Sなオークがあらわれた!

作者:きゅう

●Mが居るならSも居る
「さて、今度の実験体はどれだけやってくれるだろうか」
 マッドドラグナー・ラグ博士が高笑いをあげながら、彼の作品である飛行オークたちの出撃を見守る。
「とにかく1人でも多くの実験素体を作ってくるんだぞ!」
 彼の頭の中は、新しい『作品』のことで一杯となっていた。

 とある都市部の繁華街。
 特に女性向けのファッションや化粧品などを扱う店が立ち並ぶこの地域は、日を問わずにたくさんの若い女性で賑わいを見せていた。
「でさー」
「マジ?」
 そんな街にいつものように繰り出し、友達と過ごす勝ち気な少女の集団が、いつものナワバリである公園でおしゃべりしていると、
「ん? あれは?」
 ビルの上から不思議な物体が上空を旋回しながら舞い降りてくる。
「オンナ……ハラマセル!」
 割と激しい音とともに彼女たちを取り囲んだのは、空飛ぶ豚。飛行オークたちだった。
「……はぁ? 何言ってんのこいつら?」
 肉欲をたぎらせつつ迫る彼らに、少女たちは一歩も退かず、オークたちは触手を見せつけて恐怖を煽ろうとするが、
「ぷっ、ちっちゃーい!」
「ほんとだ。ちっちゃい」
「そんなので何とかできるとでも思ってるの?」
「……粗末」
 彼女たちは口々に彼らの触手のサイズをけなし、嘲笑い、罵倒した。

●Sなオークたち。ただし、サイズが
「マゾなオークがいるからサドなオークもいるだろう。と思って探してたら、ミドルサイズなオークに対してスモールサイズのオークが見つかっちゃったよ!」
 リリシア・ローズマトン(しゅーてぃんぐすたー・e01823)は、天才美少女アイドル(自称)としての活動の傍ら、調査していた新たなオークの襲撃の危機を仲間たちに知らせる。
「僕の予知でも確認できています。彼らは『触手』が小さいオークで、女性たちに笑われながらも比較的得意な体術でねじ伏せると、力より技を駆使して彼女たちを孕ませようとするようです」
 中条・熊之助(ウェアライダーのヘリオライダー・en0080)がリリシアの情報に補足して、
「先ほどの少女たちも、このままにしておくとオークたちにいいように扱われてしまうでしょう」
 そうなる前に彼女たちを守ってほしいと、熊之助はケルベロスたちに依頼した。
「女性たちが襲われるのは、とある都市の繁華街にある小さな公園です」
 買い物客が休憩したり、小さなイベントを開くのに使われるようだ。
「襲撃するオークは全部で7体。勝ち気な女の子の集団を狙って飛んできます」
 彼らは滑空しながら獲物を探すため、彼女たちを事前に避難してしまうと、別の獲物を探して予定地点に襲撃してこない可能性がある。
「ですので、避難はできる限り直前になってから行うのが良いでしょう」
 その際、オークの興味をケルベロス側に惹ければスムーズに進むだろう。
「今回のオークは触手が小さいためか、体術的な戦い方をメインにしてきます」
 降魔拳士やバトルガントレットのグラビティに似た攻撃を繰り出してくるようだ。
「また、触手で女性を責めるかわりに、手でえっちな攻撃をしてくるようですので、女性の方は気を抜かないようにしてください」
 触手がなくてもオークはオーク。その手の攻撃は欠かさないらしい。
「Mだろうと、Sだろうと、オークに私たちの力を見せつけるんだよ!」
 リリシアは最高に輝く笑顔とともにギターを奏で、ケルベロスたちのテンションをあげていく。
「よろしくお願いしますね」
 熊之助もリリシアのテンションにいい気分になりながら、ケルベロスたちにオーク退治を託すのだった。


参加者
ネル・アルトズィーベン(蒼鋼機兵・e00396)
ディバイド・エッジ(金剛破斬・e01263)
リリシア・ローズマトン(しゅーてぃんぐすたー・e01823)
槙島・紫織(紫電の魔装機人・e02436)
キーリア・スコティニャ(老害童子・e04853)
神寅・闇號虎(鮫を被る虎・e09010)
鮫洲・蓮華(虹色ガール・e09420)
スミコ・メンドーサ(グラビティ兵器技術研究所・e09975)

■リプレイ

●少女たちを避難させよ
「でさー」
「マジー?」
「ウケるよねー」
 いつものように楽しいおしゃべりのひとときを過ごす少女たちの輪の中に、スミコ・メンドーサ(グラビティ兵器技術研究所・e09975)は自然に入って可笑しく騒ぐ。
「そのバッグ、ダサくなーい? てかデカくなーい?」
 少女の1人がスミコの持った大きなバッグに興味を持ち、怪訝な顔をするが、
「登山女子だから、登山女子。知らないのー?」
 スミコは口から出まかせを言ってバッグを見せつけ、適当に言いくるめてながら、山を眺めるふりをして飛来するオークの行方を視界に収めた。
「大丈夫か?」
 そんな少女たちの輪から少し離れたところで、槙島・紫織(紫電の魔装機人・e02436)と上空を警戒しながらおしゃべりしていたネル・アルトズィーベン(蒼鋼機兵・e00396)は、紫織の落ち着かない様子が気になっていた。
「大丈夫ですよぉ? 不埒者のオークは残らず去せ……撃退しちゃいますよぉ」
 紫織は普段通りの口調で微笑むが、内心オークをどれだけ憎んでも憎み足りず、笑顔の下にただならぬ殺気を隠し切れないでいた。
「そうか……」
 ネルは殺る気満々の紫織に小さく頷くと、
「そろそろ来るようだ」
 彼らに制裁を加えるため、彼らが襲いたくなる女性を演じ続けた。
 オーク達がこの場に飛来するのを確認したリリシア・ローズマトン(しゅーてぃんぐすたー・e01823)は、
「そこの可愛い女の子達っ。私とイイコト、し・な・い?」
 漫画で見た知識を活用してスカートを軽く持ち上げ、その中を見せるように彼女たちを誘惑する。
「……」
「…………」
「………………」
「だ、黙ってないで何かコメントしてよぅ……」
 眼を丸くしてきょとんとしている女の子たちに見つめられ、リリシアはだんだんと羞恥心が芽生え、顔を真っ赤に染めて涙目になる。
「え、えっと、可愛いね。わ、私たち、行くとこあるから……」
 反応に困ってしまった少女の1人はそう言いながら仲間たちの手を取り、公園から逃げるように去っていく。
「あ、ちょま……えーっと、避難成功だね!」
 結果的には彼女たちをこの場から離れさせることが出来たのだから、作戦自体は成功といえるだろう。
 リリシアは腑に落ちない所を忘れ去って、自信に満ちた顔で笑みを浮かべた。
「そうも言ってられないみたいだね。オーク達が彼女たちを追いかけてるよ!」
 だが、鮫洲・蓮華(虹色ガール・e09420)の言うとおり、紫織とネルに向かってくる2体のオーク以外は、彼女たちを追いかけて進路を変えようとしていた。
「こっちのオークは任せたよ!」
 蓮華はそう言い残し、リリシアと共に走りだした。
「こっちで御座るよ!」
 逃げてきた少女たちに声をかけたのはディバイド・エッジ(金剛破斬・e01263)、
「何? ナンパならお断りよ」
 だが、少女たちは迫るオークに気づいていないのか、彼のいる方向を避けて脇道にそれようとする。
「まぁ待たれよ、話を聞くで御座るよ」
 ディバイドは困り顔で追いかけるが、彼女たちが立ち止まることはなく、
(「うぅむ、気の強い女子はどう相手をすればよいやら」)
 上空で彼と同じように少女たちを追いかけるオークを見あげ、彼らに遅れないようにと脚速めた。
「ねえ、さっきから追いかけてきて、ボクたちに何か用があるのかな?」
 少女たちと共に逃げ回っていたスミコは、人の少ない広場に出たところでオークたちを迎え撃つように立ち止まり、彼らの欲望の眼差しを一身に受け、
「みんなはこっちに避難するの! 後は蓮華たちケルベロスにまかせてなの」
 先回りして追いついた蓮華は自分たちがケルベロスであることを彼女たちに伝え、オークたちの危害が及ばないところまで誘導する。
「もしかして、ボクをどうにかしようって思ってるのー?」
 その間にスミコは5体のオークたちに睨みをきかせながら、
「その粗末なものでぇ?」
 ぷぷっと嘲るように笑い飛ばし、
「早くその粗末なものしまいなさいよぉ! みっともなーい」
 指差しながら挑発を続けた。
「そんな口、二度と叩けないようにしてヤル!」
 馬鹿にされて怒るオークたちは、スミコに向かって一斉に襲いかかる。
「おっと、女子に気軽にお手つきは禁止じゃよ」
 流石に同時に5体も相手にするのは厳しいと思ったスミコは身構えるが、真っ先に彼女に迫ったオークの拳をキーリア・スコティニャ(老害童子・e04853)が払い、
「こい豚共。俺の前に現れた事を後悔させてやろう」
 スミコを護るように神寅・闇號虎(鮫を被る虎・e09010)も彼女の前に立ち、剣を構えて睨みつけ、一瞬の静寂が場の空気を張り詰めさせる。
「男は殺セ! 女は犯ス! イクゾ!」
 そして、オークの1体が雄叫びをあげ、改めてケルベロスたちに向かって襲いかかってきた。

●死ぬ以上の恐怖
「さて……私が遊んでやろう」
 一方、最初の公園で囮となり、2体のオークに襲われたネルと紫織はしばらくの間防戦に集中して、少女たちが避難する時間を稼ぐ。
「こんなに小さなものだったとはな……」
 ネルは資料で見た普通のオークの触手と目の前のそれとを比べてその違いに納得しつつ、
「下衆が……」
 巧みな間合いで彼女のフィルムスーツの内側を狙うタッチに生理的嫌悪感を覚えつつ無造作に払いのける。
「遊びは終わりだ、全力でいくぞ」
 十分時間を稼いだネルはそう言うと、内蔵武器から短剣を射出し動きを制限し、
「狙いは定めた、この刃……逃さないぞ」
 ブレードを射出して追撃する。
 彼女の得意技、GCP02・フラガラッハで相手の動きを封じ込めると続けざまに斬撃を加え、
「その触手を更に短く切り刻んでやろう」
 自身の装甲を剥離させ、日本刀と同型の鉄塊剣の刀身に結合させる事で巨大剣化し、オークの体を触手ごと両断する。
「止めだ」
 そしてアームドフォートの副砲から放たれる炎弾がその体を灼き尽くし、骨まで焦がすのだった。
「狼藉はそこまで、ですよぉ!」
 紫織も頃合いを見計らって右の掌で鋭くオークの頬を張り、その勢いで投げ飛ばしたかのように地面に転がすと、女の敵であるオークの象徴を執拗に狙い続ける。
「どんなに小さくてもぉ~」
 まずはその掌が触手を護る外皮を破り取り、
「こんな危険な物はぁ~」
 殺神ウイルスを注入して内部から腐らせる。
 オークは痛みと自らが侵される感覚に体を捩って暴れ続けるが、紫織は超威圧感を放つ笑顔のまま、責めを緩めず抑えこみ、
「役立たずにするですぅ」
 ゆるふわな声で死刑を宣告する。
 ばちん、ばちん、ばちんっ。
 紫織は右腕の各関節を電磁加速し、残像が見える程の速度で平手打ちを連打し、腐った触手を1本ずつ叩き飛ばしていく。
「グアッ、ガッ、ギャッ」
 その1撃1撃がオークに激痛を与え、絶え絶えな悲鳴が響き渡る。
 やがて白目をむいて意識を失ったオークに、
「ターゲット、クロスレンジに捕捉。モーションセレクト……」
 紫織は平手打ちを止めることなく構え、
「アタック!」
 周りで男性陣が見ていたら涙目になっていたであろうほどの勢いで、雄の尊厳をへし折り、潰していくのだった。

●乱戦を制して
 ネルたちがオークを撃破した頃、少女たちを追いかけたオークの集団と戦うケルベロスたちに、避難誘導をしていたリリシアたちが合流していた。
「続きましてはこの曲、【瞳の中の箒星】! 最高の一曲、みんなのハートに届けてあげるっ!」
 リリシアはギターを奏でながら、アイドルとしての持ち歌、瞳の中の箒星などの歌を披露して仲間を鼓舞し、オークたちの感覚を狂わせていく。
「くふふっ、悪い子だね。そんなに私に触りたいの?」
 オークたちもリリシアとの間合いを詰めて襲いかかってくるが、アイドル活動で暴走する男子の扱いはそれなりに経験があるからか、歌の合間に挑発するような、誘惑するような声で彼らを誘い込む。
「ひゃっ!」
 しかし、実際に触られたリリシアは途端に悲鳴をあげ、涙目になりながら後ずさる。
「へへへ! ちょろいもんダゼ」
 その反応に気分を良くしたオークたちはリリシアに襲いかかる。
「おうおう囮役がやられておる。観ておる場合ではないな、助太刀致す!」
 だが、そこへディバイドが横槍を入れてオークに殴りかかり、
「もっと高く飛ばしてやるぞい。あの世へのう」
「新しいだけあって厄介だが、豚は豚だな」
 キーリアと闇號虎の2人もリリシアを守るように殺到して、乱戦となった。
「放つは一撃、見舞うは疾風、今こそ放とう金剛破斬!」
 ディバイドの必殺技、金剛破斬剣・疾風収撃が迫るオークたちを次々になぎ倒し、
「小さいの、凍て付くがよいぞ」
 キーリアの放つ吹雪が彼らの小さな触手をさらに縮こませる。
「豚はこれで全部か?」
 闇號虎も炎弾を面制圧するように乱射しながらリリシアに近づくオークを殴り飛ばしていき、彼女の危機を救った。
「ちょっとおいたが過ぎたみたいだね」
 オークたちの攻撃をまとめて弾き返したケルベロスたちは反撃に移る。
 スミコは登山バッグから取り出したデモニックグレイブでオークの肩を突き刺し、
「まずはその腕から切り落とそうか」
 次にルオンノタルを取り出して腕を切り落とすと、
「お前のと違って、ボクの槍は太いからね?」
 さらに電光石火の鋭い突きでオークの脚を貫く。
「無駄だね」
 そして、苦し紛れに反撃を試みるオークの攻撃を空をとぶような高機動の回避で避けつつ後ろに回り込み、
「終わりだよ」
 全体重をルオンノタルにのせた重い一撃で、オークの背中を触手ごと叩き斬って捨てるのだった。
「さぁ! Sなオークは全滅させよう!」
 蓮華も負けじと目の前のオークに狙いを定め、トラウマボールを投げつける。
「うん、なんとなくトラウマは察しがつくけど!」
 オークのトラウマは……彼女の想像通りのもので、オークは悲しみを背負いながらも腕を伸ばして蓮華に触れようとする。
「Sというけど、ショートじゃね……残念だけど届かないんだよね!」
 しかし、蓮華はオークをその間合いに近づけさせず、
「エキサイティングな一撃! いくよ!」
 華麗なドロップキックで蹴り飛ばすと、
「いっけー! ブラックセイバー! がるるー!」
 ポーズを決めて、漆黒の獅子娘のコスチュームにチェンジすると、腕に取り付けた一対のブラックセイバーで小さな触手を切り刻んでいく。
「動きが止まってるよ!」
 蓮華のコスチュームプレイ・オメガによる攻撃は更に続き、オークをバラ肉の様に刻んでいき、
「フィニッシュ!」
 最後に首を斬り飛ばすと、元の服に戻りながらにこっと微笑んだ。

●一件落着
 ケルベロスたちは残ったオークたちを各個撃破していく。
「千罠箱、あの小さいのを齧ってくるのじゃ」
 キーリアは相棒のミミック、千罠箱に指示を出し、オークの小さな触手に喰らいつかせると、
「これは避けられるかの? ……ほれっ」
 石化の魔力で足元をガッチリかためて身動き取れなくしてから、
「不可視なる刃の領域と言う奴じゃよ」
 刀身も柄も見えない魔力の刀を生み出し、無造作に斬撃を放つ。
 キーリアの必殺技、次元刀は一見普通の斬撃だが、別空間を通って相手の死角から刃が届くため、非常に避け辛く、
「終わりじゃ」
 正面から斬りかかられ、右斜め後ろに斬撃を受けたオークはそのまま返しの太刀で真っ二つに切り刻まれるのだった。
「逃げる気か?無駄だ」
 戦意を失って逃げようとするオークに、闇號虎は追いつきざま剣を振り下ろし、背中の触手を炎上させ、
「俺達を倒すしか、道はない」
 逃走路に回り込みながら睨みつける。
「グアアアァッ」
 それでもオークは逃げようと試みて後ずさりし、飛び上がるように間合いを取るが、
「言ったはずだ! 戦うしか道はないと!」
 それ以上の速度で間合いを詰めた闇號虎の拳がオークの腹を捉え、悶絶させる。
「間合いに入ったぜ。貴様を裁くのは、俺の魂だ! 覚悟しろ!!」
 そして、闇號虎は闘争心。闘気をこの世に具現化させ、地獄の炎と砂で人型を形成し、
「貴様らは藁のように死ぬのではない。ゴミを燃やすよう、灰すら残さん!!」
 渾身の力を込めた拳で2度、3度とオークの胸を殴りつける。
「ギャア!!」
 オークは悲鳴をあげながら心臓を叩き潰された上、地獄の業火に包まれて崩れ落ちる。
「全く、こいつらの親玉を叩かんとな……」
 赤い砂だけが残った地面を見つめながら、闇號虎はため息をついた。
「ふぅむ、話に聞いてはおったが確かに、小さい」
 ディバイドは改めてオークの触手を見つめて呟きながら、その体術をギリギリのところで見切り回避し、
「男のでかさを競おうというのであれば相手が悪かったで御座るな! 拙者の男を見せてくれよう!」
 胸の巨大な発射口を開き、特大のコアブラスターを浴びせかける。
 男同士の戦いはディバイドの完全勝利に終わり、オークはその場にひれ伏して灰のように消えていく。
「これにて一件落着、で御座るな、はっはっはぁ!」
 オーク達が全滅したのを確認したディバイドは豪快に高笑いをあげ、勝利を宣言するのだった。

作者:きゅう 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2016年5月17日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 1/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 2
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