「貴方たちはドレスを着たことがありますか?」
ミス・バタフライは、2体の配下を見下ろしていた。
「高価なものや一点物となると、中々着る機会がないと言いますね。さらに、それを作る職人ともなると、かなり珍しいようですよ」
頭を垂れている配下の両名は、はい、と揃って頷き、話を聞いている。
1体は道化師のようで、もう1体はサーカス団員のような格好をした螺旋忍軍だ。
ミス・バタフライはその2体を見つつ続けた。
「そこで、貴方たちに使命を与えます。この街にいるという、ドレス専門の縫製職人に接触しなさい。そして、職人の女性から、仕事内容を習得したら――殺害してしまいなさい」
「――了解しました、ミス・バタフライ」
2体は、簡単な仕事とでもいうように頷いていた。
「この事件もまた――巡り巡って、我々に寄与することとなるでしょう」
「綺麗な洋服というのは、見ているだけでも素敵な気持ちになりますね」
集まったケルベロス達に、イマジネイター・リコレクション(レプリカントのヘリオライダー・en0255)はそんなことを言っていた。
それから、改めて見回す。
「集まっていただいて、ありがとうございます。今回の事件は――螺旋忍軍、ミス・バタフライの起こすものです」
以前より続く、珍しい職業を持つ一般人を狙った事件だ。
今回はその新たな一件。ドレス専門の縫製職人――仕立て屋とも言う職人の女性を狙ったものになるという。
「その女性の元に螺旋忍軍が現れて……仕事内容を習得したあとに、殺してしまうという目的があるようです」
これを阻止せねば、巡り巡ってケルベロスにとって不利な状況が発生する可能性が高い。
「そこで皆さんには、この螺旋忍軍の撃破を、お願いします」
作戦詳細を、とイマジネイターは続ける。
「敵は、螺旋忍軍2体です。場所は、神奈川県内にある仕立屋さんになります」
そこへ赴き、職人の女性を警護して、現れた螺旋忍軍と戦うのが目的である。
「事前に職人さんを退避させてしまうと、敵が別の対象を選ぶことになってしまい……結果的に被害を防げません」
そこで、事件の3日前から職人に接触し……ドレス制作の仕事を教えて貰うのが今回の作戦だと言った。
「プロレベルとまではいかなくとも……見習いに見える程度の仕事が出来れば、螺旋忍軍の狙いを自分達に変えさせることができますので、頑張ってみて下さいね」
仕事内容はデザイン、生地選び、裁断に縫製、刺繍……これら技術をドレス制作に特化させたものだ。
「これらを、3日間である程度、形にして頂きます」
なお、ここのドレスは基本的に一点物となっているので、デザインを考えるのが重要な仕事の1つだ。
「どのようなドレスにしたいか、誰に着せるものか……ある程度想定してから望むとやりやすいかも知れませんね」
囮になることに成功したら、修行と称して外に誘い出すなどして、有利な状況で戦闘を始める事が出来るはずだと言った。
「では、螺旋忍軍の説明を。2名とも、日本刀を装備しています」
囮作戦が上手くいけば確実に先手が取れるので、頑張ってみて下さいと言った。
「……ドレスというのは、とても綺麗で、お花みたいな美しさがありますよね。その分、大変なお仕事だというのも分かる気がします」
と、イマジネイターは資料を見つつ語る。
「そんな職人さんを、是非、皆さんのお力で、守って頂ければと思います」
イマジネイターはそう言葉を結んだ。
参加者 | |
---|---|
安曇・柊(神の棘・e00166) |
ファン・バオロン(剥ぎ取りは六回・e01390) |
蒼天翼・真琴(秘めたる思いを持つ小さき騎士・e01526) |
フェル・オオヤマ(焔纏う剣と盾・e06499) |
ティスキィ・イェル(ひとひら・e17392) |
テトラ・カルテット(碧い渡り鳥・e17772) |
フレア・ガンスレイブ(ガラクタ・e20512) |
イ・ド(リヴォルター・e33381) |
●修行
仕立屋内のアトリエ。
様々なドレスや布地、裁縫道具の並ぶそこに――既にケルベロス達はいた。
到着早々、皆で職人の女性へ事情を説明し……承諾を得た後、弟子として入門することに決まっていたのだった。
「これから、よろしくお願いしますっ」
職人にぺこりと頭を下げるのはティスキィ・イェル(ひとひら・e17392)。
それに、頑張りましょう、と職人が笑顔で応えるのを機に……早速、修行は始まった。
ドレスを作るにあたってはイメージとサイズの情報が必要になる。つまりどんなドレスで誰に着せるかということだが――。
「誰が着るかって? それはもちろん……あ・た・し・だー!!」
と、元気な声を響かせて両腕を広げるのは、テトラ・カルテット(碧い渡り鳥・e17772)だ。
「美少女たるあたしが、さらに美少女になるドレスを作っちゃう! というわけで、自分好みを極める感じで選んでいくよん☆」
テトラは言って、碧の綺麗なサテン生地を手に取っていた。
「で、フェルちゃんはどんなのにするの?」
「私は、白を基調にしようかと思っています」
テトラに応えるフェル・オオヤマ(焔纏う剣と盾・e06499)は、清楚ながら華やかさも感じられる、ジョーゼットの白生地を選んでいる。
「それで……始めに、どうすればいいんでしょう?」
職人に聞くフェルの表情は興味津々だ。
作戦のためとはいえ、初めての体験でもあるし、一生懸命に打ち込みたいという色がそこには浮かんでいた。
そしてフェルは、職人に教えを乞いつつ……パーツ作りから仮縫いへと作業を進めていた。
「イ・ドさんのドレス、可愛らしいものになりそうですね」
その中途で、フェルが注目するのはイ・ド(リヴォルター・e33381)の作業。
機械鎧は脱いだイ・ドは、短く切り揃えた金髪に浅黒い肌という生身の姿で……布を切り出している。
それは小柄な子共用のサイズを前提としたものだった。
「身近と呼ぶべき場所にいる者がいるのでな。ひとまず、その者が着る前提で作成することにした」
応えるイ・ドは徹頭徹尾、真剣に作業を行っていた。
職人に逐次尋ねつつ、アイズフォンも活用して積極的に技法を調べている。
各パーツをドレスに縫い上げる段階でも、熱心に過ぎるほどに無駄を削ぎ落としていた。
「ドレスとて衣服……過剰な装飾は排除し、一定の通気性と動きやすさを確保するが合理的……!」
「ドレスだから装飾的でもいい気もしますけど……好き好きなんでしょうか……?」
フェルは、それをちょっと苦笑しつつ眺めているのだった。
「あの、い、イェルさんはどのようなドレスを……?」
と、ティスキィに尋ねるのは安曇・柊(神の棘・e00166)。こちらはまずミシンなどこまごました道具の扱いを確認することから始めている。
「私のはね、白の、ドレスだよ」
ティスキィは、自分のサイズで作っているその原形を見せる。
シルクサテンの白生地で、Aラインのドレス。胸元や肩に飾り付ける用のレースも作ってあった。
「わ、と、とても綺麗ですね……」
「ん、ありがとっ。これも、すごく、素敵だよ」
ティスキィが眺める柊のドレスは、白いチュールドレス。
まだ仮段階だが、薄生地が幾重にも重なる造りは幻想的な美観さえあった。
柊は元々細かい事が得意なのだが、いつもに増して身が入っている。それは……これが大切な恋人へ向けた物でもあるためだった。
と、その隣で、フレア・ガンスレイブ(ガラクタ・e20512)は職人と相談していた。
「一から仕立てて、且つ防具の領域を目指せるものを作りたいんです」
フレアの目標は頑丈で豪奢、それでいて戦場で使えるものだ。
「戦場でも華やかに、人々を勇気づけられるような……ドレスアーマー、とでもいうのでしょうか。それを作るために、ご指導ご鞭撻を頂きたいのです……!」
「成る程、わかりました」
と、職人も熱意に打たれたように頷く。それからフレアは職人と共に、持ち込んだ防具などを参考にしつつ、試作を始めていた。
一方、蒼天翼・真琴(秘めたる思いを持つ小さき騎士・e01526)はベルト部分やリボンなど、細かい装飾部を器用に縫っていた。
ファン・バオロン(剥ぎ取りは六回・e01390)が、それを見て聞く。
「それは、贈り物か?」
「そう言うほど大仰ではないが。まあ、そんなところだな」
応える真琴の脳裏に浮かぶのは、同居人だ。
ただ、真琴は、My裁縫セットを持ち出しての本気っぷりでもある。元々、裁縫を含む家事全般は得意なこともあって、適宜職人の助言をもらうだけで、次々に作業を進めていた。
「ここはレースだな……プリーツは入れるとして肝心のラインはどうするか……」
「中々の、熱の入りようだな」
「まあ、せっかく学べる機会だ。仕事と共にしっかりとやるのも、悪くないだろう」
真琴が作業しつつ、ファンに応える。
ファンはそうだな、と頷いた。
「確かに、やってみると面白い経験と言えるな」
そう言うファンのドレスは、自分用として作っている。赤が基調だが、シックな完成形が予想されるデザインだった。
●研鑽
皆は泊まり込みで修行を続けた。
そして、試作を繰り返し、修正を加え……3日目の朝。
それぞれのドレスが一応の形となっていた。
「やはーっ☆ どう? 美少女のテトラちゃんがさらにキュートになった感じがしないっ?」
と、テトラはそれを身に着けて、ふりふりとしてみせている。
全体が碧のサテンで統一された、ベルラインのドレスだ。スカートはボリューム感のあるフリル仕様でお姫様的だが、肩は肌を見せており、碧の花で色香も醸していた。
「とても美しいですね。見習いたいです」
テトラを見て言うのはフレア。
そのフレアのドレスは、鎧とドレスを掛け合わせた防具になっている。
無骨に終わらず、華々しさを持ちながら……同時に、ドレスにはない勇壮さも感じられた。
「ドレスの、心を惹きつける魅力を戦いに取り込むために。プリンセスクロスの様な……なんて、私の柄ではありませんが」
「ううん、綺麗で、かっこいいと思う、よ」
ティスキィは本心から言うように眺めている。
そのティスキィは、まだ自身で着る段階ではないが……純白で、ふんわりとしたスカートとリボンが可憐なドレスが、出来つつあった。
「ウェディングドレスみたい、ですね」
柊の言葉にティスキィはうん、と頷く。
それは確かにジューンブライドに憧れて、それを意識したものでもあった。そのためのもの、とは言わないけれど――。
(「いつかは本当に、着たいな」)
と、ティスキィは大好きな人を思い浮かべていた。
柊のドレスは、白いチュールドレスにネモフィラの花が散りばめられたデザインだ。
ネモフィラは柊の髪に咲く花でもある。大切な恋人へ、自分の花のような青を持ったドレスを贈りたい――そんな想いが美しさに表れたようなドレスだった。
「う、うまく出来ているかは分かりませんけど……」
「すごく良くできていると思いますよ」
そう言うフェルは、白のドレスを形にしていた。明るい色の花の刺繍をあしらった、可愛らしいデザインだ。
「イマジネイターさんを意識して作ってみました。着てもらえたら、なんて思って」
「作りも細かくて、いいですね」
と、職人もそう感想を述べていた。
真琴は試作を幾度か行った末、ほぼ完成形に近い物を作り上げていた。
全体のラインはシンプルだが、生地は小花のもので、リボンやプリーツなど、個々の装飾や裁縫の技術が光っている。
「まあこんなものだろう。ファンは、自分で着るものなのだな」
「偶には、こういう服もいいだろうと思ってな」
そう応えるファンのものは、ロングトルソーに近いラインのドレス。
華美な装飾は抑えた、大人の雰囲気を持った赤いドレスに仕上がっていた。
「成る程――各々、特徴を持った作りなのだな。それぞれに合理的な構造的理由があるに違いない」
言って、思索とアイズフォンでの検索を続けているのはイ・ドである。
イ・ドのドレスも完成に近づいていた。青い色調の子供用のドレスで……シンプルなシルエットながら、丁寧な仕事であることが窺えた。
職人は感心していた。
「皆さんの努力の賜ですね。集中して作業が出来るのも凄いです」
「やはーっ! 大好きな事ができるんだからヤル気もモチベも十二分なの!」
そう応えるテトラを始め……それぞれにインソムニアも行使し、皆は最後まで研鑽を続けた。
●包囲
そうして最後の日。
予知通り、仕立屋へ螺旋忍軍が訪ねてきていた。
ケルベロス達は、泊まり込みの成果もあり、問題なく自身を職人と信じさせることに成功。本物の職人には隠れてもらったまま、螺旋忍軍を弟子に出来ていた。
そして……機を見てイ・ド、真琴、テトラの3人で螺旋忍軍を外へ連れ出す。
「まずは生地から見ようか」
「そうだな。ドレス作りは生地選びから始まる、と言っていいからな」
真琴とイ・ドが言えば、螺旋忍軍も素直に従い、ついてきた。
「貴方だったらどんな色・手触りの生地が着たいかな☆」
そうして、テトラがそんなふうに雑談しつつ、先導していくと――。
「そうだな……。……? ここは――」
螺旋忍軍の2体が、言葉を止めて見回す。
そこは野外の広いスペース。こちらにとっての、待ち伏せ場所だった。
そして2体が怪訝な顔になると同時――。
虹色の光が弾ける。物陰から跳び出たフレアが展開した、ブレイブマインだ。
「皆さん、今です!」
フレアの声と同時、皆も現れ――螺旋忍軍を包囲していた。
未だ状況を把握できぬ道化師風の1体に、ティスキィは光から舞い降りるように蹴撃を喰らわせる。
「みんな、一気に、いくよっ」
「無論だ。遠慮の要る相手ではないからな。全力で行こう」
応えるファンも、地を蹴って道化師に肉迫。その剛拳を振り抜き、顔面を殴打して吹っ飛ばした。
サーカス団員風の1体が、慌てて武器を取ろうとしているが――。
「……させませんよ。貴方は、僕が抑えます」
柊が羽ばたいて接近。上方に飛び上がってから、虹をまとう急降下蹴りを打ち当てた。
ウイングキャットの冬苺も、雪のような長毛をたゆたわせ、リング攻撃でその1体を抑えていく。
「く、ケルベロスか――!」
道化師は、今更ながらに気付き、こちらに接近しているが……。
そこへ、フェルが風を掃いて飛来する。
「連撃いきますよっ」
「了解した。《反抗》、開始する」
そう応え、イ・ドも疾駆していた。
そのまま鋭利な拳と化したオウガメタルをまっすぐに突き出し、刺突のような打撃を与えると――。
宙で体を翻したフェルが、重力を勢いに加えて踵落としを直撃させた。
「ぐ……っ」
道化師は、血を吐きながらも、ようやく刀を抜いて振り回す。
が、テトラはその身に魔法の木の葉を纏わせつつ――猫の如く、ぴょんぴょんと跳び回って回避、翻弄していく。
「やはっ☆ 全然あたんないのだよん!」
同時、テトラが飛び退くと、真琴がそこへ、護符から炎弾を発射していた。
「さて、これでまずは1人だな」
真琴の言葉と同時、道化師は火に包まれ、燃え上がり――。
その体を消滅させていた。
●決着
残り1体となった螺旋忍軍は……ようやく刀を構え直していた。
「く……だが1人やられたくらいではまだまだッ」
と、刀を振り上げ走り込んでくるが……。
「そーお? なら、これならどうかな?」
テトラが言うと、瞬間、周囲に煙幕が広がる。
直後、敵の視界から消えたテトラは、螺旋忍軍の背後にいた。『絶影』――碧い非物質のナイフを振るい、その暗技で首元を切り裂く。
悲鳴を上げた螺旋忍軍。だが、それでも何とか踏みとどまっていた。
「貴様らを殺して、技術を奪わねば……ッ」
「……も、物作るって事は、心を込めるって事ですから。こ、心も傾けない人に職人仕事が出来る訳ない、ですよ」
と、そこへ柊が接近。敵の回避よりも早く、蹴りを打ち付けた。
「職人の手仕事は――ただの技術じゃないんです……!」
「そうだよっ。職人さんも。私たち、だって。心を……祈りを、夢を込めて、作ってる。それをないがしろになんて、させないっ……!」
ティスキィも、声を継ぎ――『風花の舞』。その祈りが、神聖な緑の風となって螺旋忍軍を吹き飛ばす。
螺旋忍軍は、立ち上がって柊へ強力な斬撃を加えるが……。
「お待ち下さい。今すぐに、癒してみせます……!」
フレアが『サプリケイション』を行使。仲間を救うという切望が共鳴を生み、柊の傷を治していく。
同時、フレアのウイングキャット、ロミも羽ばたいて癒しの光を注ぐと……。
「では、これで仕上げといこうか」
真琴がダブルセイバー・想蟹連刃を両手に掲げた。それが星々の煌めきを周囲に展開し、仲間の状態を万全としていく。
敵も連続攻撃を狙って再接近していたが――フェルが、手元に業火をたたえていた。
「やらせませんよ――焔よ! 敵を焼き尽くせ!」
そのまま連続の炎弾を放つ、『我竜・火焔連撃』。それが轟音を上げて螺旋忍軍を穿っていくと……。
直後に、イ・ドが零距離に迫っていた。
「灰燼と帰せッ!」
オウガメタルに込めたグラビティによる、『イグゾーストアタック』。
痛烈な突進で転倒した螺旋忍軍だが……それでも剣を支えに立ち上がる。
「まだ、だ……」
「無駄な抵抗だな」
と、そこへ、ファンの『無為』が襲う。
それは超高温と絶対零度による矛盾熱量の災い。体内から朽ちていく螺旋忍軍は、それでも必死の抵抗を試みるが……。
真琴の投擲した星蟹鎌が、その腕を切り落とす。
同時、再び踏み込んだファンが、真正面から拳を引いている。
「そろそろ終わりとしようか」
瞬間、打ち出した拳が螺旋忍軍の意識を刈り取り、その体をも打ち砕いた。
「やはーっ☆ みんなお疲れさまなのだよんっ!」
戦闘後、テトラの明るい声に皆も頷き、息をついていた。
そして職人の無事も確認し……4日に及ぶ作戦が終了となった。
「では、傷ついた箇所は修復するか」
ファンの言葉を機に、皆も荒れた地面をヒール。景観も、綺麗なものに直す。
それからアトリエに戻ったケルベロス達は……自分達のドレスを目の前にしていた。
それを少し眩しそうに眺めつつ、ティスキィは改めて職人に頭を下げる。
「教えてくれて、ありがとう」
「こちらこそ、守って頂きありがとうございました」
職人も、心からそう返していた。
「弟子継続は、駄目でしょうか……?」
フレアが言うと……来てくださればいつでもお教えします、と、職人は快く応えていた。
「ふむ。己も、ドレスの出来には納得がいっていなかったところだ」
と、それにはイ・ドも、教えを乞うことを決意。
そうして、職人と仕事を守ったケルベロス達は――。
アトリエを出て、三々五々、帰還していくのだった。
作者:崎田航輝 |
重傷:なし 死亡:なし 暴走:なし |
|
種類:
公開:2017年6月4日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
|
||
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 4/キャラが大事にされていた 1
|
||
あなたが購入した「複数ピンナップ(複数バトルピンナップ)」を、このシナリオの挿絵にして貰うよう、担当マスターに申請できます。
|
||
シナリオの通常参加者は、掲載されている「自分の顔アイコン」を変更できます。
|