●
一月も既に三分の一を終え、世間からお正月ムードも過ぎ去ろうという頃。
すっかり人気のなくなった境内には、容赦なく吹き荒ぶ真冬の風にもめげず、熱心に祈る青年の姿があった。
彼なりに奮発したのだろう五百円玉が賽銭箱の底で乾いた音を立てる。
より強く願うためか分厚い手袋を外し、素肌の両掌をぐぐっと合わせた彼曰く、
「今年こそ……今年こそデビューできますように!!」
鬼気迫る形相を見るに切実らしい。
「神様頼むよ、今年芽が出なかったら家業継げって親に言われてるんだよぉ……。音楽で食っていきたいんです、お願いします!」
年始はバイトで忙しくて初詣のタイミングは遅れちゃったけど気持ちは本物、どうしても夢を諦めたくない、と青年の真剣な言葉は続く。
しかし一生懸命お参りに励む青年を包んだのは有難くもないビルシャナパワーであったのだから報われない。酉年様なるビルシャナによって強制的に配下とさせられた青年の体躯がみるみるうちに『酉年ビルシャナ』へと変貌を遂げる。
流行りの髪型はおめでたいカラーのド派手なトサカに、ギターの弦を弾く指はギラギラ光る鋭い爪に。
そうしてすっかり心身共に酉年ビルシャナと成り果てた彼は神社の傍を歩く通行人達へ向けて声高に叫ぶのだ。
「俺の魂を聴けェ!! そして大空へ羽ばたく俺を応援しろォ! 酉年だけに!!」
●などと供述しており
微妙な面持ちの蛍川・誠司(虹蛍石のヘリオライダー・en0149)が言うことには、なんでも『酉年様』というビルシャナが騒動を巻き起こすらしい。
「この酉年様ってやつ、十二年に一度だけ特別な力を得るらしくってさ」
初詣で賑わう神社仏閣から供給されたグラビティ・チェインは相当なものだったのだろう。酉年を祝う人々の祈りを奪い急速に力を付けた酉年様。
「そんで、その集めた力を使って神社にお祈りに来たひとを『酉年ビルシャナ』に変えて配下にしちまって、もっとグラビティ・チェインを手に入れようとしてるんすよ」
厄介ねー、と小さく首を傾ける。
デウスエクスがグラビティ・チェインを得る手段として人々の殺害を目論むのは常である。日本各地に発生する酉年ビルシャナが凶行に手を染める前にそれらを撃破しなければならない。
「酉年ビルシャナになっちった人は強制的にビルシャナ化させられてるだけだから撃破できれば救出できるっすよん」
ただし、此度の戦いで撃破が叶わない場合にはビルシャナ化が定着してしまい、救出が不可能になってしまうようだ。
「だからできるだけ今回で撃破してほしいなー」
ほんの少しだけ曖昧な笑顔を見せ、誠司はメモ帳を手繰った。
「皆に担当してもらうのはそこそこ敷地の広い神社に現れる酉年ビルシャナっすから、戦うのに支障はないと思うんすけど」
そう説明して提示した地図には神社の目の前に飲食店や土産物屋が数多く並び描き入れられている。ひとたび敷地外へ向かわれてしまえば、被害を防ぐのは格段に難しくなるだろう。
いかなる対策を取ったものかと思案顔を浮かべるケルベロスへ、ヘリオライダーの少年は心配ご無用と袖をひらつかせ。
「こいつらの性質を利用すれば大丈夫っすよん」
酉年ビルシャナは、より強力なグラビティ・チェインを得るために『酉年を褒め称える』発言をした者を優先して攻撃する性質を持つようで、要するに、周囲に一般人がいたとしてもケルベロス達が酉年を褒め称えながら戦闘を行えば標的をこちらへ定めてくれるはずだ。
「そしたら一般人が狙われることもなくなるっすし、一石二鳥っすよね」
初詣の時期は過ぎたとはいえ、今年はまだ始まったばかり。はた迷惑な酉年ビルシャナを退治することで幸先の良い一年のスタートを切ってほしい。
にこやかに手を振る誠司の頬にはそんなことが書いてあるような感じだった。
参加者 | |
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フラッタリー・フラッタラー(絶対平常フラフラさん・e00172) |
シエル・アラモード(碧空に謳う・e00336) |
カルディア・スタウロス(炎鎖の天蠍・e01084) |
セレナ・アデュラリア(白銀の戦乙女・e01887) |
巽・真紀(竜巻ダンサー・e02677) |
黒住・舞彩(我竜拳士・e04871) |
狭間・十一(無法仁義・e31785) |
信宮・織彦(プラトニック・e34867) |
●
境内に立てば、身を切るような寒さの一月の風が吹く。
「新年早々、人の願いを啄む酉とは感心しませんね」
少なくとも、青年が夢を羽ばたかせるのにビルシャナの力は不要。ここはきっちりと助け出し、新年の門出を飾りたいと、カルディア・スタウロス(炎鎖の天蠍・e01084)の意気も高い。
「酉年を祝う人々の祈りを奪って力を付けるなんて……サラッと言われていますけど、かなり危険な存在ですよね」
セレナ・アデュラリア(白銀の戦乙女・e01887)も、人々の被害のみならず、ビルシャナにされてしまった青年も必ず助けようと決意を固めた。
「あら? 何だか賑やかな声がしませんか?」
耳に届くロックなヴォイスにシエル・アラモード(碧空に謳う・e00336)がざっと境内を見遣れば、遠目にも一目でそれとわかる紅のトサカが目に入る。標的に間違いないことを確認してシエルが殺気を放つと同時、セレナが酉年ビルシャナと遠巻きに眺める一般人との間に割り込んで退避を促し。
その様子に酉年ビルシャナと化した青年が慌てた様子で声を張り上げた。
「おいおいおいおーィ! なんだよお前ら俺のライブを邪魔すんのかよォ!!」
酉年ビルシャナが逃げる一般人の後を追おうとするも、境内の外に繋がる道を信宮・織彦(プラトニック・e34867)が塞ぐ。
「家業との折り合い……結果を出すまでは、辛い立場ですよね。結果が出るかどうかも、運に左右されるところがありますし……」
作家とミュージシャンという違いはあれど、人気が命の商売は互いに同じ。それとなく親近感を抱きつつ、織彦は事前にメモをしたためた本を手に、
「でも、必ずお救いしますから、あとは人事を尽くしてください」
だいぶ現実的な激励を送った。
境内に残る僅かな一般人へは、狭間・十一(無法仁義・e31785)が声をかける。
「酔狂なリスナー共、後で酒奢れ」
『酉』という字にさんずいをつけると『酒』になる。つまり今年は酒の年だとのたまう胡散臭い中年はにやりと笑い、
「おっちゃんお酒だぁい好き」
闇社会で生きた者の貫禄、ということにしておいた方が良さそうな十一からにじみ出る何かに、残った一般人も足早にその場を後にする。
「なるほど、酒……! 確かに! スゴイですわ!」
シエルの相槌にビルシャナがぴくりと反応する。どうも今ので酉年を褒め称えたと判断されたらしい。だがその足がシエルへと向かう前に、フラッタリー・フラッタラー(絶対平常フラフラさん・e00172)のおっとりとした言葉が流れた。
「空飛ぶ鳥を思う事でー、空高く上を目指す視点を得てー。天を舞う鳳凰もまたー、卵から孵化し雛より始まると知るー。酉年は物事を始めるにはー、ぴったりな年と言えますわねぇー」
まるで本当の鳥類のように首を段階的にフラッタリーへと向けたビルシャナが、今度はそちらへと向かってゆく。参拝客が全員退避したことを確認して、ケルベロス達は戦闘態勢へと入る。
もちろん、酉年を褒めることも忘れずに。
●
戦闘の様子は、正直奇妙としか言い様がなかった。何しろ、酉年を褒めちぎるケルベロスと、褒めた相手を率先して狙うおめでたい姿のビルシャナの戦いである。一般人を先に退避させておいたのはある意味正解だったかもしれない。
「酉年、素敵な出会いがあったわ。私にとって、間違いなく特別な年ね。他の人にとっても素敵な年であればいいと、心から思うわ」
褒め称えるという行為そのものをあまり得意ではない、と言う黒住・舞彩(我竜拳士・e04871)は、ひとまずの本心を口にして。もちろん、言葉にしない胸の内には「これ以上酉年の幸先を悪くはさせない」という思いを込め、鉄塊剣を打ち振るう。
ビルシャナの和服様の衣装が切り裂かれたのに合わせるようにして、巽・真紀(竜巻ダンサー・e02677)も酉年アゲに加わった。
「十二支の中でも酉年が一番クールだよな! なんたって飛んでる感が半端ねえ!」
あやかってどこまでも飛んで行けそう、と続けながら流星の軌跡を描く蹴りを放つ。流石に言葉通りに吹き飛ぶまでは行かないが、ビルシャナの機動力を奪うことには成功したようだ。
「我が名はセレナ・アデュラリア! 騎士の名にかけて、貴殿を倒します!」
名乗りは騎士として欠かすことは出来ないとばかり、セレナの口上が響き渡る。だがそれに続くのはやはり酉年アゲで。
「毎年、干支の置物とかがお店で売られていますけど、酉年の時は特に可愛らしい物が多いですよね」
言葉とは裏腹に、卓越した技量の一撃がビルシャナを打つ。「女性や子供に一番人気があるのは酉年」と続くそれに返答するように、ビルシャナのギターがかき鳴らされ。
「俺の燃えるサウンドを聴けェ!!」
文字通り燃えるような激しいギターソロが、前衛陣へと襲い掛かった。受けた音撃が内側から身体を蝕み、熱を持つ。
「皆様、癒します!」
シエルの唇が紡ぐ戦い続ける者達の歌が前衛陣を癒すと同時に奮起させ。その裏から、敵の狙いを絞る為に敢えて酉年を褒めないようにしていたカルディアが飛び出す。
「気が散り過ぎていませんか、ね!」
捕食形態に変形させたブラックスライムがカルディアの腕から伸び、ビルシャナを包み込んで自由を奪う。更にフラッタリーの鉄塊剣が追い打ちをかけ。
「鳥の声はよく通って縁起が良いですわねぇー」
織彦がタイミングを合わせた爆風に乗せて打ち据える一撃は重く、ビルシャナのトサカもいきり立つ。そこへ、ここぞとばかりに十一の挑発が差し挟まれて。
「てめぇ、うちのミュージックファイターに負けてんぞ」
言われて十一を睨みつけるビルシャナの片翼を、杖に偽装した銃から射出された弾丸が穿つ。怒りと痛みで充血したような眼は、すっかり十一の思惑通りな訳で。
「喧嘩一丁、毎度あり」
売った喧嘩を買わせた手前、ここで仕留めねば意味がない。ソウルフルなラウドヴォイスで己を鼓舞するビルシャナの姿に、各々は手にした武器をきつく握りしめる。決着までは、今しばらくかかりそうだった。
●
幾分か経つに連れて、戦況は悪くはなかった。ある程度相手の狙いが操作できる分、ダメージの振り分けが出来るのが大きな利点になったと言えるだろう。
ビルシャナがギターに手をかけるタイミングを見計らい、舞彩が台詞を投げかける。
「酉年、鶏の何が良いってその鳴き声よね。もっと私に、熱いヴォイスを聞かせてくれないかしら?」
「上等、俺の魂を聴きやがれェ!」
狙い違わず、威力の高い単体攻撃を自らへと引き付けた舞彩がダメージと重圧に耐え凌ぐ間に、舞彩のコートの懐がもぞもぞと蠢く。
「出番よ、メイ。鶏仲間、嫌いではないでしょう? ハグでもしてあげたらどうかしら」
呟く舞彩に応えるように現れたのは地獄製の分身。見た目的には10年は年若いそれが、ビルシャナへと突撃してゆく。
「特攻、お願いね」
分身が抱き着くと同時、爆発を伴ってビルシャナがたたらを踏んだ。爆風に乗って舞彩の元に戻ってきた黒焦げの鶏を尻目に、この追撃チャンスを逃すまいと真紀が走る。
「うおヤッベ、酉の方角に見る鳥とかマジ輝いて見えるわ!」
方角まで計算に入れての誉め言葉はだいぶ効果が高かったのか、ビルシャナの視線がそちらへ自然と向く。が。
「オレがパートナーだ。ノり遅れんなよ!」
真紀の体捌きは即興のブレイクダンス然として、ビルシャナには到底ついていける動きではなかった。踏んだステップの軌跡に黒き蛇が象られてゆき、完全に背後を取った瞬間にヘッドスピンからの強烈な一撃が叩き込まれる。
もんどりうって倒れ込みそうになるビルシャナは辛うじてバランスを取ろうとするも、セレナのサイコフォースによる突如の爆発が完全にそれを崩しにかかる。更に織彦が呼び出した半透明の御業がビルシャナを鷲掴みにして動きを封じ。
不意に、叫びが上がった。
序盤ではあれだけおっとりしていたフラッタリーだが、今や目は見開き額から地獄を迸らせ、獣染みた動作で二本の鉄塊剣をさながら牙の如く振り回す。鬼気迫るその様子にビルシャナですらも一瞬怯えを覗かせた。
「Тэи穣天外、$hI方八法、視得ルワタシノ此ノ景色、伽覧ヨ御覧。煩ワシキ孤之世界!」
フラッタリーの周囲に立つ陽炎の如き何かがビルシャナへと急激に流れ。蠢き現れた地獄の顎が大きく口を開く。
「勿レバ、其nO吉兆タル肉叢ヲ喰ラオゝゾ!!」
噛み付いた地獄の口蓋にバタバタと暴れるビルシャナに追い打ちをかけるようにして、カルディアのゾディアックソードにも地獄が纏う。
「切り裂いてやるぞ、ズタズタにぃぃ!! ル・クール・デュ・スコルピヨン!!」
カルディアの表情は憎悪に満ち満ちて、怨嗟の籠った連撃がビルシャナを襲う。ビルシャナの悲鳴ばかりがあがる中、仕上げの毒針でビルシャナの動きが見るからに緩慢になった。そろそろ、体力的に限界なのかもしれない。
「お、俺は……羽ばたくんだ、この大空を……」
「お前鶏だから飛べねぇだろ」
思わずツッコんだ十一の言葉に、ビルシャナは気力すら尽きたようで。まるで燃え尽きたボクサーよろしく、動ける状態ではないらしい。
「まぁ朝一番に鳴く目覚めの象徴らしく、才能に開花する年になるかもしんねぇな」
それとなくフォローを入れて、嬢ちゃん頼むと声をかける相手はシエル。
「妖精さん、そろそろご準備よろしいですか?」
開かれた魔導書に書き留められた唄を奏でれば、中空に小さな妖精の姿が無数に生まれ。それらが流星雨の如く、一斉にビルシャナへと降り注ぐ。
煌く光の奔流の跡には、倒れ伏した青年の姿があるばかりだった。
●
「神社で酉年アゲを唱えまくりとかよ……年始早々だいぶワケわかんねーコトやっちまったぜ」
げんなりとした様子で呟く真紀だが、参拝客を避難させた手前、精神的被害はだいぶ少なかったのではないだろうか。とは言え、確かによくわからない状態だったのは確かだろう。
わけがわからない、という意味では、件の青年も同じようなもので。
「すんませんでした……ッ!!」
周辺の壊れたものにヒールを施していた舞彩が戻る頃には、青年もすっかり目を覚ましていた。どうもよく覚えていないながらも迷惑をかけてしまった自覚はあるようで、先ほどから平謝りしている。
「神様に頼るのだけではなくて、結果がどうなろうと後悔をしないくらい、自分の力を振り絞る事が大事ですよ」
セレナのもっともな意見にも「すんません」としか返せない辺り、結構がっつりと凹んでいるらしい。そこへ、十一も言葉を重ねて。
「神頼みで夢が叶えば苦労ねぇよ。実力がモノ言う世界で手前で夢掴めねぇ奴は生き残れねぇぞ」
それは青年が望む世界とは少しばかり趣が違うのかもしれないが、その言葉には実感と重みが滲む。一瞬だけの射抜くような視線に青年の思考が止まる。
「アンタ、音楽で食ってきたいんだって?」
止まった思考を背中から押すように、今度は真紀の明るい口調が降ってきた。
「もしデビューしたら呼んでくれよ。バックダンサーのお呼びはいつでも募集してっからよ」
ウインクひとつ、真紀の申し出に呼応してか、青年の表情に生気とやる気が戻ってくる。
「そうっすね……俺、どこまで出来るかなんてわかんねぇけど……やってやるっすよ!」
その意気だ、と真紀が青年の背中を叩けば、青年の目には涙。少しばかり叩く力が強かったのか、はたまた。
その様子に舞彩も続けて。
「良かったら、ケルベロス応援ソングとか、作ってくれる?」
思いもよらない申し出に、青年の顔が綻んだ。恐らく彼にとって、人の為に曲を作るというのはとても嬉しいことなのだろう。どんなのが良いかと問う彼に対しては、
「今度は仲間として、貴方の魂を聴かせてちょうだい。応援は私達の力になるから」
と、ちょっぴり大人な返答を。
不意にシエルが思いついたように声をあげる。いかにも「名案ですわ」と言いたげに。
「そういえば、酉年は何でも『トリ』込める年だと聞きましたの」
まだちょっとばかり、先ほどのを引きずっているのだろうか。と思えば。
「きっとデビューの運も取り込めますわ! このまま初詣と参りましょう♪」
そのままなし崩し的に初詣へとなだれ込んだ。
フラッタリーがのんびりと参拝する横では、十一がちょっと困ったような顔で悩み。
「(神様に見放される事ばっかやってきたからなぁ……)」
とは言え手だけは合わせて、ひとまずは無事に生きて来れた事にだけは、感謝を。
改めて願掛け直しの青年の横では、織彦も青年の大成を祈る。
「チャンスに恵まれて、思い切り羽ばたけるといいですね」
カルディアも、神様ではどうしようもないだろう身内の酒癖のことは早々に諦め、青年の為に願掛けを。
「(……彼の夢が叶っても破れても、良い未来が訪れますように)」
どんな未来が待つかはわからないけれど、出来れば笑って過ごせればいい。
後ろのおみくじコーナーでは舞彩とシエルに混ざってセレナもガラガラと大きな筒を振り。まずまずの結果の舞彩、多分この神社特有の絶妙に分かり難い結果を引いたシエルと共に、わいわいと枝におみくじを結んで。
気が付けば結構長居してしまっていたのだろうか、参拝客もちらほらと戻ってきているようだ。
そろそろ帰ろうか、と織彦が腰を上げながら、
「立つトリ跡を濁さぬよう……あっ、もういいんでしたっけ」
くすくすと笑顔が零れる。酉年は始まったばかりだけれど、幸先の良い一年になりそうだ。
冬の澄んだ空を、渡り鳥が懸命に飛んでゆく。きっと、誰もが羽ばたけると信じれば、あの大空へと飛び立てる。
だからきっと、この先もきっと笑顔で。
作者:鉄風ライカ |
重傷:なし 死亡:なし 暴走:なし |
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種類:
公開:2017年1月25日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 1/素敵だった 2/キャラが大事にされていた 4
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