酉年様事件~酉年様は祝われたい

作者:波多蜜花

 1月10日も過ぎた頃、人も少なくなった神社へ20代の女性が参拝に訪れていた。
「あ~、やっとお参りに来れた! 年始はどうにも忙しくて来れなかったもんね。ちょっと遅くなっちゃったけど、来ないよりはマシよね」
 ほんの少しだけ手に握るお賽銭を多めにして、お参りの作法を思い出しながらお賽銭箱へと投げた。2回お辞儀をして、手を2回鳴らす。
「今年こそは、ダイエットが成功しますように……!」
 他にも祈る事は沢山あったけれど、当面の彼女の問題はお正月中に増えてしまった体重と元よりあるそれをなんとかしたい、だ。真剣な面持ちで祈り終えてお辞儀をし、顔を上げたその時だった。どこからかなんだかおめでたい感じの光が彼女へ降り注いだのだ。
 光が消えた後、残されていたのは祈りを捧げていた女性ではなくダンベルを持ったどこかめでたい感じの酉年っぽいビルシャナで、ダンベルを振り上げながら叫ぶ。
「ダイエットなら運動! そしてたんぱく質! ならば酉年を祝うのが筋というものよ!」
 酉年を祝えばダイエットなどすぐにでも可能なのだと、どこかの霊感商法も真っ青な事を言いながら酉年ビルシャナは神社にいる人々を襲い始めたのだった。


「正月も松の内まで、とは言うたもんやけどなぁ」
 松の内とは歳神様が家にいらっしゃる期間の事で関東では7日、関西では15日までを言うのだが、それにしてもなぁ? と、信濃・撫子(撫子繚乱のヘリオライダー・en0223)が分厚い手帳を開いたまま、ケルベロス達へ視線を向ける。
「今年が酉年なんは皆知っとると思うんやけど、酉年様っちゅービルシャナが出たんよ」
 鳥だけに。そんな言葉がケルベロス達の頭をよぎる。
「このビルシャナはな、12年に1度だけ特別な力を得る能力があるみたいでな、酉年を祝う人々の祈りを奪って急速に力をつけてしもたんよ」
 そして、その集めた力を利用して神社でお祈りを捧げた老若男女を『酉年ビルシャナ』に変貌させて配下とし、人々を殺害して更なるグラビティ・チェインを得ようとしているのだという。
「この酉年ビルシャナなんやけど、日本各地の神社で発生するみたいでな。被害が出る前に倒して欲しいっちゅーんが今回の話やね」
 酉年ビルシャナにされた人々は強制的にビルシャナ化させられているだけなので、撃破する事ができれば救出ができると撫子は手帳を捲る。
「ただな、倒せんくて逃がしてしもたらビルシャナ化が定着してしまうんよ」
 そうなれば助け出すのは無理だ。できるだけ今回で倒して欲しいのだと撫子は言った。
「事件が起こるんはちょっと小さめやけど、地元の人らがお参りに来る神社や。ちょっと小さい言うても、境内は戦闘に差し支えない程度には広いよってな」
 ケルベロス達が到着する頃、丁度酉年ビルシャナが現れるだろうと撫子が予測した未来を話す。
「酉年ビルシャナはな、強力なグラビティ・チェインを得る為に『酉年を褒め称える』発言をした人を最優先で攻撃する性質があるんよ。周囲に一般人がおったとしても、皆が酉年を褒め称える発言をしながら戦えばそっちには見向きもせぇへんやろね」
 つまり、酉年さえ褒め称えていれば一般人の避難は必要ないのだ。一般人達も、わざわざ戦っている最中に近寄ってくる事もない。
「新年を祝う気持ちを無粋なビルシャナに邪魔させへん為にも、皆の力を貸したってや!」
 そう言って手帳を閉じると、酉年ビルシャナを倒したらお御籤引いてくるんもええかもしれへんねと撫子が微笑んだ。


参加者
修月・雫(秋空から落ちる蒼き涙・e01754)
相馬・竜人(掟守・e01889)
アストラ・デュアプリズム(グッドナイト・e05909)
アニー・ヘイズフォッグ(動物擬き・e14507)
ヒマラヤン・サイアミーゼス(カオスウィザード・e16046)
神山・太一(かたる狼少年・e18779)
宵華・季由(華猫協奏曲・e20803)
御忌・禊(憂月・e33872)

■リプレイ

●明けまして酉年様!
「こんな変わったビルシャナもいるんですね……」
 酉年ビルシャナにされてしまう人が出ると予知された神社に向かいながら、修月・雫(秋空から落ちる蒼き涙・e01754)がしみじみと呟けば、隣を歩いていたヒマラヤン・サイアミーゼス(カオスウィザード・e16046)がウィングキャットのヴィー・エフトと共に首を傾げて口を開く。
「褒めてる人は放っておいた方が力は増えそうな物なのですが、ビルシャナの考えてる事はいまいち判らないのですよ」
「力は増えてもグラビティ・チェインが増えないから、とか? わかんないけど!」
 ウェアライダーに憧れるレプリカントなアニー・ヘイズフォッグ(動物擬き・e14507)が、一歩下がった後ろからヒマラヤンのふわりとした毛並みの尻尾を眺めながらそう言った。
 もう少しで神社の入り口に辿り着くというところで、それまで黙って歩いていた相馬・竜人(掟守・e01889)が胸の内に浮かんだ疑問をぼそっと口にした。
「なあ、これ十二支全部に同じようなビルシャナ居たりしねえよな……?」
 酉年だからこそ鳥人間型のデウスエクスであるビルシャナから現れたのだろうけれど、いないとは言い切れない。
「……ドラゴンにも辰年様のようなものがいそうな予感が。いえ、切り替えましょう……考えたら負けな気がします……」
 そう言って御忌・禊(憂月・e33872)がそっと目を伏せると、考えたら負け……その通りだとケルベロス達が黙る。
「そういうのが出たら出た時です! それにしても、いきなりあけましておめでたくない状況になっちゃってますね……ビルシャナに取り憑かれてしまった人だって、こんなのはフホンイ、ですよね。新年最初の事件、しっかり解決させましょう!」
「そうだよ、酉年を本当の意味で祝う為にも悪いビルシャナは懲らしめてやらないとだね!」
 テレビウムのてっちゃんを連れた少年、神山・太一(かたる狼少年・e18779)と、ミミックのボックスナイトを連れた少女、アストラ・デュアプリズム(グッドナイト・e05909)の言葉でしっかりと思考の切り替えを行ったケルベロス達は境内へと足を踏み入れる。すると、丁度どこからともなく賽銭箱の前に光が降り注いでいるのが見えた。
 その光が徐々に消えていくと、鶏の姿をした酉年ビルシャナが姿を現す。
「酉年……鶏……美味しそ……」
 ごくりと喉を鳴らしたのはウイングキャットのミコトを頭に載せた宵華・季由(華猫協奏曲・e20803)で、彼の頭上からも同じような音が聞こえる。
「い、いやいや! 干支は襲ってきたりしないし、良い年になるようにエセ酉年ビルシャナは退治しないとな!」
 頭上からお前もな、と言わんばかりの鳴声が降ってきたけれど、酉年ビルシャナが動き出そうとしているのを見て全員がビルシャナへと向かって走り出した。

●酉年様のいいところ
「ダイエットなら運動! そしてたんぱく質! ならば酉年を祝うのが筋というものよ!」
「俺、鶏肉がすげえ好きなんだよな」
 一般人を巻き込む前にと駆け付けた竜人が酉年ビルシャナに向かって言った。
「そうであろう! 鶏肉と言えばたんぱく質! しかも美味しい!」
「味もそうなんだが鳥に引っ掛けて『福を取り込む』って縁起ものらしいんだよ。今年は酉年だから余計に鶏肉食うの良いことありそうだと思うんだよな」
 竜人の声が後半になるにつれてやや棒読みなのは気のせいではないだろう。どちらかといえば気に食わない奴はぶっ倒す、目が合ったからぶっ飛ばす、そんな元ヤンキーな彼の気性からすれば思ってもいない事を言わないと話が始まらない面倒臭さが気に入らない、というのも頷ける。けれど、そうしなければ一般人に被害が及ぶとなれば一芝居打つのもやぶさかではない。竜人の心の中は、こちらに注意が向いて一般人に被害が及ばなくなれば気の済むまでボコる――そんないっそ清々しい気持ちが渦巻いていた。
「そう、鶏肉は美味い……じゃない、酉年は最高に運勢のいい年なんだな。さすがだ!」
 季由が鶏にしか見えない酉年ビルシャナを目の前にし、鶏は可愛くていいよな……食べたい、なんて思いながらも注意を引く為にアピールしてみせる。
「自分は酉年についてはあまり詳しくないけど、動物の鳥も凄く好きなんだ! そんな酉の年だからきっと縁起が良いに違いないと思うんだ!」
 アニーがディフェンダーである2人よりも褒めすぎない程度に酉年ビルシャナに向かって精一杯の言葉を投げ掛けた。
「うむ、うむ! よくわかっているじゃないか!」
 酉年ビルシャナが気を良くしたようにケルベロス達へと向かっていく。周囲にいる参拝客にはもう目もくれようともしない。
「あれってケルベロス……?」
 そんな周囲から聞こえた参拝客の声にアストラが素早く気を回し、
「その通り、ボク達はケルベロスだよ! 今からここは戦場になっちゃうから、なるべくなら離れててね!」
 と、声を掛ける。その声にボックスナイトもピョコピョコと飛び上がって避難を促した。
 遠巻きに参拝客たちが見守る中、酉年ビルシャナが大きな声を上げる。
「酉年を敬うその気持ち、よくわかった! 我が直々にその思いを我が物にしてやろう!」
 ダンベルを振り上げた酉年ビルシャナに、竜人が動いた。真っ先に酉年ビルシャナへ火球の如き煌きを放つ飛び蹴りをお見舞いする。
「食材一つとっても勉強になること多いな、酉年ってよ!」
 セリフと行動が伴ってはいなかったが、髑髏模様の仮面で顔を隠してしまった彼の表情を窺うことはできない。
「何か干支的な力でパワーアップしたビルシャナなのですか……このビルシャナを倒せば……」
 ふふふ、と何やら妖しげに笑うヒマラヤンが『黒い塊』を酉年ビルシャナを捕食する為の形に変形させて解き放つと、ヴィーが黒い尻尾をくるんと回し、赤いリングを敵へと飛ばす。
「酉年こそがビルシャナの覇王……そういう事だな!」
 どういう事だろう、といった風にミコトが季由の頭から飛びのけば、季由の首元に掛けられた鈴がりん、りん、と鳴った。
「宵の風鳴り、猫の声。狙った獲物は逃がさない……!」
 宵色の猫の幻影が踊り、鈴が音色を響かせる。澄んだ音色と柔らかな風は、竜人とアニーの意識を研ぎ澄ませていく。その音色と共に、ミコトの羽ばたきが邪気を祓うそよ風を生み出した。
「むむう、大人しく我が力となるがいい!!」
 酉年ビルシャナが季由に向かって酉年ファイヤーを放つ。
「ああ、焼き鳥もいいな……っと、そんな場合じゃないか!」
 防御姿勢を取りながら、煮ても焼いても美味しいよな、鶏肉……と季由が呟いた。
「なるほど焼き鳥……じゃない、酉年様ってかっこいい!」
 アニーがバトルオーラを弾丸のように酉年ビルシャナへと放つと、不規則な動きをみせながら命中していった。狙い通り、一瞬だけではあるが命中率が上がっている事を体感してアニーが小さくガッツポーズを作る。
「ボックスナイト、皆を守ってね」
 アストラがボックスナイトへ声を掛けると、手にしたスマートフォンを操りコメントを超スピードで送信していく。
「弾幕薄いよ、なにやってんの!」
 『バラージストリーム(ダンマクノアラシ)』は前衛へ的確な助言をもたらし、季由の傷を癒すと共にアニーの命中率を上げていく。その横からエクトプラズムで作り出した武器を繰り出し、ボックスナイトが酉年ビルシャナへ果敢に攻撃を仕掛けた。
「てっくん、いくよ!」
 テレビウムのてっくんに声を掛け、太一が精神を集中していく。その研ぎ澄まされた精神は酉年ビルシャナへと向けられ、突如スイッチを入れられたかのように爆破した。その様子を見て、太一に寄り添うようにくっついていたてっくんが勢いよく駆けていき凶器をぶんぶんと振り回す。
「狙いはこんな感じでいいでしょうか……?」
 酉年ビルシャナが逃げないように、と位置取りをした雫が髪に咲く金木犀の花を揺らして狙いを定める。
「光よ、空を翔る星となれ!」
 雫の集めた光が一ヶ所に集中する。それはまるで夜空に瞬く星のようにも見えた。酉年ビルシャナを狙うように指を向ければ、光は一気に敵へ向かって放たれる。流れ星のような美しさに、遠巻きに見ている参拝客から溜息のような声が漏れるのが聞こえた。
「……逃がしません、ここであなたを倒し救います……」
 禊もまた、酉年ビルシャナの逃走を防ぐ為に位置を取ると腕に巻いた数珠『神舞・御霊会』をじゃらりと鳴らす。それは精神操作により禊の思うが侭に動くと酉年ビルシャナを強く締め上げる。戦う事は不本意なれど、それでしか救えない命や魂があるのならばと禊は数珠が巻かれた腕に力を込めた。

●酉と言えば鶏、鶏といえば……?
 十分に距離を取った参拝客達がケルベロス達を応援する中、幾度目かの力と力が交差する。殺意満々の竜人が握り締めるドラゴニックハンマーが砲撃形態を取り竜の如き砲弾を放てば、ヒマラヤンの『黒い塊』が槍のように伸び酉年ビルシャナを貫き、ヒマラヤンが目で合図するとヴィーが爪を伸ばして引っ掻いた。
 唐揚げ、いや寒いから鶏鍋か……なんて考えながらも季由が爆破スイッチを構えてカラフルな爆煙をアニーの後ろに起こしてみせると、ミコトが茶色い尻尾からリングを酉年ビルシャナへと放つ。
「もっとだ! もっと私を、酉年を褒め称えるがいいぞ!」
 ダンベルを構えた酉年ビルシャナが、更にどれだけ酉年が素晴らしいものかを延々と語りだす。一方的に耳に入ってくるそれは、竜人の肉体にもダメージを与えてきたが精神を侵すまでには至らない。
「う、うるせぇ……!!」
 ガチギレ気味の声を横に、
「自分も酉年様の事、とても尊敬するよ!」
 と、アニーが魔力を籠めて叫ぶ。それは酉年ビルシャナの動きを僅かに封じた。それを見逃すケルベロス達ではない。アストラが竜人を真に自由なる者のオーラで包み込み、ボックスナイトが敵に喰らい付くと太一がリボルバー銃を構えた。
「僕も酉年生まれなんです! 酉年様って、何かゴリヤクがありそう!」
 そう言葉を投げ掛けると共に視認するのが難しい速さで弾丸を打ち込むと、てっちゃんが顔から閃光を放つ。
「酉年は果実が熟すように物事が頂点に極まった年と言われているんですよね。だから色々と成果が出そうな年になる酉年ってすごいですよね!」
 参拝客たちに注意が行かぬよう、雫も酉年ビルシャナを褒める。確か酉年の酉って元々は動物の鳥ではないんですよね、と心の中で思っていたけれど、それは声には出さない。星の魔力が込められたカード『stargazer』を宙に舞わせ、物質の時間を凍結する弾丸を精製し、酉年ビルシャナを撃ち抜いた。
「……雪豹のこの拳……あなたを止める一撃となりましょう……!」
 手足を獣化させた禊が重心を低くして、獣が獲物を捕らえるが如く駆け抜ける。酉年ビルシャナに重い一撃を放ち、しなやかな尻尾が揺れたと思えば敵から程よい距離を取っていた。
「テメエの身勝手ごと焼いて食ってやるよ、いいからさっさと死んどけや、なぁッッ!」
 ダメージの蓄積によりふらふらと揺れる酉年ビルシャナに、竜人が吼えた。両腕を黒竜のものへと変化させ、己のグラビティで狂化する。そしてそれを同時に振り被り『古竜の咢(コリュウノアギト)』を放った。その漆黒の顎は酉年ビルシャナを噛み砕くかのように滅ぼしたのだった。

●新年を祝おう
 酉年ビルシャナが倒れた後には、被害にあった女性が倒れていた。念の為、と禊が救急車を手配して女性の身体を気遣う。
「……大丈夫、だとは思いますが……病院で診てもらった方がいい、でしょうから……」
 その言葉に女性が頷き、ありがとうとケルベロス達にお礼を述べる。やがてやってきた救急車を見送って、境内のヒールを行った。ヒールを行っている間、遠巻きに見ていた参拝客達がお疲れ様、ありがとう、と声を掛けていく。
「……ちょっとくすぐったいですね」
「うん、わかるよ」
「子ども扱いはゴエンリョしたいですけど、でも……嬉しいですね」
 照れたようにそう言ったのは、小さいのに偉いのねと言われた雫とアストラ、太一だ。ヒールをしながら顔を見合わせて、照れくさそうに笑っている。
「これで終わりかい?」
「そうだな、ここのヒールで最後みたいだ」
 アニーが確認すると、季由がヒールを行う。頭の上のミコトも、そよそよと翼を動かしている。
「うーん、やっぱり本体を倒さないと駄目なのですか……」
 密かに酉年ビルシャナの力を奪い、酉年を猫年にしようと企んでいたヒマラヤンがぼそりと呟く。猫年、我ながら魅力的な響きだとヒマラヤンの尻尾が揺れた。
 お御籤を引いてくる! と言ってアニーと太一が走り出すと、太一にくっついて、てっくんも走り出す。それならお参りをしてこようと雫がお賽銭箱を目指して歩く、願いは今年も人々や地球を守れますように、だ。
「アストラも、お参りしてこようかな」
 アストラがぽつりと漏らせばボックスナイトがその背中を押すようにツンツンと突く。その感触に押され、アストラも足を踏み出した。
「あー……腹減ったな」
 元気に駆けていく仲間を見送りながら竜人が呟けば、
「俺も……鶏鍋、鶏鍋が食べたいな」
 と、季由が言い、頭上のミコトも賛成するかのように鳴いた。
「俺は唐揚げと焼き鳥が食いてえ」
「……鶏屋に行けば、全部あるのでは……?」
 票が割れたと笑った季由に、禊がそう提案する。それもそうだと頷いて、それなら俺もお参りだけしてくると季由がガランガランと鳴る鈴に向かって歩き出した。
 今年もどうか、いい年になりますように!

作者:波多蜜花 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年1月25日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 1/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 5
 あなたが購入した「複数ピンナップ(複数バトルピンナップ)」を、このシナリオの挿絵にして貰うよう、担当マスターに申請できます。
 シナリオの通常参加者は、掲載されている「自分の顔アイコン」を変更できます。