ぺったんぺったん大爆発!

作者:飛翔優

●突いたお餅が爆弾に
 ぺったんぺったんぺったんぺったん、ぺったんぺったんぺったんぺったん。
 お爺さんが杵を振り下ろすたび、お餅が軽やかな音色を奏でていく。すかさずお婆さんが臼の中に手を入れて、お餅をひっくり返していく。
 青空の下で描かれる、小さな小さな餅つき大会。小学一年生の少年ノゾムは、キラキラした瞳で未知の光景を眺めていた。
 突く音が響くたび、熱気は増して行く。
 期待がどんどん膨らんでいく。
 やがて、お爺さんが大きな声を上げ、お婆さんが手を止め……渾身の一突き!
「おお……!?」
 小気味の良い音色が聞こえた時、まばゆい閃光とすさまじい熱が世界を満たし……!

「うわあ!!」
 ノゾムは跳ね起きた。
 ベッドの上、被っていた布団を吹き飛ばし。
「あ……えっと……」
 目をこすり、周囲を見回していく。
 見慣れた自室がそこにはあった。
「……夢、か」
 ノゾムは安堵の息を吐き、布団を拾うために足をずら――。
「ん?」
 ――窓の方角に気配を感じ、視線を向けた。
 女性が一人、落ち着いた様子で佇んでいた。
 訝しげな視線を向ける中、女性が歩み寄ってくる。
 思わず後ずさる望むの胸に、一本の鍵を突き刺した。
「私のモザイクは晴れないけれど、あなたの驚きはとても新鮮で楽しかったわ」
 言葉とともに鍵を抜けば、ノゾムはベッドに倒れ込む。
 代わりに、部屋の中に響きだす。
 ぺったんぺったんぺったんと、餅をつく音が。
 音の主は、杵で臼の中のモザイクを叩き続けている老人。ノゾムの驚きによって生み出されたドリームイーターで……。

●ドリームイーター討伐作戦
 ケルベロスたちを出迎えた笹島・ねむ(ウェアライダーのヘリオライダー・en0003)は、メンバーが揃ったことを確認した上で説明を始めていく。
「時々、ビックリするような夢を見たりしますよね! 理屈は通っていないんだけど、とにかくビックリして飛び起きちゃったり……」
 そのビックリする夢を見た子供がドリームイーターに襲われ、その驚きを奪われてしまう事件が起きている。
「驚きを奪ったドリームイーターは、既に姿を消しているみたいです。ですが、奪われた驚きを元にして現実化したドリームイーターが、事件を起こそうとしているみたいなんです」
 故に、このドリームイーターによる被害が出る前に、撃破する必要がある。撃破する事ができれば、驚きを奪われてしまった者も目をさましてくれることだろう。
 続いて……と、ねむは地図を取り出した。
「ドリームイーターが発生したのはこの住宅地。発生源は、この住宅地の一軒家に住んでいる、小学一年生のノゾムくんです!」
 現実化したドリームイーター……杵で臼の中のモザイクを叩き続けている老人という姿を持ち、時に杵で叩いたモザイクを爆発させて人々をビックリさせようとしている……そんな性質を考えるに、見た夢も餅つきを眺めていたらお餅が爆発した、といったものなのだろう。
「今の説明にあった通り、このドリームイーターを人をビックリさせたくて仕方がないみたいで……近くを歩いているだけで、向こうからやってくると思います」
 故に、簡単な避難誘導を行いながらドリームイーターを捜索。出現次第迎え討つ、といった流れになるだろう。
 姿は先に説明した通り。
 戦いにおいては妨害に特化しており、杵で突いたモザイクを爆発させてばらまくことにより敵を捕縛するストラグルヴァインに似た攻撃。同様の爆発によって周囲をなぎ払い炎を与える紅蓮大車輪に似た攻撃。杵で直接ぶっ叩いて加護を砕く、グラビティブレイクに似た力を用いてくる。
 また、このドリームイーターは自分の驚きが通じなかった相手を優先的に狙ってくる性質がある。この性質を上手く利用できれば、有利に戦えるかもしれない。
 以上で説明はしゅうりょうと、ねむは資料を纏めていく。
「お餅は美味しいもの、お餅つきは楽しいもの。少しのサプライズはいいかもしれないけど、ここまでするのはやりすぎですよね。ノゾムくんのためにも……どうか、よろしくお願いします!」


参加者
リシティア・ローランド(異界図書館・e00054)
不知火・梓(酔虎・e00528)
篁・メノウ(わたの原八十島かけて漕ぎ出ぬ・e00903)
ユスティーナ・ローゼ(ノーブルダンサー・e01000)
セット・サンダークラップ(青天に響く霹靂の竜・e14228)
マロン・ビネガー(六花流転・e17169)
リー・ペア(ペインキラー・e20474)
死屍・骸(光のカデンツァ・e24040)

■リプレイ

●夜に餅つく老人は
 餅つき兎に見守られ、静寂に沈む住宅地。おぼろげな電灯が照らしてくれている小さな道を、ケルベロスたちは進んでいく。
 遠くに車のエンジン音を聞いたなら、立ち止まり近づいてこないか確認した。
 歩いている者を見つけたなら、しばし避難しているよう伝えていく。
 夜の街を練り歩き始めた老人から……杵と臼を携えモザイクを突いているという老人から、人々の命を守るため。
 散策を始めてから十分ほどの時間が経った頃、ユスティーナ・ローゼ(ノーブルダンサー・e01000)が風にウェーブがかった髪をなびかせながら白い息を吐き出した。
「テレビとかで見たことあるけれど、パフォーマンスでやるお餅つきってホント紙一重のタイミングで突く側こねる側の息があってるのよね」
 一歩間違えれば、こねる側の手を破壊してしまいかねないお餅つき。悲劇が置きずに済んでいるのは、まさに熟練の賜物なのだろう。
 力強く頷いた後、不知火・梓(酔虎・e00528)は咥えている長爪楊枝を揺らしていく。
「それにしても……驚きの美味さ、で爆発演出はありだが、本当に爆発すんのは勘弁だねぇ」
 もっとも、今ではその演出もありふれていて、驚きのインパクトはちと薄い。
 いずれにせよ、倒さなければならないことに違いはない。
 お餅つき大会と今宵の戦いに向けた決意を中心に、様々な会話が交わされた。
 時に発言し、時に聞き手に周り……ふとした調子で、ユスティーナは小さく肩をすくめていく。
「それにしても……こちらに向かって来てくれる辺りはパフォーマー気質なのかしらね。それは楽でいいけれど……」
 その分だけ、手の届かぬ範囲で事件が置きてしまう可能性が上がっていく。
 だから若干急ぎ足で、ケルベロスたちは街を歩くのだ。

「餅は食べ物なのに、毎年多数の人を殺す恐ろしい兵器だと聞きました。あの白くて柔らかい見た目は巧妙な……」
 マロン・ビネガー(六花流転・e17169)が言葉半ばで口を閉ざし、立ち止まる。
 曲がり角の向こう側を示していく。
 ケルベロスたちが視線を向ける中、伝統の下に躍り出るようにして、一人の老人が近づいてきた。
 ぺったんぺったんぺったんと、リズミカルに臼の中に収められているモザイクを突きながら……。
「……」
 視線を送るケルベロスなど気にした様子もなく、老人は一心不乱に餅を突き続ける。
 軽快な音を響かせる。
 一つ、二つとぺったんが刻まれるたび、風や木々のざわめきが消えていく。自分の鼓動すらも聞こえるくらいの静寂が、夜の街を満たし――。
 ――不意に、杵に突かれた臼が……否、モザイクが閃光を放った!
 一拍遅れて耳をつんざくような爆発音が響き渡り、ケルベロスたちは熱をはらむ突風を浴びていく。
「うわぁ!?」
 風に煽られ、竜の瞳を見開いたセット・サンダークラップ(青天に響く霹靂の竜・e14228)が大仰に吹っ飛んだ。
 篁・メノウ(わたの原八十島かけて漕ぎ出ぬ・e00903)は慌てた様子で着物の袖口から手を伸ばし、金髪なびく死屍・骸(光のカデンツァ・e24040)と手をつなぐ。
 二人の力で爆風に抗っていく。
「うわ! びっくりした!!」
「きゃーっ」
 目を見開いているメノウとは対象的に、骸はどこか楽しげだ。
 もっとも、反応自体が嬉しいのか、ドリームイーターは継続してモザイクを突き続ける。
 見つめながら、とんがり帽子を抑えていたリシティア・ローランド(異界図書館・e00054)は呼吸を整える仕草を見せた、
「よもや、杵と臼で餅以外の物をつくなんて驚いたわ。どんなものができるのかしらね」
「ほんと……すごいものね」
 ユスティーナもまた震えそうになる足を叱咤しつつ、ドリームイーターに強い視線を向けていく。
 尻もちをついていたマロンは頬を膨らませながら立ち上がり、びしっとドリームイーターを指差した。
「た、食べ物を粗末にしてはダメなのです! 美味しそうなお餅を、不特定多数を狙うテロ行為に使うなんてダメなのです!」
 力強き言葉を皮切りに、戦いの準備へと移行していくケルベロスたち。
 楽しげに見まわしていたドリームイーターは、少しだけ表情を険しくした。
 リー・ペア(ペインキラー・e20474)を……唯一驚かなかったリーを瞳の中に収めたからだろう。
「……」
 もとより驚きというものを知らないから買って出た役目だが、この、胸のあたりが落ち込むような感覚はなんだろう?
 思考の片隅で探りながらも、動きを淀ませることはない。リーは武装を整え、仕掛ける機会を伺い始めていく……。

●驚きを奪い餅となる
 全員を驚かせたいのだろう。ドリームイーターの視線はリーに釘付けだ。
 故に梓は悠々と、黝い刀を引き抜いた。
 長楊枝を吐き捨てて、地面を蹴り距離を詰める。
 虚空に、刃を閃かせる。
「……なるほど、堅い」
 切っ先が、半ばで止まった。
 臼に阻まれ。
 けれど、亀裂は徐々に凍りつき……。
「さて、それじゃああなたのパフォーマンス、存分に見せてもらうわ」
 ダメージにはなっているはずと、ユスティーナがナイフを横に構えていく。
 刀身にドリームイーターの姿を、惨劇を映し出していく。
 けれど、ドリームイーターの動きは変わらない。
 リーを睨みつけたまま、餅を突き続けている。
「……」
 見つめ返しながら、リーは鉄塊の如きメイスを握りしめた。
 ジリジリと、ドリームイーターとの距離を詰め始めた。
 聞く限り、ドリームイーターの攻撃のほとんどは杵を振り下ろした瞬間に放たれる。
 ならば……。
「っ!」
 杵を振り上げた瞬間に距離を詰め、氷河期の如き冷気を込めたメイスをフルスイング。
 臼ごとドリームイーターをふっ飛ばし、電信柱へと叩きつけていく。
 姿勢を崩すことなく、ドリームイーターは着地し杵を振り上げた。
 すかさずセットが踏み込んで、ドリームイーターとリーを結ぶ直線を断ち切っていく。
 直後、眩いほどの光が世界を満たした。
 耳をつんざく轟音と共に、爆風が辺り一面に吹き荒れた。
 腰を落とし、セットは耐える。
 全身に熱を感じても、揺らぐことなく。
「この程度、どうってことないっす!」
「セットさん、ナイス!」
 軽く焦げた体を癒やすため、メノウが日本神話でも有名な刃の名をつけた剣で地面に守護星座を描き記した。
 輝きが世界を満たし、セットを含む前衛陣を治療する。
 抗う加護を与えていく。
 受け取りながら、リシティアはまっすぐに腕を伸ばした。
「爆発する餅なんて食いたくはないわね……焼却処分が妥当かしら」
 ドラゴンに似たオーラを放ち、ドリームイーターを食わせていく。
 餅が焼ける香りに似た芳しい匂いが漂う中、リーは深く腰を落とした。
 相変わらず視線は向けられたままだけど、意に介することはない。
 狙われているということだけがわかれば十分だと、風の止み始めた戦場を駆け始める。
 正面から、ドリームイーターに蹴りを放つ!
 脇腹を強かに打ち据えられながらも、氷を抱きながら炎に包まれても、ドリームイーターの動きは変わらない。
 ただただ思いっきり杵を振り下ろし――爆散。
 大きな音はなく、モザイクの中から。
 熱のこもった、無数の餅が前衛陣めがけて飛び散った。
 一太刀の元に切り捨てながら、梓は刀身に虚ろなオーラを宿していく。
「餅事態は多少思いみてぇだが……」
 口の端に笑みを浮かべながら距離を詰め、剣を袈裟に振り下ろす。
 右肩を打ち据え、ドリームイーターを軽く沈ませた。
 さなかにはメノウが天を仰ぎ、薬液の雨を降らせていく。
「皆さん、耐えて! 耐えれば、あたしが全力で癒やすから!」
 毅然とした表情で、前衛陣に付着した餅を拭い去る。
 熱によって生じた痛みを消し、万全の状態を保っていく。
 角に付着していた餅を拭ったセットは頷きながら、拳を固く握りしめた。
「大まかな狙いがわかっている分、動きは読みやすいっすよ」
 未だに、ドリームイーターの視線はリーのもの。
 リーを中心に考えれば、矛先も自然と導き出せる。
 セットは常にリーをかばえるよう位置取りながら、鋭き拳を連打した。
 氷の砕ける音がする。
 視線を落とせば、凍てついた臼に小さな亀裂が入っていて……。

 純粋な爆発、餅の爆発、時には杵による純粋な暴力……リーを中心に放たれていく反撃を、ケルベロスたちはメノウを中心にいなしていく。
 落ち着いた調子で餅を弾いたリシティアは、拳を固く握りしめながら静かな息を吐き出した。
「そろそろ辛くなってきたんじゃないかしら」
 餅をつくリズムは明らかに遅くなり、杵を持ち上げる腕にも疲労が見える。
 それでも抗う様子を見せているドリームイーターを見つめながら、リシティアは一跳躍で距離を詰めた。
 視認する暇も与えずに、脇腹に拳をえぐりこむ。
 体を歪めながら足元をふらつかせていくドリームイーターに、セットがにじり寄っていく。
「反撃も読みやすくなってきたっすし、そろそろ……」
 腰を落とし、体の中心に両手を用いた掌底を。
 塀に向かって吹っ飛んでいくドリームイーターを、リーが素早く追いかける。
「また、これには慣れていませんが……」
 言葉とは裏腹に手元でエクスカリバールを弄びながら、塀に叩きつけられたドリームイーターにフルスイング。
 体をくの字に折らせつつ、バックステップ。
 セットの後ろへと隠れた時、ドリームイーターは倒れ込むように杵を振り下ろした。
 先端がモザイクに触れた瞬間、鈍い音とともに無数の餅が飛び散りだす。
 気まぐれか、はたまた何かを考えたか。
 全て、前衛陣の横を駆け抜けた。
 後衛陣へと降り注いだ。
 メノウは素早く思考を切り替え、薬液の雨を降らせていく。
「むくろちゃん、大丈夫!」
「うん、平気よ!」
 受け取りながら、骸は槍を構えていく。
 呼吸を整え、静かに腰を落としていく。
 概ね頑健さに特化しており、他には欠けるように思えるドリームイーター。そのことも皆に伝えてある。
 ならば……。
「っ!」
 呼吸を止めると共に大地を蹴り、次の刹那にはドリームイーターの背後に着地する。
 稲妻のような轟音響く時、臼に大きな穴が穿たれた。
「……」
 骸は静かな息を吐きながら振り向いて、切っ先を突きつけていく。
「爆発オチなんてサイテー!かの御大も爆発オチはしちゃいけないって言ってたのに!!! まあ、そんなことは置いておいてお餅はゆっくり噛んで食べなくちゃダメなのよ! わたしはきな粉餅が食べたいわ!!! こしあんでもいいなぁー!」
 戦いの終わりを感じたか余裕含みの言葉を浴びせ、仲間たちのもとへと戻っていく。
 さなかにはマロンが歩み寄り、縛霊手をはめた拳でぶん殴った!
 再び、塀へと叩きつけられていくドリームイーター。
 杵で体を支え倒れることは防いだものの、その姿勢から動かない。
「皆さん、今なのです!」
「ええ……一撃で吹き飛ばしてあげるわ」
 頷き、リシティアが前に腕を伸ばし、天に向けて手を開いた。
 手のひらの上に魔力を収縮させ、重力を圧縮させていく。
 限界まで高めるとともに、ドリームイーターに向けて押し出していく。
「貴方にとっては刹那の出来事でも、此方にとっては永遠よ」
 杵に触れた時、ドリームイーターは完全に動きを止めた。
 すかさず、華麗なステップを踏んでいたユスティーナが距離を詰める。
 動かぬドリームイーターの周囲で、優雅な舞踏を描いていく。
 旋律に、魂と肉体をシンクロさせる。
 心を、力を高め続けていく。
 激しいものへと変わった舞踏が、熱が最高潮へと達した時、シトリンのストラップを添えたオールドローズのメリージェーンパンプスを履いた足を振り上げた。
「震えも悪夢も切り裂いて、消えることない魂の種火を今ここに!」
 フェッテを描くかの如き勢いで振るい、ドリームイーターへと叩き込む。
 弾けるように、ドリームイーターが吹っ飛んだ。
 後を、骸の放つ竜のオーラが追いかける。
 街灯へと至る前、そのアギトでドリームイーターを飲み込んでいく。
「今よ!」
「おう!」
 ドリームイーターが街灯に叩きつけられた時、梓が静かに歩み寄った。
 正中に剣を構えたまま、己の全ての気を貯めて。
 限界まで高めた気を……一閃!
 竜のオーラもろとも、ドリームイーターを両断した。
「……斬り結ぶ 太刀の下こそ 地獄なれ 踏み込みゆかば 後は極楽、ってなぁ」
 手向けの言葉とともに新たな長楊枝を取り出す中、ドリームイーターは姿を薄れさせていく。
 後には、お餅の香りだけを残し……。

●美味しいお餅と驚きと
 ドリームイーターが消えると共に、きっと生まれる元になった驚きの持ち主、ノゾムも目覚めたはず。
 少しだけよって確認しよう、と提案しながら、マロンはお腹を軽く押さえた。
「……なんだかお餅が食べたくなってきました」
 お餅の香りをばらまくだけばらまいて、驚きへと戻ったドリームイーター。食べることなどできなかったのだから、お餅への欲求が高まるのは必然か。
 なら……と様々な提案が成されていく中、骸はメノウと手を繋いでいく。
「色々とあったけど……楽しかったね」
「うん! お餅は美味しそうだったし……」
 語らいながら、ケルベロスたちは事後処理を済ませていく。
 ノゾムの無事を確認しに向かっていく。
 餅つき兎が見守る中、心地よい静寂に抱かれながら……。

作者:飛翔優 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年2月2日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 4/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 0
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