『ヘリオンデバイス』

■ヘリオンデバイスとは

 ヘリオンデバイスとは「ヘリオン・グラディウス・アームド・デバイス」の略称で、ケルベロス大運動会2020の成功により、ヘリオンに新しく搭載された『常駐型決戦兵器』です。これまで全世界決戦体制(ケルベロス・ウォー)でしか使用できなかったケルベロスの強化(旅団パワーを得る、重傷時も能力半減しない、等)が、ヘリオンを伴う戦いではいつでも使えるようになるのです。それだけでなく、新たな特殊効果も追加されます!

●ヘリオンデバイスの発動

 ヘリオライダーは、自らのヘリオンに、グラディウスをベースとする「ヘリオン改造装置」を取り付けます。ヘリオライダーが自分専用の『コマンドワード』を叫ぶと、同行したケルベロス達に、ヘリオンから光線が発射され、『ヘリオンデバイス』として実体化します。物理的な質量とサイズを持つので、ケルベロス達がヘリオンを降りてから使用します。

●ヘリオンデバイスの弱点

 ヘリオンデバイスは、大運動会によって「決戦都市」に改造された東京からヘリオンに、大量のエネルギーを供給することで稼働しています。そのため、東京が半壊以上のダメージを受けると、ヘリオンデバイスは稼働できなくなります。


■ヘリオンデバイスの能力


●ヘリオンデバイスの基本能力

 ヘリオンデバイスを装着したケルベロスは、『全世界決戦体制(ケルベロス・ウォー)』の際と同じ、下記のパワーアップを得ます。
◆自分のポジションに対応した旅団パワーを得ます。
◆2時間程度でHPが全回復し、戦闘不能からも復帰し、重傷も短時間で回復します。
◆重傷でも能力値が半減しません。
◆重傷時に戦闘不能にならない限り、死亡しません。

 この時点でケルベロスは超パワーアップとなりますが、さらに加えて、自らのポジションに合わせ、デバイスは下記のような「形状」と「追加能力」を得ます。うまく分担し、使いこなしましょう!

※なお、他人のヘリオンデバイスを借りて使う事はできません。実体化時点でそれぞれのケルベロス専用にパーソナライズされているためです。また、事件が終わればヘリオライダーはデバイスを解除し、消滅させます(無用のエネルギー消耗を防ぐため)。

●クラッシャー『ジェットパック・デバイス』

 クラッシャーは、『ジェットパッカー型』のヘリオンデバイスを得ます。
 最高時速30km、最高高度50m程度で飛翔すると共に、他のヘリオンデバイス装着者をビーム牽引し、7人程度まで飛翔させる事ができます。
 これによる飛翔は、本来のポジションと「飛行中」の両方の特性を持ち、敵味方が互いに飛行中の場合は、飛行中のポジション効果を無視できます。

●ディフェンダー『アームドアーム・デバイス』

 ディフェンダーは、『巨大機械腕型(装着場所、腕の本数は自由)』のヘリオンデバイスを得ます。
 この機械腕は10トンまでの重い物体を持ち上げられるほか、ショベルやドリル、バケットホイール、セメント噴出孔など、様々な重機に約1分で変形させる事ができ、様々な土木作業・破壊工作・補強作業を、材料や運搬の制約に囚われず行えます。

●キャスター『マインドウィスパー・デバイス』

 キャスターは、『小型通信機型』のヘリオンデバイスを得ます。
 10km以内のヘリオンデバイス装着者全員と、声を出さず思念だけで会話が可能となります。また、会話だけでなく、自分の見ている映像や思念で作成した画像、ネットの検索結果を共有することもできます。
 デウスエクスによる通信妨害の影響を受けず、通信内容も傍受されません。

●ジャマー『チェイスアート・デバイス』

 ジャマーは、『靴型』のヘリオンデバイスを得ます。
 このデバイスの装着者は逃げやすく、また逃げた敵を追跡しやすくなります。
 加えて、他のヘリオンデバイス装着者をビームでつなぎ、7人程度まで自分と同じ能力を与えることができます。

●スナイパー『ゴッドサイト・デバイス』

 スナイパーは、『強化ゴーグル型』のヘリオンデバイスを得ます。
 このデバイスの装着者は、非戦闘状態にあるとき、自身から半径1km以内にいる『全ての敵味方』の位置を、地形を無視しておおまかに把握できます。

●メディック『レスキュードローン・デバイス』

 メディックは、『ドローン型』のヘリオンデバイスを得ます。
 会話はできず、戦闘も行えないが、サーヴァントのように意思疎通でき、硬い装甲を持ち、8人程度を運搬して静かに飛べるドローンに、思念だけで命令を下す事ができます。
 民間人の救助や、緊急時のオトリ等に活用できるでしょう。


■イラストの発注について

「ヘリオンデバイスを装着したケルベロス」のイラストを発注する場合、ヘリオンデバイスのデザインは、上記の機能が想像できる範囲で、好きに決めて構いません。形状には装着したケルベロスの個性が反映され、千差万別となるためです。