魔導神殿改造作戦
2021年2月の節分は124年ぶりに２月２日。折しも、2020年のケルベロス大運動会で世界中の人々が日本の行事に敏感になっていたことで、『SETUBUN』は全世界的な行事になろうとしていました。
これによって高まった『季節の魔力』を利用し、ケルベロスはエインヘリアルを打倒したことで確保した『魔導神殿群ヴァルハラ』の再起動を計画します。
磨羯宮ブレイザブリクをかつて月への移動に利用したように、ヴァルハラを使うことでケルベロス達の行動範囲は格段に広がるはずだからです。
さらに、ケルベロス達の「願い」によって改造を加えられることが予知されたことが世界中で報道され、ケルベロスのためと、節分はさらなる盛り上がりを見せます。
2月2日、世界的な規模で祝われた節分によって、強力な季節の魔力が発生。
再起動を果たしたヴァルハラの各神殿は、東京焦土地帯に集結。
『季節の魔力』とケルベロスの願い、そして世界の人々の祈りを受け、ヴァルハラは一つの巨大な艦へと変形していきます。
地球の『剣（ブレイド）』、『ケルベロスブレイド』と命名された艦は、ケルベロスが地球の人々を守る上で、大きな力となることでしょう。
魔導神殿改造作戦～天蝎に豆を福と撒く