冬季限定・氷のペンギン

作者:白鳥美鳥

●冬季限定・氷のペンギン
「ペンギンさん、ペンギンさん♪ きっと会えるよ、ペンギンさん♪」
 真昼の海に向かうのは、小学生の女の子の真由美。
「冬の海って、確かにあんまり人っていないよね。でも、それはペンギンさんが来るからだよ! 氷のペンギンさんが現れるとね、海が一気に凍るんだって! きっと、凄いペンギンさんなんだよね!」
 わくわくと海に向かう真由美の前に、第五の魔女・アウゲイアスが現れると、小さな彼女の心臓に向かって鍵で一突きにした。
「私のモザイクは晴れないけれど、あなたの『興味』にとても興味があります」
 意識を失ってしまう真由美。その傍からは大きな氷のペンギンが現れたのだった。

●ヘリオライダーより
「改めまして、新年あけましておめでとうございます。今年も、みんなの活躍を応援しているよ」
 そう言ってから、デュアル・サーペント(陽だまり猫のヘリオライダー・en0190)は、事のあらましの説明を始めた。
「実は、屋川・標(声を聴くもの・e05796)が予知した事が起きてしまったみたいなんだ。生まれてしまった氷のペンギン姿のドリームイーターが事件を起こす前に、みんなに倒して欲しい。被害に遭ってしまった女の子は、みんなが倒せば目を覚ましてくれるはずだよ!」
 デュアルは状況を説明する。
「場所は瀬戸内海の海辺だよ。瀬戸内海は、波が他の海に比べて緩やかなんだ。だから、波自体は穏やかだと思っていいし、昼間だから戦う事には問題ないんじゃないかな? それで、このドリームイーターなんだけど『自分が何者?』みたいな問いかけをしてくる。それに正しく対応できないと殺してしまうんだ。だけど、このドリームイーターは、自分の事を信じていたり噂をしている人がいると、その人の方に引き寄せられる性質があるから、上手く利用すれば有利に戦えると思うよ」
 デュアルの話を聞いていたミーミア・リーン(笑顔のお菓子伝道師・en0094)の表情が明るくなる。
「氷のペンギンさん!? 見たくなるのは当然なの! みんなも見てみたいと思うのよ。でも、ペンギンさんは良い子なの。悪い事はしちゃダメなの! みんな、力を貸してほしいの!」


参加者
四乃森・沙雪(陰陽師・e00645)
ミリア・シェルテッド(ドリアッドのウィッチドクター・e00892)
叢雲・宗嗣(夢謳う比翼・e01722)
屋川・標(声を聴くもの・e05796)
空国・モカ(街を吹き抜ける風・e07709)
クレーエ・スクラーヴェ(白く穢れる宵闇の・e11631)
滝・仁志(みそら・e11759)
フィオナ・オブライエン(ゆうしゃっぽい・e27935)

■リプレイ

●冬季限定・氷のペンギン
 冬の風の吹く海、それに日の光が射している。人払いの為に、クレーエ・スクラーヴェ(白く穢れる宵闇の・e11631)、フィオナ・オブライエン(ゆうしゃっぽい・e27935)、そしてミーミア・リーン(笑顔のお菓子伝道師・en0094)が、手分けしてキープアウトテープを貼っていく。
 波が穏やかな海風の香りの中、氷のペンギンなるドリームイーターを招きよせる為に、ケルベロス達による噂話が始まった。
 話を切り出すのは滝・仁志(みそら・e11759)。
「ここに氷ペンギンが出るってほんと?」
「氷のペンギンか。何か可愛らしいし面白いね」
 四乃森・沙雪(陰陽師・e00645)が微笑んで頷く。
「氷のペンギンかぁ……一体どのペンギンをモチーフにしてるのかな。メジャーなアデリーペンギンか、それともイワトビか……」
「やっぱりペンギンさんですし、南極から来るんでしょうか?」
「南極からだったらアデリーペンギンかコウテイペンギンになるかな」
 叢雲・宗嗣(夢謳う比翼・e01722)と、ミリア・シェルテッド(ドリアッドのウィッチドクター・e00892)がペンギンの容姿等の話を続けていく。
「どちらにせよ、愛らしいな」
「うん、可愛いよね!」
 空国・モカ(街を吹き抜ける風・e07709)が同意し、仁志が力強く頷く。
(「ペンギンってほんと可愛いよなぁ。そのフォルムとかよちよち歩く姿とか、俺の大好きなようじょを髣髴させるものがあるよね!」)
 仁志の言う可愛いは……ちょっと危ないかもしれない。
「ペンギン……ダブリンの動物園で5年くらい前に見たきり、かな。かわいかったなぁ。氷像だとどうなるんだろ」
「私、ペンギンって見たことないんですよね」
 そう話すのは、お揃いの赤いマフラーをしている友達同士のフィオナとリサ・ギャラッハ(花見月・e18759)。これが終わったら、彼女に本当のペンギンを見せてあげたい、そうフィオナは思った。
「氷のペンギンって某パンで出来た正義の味方みたいに泣いてる子にかき氷とかあげたりするのかなぁ」
「私、かき氷シロップ持ってきましたよ」
 クレーエの言葉に、シロップ所持のミリアが答える。ミリアは氷のペンギンの氷なるものが気になって仕方がないのだ。
 屋川・標(声を聴くもの・e05796)とシルヴィア・アルバ(真冬の太陽・e03875)も噂話に興じる。そのシルヴィアは可愛いペンギンと聞いて、しっかりカメラ所持だ。シルヴィアのテレビウムのカルピィもペンギンの画像を映している。
「夜になると雪と一緒に空から降ってくるらしいね? 誰かが作っていった砂のお城に住んでいるとか?」
 そんな標の言葉に、シルヴィアが返す。
「海を凍らせてる間に足場の氷が割れてうっかり漂流したりするらしいな! 難儀なことに、氷でできてるせいでペンギンなのに海に入ると溶けるんだってなー」
 明らかに可笑しな話になってきた噂話。
「違うのよー!!」
 海の上を華麗に滑りながら、何かが現れた。それは、可愛らしい顔にアデリーペンギンを模した姿。但し、身体は氷で出来ており、体長が2メートルはある。でも、憎めない可愛らしい姿に仕草、声も可愛い。
「最初は可愛らしいって言われて嬉しかったのに……! 嬉しいから会いに行こうと思ったら……漂流するとかしないもん! 良い子にかき氷はあげても良い……ううん、とっても美味しいのをあげちゃうんだから!」
 ……漂流は嫌らしいが、可愛いと言われて喜んだり、美味しいかき氷をあげたり……それは良いらしい。その辺りは子供のイメージするペンギンさんの様だ。ただ、どんなかき氷が現れるのかは謎なのだけれど。
 何故か氷のペンギンは、ケルベロス達から少しだけ後退していく。どうやら自分の身体が大きい事を理解しているらしく、きちんと全貌を見て貰いたかったらしい。
「みんなは、わたしの事は誰だと思う?」
 氷のペンギンは子供のように瞳を光らせて、わくわくと聞いてきた。
「えっと、ペンギンだろ? 氷の」
 仁志の言葉に、氷のペンギンは嬉しくてたまらない笑顔になる。これが通常サイズであれば、さぞかし可愛い事だろう。
(「うわ、これは思ったよりも全然かわいいな。ちょっと戦いづらいな」)
 そう思うのだけれど、ここはこちらに標的を定めて貰う為に、標は違う答えを返す。
「大きなカモメかな」
「わたしが飛べないと思って馬鹿にしてるのねー!?」
 氷のペンギンは泣きながら、標に向かって突っ込んできた。

●氷のペンギン型ドリームイーター
 周囲の気温が一気に寒くなる。その冷気で一気に海の近くの海は波ごと凍っていっている。凍える様に寒いが普通は海が凍るほどの寒さでは無い。恐らくドリームイーターの力でそうなっているのだろう。
「飛べないけれど……早いんだからー!」
 氷の足を上手く滑らせながら加速をし、標に向かって突進していく。その衝撃を標は何とか受け止めた。しかし、それなりの巨体が突進してきたので、ダメージは大きい。
「陰陽道四乃森流、四乃森沙雪。参ります」
 沙雪は左手で刀印を結び、神霊剣・天の刀身をなぞる。そして、雷を伴う突きをドリームイーターへと突き放つ。しかし、氷のペンギンはくるりと回って、間一髪の所で避けてしまう。第一手からダメージを与える事は難しいようだ。
「なにこのペンギンめっちゃ速いよ! こわい! でかいから猛スピードで迫ってくるのがまた怖い。怖すぎる。カポ守ってー!」
 仁志は相棒のテレビウム、カポに助けを求めつつ攻撃に移る。守るように言われたカポは溜息をついているような気がするのだけれど、それは気にしない方向で。
 仁志はペンギンに向かって狙いを定めると、雷を撃ち放つ。それは、見事にヒットしたようだ。カポも続けて殴りつけようとするが、こちらは残念ながら外れてしまった。すいすいと素早く滑って楽しそうな氷のペンギンの動きはとても綺麗で丸っこいのに無駄が無い。しかし、その仕草も動きもやはりペンギンのもので可愛いのだ。
(「氷じゃなかったらペンギンにもふもふだきゅーっとしてみたいな」)
 可愛い物が好きな方であるクレーエは、ドリームイーターの可愛い姿を見ながら、そんな事を思う。流石に、氷だからやらないけれど。
「可愛いけど、倒さないといけないんだよね」
 クレーエは空の霊気を纏った一撃を、ドリームイーターが仁志から受けた傷口に向かって斬り付ける。そこに、サポートに来てくれたエフイー・ヨハン(虚空の彼方をも狙い撃つ機人・e08148)の凍結したレーザーを撃ち放った。
「君に人のユメは奪わせないよ……」
 宗嗣は構える。
「薙ぎ祓うぞ、ほのか……。惨禍燎原……!」
 宗嗣は、オニヤンマのほのかが同化した刃に深紅の炎を纏わせて、ドリームイーターを一閃した。手ごたえは十分とはいかなかったものの、何とか当たる。
「くっ……こんなに愛らしくて可愛いのに、ドリームイーターなのか。……残念だ!」
 可愛らしい動きで攻撃をかわしたり受け止めたりする氷のペンギン。可愛いだけに心苦しいが、ドリームイーターである限り、倒さなくてはならない。モカは氷の螺旋を次々とかけていき、その攻撃は何度かかすっていく。命中率を考えると、かなり厳しい状況かもしれない。
「でも、当てていくよ!」
 フィオナは氷に滑るドリームイーターの足元を狙い、重い一撃を放つ。相棒のウイングキャットのキアラは沙雪達に加護の風を送っていった。
「みんな、頑張るの!」
 ミーミアは身に纏うオウガメタルからオウガ粒子を宗嗣達にかけて、神経を活性化させていく。一方のウイングキャットのシフォンは重ねる様に加護の風を送った。
 氷のペンギンは、タップダンスを踊り出す。可愛い笑顔に、ちょっとトロい動き。それが何だか微笑ましく惹きつけられて……クレーエの心を奪っていく。
 間髪を入れずに沙雪は、ドリームイーターに斬り広げる。しかし、これも動きが速い氷のペンギンが可愛らしさを失わない動きで、完全には攻撃が入らなかった。可愛らしい外見だけれど、高速で動く為に、中々、攻撃を当てる事が難しい相手だ。
「……余り集中できないかな……」
 先程の攻撃の影響もありクレーエの意識はぼんやりとしている。それでもドリームイーターに目がけて蹴りを放つが、くるりっと回ってかわされてしまった。
 仁志は飛びかかり、氷の身体にドリル攻撃を喰らわせる。そこにカポの放つ閃光を放った。
「電界は磁界を呼び起こす、困難にも負けないように」
 標は帯電した両腕を広げる。そこから生じた磁界から紫色の光る粒子が沢山生まれ、クレーエ達の護りを固めていく。その間に宗嗣はブラックスライムで抑えにかかるが、氷のペンギンはフィギュアのジャンプをするようにかわしてしまう。だが、その着地した所にモカが入り込んで、バクは攻撃を行った。そこにフィオナの冷凍光線が走る。エフイーが更に重い蹴りを叩き込んだ。
「回復しますね」
 ミリアの施術がクレーエの傷を治し、ぼんやりしていた意識もはっきりさせていく。
「頑張るのー!」
 ミーミアの放つオウガ粒子は再び標達の神経を研ぎ澄ませ、命中力を上げていく。シフォンとキアラはミリア達へと護りの力を重ねる様にして送っていった。
 氷のペンギンは踊るように滑り出す。そこから冷たい冷気が流れだし、どんどんと寒くなっていく。そして、何故かそれは雪を孕みだした。そこから現れる雪は吹雪となっていく。そして、その吹雪は攻撃の要である沙雪を狙い襲い掛かるが、宗嗣が間一髪で守った。
「大丈夫か?」
「ありがとう、恩にきるよ」
 宗嗣の言葉に、沙雪は頷くと氷のペンギンに向かって電撃を纏った突きを放つ。
「次は当てるからね、ペンギンさん」
 クエーレはGladius de《Leo》、Gladius de《Virgo》を両手に構えると、氷のペンギンに飛びかかり、十字に斬り込んだ。
「さぁ、心行くまで味わって―」
 仁志は色とりどりの光からなる重力の波を放ち、ドリームイーターへ幾重にも衝動を与えていく。続き、標の雷の一撃が入った。
 モカは飛び上がると、ドリームイーターに逃げられない様にしながら的確にナイフで切り刻んでいく。
「いくら可愛くても、デウスエクスには変わりないからね。心苦しいけど、討たせて貰うよ」
 フィオナは神をも殺す銀色の刀身の剣を、リサは金色の刀身の剣を構える。二人で合わせる攻撃。それはドリームイーターに立て続けに放たれた。
 ミリアとカポは宗嗣の傷を癒し、シフォンとキアラはクレーエ達に加護の力を重ねて送り、ミーミアは更に命中率を高めていく。
 氷のペンギンの姿も崩れてきていて、動きも随分遅くなっている。でも、その愛らしさは消えていない。くるりと回ると、スピードを溜めているようだ。そして、再び沙雪に向かってスピードと体格を乗せて突っ込んでいく。
「祓い給い、清め給え、死天、剣戟、急急如律令!」
 だが、沙雪はその攻撃を、九字を唱えつつ刀印を結んだ手で印を四縦五横に切り、攻撃による攻撃で相殺をする。
「沙雪、格好いいなあ! 俺とクレーエも一緒に攻撃しよう?」
「うん、仁志さん」
 二人は同時に動き出し、まず仁志が煌めきを伴う重い蹴りを叩き込む。
「動きを止め、息を止め、生を止め……休んだらいいよ、オヤスミナサイ」
 クレーエの中にある『悪夢』の残滓、『怠惰』を体現し黒き翼の悪魔の化身は全ての虚無感に襲われる。そして、氷のペンギンのドリームイーターは静かに消えていった。

●静かな海にて
 ケルベロス達はまずは真由美の保護に向かう。彼女は比較的暖かい所にいたので、割と早く気が付いてくれた。
「これで身体を温めて?」
 沙雪は温かい砂糖入りのお湯を飲ませてやる。そして、毛布をかけてあげた。真由美は温かいもので少しずつ体温が温まったのか、ほんわか笑顔が零れて、ケルベロス達も安心する。
 モカは先程、氷のペンギンが凍らせた海の氷の欠片を拾うと、チェーンソー剣でざっくり切り取り、惨殺ナイフで細かく綺麗に仕上げていく。
「うん、中々かな」
 先程のアデリーペンギンのドリームイーターほどでは無いが、可愛らしく出来ただろう。
「はい、真由美さん。氷のペンギンだよ」
「うわぁ、ありがとう! 綺麗!」
 モカに渡された氷のペンギンを受け取って、真由美は瞳をきらきらさせた。氷だから溶けてしまう宿命だけれど、彼女の瞳を見ていると、きっと心に残ってくれる……そんな気持ちになる。
「お疲れ様なのー!」
 飲み物とクッキーを持ったミーミアがケルベロス達の所に回っていく。まずは手伝ってくれたエフイーに渡す。
 標とシルヴィアもミーミアから受け取ったココアとクッキーを受け取り、寄り添いあう。
「ココアおいしい……温かくて甘いものって癒やされるよなー。このクッキーもかわいくて食べるのがもったいなくなっちゃうな」
「一緒に来れて良かったな。冬の海も静かでいいよね」
 にこりと微笑みあう二人。
 フィオナとリサも紅茶とクッキーを戴きながらお茶会を楽しむ。傍にはウイングキャットとテレビウムも仲良くしている。
「私も色々と持って来たんですよ。お茶にお饅頭です」
 ミーミアの用意した飲み物とクッキーの傍に、ミリアがお茶とお饅頭を並べる。そして、さりげなく猫缶なども添えられていた。
「うわあ、美味しそうなの! 食べても良いの?」
「ええ、みんなで戴きましょう?」
「真由美嬢も如何ですか?」
「うん!」
 ミリア、ミーミア、沙雪、真由美、それからモカと仁志とカポとクレーエと宗嗣。
 沢山のお菓子に色々なお茶をそれぞれ戴く。
 宗嗣はココアを飲んで一服し、モカも一休みする。
 クレーエは真由美に、もふ猫帽子にもふ猫マフラー、もふ猫手袋を用意し、真由美に渡してあげる。それからにっこり笑った。
「ペンギンも可愛いけどにゃんこもかわいーよ。ペンギンさん、動物園に会いにいこっか?」
「うん!」
 にっこり笑う真由美。
「ミーミアさんもどうぞ」
「うわあ、シフォンに良く似ているの! 可愛い! クレーエちゃん、ありがとうなの!」
 ミーミアも、もふ猫セットを貰って喜んでいる。
「シフォンさんは魚肉と鶏肉、どっちがお好きでしょうか?」
「わあ、ミリアちゃん、シフォンのも持って来てくれたの? ありがとうなの!」
 シフォンはミリアから貰った猫缶を、くんくんしている。
(「真由美ちゃん、可愛いなあ……」)
 和んでいる姿を見ながら仁志はそんな事を思っていると、カポに叩かれた。
「ところでカポさんって……」
 仁志がカポに文句を言おうとしたとき、ミリアがカポをじっと見ている。口があるのかなという顔をしていた。それに真由美も気になったらしく、皆の視線がカポに集まる。
 そうして、わいわいとしながら冬の浜辺のお茶会は過ぎていく。氷のペンギンを夢見た少女の笑顔と共に――。

作者:白鳥美鳥 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年1月29日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 3/キャラが大事にされていた 0
 あなたが購入した「複数ピンナップ(複数バトルピンナップ)」を、このシナリオの挿絵にして貰うよう、担当マスターに申請できます。
 シナリオの通常参加者は、掲載されている「自分の顔アイコン」を変更できます。