揚げパンしかありませんが

作者:雨音瑛

●揚げパン専門店にて
 揚げ油の匂いが、店内に充満している。
 どことなく、室温も高い。そんな店内の片隅で、どんよりと落ち込む男性が、ひとり。いかにもパン職人、といったコックコートを着て帽子も被っている。
「材料はもちろん、油にもこだわったのに……店の名前もおしゃれっぽい感じにしたのに……」
 表情に反して、顔はつやつや、というか、てかてかというか。日頃油を扱っていたせいなのか、肌つやが良い。彼は揚げパン専門店「フリテュール」の店長だ。
「最初こそ物珍しさで人は来たけれど……さすがに毎日揚げパンを食べたいという人はいないんだろうな。……今となっては、こんな店をオープンした後悔しかないけど……」
 大きなため息に、女性の声が重なる。
「私のモザイクは晴れないけれど、あなたの『後悔』を奪わせてもらいましょう」
 店主の心臓に、鍵が突き刺さる。瞬時に店長は意識を失い、その場に倒れる。
 そうして誕生したのは、コック帽とコックコートを着用したドリームイーターであった。
 
●ヘリポートにて
 ウィズ・ホライズン(レプリカントのヘリオライダー・en0158)に話を聞いた皆月・アルト(サキュバスの鹵獲術士・e27832)が、静かに呟く。
「……本当にあるんですね。揚げパンしか売ってない、揚げパン専門店」
「そのようだな。揚げパン専門店を開いたところ、店が潰れて後悔している店長がドリームイーターに襲われ『後悔』を奪われる事件が起こったようだ」
 後悔を奪ったドリームイーターこそ姿を消しているが、奪われた後悔を元にして現実化したドリームイーターが事件を起こそうとしているという。
「現実化したドリームイーターによる被害が出る前に、どうか撃破をお願いしたい」
 このドリームイーターを撃破できれば、後悔を奪われた店長も目を覚ますだろう、とウィズは付け足した。
「戦闘となるのは、揚げパン専門店『フリテュール』の店内だ。戦うことになるのはドリームイーター1体で、配下などは存在しない」
 攻撃方法は3つで、とウィズが続ける。
「揚げパンを投げつける攻撃、焦げるほど揚げたパンを投げつける攻撃、パンに無数のトゲを生やして投げつける攻撃——まあ、どれも揚げパンを投げつける攻撃だな」
 店に乗り込んで、すぐに戦闘に持ち込むこともできる。しかし、客として入店し、受けるサービスを心から楽しめば、ドリームイーターは満足して戦闘力が減少するようだ。
「今回は、楽しそうに揚げパンを選び、店内の飲食スペースで揚げパンを褒め称えつつおいしく頂けば満足してくれることだろう」
 そして、ドリームイーターを満足させてから倒した場合は、意識を取り戻した被害者の後悔の気持ちが薄れ、前向きに頑張ろうという気持ちになれる効果もあるという。
「仕事とはいえ、あんまり食べると胃もたれしそうですね……ともあれ、美味しく食べてあげるのが良さそうです。みなさん、よろしくお願いします」
 と、アルトはぺこりと頭を下げるのだった。


参加者
ノル・キサラギ(銀架・e01639)
シィ・ブラントネール(今日の夕陽はわたしのものよ・e03575)
大成・朝希(朝露の一滴・e06698)
玄梛・ユウマ(燻る篝火・e09497)
ジルカ・ゼルカ(ショコラブルース・e14673)
皆月・アルト(サキュバスの鹵獲術士・e27832)
桜宮・京香ちゃん(を京香と呼ぶ奴絶対腹パン明王・e35418)

■リプレイ

●選ぶ楽しさ
 揚げパン専門店「フリテュール」の前で、桜宮・京香ちゃん(を京香と呼ぶ奴絶対腹パン明王・e35418)が看板を見上げる。
「満足させに来たと思ったですか! 京香ちゃんが満足しにきたですよ!」
 腰に手を当て、仁王立ちで不敵な笑みを浮かべる少女を横目に、フリューゲル・ロスチャイルド(猛虎添翼・e14892)が一歩踏み出す。そして自動ドアが素早く開くと同時に、元気に声を張り上げた。
「おいしい揚げパンくださいなー!」
 揚げパンが食べられると聞いて、到着前からそわそわわくわくしていたフリューゲル。そんなフリューゲルをはじめとして、ケルベロスたちは続々と入店してゆく。
「名前が既にお洒落ですねー」
 珍しいものを見るような目つきで、皆月・アルト(サキュバスの鹵獲術士・e27832)が店内を見渡す。
「こんなに種類があるなんて……」
「同じ揚げパンでも、種類がたくさんあるんですねえ」
 玄梛・ユウマ(燻る篝火・e09497)も驚きに目を見張りながら、揚げパンたちをひとつひとつ見遣る。実は、揚げパンを食べるのは今回が初めてのユウマである。
「これだけあれば好きなだけ食べられるですね! やったー! 中西くんを保健室送りにして、揚げパンを増やす必要も無いんですね!」
 ところ狭しと並ぶ揚げパンに、京香ちゃんが諸手を挙げて喜びを表現する。不穏な発言ではあるが、中西くんは想像上の生徒で実際に被害を受けた者はいなく、何より京香ちゃんに他意はない。
 トレイとトングを手に、それぞれがパンを選び始める。どれにしようか迷いつつ、定番の粉砂糖を選ぶのは大成・朝希(朝露の一滴・e06698)だ。すぐ隣にあるシナモンの揚げパン、その香りに顔をほころばせる朝希へ、ジルカ・ゼルカ(ショコラブルース・e14673)がおずおずと声をかける。
「ねえ、好きなの、とっていいの?」
「もちろんです。ジルカさんはやっぱりチョコですか?」
「うん、チョコと……あと、生クリームも外せないね」
「その二つ、一緒に食べたら贅沢かも!」
「いいね、席についたらやってみようかな」
 ジルカは笑顔で応え、チョコと生クリームの揚げパンをトレイに載せた。
「揚げパンは、種類も組合せも幅広いし、惣菜パンとも菓子パンとも違う独自なジャンルですね!」
 と、アルトはピロシキをトレイに載せる。名前こそ知っていたものの、実物を見るのは初めてだ。その他にも、カレーパンやシナモンなどのメジャーな揚げパンを中心に、アルトはひとつずつ選んでゆく。
「きな粉以外にもいろいろ有るですねー! ワンダーランドじゃないですか!」
 終始笑顔の京香ちゃんは、後先考えず、菓子パン系を全種類トレイの上に載せていたのだった。
 会計と同時に、飲み物も注文する。
「僕はお茶を」
「脂っこさを軽減するようなお茶はあるかしら?」
 問いかけるのは、シィ・ブラントネール(今日の夕陽はわたしのものよ・e03575)。店長——もちろん、ドリームイーターだが——は、にこやかにウーロン茶を渡した。
「じゃあ牛乳は? あ、でも紅茶あるならミルクティーできますか?」
「京香ちゃんはホットカフェオレが良いですよー!」
 フリューゲルや京香ちゃんの注文に、店長はうなずき、望みの飲み物を提供する。次はノル・キサラギ(銀架・e01639)とユウマの番だ。
「俺は珈琲を頼もうかなっ。甘くてこってりしたものは、珈琲によく合って好きだよ!」
「ええと、自分にはジュースをお願いします」
 渡された飲み物と、購入した揚げパンを持って、イートインスペースへ。
 これからが本当のお楽しみ——もとい、大切な仕事の始まりだ。

●食べる喜び
 店長に取り分け用の皿を貰ったアルトが、仲間に皿を渡してゆく。
「それではシェア! つまり八つ裂きの時間ですね! 切り分けは京香ちゃんに任せてください、京香ちゃんは女子力(物理)有りますので! あ、新品なのでまだ何かを刺し……切ってはいませんよ!」
 女子力(物理)、すなわち京香ちゃんの装備品である惨殺ナイフのことだ。
「取り分けにはこれ使って! 可愛いピック、持ってきたよ」
 ジルカが、トランプのスートが天辺についた色とりどりのピックを仲間に渡す。
 切り終わり、ピックが仲間に行き渡ったところで、ジルカは両手を合わせた。
「へへ、いただきまーすっ。わーい、甘いの、おいいそうなの、いっぱいだ……!」
 笑顔とは裏腹に、揚げパンに伸ばす手はほんの少しこわばっている。
(「だいじょうぶ、今日は——一緒だから、怖くない)」
「……ねぇトモキ、揚げチョコパンに、きなこかけたら、美味しいと思わない?」
「うわあ、面白そうですね。ぜひ、感想も聞かせてください」
 ジルカが意を決して話しかければ、朝希は興味深そうに顔を向けてくれる。一口サイズならではの合体技、と、ぱくりと頬張る。
 オリジナル風味を楽しむジルカの口元には、いつの間にかチョコときなこのヒゲがちょろり。そんなジルカに何やら言いたいことでもあるのか、ウイングキャットのペコラが灰色の長毛をふわりとさせながら膝元に飛び乗った。
「うん? ペコラには、パンの白いところをあげるね。猫舌だから、ゆっくりね」
 差し出されたパンをちびちびと食べるペコラ。時折目を細め、満足そうだ。
 各々が購入した揚げパンを美味しそうに食べている。そうだ、と、ノルが挙手する。
「甘い物の合間にしょっぱいの食べたら美味しいよね!」
「ですよね。では僕は、ピロシキをいただきましょうか。このお店にあるパンは、シンプルな揚げパンだけじゃないのがいいですね。ロシア関係のダンジョンを現れたことですし、食べておかないと……」
 あんまり関係ないですかねと首を傾げつつ、朝希がピロシキにピックを刺す。
 熱いココアを一口飲んで、ジルカがカレーパンに視線を止めた。
「カレーパンも、ひとつちょーだい」
「揚げパンといえばカレーパンは基本よね! ナンやライスとは違った味わいで堪らないわ!」
 と、シィもお茶を飲みつつ、カレーパンをひとつ。
「カレーパン……そっちも見てると美味しそうですね!」
 京香ちゃんも、素早くカレーパンへと視線を走らせる。
「うーん、どれもおいしい! 揚げパン好きには夢のようなお店だね!」
 楽しげな様子に見えるように気をつけながら、ノルは店長の方もちらりと見る。パンを補充する店長はケルベロスたちの反応が気になっているようで、ちらちらとイートインスペースを見ていた。
「専門店ならではの美味しさだよね」
 うなずき、ノルは揚げパンを口に運ぶ。ただ、いくら美味しくても毎日では飽きてしまうだろう。普通のパンよりも高カロリーという問題もある。
 しかし今は楽しむのが優先。営業戦略は後回し、が正解だろう。
「あ、あの、こちらの揚げパンもいただいてもいいですか……?」
 ユウマが遠慮がちに指差す様子を見て、もちろん、と京香ちゃんが皿を差し出す。いっそう盛り上がりながら、ケルベロスたちはパンを食べてゆく。
「そういえば、給食の時とか大好きだったなあ。揚げパン」
「揚げパンは家じゃあんまり、作らないもんね」
 ノルとジルカの何気ない会話に、朝希は微笑む。
「確かにそうですね——何だか楽しいな、学校帰りの買い食いタイムみたい」
 昔の給食を再現した献立で食べた時のことを、そして会計時に受け取った牛乳をちらりと見て。
「いっそう給食っぽいですね」
 と、呟いたのだった。

●食後の運動
 尻尾をぱたぱたさせながら、フリューゲルがやたら美味しそうに揚げパンを頬張っている。
「んー、どれもおいしいけどボクは粉砂糖のが好きかなぁ。あ、でもピロシキもおいしい!」
 パンくずがそこかしこに散らばっているが、フリューゲルの満足そうな表情を見たら注意する気も失せてしまいそうだ。
「これも食べていいのかな?」
 と、まだ残る揚げパンに手を伸ばし、フリューゲルは次々と揚げパンを食べてゆく。そろそろ頃合いかと、朝希は店長をちらりと見た。
「うう、どれも美味しくていくらでも食べれてしまいそうです……!」
 さくっとした外側、ふわっとした内側。素朴でほっこりする美味しさを噛みしめ、店長に聞こえるようにと朝希が賞賛の言葉を述べる。
「かりかりさくさく、もちもち食感、ひろがる生地の甘み……可能性は無限大、だね!」
 ジルカもいったん手を止め、仲間を、そして揚げパンの陳列された棚を見る。
 揚げパンを無心で食べるユウマも、幸せそうな表情を浮かべて無言でうなずく。
「美味しいですね! エデンはここに有ったです!」
 テンション高く拳を振り上げ、京香ちゃんが声を張り上げた。
 気付けば、ケルベロスたちが購入した揚げパンはすべて無くなっていた。残りそうな揚げパンは、全てフリューゲルがおいしく頂いたのだった。
「ふふ、皆さん口にお砂糖ついてますよ」
 朝希の言葉で、一段と和やかな雰囲気になる。しかし、ずっと談笑しているわけにはいかない。
「ご馳走様……と、此処で終わらないのが残念ですね」
 アルトが手を合わせ、ピックを皿に置く。立ち上がり、椅子を引き。ケルベロスたちは、皆一様に店長に視線を注ぐ。店長はといえば、口笛を吹きながらパンを補充していた。これは満足したと見て、間違いないだろう。
「あとは、こちらも気を引き締めないとですね」
 ユウマが鉄塊剣「エリミネーター」を手にしたところで、店長は剣呑な様子に気付いたのだろう、両手に揚げパンを持って不思議な構えを見せた。
 しかし、ノルの方が早かった。ノルがオウガメタル「銀架」を纏った拳で殴りつければ、店長は無様に床の上へと叩きつけられる。
 その隙に、朝希が爆破スイッチ「リル・シン」で極彩色の爆発を起こし、続けざまにユウマが紙兵を散布して前衛の加護を厚くする。
 起き上がった店長は、焦げるほど揚げたパンを後衛へと投げ込む。パンが飛散し、熱を、炎をケルベロスたちに与える。自身に灯る炎をそのままに、ジルカはエクスカリバールを振りかぶった。
(「大切だから、悔やんだんだろうなあ。大事なコトだけど、どうか……本物の夢なら、手放さないで」)
 手応えを感じ、次の仲間のために下がる。すかさずペコラが翼で風を送り込み、癒やしを与えた。
 フリューゲルがゴールデンタイガーの耳をぴこんと立て、店長の懐へと潜り込む。
「負けてばかりはいられないから……大人しくしててね」
 店長に触れた手、そこから凝縮したオーラの塊を流し込んだ。内部から爆発が発生するが早いか、シィが「La Lune et le Soleil」の銃口を向ける。
「容赦は……しないわ!」
 銃弾が直線の軌道を、次いでアルトと京香ちゃんのエアシューズが流星の煌めきを宿した弧を描く。
 シィのシャーマンズゴースト「レトラ」も、非物質化した爪で店長へと攻撃を加える。
 弱体化した店長型ドリームイーターは、ケルベロスたちに翻弄されるがままであった。

●店長への声援
 ケルベロスたちの攻勢は、留まることを知らない。敵に受けた傷はすぐさま癒やし、攻撃となれば的確な一撃をそれぞれが叩き込んでゆく。
「永久に消えない傷を、刻み込んであげる……!」
 シィの一閃、鮮烈な傷が店長の肩口に刻み込まれる。そこへ、レトラが原始の炎を召喚する。
 さらに撃ち込まれるのは、アルトによる魔法の矢だ。大量の矢が店長に突き刺さるのを見て、京香ちゃんは店長の鳩尾目がけて拳を繰り出した。
「矢だけじゃないですよ! パンはパンでも京香ちゃん特製の食べられないパンを食らえです! ——ボディがお留守ですよっ! 砕けろぉ、京香ちゃん水月!」
 腹パンを受けてうめき声を上げる店長に、ノルが行動予測プログラムを起動する。
「コードXF-10、術式演算(カリキュレーション)。ターゲットロック。演算完了、行動解析完了——時剋連撃(スクルド・バレット)!」
 零距離からの連続射撃。着弾は、確認するまでもない。
 癒やし手を担っていた朝希も、攻めに転ずる。秩序の独房(インチェインズ・チェイン)を発動し、店長の体力を削いでゆく。
 しかし、敵もただ黙ってやられるわけにはいかない。手にした揚げパンが、勢いよく宙を飛ぶ。シィに直撃するかと思われたトゲつきのパンは、かばい立てたユウマが受ける——が、ユウマは怯まず。冷静に地獄の炎を叩きつける姿は、頼もしい。
 畳みかけるは、ジルカのアダマスの鎌(アディオ・クロノス)。ペコラも主に続き、店長に爪痕を刻みつける。
 フリューゲルの尻尾が太くなり、毛が逆立つ。手にしたルーンアックスが光り、店長へと力強く振り下ろされた。
 それが、最後の一撃となった。
「ワタシたちの勝利ね! ……さて、店主が目を覚ます前に店内を片付けないと。この惨状を見てまた倒れられたら大変だもの!」
 シィが戦闘の余波で散らかった備品や揚げパンを拾い、朝希が破損箇所にヒールを施し、アルトが掃除をする。店内が片付いたところで、ノルが厨房に寝かされていた店長を助け起こし、事件のあらましを説明した。
「そうだったんですね……ご迷惑をおかけしたようで、申し訳ない」
 頭を下げる店長。京香ちゃんはその手を強く握って上下に振る。
「素晴らしいですよ、揚げパンマスター! ここは子供の夢を叶える素敵なところです。また今度プライベートで来ますのでよろしくです!」
「揚げパン、とっても美味しかったです!」
 と、朝希も心からの言葉をかける。
「確かに毎日は飽きちゃうかもしれないけど、それはなんだって同じだしさ。宣伝とか、場所とか、工夫してみたらどうかなあ?」
「そうだね。お口直しも売れば大丈夫、かも? 例えばアイスクリームとか……」
 ノルとジルカの提案に、店主は思案顔でうなずいている。フリューゲルも身を乗り出し、店長を励ます。
「とっても美味しかったよ。おいしい物が作れる才能まで、後悔しちゃわないでほしいんだよ!」
「例えばだけど……菓子パン系ならあんドーナツ、惣菜パン系ならビーフシチューなどもありじゃないかしら?」
 シィの提案に、店長がなるほどなるほどと頷いている。そしてシィの「あんドーナツ」という言葉に、アルトがぴくりと反応した。何気にあんドーナツ派なのだ。
「そうですね、ドーナツもメニューに加えてみるとか……スーパーへ委託販売もどうでしょう?」
 発言しつつ、以前にも似たようなことがあったような、とアルトは首をかしげる。
「……皆さんのおかげで、また頑張れそうです。ぜひまた、いらしてくださいね」
 てかてかつやつやの笑顔で、店主はケルベロスたちに頭を下げた。

作者:雨音瑛 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年2月19日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 6
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