ケルベロスブレイド

ダモクレス『シン・オブ・グリード』&『星喰いのアグダ』
~三重県・伊賀市近辺の山中~

「ふぃ~、とりあえず来てみたが、魔竜王の遺産てのはホントかぁ? 俺のドラゴンセンサーが、ピクリともしやしねえぞ。やっぱガセなんじゃ……」
「真実か嘘かはどうでもいい。ただ、全ての生命を壊すだけだ」
「アグダお前、良くそれでイマジネイターの下に居たな……。だがまあ、お前さんの言うとおりだ。人を殺せばグラビティ・チェインが出る。今の俺達に必要なものはそれだ」

「俺は蠢く全てを壊す。生命も、希望も、残さない」
「やれやれ、さすがは『無差別生物殺戮兵器』としてデザインされただけの事はあるな。
 戦闘力はキング並なのに、まるで役に立たねぇ。イレギュラーにも程があるぜ……」
「否定はしない。だが、キングもアイリスも、アゾートもマスターオーブメントも動くのならば、俺はただ暴れていればいい。お前もただ奪え、シン・オブ・グリード」