人里離れた森の中、視界が開けたその場所にぽつんと館が建っていた。
館の眼前に広がるはよく整えられた薔薇の庭。
男は前主の言い付け通り、今日もこの庭を管理する。
「――――ふむ。 次は洗濯、それから買い出しにもいかないと。仕事の準備はその後だ。 ほんと、人数が増えたから大変。」
最初は一人。
それから二人。
今では大分騒がしい。
……こんなに賑やかな日々を過ごすのはいつ以来だろうか。
空を見上げ、目を細める。
眩しい日差しも嫌いではなくなった。
「(天気が悪いと乾かないからね。)」
誰にともなく言い訳をして、束の間の休息を―――。
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