攻性植物は極めて侵略意欲の強い種族です。地球に侵攻しているだけでなく、オウガの本星プラブータやガネーシャの本星ブラフマンは攻性植物に滅ぼされ、本星が隣接しているエインヘリアルとも長きに渡り星間戦争を続けています。これらの侵略は何らかの使命感に基づくものとも推測されていますが、詳細は分かっていません。
 その後、ハールはあろうことか(アスガルドを長年侵略している)攻性植物と手を組みました。さらに分割されたグランドロンを確保した各勢力に呼びかけ、大阪城に集結させています。志を同じくする妹『第四王女レリ』からは信頼を寄せられているハールですが、妖精アイスエルフの離反を許す等、勢力としては隙も生じています。
 現在のドラゴンは本星と切り離され、残党という位置づけとなります。地球における本拠地を失ったドラゴンですが、生き残りの魔竜9体をはじめ、個体としての強さは健在です。定命化の及ばない大阪城ユグドラシル内で、力を損ないつつあった配下のドラゴン達が力を取り戻せば、再び脅威となりうるでしょう。
