前日までに（26）八景島へ集合、当日早朝に【水垢離部隊】の開始と共に、各自それぞれの移動方法で、目的地に指定した横須賀市立常葉中学校まで移動する

２：【本部】は常葉中学校から状況に応じて指示を出し、【先行部隊】・【強襲部隊】・【偵察部隊】は『螺旋隠れ』『闇纏い』『イシコロエフェクト』『隠密気流』で作戦配置に急行し、付近の木や建造物等に身を隠して待機しておく

３：各部隊が配置に着き次第、【先行部隊】が『怪力無双』『怪力王者』で奇襲攻撃拠点にある、戦闘を阻害する障害物を撤去しながら、敵部隊の誘導を開始する

４：【先行部隊】に敵勢力が引きつけられた段階で【偵察部隊】は『ウォンテッド』の使用を開始。『妖黒術士セイート』の位置情報を割り出し、各部隊へ情報を伝達する

５：【先行部隊】に引きつけられた敵勢力を、【強襲部隊】が背面から奇襲を行う。同時に煙幕を展開し、遠距離グラビティでの射撃を開始する


【６】撤退時の流れ
◆撤退条件
下記の条件の内、どれか一つでも当て嵌まればチーム毎、または師団全体で撤退を開始する

・敵が奇襲の混乱から復帰し、本格的に反攻体制を整えた時
・５名以上の負傷者が出たチームは撤退
・師団全体で３割を超える負傷者が出た場合は、全軍撤退

どの項も、条件が満たされ次第【本部】へ通達し、撤退指示を仰ぐものとする

◆撤退方法
・【本部】より撤退命令が下り次第、一斉に『バイオガス』『ガジェットスチーム』を使用、既に展開されている煙幕に更に上乗せして視界を遮りながら、『アリアドネの糸』を辿り撤退する
・撤退時は【先行部隊】が殿を務め撤退を行う。
・『翼飛行』が使える部隊に関しては、それを利用して上空からの撤退を行う。可能であれば、負傷者を迅速に連れていくこと

◆撤退後
・交戦時のデータ及び偵察部隊が得た情報を解りやすく整理し、全師団と共有・提供する