秘匿設定

■デウスエクス

 地球を侵略する「デウスエクス」には、様々な種族が存在します。「デウスエクス・(彼等の主星の名前)」というコードネームを持ち、ケルベロス達だけでなく、彼等自身もしばしば、その呼称を用います。
 ゲートを発見した種族には「最終決戦勝率」が記載されています。これは、今、その種族に対し最終決戦を発動した場合の予想勝率です(詳細は「侵略能力:ゲート」の項参照)。

ドラゴン

 コードネーム「デウスエクス・ドラゴニア」。荒廃したドラゴニアよりやって来た竜族であり、全てを超越した力を得るために進化した、究極の戦闘種族です。だが強すぎるためにゲートを通ることができず、配下デウスエクスを利用して、自分達を地球に召喚させようとしています。

「ドラゴニア」は、最も早くグラビティ・チェインが枯渇し始めた世界です。よって戦乱の世界となり、強者だけが生き残り、弱者はコギトエルゴスムにされました。その戦いの歴史により、個体最強のデウスエクス『ドラゴン』が誕生したのです。
 ただし、ドラゴン達は強すぎる為、主力となる者達は皆、ゲートを通ることができません。
 代わりにドラゴンは、かつて滅ぼした下級のデウスエクスを地球にばらまきました。グラビティ・チェインを獲得させ、それを消費して、自分達が通れる強度までゲートを改造させる為です。
『竜牙兵』『オーク』『ドラグナー』が、現在ばらまいている配下デウスエクスです。
 なお、ドラゴニアンは、特にドラゴンとの関係は判明していません。

・2015/12/24、城ヶ島制圧戦の完全成功により、ゲートが発見されました!
・2018/7/29、熊本滅竜戦の戦果により、最終決戦勝率が『6%』上昇しました!
・2019/1/11、リザレクト・ジェネシス追撃戦の戦果により、最終決戦勝率が『1%』上昇しました!
・2019/5/17、城ヶ島浸透作戦の戦果により、最終決戦勝率が『1%』上昇しました!
・2019/5/26、ドラゴン・ウォーにおいて、ゲートを破壊しました!
(※が、ドラゴンという種族自体が滅亡した訳ではありません。本星ドラゴニアには、地球に襲来していなかったドラゴンや配下種族が残っています)

2019年5月26日、ゲート破壊完了!

イラスト発注時の注意事項
◆人間にはなりません。ドラゴニアンのような亜人型にもなりません(今のところ)。

エインヘリアル

 コードネーム「デウスエクス・アスガルド」。地球ばかりでなく、他のデウスエクスにさえも積極的に戦闘を仕掛ける、好戦的な戦闘種族です。宇宙の力を我が物にする星霊甲冑(ステラクロス)を装着し、大規模な行軍による蹂躙・侵略行為を得意としています。

 エインヘリアルは、元々は「アスガルドの神々」の配下として、アスガルドの終末戦争に備えるべく呼ばれた死者達でした。しかし彼らは神々に叛旗を翻してラグナロクの結末を覆し、神々の一族、終末の巨人族、妖精8種族、ドワーフ族の全てを滅ぼし、アスガルドの支配者となりました。
 しかしその状態でも不安はあります。アスガルドは隣接する世界「ユグドラシル」に支えられて存在しており、ユグドラシルに住まうデウスエクス「攻性植物」との緊張関係にあるからです。その為彼等は常にグラビティ・チェインを欲しています。
 エインヘリアルの滅ぼしたコギトエルゴスムは、全て「宝物庫グランドロン」に保管されています。なお、過去の大侵略の際にドワーフとシャドウエルフのコギトエルゴスムは全て使用しています。

・2015/12/25、ザイフリート王子からの情報によりゲート所在地が知らされましたが、伝聞の真偽は定かではありません。
・2020/12/11、双魚宮「死者の泉」潜入戦によりゲートの所在が確定しました!

2020年12月20日、ゲート破壊完了!



ダモクレス

 コードネーム「デウスエクス・マキナクロス」。
 無限増殖機械軍とも呼ばれる戦闘ロボットやアンドロイドの群れであり、略奪した生命体や自然を「工場」に持ち帰り、機械化しようとします。

 ダモクレスは鋼の身体を持つ機械型のデウスエクスですが、外部から獲得したものを分解し自らの身体を「換装」することができます。しかし強化には自分のレベルによる限界があるので、余剰の獲得物は共有財産とされます。
 ダモクレスは地球上に「工場」を建造し、余剰獲得物を保管したり、分解してグラビティ・チェインに変えたりしています。
 ただし、特に優れた獲得物は、本国である機械郷「マキナクロス」に運ばれると言われています。

2021年6月27日、ケルベロスに停戦を申し入れました。


攻性植物

 コードネーム「デウスエクス・ユグドラシル」。宇宙に浮かぶ世界樹ユグドラシルに棲息するという、謎に包まれた植物のデウスエクスです。他の生物・世界に侵略寄生する特性を持ち、無尽蔵に繁茂しようとしているように見えます。
 しかし、その寄生する特性を逆手に取り、敢えて攻性植物を制御し己の武器とするケルベロス達もいます。

 ユグドラシルは、もっとも古くより存在するとされる、謎に包まれた植物世界です。その背にアスガルドを支えており、現在のアスガルドの支配者であるエインヘリアルとの緊張関係が続いています。

・2016/12/09、ユグドラシルが地球に顕現した事により、ゲートが発見されました!
・2019/10/27、『暗夜の宝石』攻略戦の戦果により、最終決戦勝率が『20%』上昇しました!
・2020/05/17、大阪地下潜入作戦の戦果により、最終決戦勝率が『20%』上昇しました!
・2020/6/28、ユグドラシル・ウォーにおいて、ゲートを破壊しました!

2020年6月28日、ゲート破壊完了!


螺旋忍軍

 コードネーム「デウスエクス・スパイラス」。主星を拠点とせず、ありとあらゆるデウスエクスの世界に潜み、その秘儀を盗み修得するという強化忍者の集団です。グラビティ・チェインの体現である「螺旋の力」を操ることで、様々な秘技の模倣を可能としています。

 螺旋忍軍の主星「スパイラス」の位置は厳重に伏せられており、螺旋忍軍自身さえも、帰還した事のある者は殆ど存在しません。螺旋忍軍は常に別の世界に駐留し、現地のデウスエクスに仕えながら、資源や秘技を密かに盗み続けています。
 螺旋忍軍全体で見れば途轍もなく強大な勢力なのですが、主星が秘され種族全体が統一されていない為に、大小様々な忍軍・里・血族単位の権謀術策と内部抗争がひどく、秘伝を持ち出す者を誅殺する掟も相まって、互いに探りあい、騙し合う状態が続いています。

・2017/06/21、緋紗雨の情報により、ゲートの正体が判明しました!
・2017/07/30、スパイラル・ウォーにおいて、ゲートを破壊しました!
(※が、螺旋忍軍という種族自体が滅亡した訳ではありません。螺旋忍軍は現在も他のデウスエクスに仕え、活動を行っています)

2017年7月30日、ゲート破壊完了!


死神

 コードネーム「デウスエクス・デスバレス」。生命の死を司る冥府の海(デスバレス)の神々です。死んだ生命体を「サルベージ」し、配下として使役できます。多くの死神はデスバレスを泳ぐのに適した魚類の姿をしていますが、サルベージした肉体を奪い人型を得た者なども存在します。

 謎多きデウスエクスの中でも、死神、そしてデスバレスは、最大の謎のひとつです。超古代、アスガルドの神々がヴァルキュリアに命じ、デスバレスに通じる「死者の泉」からエインヘリアルを持ちだした事で、死神はこの宇宙へと染み出すようになったと言われています。
 デウスエクスに死をもたらすケルベロスが登場した結果、死神はデウスエクスをサルベージできるようになりました。大幅に強化された自分達の戦力を元手に、死神は何かを企み始めたようです。
・2021/3/22、デスバレス大洪水を阻止せよの戦果により、デスバレスへの侵入口が発見されました!
・2021/4/6、《甦生氷城》突入戦&ケルベロスブレイド防衛戦の戦果により、デスバレスへの突入に成功!

2021年4月25日、デスバレスの無力化に成功!


ドリームイーター

 コードネーム「デウスエクス・ジュエルジグラット」。人間形態に限らず様々な姿をしていますが、共通する特徴として、自らの欠損する要素が「モザイク化」されています。例えば心の無いものは胸元がモザイク化し、富を求めるものは背中に背負った財宝がモザイク化しています。
 また、ドリームイーターは身体より「心を抉る鍵」を取り出し、これを突き刺す事で、相手のドリームエナジーを奪うことができます。奪ったドリームエナジーが自分に適合するものであればモザイクは徐々に晴れて強さを増し、適合しなければ、吐き出して新たなドリームイーターを創造します。
 全てのモザイクを晴らしたドリームイーターがどうなるかは、知られていません。

・2017/11/24、ジュエルジグラットの腕が地球に顕現した事により、ゲートが発見されました!
・2019/07/22、七夕寓話六塔決戦の戦果により、最終決戦勝率が『15%』上昇しました!
・2019/11/13、『赤ずきん』再誕計画の戦果により、最終決戦勝率が『25%』上昇しました!
・2020/01/26、ジグラット・ウォーにおいて、ゲートを破壊しました!

2020年1月26日、ゲート破壊完了!


ビルシャナ

 コードネーム「デウスエクス・ガンダーラ」。光の国ガンダーラより訪れ、自ら「光の使徒」を名乗る、謎に包まれた鳥人間型のデウスエクスです。世界と己を合一した「悟り」の境地に有り、集合無意識の赴くままに行動し、濁世にて遍く衆中一切を救済する事が目的だとされています。ある時は悪鬼の如き鬼畜さを見せたかと思えば、ある時は菩薩の如き慈悲を見せるなど複雑怪奇で、その真意は他種族には読めません。

 またビルシャナは、信者に自分を召喚させ、その信者の肉体に乗り移り融合する事で、遠隔地に具現化する能力を持っています。ビルシャナに融合された信者は、理性が残っている内にビルシャナとの契約を破棄すれば、融合したビルシャナが死んだ時に生き残る事ができます。

2021年5月25日、ビルシャナは別の宇宙に消えました……。

イラスト発注時の注意事項
◆鳥人間型のデウスエクスであり、人間にはなりません(今のところ)。

竜牙兵(りゅうがへい)

 コードネーム・ブランク(無し)。ドラゴンの牙から生まれた、骸骨に似た姿のデウスエクスです
(死体やゾンビではありません)。
 地球侵攻時には、巨大な牙の姿に変身し、飛翔する姿も確認されています。

 ドラゴンが他の世界を侵略することで手に入れた武装や、創造時に与えられた竜語魔法を巧みに操り、ドラゴンの忠実な配下として他の世界を侵略します。

2019年5月26日、ゲート破壊完了!

イラスト発注時の注意事項
◆骸骨に似た姿のデウスエクスであり、人間にはなりません(今のところ)。

オーク

 コードネーム・ブランク(無し)。「触手を生やした豚人間」のデウスエクスで、地球の女性を誘拐して繁殖し、生まれた子供を殺してグラビティ・チェインを得ようとします。女性のオークは出現から現在に至るまで一度として確認されておらず、男性しか存在しない種族と推測されています。

 触手の長さや形状、生える部位や能力は様々ですが、8本の触手が背中から生えているのが、最も多いパターンです。オーク達の間では、触手の立派さを誇る傾向があるようです。

2019年5月26日、ゲート破壊完了!

イラスト発注時の注意事項
◆豚人間型のデウスエクスであり、人間にはなりません(今のところ)。

ドラグナー

 コードネーム・ブランク(無し)。ドラゴンの属性を移植された「肉体の一部が混沌化した人間」のような姿のデウスエクスで、遠隔地にいるドラゴンの力を授かって、擬似的にドラゴンに変身することができます。

 ドラゴンを崇める狂信者種族であり、ドラゴン召喚の使命を帯びた精鋭種族です。

2019年5月26日、ゲート破壊完了!


シャイターン

 コードネーム・ブランク(無し)。『タールの翼』『濁った目』『尖った耳』を持つ妖精族です。妖精8種族の中ではかつて炎と略奪を司っており、炎を媒介とした魔術を操り、暴力衝動のままに闘争を繰り返す危険な種族です。

 かつてエインヘリアルによって全滅し、種族は全てコギトエルゴスム化しました。現在はエインヘリアルの配下として、敵地の殲滅と焦土化を目的とする場合に放たれます。

2020年12月20日、ゲート破壊完了!



屍隷兵(レブナント)

 コードネーム・ブランク(無し)。ドラゴン「冥龍ハーデス」によって創造された、「不完全な神造デウスエクス」です。
 地球の生物の肉体をベースにしており、不完全なので強さはデウスエクスやケルベロスに劣ります。
 デウスエクスと同様、グラビティでしかダメージを受けません。

病魔

 ウィッチドクターが患者から召喚できる、具現化された病気です(デウスエクスではありません)。
 難病であればある程病魔は強くなりますが、倒せれば患者の病気が全快します。
 デウスエクスと同様、グラビティでしかダメージを受けません。

残霊(ゴースト)

 デウスエクスが惨劇を引き起こした時、犠牲者達の「惨劇の記憶」から、デウスエクスと同じ姿を持つ残霊(ゴースト)が大量発生する事があります。
 出現する個体数は「惨劇の度合い」によって決まり、知性や強さはオリジナルに大きく劣ります。
 デウスエクスと同様、グラビティでしかダメージを受けません。

■定命化した種族

◆「ケルベロスブレイド」開始以降に定命化した種族の一覧です。
◆これらは過去の古い情報です。現在の設定はデータベースで確認してください。
     ヴァルキュリア(クリックで過去の設定を見る)     
      ローカスト(クリックで過去の設定を見る)      

■不死と定命化

 デウスエクスは、人知を超えた不死性を持つ永遠の存在です。
 それゆえに、彼等は「死」を恐れるのです。

●不死性

◆デウスエクスはグラビティでしかダメージを受けません。
◆ケルベロスにHP0にされると、心臓に重力の鎖を叩きこまれて「死亡」します。
◆ケルベロス以外の存在にHP0にされても死ぬ事はなく、『コギトエルゴスム』という宝石に変わります(デウスエクスはグラビティでしかダメージを受けないので、「ケルベロス以外」とは実質デウスエクスの事です)。

●コギトエルゴスム

◆コギトエルゴスムは、デウスエクスにHP0にされたデウスエクスが『宝石化』したものです。
◆コギトエルゴスムは、一定量の「グラビティ・チェイン」を浴びると蘇生します。強いデウスエクスほど、蘇生には大量のグラビティ・チェインを必要とします。
◆コギトエルゴスムは、デウスエクスでも破壊できません。よって例えば、エインヘリアルに滅ぼされた妖精8種族の残りは、コギトエルゴスムの状態でアスガルドの宝物庫に収められ、必要に応じて蘇生され、配下として使役されています。
◆ケルベロスは、コギトエルゴスムさえも破壊できます。

●デウスエクスの精神性

◆コギトエルゴスムは通常絶対に破壊できないので、デウスエクスは本来、絶対に滅びません。
◆デウスエクスは、自らを傷つけてコギトエルゴスム化し、時勢が良くなるまで眠り続けることさえできます。デウスエクス同士の戦争は命の取り合いでは無く、あくまで「その時代の覇権を決める催し」に過ぎません。
◆だからこそ、デウスエクスは何よりもケルベロスを忌み嫌い、恐れるのです!

●デウスエクスの年齢と繁殖

◆デウスエクスに寿命はなく、外見を毎年1歳自由に増減できます。結果、外見と実年齢が一致しないので、彼等は見た目ではなく『自分より高レベルの相手』を目上のように扱い、尊敬します(あくまで目上のように扱うとだけで、強さがそのまま組織内の地位や階級に繋がる訳ではありません)。
◆デウスエクスは男女の性別があり、両者のグラビティ・チェインを消費すれば『子供を作る』こともできます。殆どのデウスエクスでは、子供を作る男女は家族となりますが、子供の成人後は家族関係を解消し、レベルや地位によって優劣を判断するひとつの血族として、皆対等に扱われます(寿命が永遠なので、年齢や親子関係には意味が無いのです)。

●定命化

◆地球の重力に魂を引かれると『定命化』が始まります。
◆定命化がはじまって約1年経過したデウスエクスの末路は「地球を愛するようになったか」で決まります。
◆地球を愛したデウスエクスは「定命化が完了します」。デウスエクスの全ての特性を失う代わり、グラビティ・チェインを体内に内包し、自由に子供が作れるようになります(ケルベロスになれば、別途ケルベロスの特性を得られます)。
◆地球を愛せなかったデウスエクスは「死にます」。ただし、地球に住む定命の者に憎まれ、拒絶されればされる程、死までの期間を伸ばすことができます。

■侵略能力

 ケルベロス達の勝利条件は『ゲートの破壊』です。以下にその理由を記します。

●デウスエクスの侵略の目的

◆デウスエクスは、地球から「グラビティ・チェイン」を収奪することで生存しています。
◆グラビティ・チェインの収奪は『ピラー』によって行われています。
◆地球に侵略してくるデウスエクスは、その殆どが、主星のピラーからのグラビティ・チェイン供給が低下、もしくは途絶した種族です。それらの種族は『ゲート』を建造し、地球に侵略してきます。

●ピラー

◆『ピラー』とは、デウスエクス達のそれぞれの主星に存在するという、謎めいた巨大な柱です。
◆地球から吸収したグラビティ・チェインを吐き出す事で、デウスエクスに『グラビティ・チェインを供給』します。
◆デウスエクスであっても、新たなピラーを作ることはできません。ピラーがどのように建造されたのかは謎です。
◆地球側からピラーを見ることはできません。

●ゲート

◆ピラーを『主星から地球までのテレポート通路』に改造したものを、『ゲート』と呼びます。
◆主に、ピラーからのグラビティ・チェイン供給が低下、もしくは途絶したデウスエクスが、ゲートを建造して地球に侵略してきます。
◆ゲートは、デウスエクスの『地球側の最大拠点』となります。その為ゲートはあらゆる手段で隠蔽されており、そう簡単に見つけることはできません。
◆ゲートを建造するには、殆どの主星に1本しかないピラーを改造し、莫大なグラビティ・チェインを消費した上で、長い時間を掛ける必要があります。よって、もし万一ゲートが破壊されると、その種族は地球侵略の手段を失います。
◆つまり、『ゲートを破壊されたデウスエクス』はもう地球に侵略してくる事ができません。ケルベロス側の勝利です!

【最終決戦!】

 ゲートの位置が判明したデウスエクスに対しては、「事後行動」等の提案と、それに続く「ケルベロス全員の投票」等で総意を得れば、いつでも、皆さんの意志で、その種族を地球より放逐する「最終決戦(戦争リアルタイムイベント)」を開催できます。
(投票フォーム等の必要な物は、提案に応じてトミーウォーカーが用意させて戴きます)
 ゲートを発見した当初は、戦争に勝利するための「最終決戦勝率」は、非現実的な数値となっているかもしれません。ですが、最も重要なのはいつでも攻め込める有利を得た事であり、これこそが、今まで人類が誰も成し得なかった偉業なのです!

●魔空回廊

◆『魔空回廊』とは、地球側の拠点であるゲートから伸ばすことのできる、異次元の転移通路です。
◆魔空回廊は、ゲートと『そのデウスエクス種族が求める性質のグラビティ・チェインがある場所』を繋ぎ、自由に往来ができるようにします。数分の移動で両地点を移動できますが、任意の正確な地点に繋ぐことはできません。
◆これにより、デウスエクスは『日本各地に神出鬼没に出現できる』のです!
◆魔空回廊は濃密なグラビティ・チェイン空間であり、この中では、全てのデウスエクスのレベルが3倍になります。
◆魔空回廊の開閉には約10分間かかります。魔空回廊が閉まった時に中にいた者は、元の位置に戻されます。
『レベル3倍&10分間の時間制限』があるため、魔空回廊に逃げた者を追うのは得策ではありません。しかし敵側にも、一気にゲートの位置を知られてしまうリスクがあるため、逃走に使うのは『強いデウスエクス』が殆どです。

【特殊な魔空回廊】

・強襲型魔空回廊
「ゲート→目的地」の一方通行の魔空回廊です。ゲートに攻め込まれる不安がなく、大軍が通れるようにもできますが、開くにはグラディウス(後述)が必要です。
・大型魔空回廊
 城ヶ島ではじめて発見されました。強大なデウスエクスが自由に往来できる巨大な魔空回廊ですが、開閉に長い時間と儀式が必要です。

●グラディウス

◆『グラディウス』とは、全てのデウスエクス陣営が持つ、長さ70cm程の『光る小剣型の兵器』です。
◆グラディウスは、それを撃ち込んだ土地に『強襲型魔空回廊を開く』事ができます(回廊の大きさは、グラディウスに籠めたグラビティ・チェインの総量に比例します)。
◆また、グラディウスの所持者は、強襲型魔空回廊を視認し、『攻撃によって破壊する』事ができます。
◆これらの特性により、グラディウスはデウスエクスにとって重要な兵器となっています。大量のグラビティ・チェインが必要なので、デウスエクスにとってはあまり頻繁に使えるものではありませんが、強襲型魔空回廊があれば「短時間で安全に大軍を送り込める」ので、非常に有益なのです。

■過去の歴史

 ゲームが開始される2015年に至るまでの、デウスエクスも含めた世界の歴史です。

●最盛期(遥か昔から)

◆宇宙には数十本の『ピラー』が存在しています。ピラーからは豊富なグラビティ・チェインが供給され、その周囲には不死の存在デウスエクスが生まれました。デウスエクス達は大いに繁栄しました。

●グラビティ・チェインの枯渇(2000年程前)

◆しかし、2000年ほど前から、供給量が鈍ったり、途絶するピラーが現れ始めました。グラビティ・チェインの枯渇が一因となって、例えばドラゴニアやアスガルドでは戦乱が発生しました。また、自分達をコギトエルゴスム化し眠りにつく種族も出てきました。
(ピラーが枯渇していない種族は、以降の地球侵略に加わることもなく、現代においても最盛期のままと推測されます)

●地球侵略のはじまり(700年程前)

◆デウスエクス達は、ピラーが、グラビティ・チェインの発生源である『地球』から、グラビティ・チェインを吸収する装置であることを知りました。
◆デウスエクス達はピラーを改造して『ゲート』を発明し、主星と地球とのテレポート(瞬間移動)を可能としました。
◆ゲートの発明により、『地球を侵略してグラビティ・チェインを強奪し、主星に持ち帰る』という収穫方法が発見されました。それにより、グラビティ・チェインの枯渇していたデウスエクス種族が、地球侵略を開始しました。

●大侵略期(700年程前~400年程前まで)

◆突如現れた謎の敵デウスエクスに、地球人は全く太刀打ちできませんでした。戦う武器もなく、敵の知識もないままに、300年近くもただ奪われ、蹂躙され続けてきたのです。
◆しかし、地球人の味方になるデウスエクスも現れました。
『ドワーフ』『シャドウエルフ』は、エインヘリアルによって種族全てのコギトエルゴスムを投入されていました。その結果、この2種族は初めて「定命化」の効果を受け、デウスエクスは初めて定命化の恐怖を知る事となりました。
『ドラゴニアン』は、弱者を搾取する者共への義憤から、地球人の味方になりました。
◆ですが、それらの種族の助力をもってしても、定命化により徐々に力を失っていった為、ヒールグラビティをかろうじて維持する事で建造物を修復するなどの、限定的な救援に留まりました。継続して、デウスエクス達は地球を侵略しては、主星にグラビティ・チェインを持ち帰っていました。

●オラトリオの調停期(400年程前~50年程前まで)

◆時空の調停者と呼ばれるデウスエクス『オラトリオ』が、突如、地球を侵略する全てのデウスエクスに対し「調停」の名の元に全面戦争を仕掛けました。
◆オラトリオの指導者『聖王女』が、シャドウエルフより託された秘宝「暗夜の宝石」を使用した儀式を行い、それによって「定命化への耐性」を得たオラトリオは、地球の味方をしながらも、デウスエクスの力を維持していました。
◆オラトリオの他にも、多くの種族が味方になりました。
「マスター・ビースト」が創造したという神造デウスエクス『ウェアライダー』は、デウスエクスの主戦力として地球側を苦しめましたが、マスター・ビーストが謎の失踪を遂げた後、合成された動物達の生来の優しさによって、自然に定命化しました。
『サキュバス』は、オラトリオの調停によって考え方を一変させました。サキュバスがもっとも必要とするのは快楽エネルギーであり、それを得るにはむしろ定命化して、沢山子供を増やした方が効率が良い事と考えたのです。王族である「12姉妹」全員がひとりの地球人男性と結婚した事を皮切りに、種族全員が定命化の道に進みました。
『レプリカント』もよく目撃されるようになり、地球人の味方となりましたが、彼らの変形前であるダモクレス全体に与える影響は、殆どありませんでした。感情に乏しいダモクレス達は、最も定命化に耐性のある種族のひとつだからです。
◆この状況でも、やはりまだ敵の方が有利でした。敵の主力は定命化を恐れて投入されていませんが、いっぽうオラトリオは、全ての力を結集して戦っていたからです。

●地球の滅亡(50年程前)

◆長引く戦いに痺れを切らしたドラゴンの支配者『魔竜王』が、『聖王女』との一騎打ちをはじめました。宇宙最強の『十二創神』に属するふたりの戦いは地球をも飲み込み、相討ちという結末と共に、地球は滅亡してしまいました。
◆この滅亡を無かった事にする為、オラトリオはやむをえず、全ての力を結集して地球の滅亡を『巻き戻し』ました。
◆しかし、これによりオラトリオは全ての力を使い果たし、聖王女の力が籠められた「暗夜の宝石」も失われた為、オラトリオは全員が定命化してしまいました。

●ケルベロスの出現期(50年程前~20年程前まで)

◆地球が巻き戻されて以降、『ケルベロス』と呼ばれる謎の能力者達が、地球に現れ始めました。
◆デウスエクスに死の概念を与える、不気味な「ケルベロスの出現」に加えて、強大なオラトリオの「定命化による滅亡」を目の当たりにしたデウスエクス達は、地球侵攻に消極的となり、当面のグラビティ・チェインに余裕もある事から、一旦、大規模な侵略を中止することにしました。
◆この時期にあったのは、下位のデウスエクスによる散発的な略奪が殆どでした。

●大建造期(20年程前~2015年8月)

◆デウスエクスの侵略中止により、折しも世界は復興期に入りましたが、再びデウスエクスの大侵略があれば、世界を守り切れないと危惧されていました。
◆そんな中、地球の科学力と異種族の技術、及び地球で発掘された謎のコギトエルゴスム『ヘリオライト』の力により、史上初の人造サーヴァント『ヘリオン』が誕生しました。
◆このサーヴァントを使い未来を予知する『最初のヘリオライダー』が、やがて来る「第二次大侵略期」を予知した時、世界は反撃の準備を始めました。
◆ドワーフが『地球のグラビティ・チェインを一極集中させる事で、防衛すべき地域を限定する』という作戦を提示し、他種族もそれに賛同しました。
◆一極集中が可能な場所は、地脈的な理由で『日本列島』しかありませんでした。日本列島は『デウスエクスの侵略を引き受ける』事と引き換えに、優先的な復興が約束され、他の地域が瓦礫に埋もれているような状況で、いち早く、都市やライフラインの復興(ヒール)が行われました。
◆グラビティ・チェインが日本に引き寄せられた結果、デウスエクス達の『ゲート』も殆ど日本に吸い寄せられ、下位のデウスエクス達も、ぞくぞくと日本に集まってきました。
(おかげで、脅威から解放された諸外国も、私達の地球と同等近くまで復興しました)

●そして、2015年8月

「オラトリオの調停期」に封印されたデウスエクス達が次々と目覚めた事をきっかけに、予言された「第二次大侵略期」がはじまり、歴史は大きく動き始めました。
 ここから先は、『ケルベロスブレイド』の参加者たちが積み重ねた歴史となります。
 これまでのあらすじで、その内容を確認してください。

■主題歌


『ヘリオライト』

~「ケルベロスブレイド」メインテーマ~
作詞作曲編曲:れるりり
歌:GUMI

言葉にならない想いはいつも
めくれた空のオレンジ色に飲み込まれて

掲げた理想は誰かを傷付けて
かすれた地図の上を ずっと彷徨っているだけ

巻き戻すことは もう出来ないけど
創造する世界は きっと運命を変えるんだ

ヘリオライトが僕を照らすように
君の未来へ届くように
強く光を放てたら

欠けた地球が僕を笑っても
それでもずっと輝いて
ちぎれそうな空の隙間に
虹をかけるよ


声にならない願いはいつも
しわがれた夜に かき消されて眠っていたんだ

自分の弱さを認められずに
でたらめな夢の中で ずっともがいているだけ

繰り返す過ちに気付いたとき
想像する世界は きっと運命を超えるんだ

月の灯が僕を照らすように
遠い未来へ届くように
強く光を放てたら

割れた地球が僕を拒んでも
それでもずっと瞬いて
壊れた星のかけら集め
つないでみせるよ


ヘリオライトが僕を照らすように
君の未来へ届くように
強く光を放てたら

欠けた地球が僕を笑っても
それでもずっと輝いて
ちぎれそうな空の隙間に
虹をかけるよ


『殲剣の理』

~ミッションBGM~
作詞作曲編曲:三矢禅晃(ぎぶそん)
歌:初音ミク

今 最後の望みが絶え 虚空の彼方へと消えてゆく
一雫の涙だけが 真実を呼び覚ます

嗚呼 壊れかけた願いの果てに
再び見(まみ)えることがあろうとも
悲しそうに 哀しそうに
ただ独り哭いている

見つけ出した その剣には殲の名を
贄となって 総てくれてやる
褪せてゆく その輝きを看取るまで
決して朽ち果てはせず 君の理となろう


『片翼のアルカディア』

~闘技場BGM、ニコニコ公式生放送EDテーマ~
作詞作曲編曲:Neru
歌:鏡音リン

殃禍(おうか)のピリオドを打つ 厭わしき宿命に乖戻(かいれい)の契りを
数奇なストーリーの兆しに似た 選ばれし者だけのかぜが吹いている

下された罪過と 決別の警笛
囚獄の 暗い奈落からその手を伸ばせ

Let us fly 震える心を 解き放つドアは
遥か 遠い常闇のその先で 君を待ってる

今、目覚めゆく 片翼のアルカディア
いつか 望んだ桃源郷を描き出していく
さあ、舞い上がれ 片翼のアルカディア
新たな時代(トキ)の 序章を刻め
未来さえ追い越して Just like a tale of daylight
始まる世界 夜明けの地平線へ


『リペンタンス』

~戦争リアルタイムイベントBGM~
作詞作曲編曲:三矢禅晃(ぎぶそん)
歌:IA

何度擦れ違って 打つかり合って
間違っても 叫び続けてる
嗚呼そうだ こんなもんだ 僕らの犯した
禁戒なんてもう 償い切れはしない

願いは儚く 永久(とこしえ)へと等しく
散りゆく宿命(さだめ)にあるんだ 分かってるのに
今望み続け 裏切られては
孤独なまま生き永らう

描き続けた未来さえ 露と消えて
誓った夢が 悉く舞い散ろうとも
幾千年もの時を超え 足掻き続ける
再びまた出会える時代(とき)まで
枷を背負って


『スカイクリーパー』

~「ケルベロス大運動会」テーマソング~
作詞作曲編曲:三矢禅晃(ぎぶそん)
歌:IA

チャイムが鳴り響く朝 いつものように目を開け 空を仰ぐ
変わり果てたこの街で 何も変わらずに待っているの

太陽があなたを照らして 大空に願いを響かせ
悲しいことは なくなりはしない
だけどまだ 希望の灯はある

絡まった運命の糸を 今解きほぐして
そっと この空に広げよう
絶対 諦めはしない 忘れたりしない
ずっと 何があっても
でもね 時々は涙を流すの
過ぎ去った日の 面影に


『グラディウス』

~ダンジョン通常戦BGM~
作詞作曲:まふまふ
編曲:三矢禅晃(ぎぶそん)
歌:IA

幸せなんてものはいつも
砂上の楼閣のようで
空が口実でも 真実だと違いもせずに

「誰が為に剣を振るおう?」
響く警鐘 戸惑い
怨みは高低差を捨てて
バイオガスで曇っていく

誰もが正義を信じて その手を汚した
きっとあんなにも 愛を知る
優しい瞳でさえ
世界に足を取られて 明日を奪い合おう
反証も無意味な憧憬
「僕を許して」


『ブラッドスター』

~ダンジョンボス戦BGM~
作詞作曲編曲:まふまふ
歌:IA

ガラクタの海にある十字架は
罪を持たず消えた命らしい
血を象っていく設計図
羽も無い飛行場の彗星
大空を泳いだ

もし願うのなら 願うのなら
引き金を引いてみせてよ
きっとわかっているでしょう?
怨嗟の無い明日は在りはしない

何もかも 騙してしまえ
それが為人(ひととなり)の証明
どうせ出口のない空で
飛び交っている 不用品の機体で


『幻影のリコレクション』

~ダンジョン「蒼のビフレスト」BGM~
作詞作曲編曲:三矢禅晃(ぎぶそん)
歌:初音ミク

微睡みの中で そっと手を伸ばしては
君の面影見つめ 還りたくなる

照り返す日差しの中 ずっと
追憶に耽っては 行き先に迷うけれど

どんな辛い悲しみでも
いつかは必ず癒えるから、忘れないで
不意に立ち止まり 繰り返し 悩んでもなお
僕らは前に進む


『欺騙のワルツ』

~ダンジョン「載霊機ドレッドノート」BGM~
作詞作曲編曲:三矢禅晃(ぎぶそん)
歌:初音ミク

降り注ぐ雨 燻る(くゆる)道化師
吹き荒ぶ風 霞む憧憬

泣き濡れた影は永久に響く
この空の果てまで
怖がらないで 時を止めて

あなたの肩に 手を載せ
さあラッタッタ ラッタ 踊りましょう
重なる音に 身を任せて
余所見しちゃ ダメなの

あなたの肩に 手を載せ
さあラッタッタ ラッタ 踊りましょう
巡り巡るわたしの 想いを
壊して サヨナラ


『紅瞳覚醒』

~ダンジョン「火竜焔神洞」BGM~
作詞作曲編曲:三矢禅晃(ぎぶそん)
歌:IA

灼けた空に蠢いている影
気づかぬ内に繰り寄せている

あなたの隙を狙うその瞳は
逃がさぬと決意を秘めた紅で
いつも傍にある

走れ!振り返らずに 脇目も振らず逃げ続けろ
叫べ!声が枯れても 立ち止まってる暇などありはしない
抱け!猛き想いを 生き抜くための強き意志を
固く持って 高く突き上げろ


『碧落の冒険家』

~ダンジョン「ウルフクラウド・ハウス」BGM~
作詞作曲編曲:Neru
歌:鏡音レン

朧気でも あの弥終(いやはて)に 篝火があるのなら
闇路の様なこの心にも 一抹の焔光を

砂塵の中でただ 神の済度を祈るだけの
声を殺し続けた日々に 別れを告げて 明日に宣誓を

翳したこの未来が隠し持った 遠大な行進曲で
不確かだって邯鄲の夢だって 運命に抗っていく

開いたこのドアの先はきっと 未踏の地が広がってて
背負った天啓が導く方へ 歴史を刻んでいく 世界を廻していく


『深空』

~ダンジョン「凍結都市イガルカ」BGM~
作詞作曲編曲:三矢禅晃(ぎぶそん)
歌:初音ミク

生まれ落ちて 空に墜ちた
日差しは届かなかったみたい
濁り水の 赤茶けた手は 掴めない
選べない未来がある

駆け抜けた日々の 色褪せた僕は
きっと 何ものにもなれず

壊して 世界の隅から 叫んで
今 産声をあげた
いつの間にか 自由に 空も飛べず
壊して


『忍法カミガカリの術』

~ダンジョン「螺旋大伽藍」BGM~
作詞作曲編曲:まふまふ
歌:IA

あいつもこいつもそいつも大概
半額セールの神憑り
あっちもこっちもそっちも結局
ダイダラボッチ ひとりぼっち 

ああ 本当のとこは紆余曲折
右も左も大風呂敷
どっかの誰かに火の手あがっちゃ
かくれんぼ 早い者勝ち

迷妄 啓蒙 切って貼って
愛も無いマッシュアップで至上
罪状 連環 オート設定
誰のパペットで手を拭いた?

ねえちょっと待って 天才脳
詩を詠ってあげるから

仕込めマキシマイザー

憑くも憑かぬも九十九折り
カミサマ 水上から
行く宛てなく流されて

忍び 騙し 偲ばれりゃ
何も知らなかったあの頃が貴いんだ

ああ 道理で愛せない


『想捧』

~「クリスマスパーティ2017」BGM~
作詞作曲編曲:三矢禅晃(ぎぶそん)
歌:初音ミク

包まれてゆく 夕日照らす街に
温もりはもう そばにいないけれど

ふたり 歩いた並木道は 今でも変わらぬまま
ひとり たどり着く交差点で
思い出して 微笑む

ああ どこまで歩んだら わたしの想いは届くでしょう
このままでいられないと 分かってる それでも進めない
見下ろしたこの世界は あなたの色でした


『マリオネットの花束』

~ダンジョン「ジュエルジグラットの手」BGM~
作詞作曲編曲:まふまふ
歌:IA

秘密の扉を叩いた
毒りんごのタルトにかぶりついて
誰かの欲の捌け口は
鉄格子に揺らいだいちごの影

カボチャも笑う森の奥
ハチミツのスープはいかがですか?
ボタンを掛け違えたのは
このシャツを着させた誰かのせい

何もいらない 何もできない
今日も犯されてどうやら
私はマリオネット

トゲのある花束をこの身に刺して
夢を着飾るの
そんな目を私に向けないで
心が壊れて泣きそうになる


『寂寞の調べ』

~ダンジョン「封印城バビロン」BGM~
作詞作曲編曲:三矢禅晃(ぎぶそん)
歌:初音ミク

訪れる闇に 燻り続ける
灼け焦がれた夜の帳の紅
何度も繰り返した この願いは
一度たりとも 叶うことは無く

翳りゆく 彼方の面影は
再び 還ることもなく 嗚呼

今 失くした日々の 咎に溺れ
奏で続ける 寂寞の調べ
砕け散る鏡を 拾い集め
映し出された手は
何を掴むのだろう


「PUZZLE」

~ダンジョン「ガネーシャ・ゴープラム」BGM~
作詞作曲:Neru
ボーカル:鏡音リン

凛然と闊歩 踏み出していく一歩
たじろいでいりゃ最期 風前の塵
悠々と百歩 相変わらずも千歩
枯ればんでいる幽径さえも 突き進め

飛び立つような 駆け出すような
明日を掴む翼が 君はあるか

探究心よ 止まないで 止まないで
止まないでいてほしいんだって 生存本能が叫んだ
ずっと同じように回って 絡まって
絡まっていく未来像は まるでパズルみたいだ
そうやって 自分がズレていく

『トーンアパート』

~ダンジョン「磨羯宮ブレイザブリク」BGM~
作詞作曲編曲:三矢禅晃(ぎぶそん)
歌:IA

降り注ぐ涙の音に 一人耳をすませては かき消される
過ぎ去りし日々の記憶が 深い眠りを誘う

あの日出会えた君のことも忘れて 何度も突き落として
苟且の安寧に身を委ねては
ずっと 怯えてたんだ

吹っ飛ばして 生き急いで
何度だって間違ってるんだ 知ってるんだろう?
「今望み続け 裏切られては」
声枯らして 息切らして
傷だらけになってしまったって 構わない
定められた結末なんてない