今日は1月10日。初詣にはちょっと遅いかもしれないけど、とある神社に一人の男性がお参りに訪れていた。
「今年も、健康でいられますように!」
この男性は、お医者さん。年末年始、忙しくてやっと時間が取れて初詣に訪れた。そのお祈りはお医者さんだからこそ。お医者さんが病気になったら他の人の病気を治せない。だからこそのお祈り。
そんな遅い初詣をするお医者さんに狙いを定めたのは、『酉年様』というビルシャナ。そのお医者さんをなんと、『酉年ビルシャナ』に変貌させてしまった。
「キシャァァ!」
『酉年ビルシャナ』に変貌させられてしまったお医者さんは、無差別に注射をしてグラビティチェインを強奪し始めたのだった!
●
「酉年様というビルシャナが出現しました……?」
ちょっと分かっていない風だけど、説明を続けるのはチヒロ。そんなビルシャナを模したニワトリぬいぐるみをとりあえず机の上に乗せる。そんなニワトリぬいぐるみに紋付き袴を着せて飾り付ける。
「どうやら、こんなビルシャナらしいです」
一生懸命、酉年ビルシャナを説明しようという気持ちだけ伝わってくるが、まあ外見はどうでもいい。重要なのはその能力。どうやら、このビルシャナは12年に一度だけ特別な力を得る能力があるらしく、酉年を祝う祈りの想いを奪って力を付けたようなのだ。
「その力で、初詣に来た人を『酉年ビルシャナ』に変貌させて配下にしてしまうのです」
それを倒して欲しいというのだ。この『酉年ビルシャナ』は強制的にビルシャナ化させられているだけなので、撃破すれば救い出す事が出来る。
「ただ、『酉年ビルシャナ』は不利になると逃げだすので注意して下さい」
万が一逃がしてしまうと、ビルシャナ化が定着してしまい、救出出来なくなってしまう。
「酉年様が変貌させた『酉年ビルシャナ』は東京のとある小さな神社に現れます」
残念ながら、到着するのばお医者さんが『酉年ビルシャナ』に変貌させられてしまった後になってしまう。さらに、周囲には他の参拝客もいるので、それを守りながら戦う必要がある。
「ですけど、この『酉年ビルシャナ』は変な特徴があります」
どうやら、より強力なグラビティ・チェインを得る為に『酉年を褒め称える』発言をした相手を狙うらしい。
「……酉年を褒め称える……??」
そう説明をするも、正直チヒロはよくわかっていない様子。まあ、深く考えなくても、それっぽい事を言えばケルベロスを優先して攻撃してくるだろう。
「周囲には一般の人たちもいますが、『酉年を褒め称える』事を言えば安心なので、景気よく皆さんの見ている前でビルシャナさんをぶっ飛ばして下さい!」
そう言って、後を託すと共に……少し日本の風習について調べるチヒロであった。
参加者 | |
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癒伽・ゆゆこ(湯治杜の人形巫女・e00730) |
リナリア・リーヴィス(クラウンウィッチ・e01958) |
愛柳・ミライ(宇宙救済係・e02784) |
砂星・イノリ(ヤマイヌ・e16912) |
舞阪・瑠奈(サキュバスのウィッチドクター・e17956) |
アルテナ・レドフォード(旅好きな剣術使いさん・e19408) |
バジル・サラザール(猛毒系女士・e24095) |
ヨハン・バルトルト(ドラゴニアンの降魔医士・e30897) |
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「折角のお正月、よりによって酉年の鶏さんが台無しにしちゃったらだめなのですっ」
目的地へ向かいながら可愛く憤るのは巫女服姿の癒伽・ゆゆこ(湯治杜の人形巫女・e00730)。
ケルベロスたちが向かっているのはとある神社。そこで酉年様というビルシャナが、初詣をした人を酉年ビルシャナに変化させてしまうのだ。
「人を救うって意味では医者もケルベロスも変わらないよね」
少し遅い初詣に訪れてビルシャナにされてしまうのはお医者さん。それも、年始は患者さんの為に一生懸命働いて初詣が遅くなったとっても真面目なお医者さん。
「そんなお医者様に他人を傷つけるようなことはさせられないなー」
人を治すお医者さんに人を傷つけるような事をさせたく無いと、柔らかい声で言うはリナリア・リーヴィス(クラウンウィッチ・e01958)。
「そうだね!」
そんなリナリアの意見に同意するように笑顔を見せるのは愛柳・ミライ(宇宙救済係・e02784)。
(「皆を笑顔にするには、まず私が笑顔じゃないとダメなんだって……新年早々、耳が痛いです!!」)
心の中でちょっと反省するミライ。被害者のお医者さんの信条は、『医者だからこそ自分が健康であれ』との事。
「そうだね、同業者として見過ごす訳にはいかないわ」
お医者さんでもある舞阪・瑠奈(サキュバスのウィッチドクター・e17956)も同意する。
「酉年といってもよく分からないですし、検索してみましょう」
スマホで検索してみるアルテナ・レドフォード(旅好きな剣術使いさん・e19408)。外国人である彼女には干支とか酉年とかちょっとわかっていない様子。
「……あれ?」
検索結果は何故か焼き鳥屋さんばかり。そんな様子にちょっと困惑のアルテナ。それも仕方ない。調べたのは『酉』ではなく『鳥』。
「アルテナさん、酉年というのはね……」
そんなアルテナに面倒見のいいバジル・サラザール(猛毒系女士・e24095)が説明をしてあげている。
ネット検索は便利だが、世の中の事情で調べるのが難しい事もある。アルテナがしてしまったようなミスもあるし、歴史的人物や自然現象を調べたはずなのに、可愛い女の子や船が出てくる事も、日常茶飯事である。
「というお話があるのよ」
アルテナに説明をしていたバジル。ちょっと不動明王推しな説明であったが、そこは些細な違いだろう。そんなバジルの鞄に光る不動明王のキーホルダー。
「厳しくて、怖い顏をしてるけど、慈悲深い仏様よ」
ここは神社だが、それを細かく気にする人はそれほど多くない気がする。
気がつくと、そんな話で盛り上がるケルベロスたちであったが、そんな話をしていても、歩みが遅くなっていないのはさすがケルベロス。
「とにかく、ビルシャナを倒して、お医者さんを元に戻すよ!」
砂星・イノリ(ヤマイヌ・e16912)が元気な声を出す。今回の酉年ビルシャナは『酉年様』によって無理やりビルシャナ化させられてしまっただけ。なので、今ならケルベロスの力で元に戻してあげる事が出来るのだ。
「お医者さんを救出しないと、ですね……」
イノリの声に重低音で答えるヨハン・バルトルト(ドラゴニアンの降魔医士・e30897)。気合いを入れ直して鳥居をくぐるケルベロスたちだった。
●
「な、なにあれ!
「キャァァ!!」
神社に到着すると同時にビルシャナ化させられてしまったお医者さんが奇声をあげる。その声と変貌した容姿に驚き、悲鳴が響き渡る。
「皆さん、大丈夫です!」
そんな悲鳴に負けないように凛とした姿で大きな声を出すゆゆこ。
「ケルベロスです! 皆さん大丈夫、きっと守ってみせますからね!」
さらにイノリも落ち着いた声を響かせる。
「おお、ケルベロスが来てくれたぞ!」
「もう、大丈夫だ!」
「頑張って!」
二人のおかげでパニックしそうだった人達もすぐに落ち着きを取り戻し、焦らずビルシャナから距離を取る。中にはイノリの事を何処かで見た事あるのか、声援を上げる人もいる。
そんな声援に答えるように、ビルシャナの前に立ちふさがるケルベロスたち。
「キシャァァ! 貴様らっ酉年を褒めよ、讃えよ!」
酉年ビルシャナの行動は、グラビティチェインを得る為の攻撃ではなく、酉年を讃える言葉の要求。
「酉年のいいところと言えば、なんといっても経済効果」
そんなビルシャナに答えたのはミライ。
「私のお気に入りのラーメン屋さんが、すでに酉年にちなんだ新メニューを投入したのです!」
ミライの話は個人的嗜好も入っているかもしれないが、酉年になると鶏肉の売れ行きが良くなるらしい。
「焼き鳥とかフライドチキンもいっぱい売れて経済効果抜群、流石酉年なのです!」
実際、コンビニなどはホットフードで鶏肉メニューを増加させている。
「そうだ、鶏肉は素晴らしいトリー! 近年、ダイエットのやりすぎで身体を壊した人が多かった。肥満は問題だが、栄養不足も問題だトリー!」
中身がお医者さんだからか、反応もそれっぽい。
「酉年は変化の年と言われて、新しい事をするのには運気が良いのよね」
瑠奈は酉年を変化の年だと説明をする。今年は何処かの国の最高責任者が入れ替わるらしい。
(「海外育ちだから干支なんて知らないわよ」)
変化の年だと褒めながらも内心では、適当な事を考えている瑠奈。それも海外育ちなら仕方ないだろう。
「そうだトリー! 変化だトリー! チェンジだトリー!」
色々と古い。
それはともかく、適当な事であっても効果はある様子。瑠奈の『鳥の様に頭悪そうだし』という予想は当たっているようだ。
「そういう事もあるのですか」
そんな話を聞いていて感心しているのはヨハン。彼は人の言うことを真に受ける性格のようで、後でちょっとフォローが必要かもしれない。
口々に酉年を褒め称えるケルベロスたち。その間に、参拝に来ていた他の人達はビルシャナから離れ安全な場所へ移動する。
「あの人、運動会で見かけたよ!」
「ケルベロスさんたちには友達の友達が助けてもらったんだ」
安全だと分かると、安心したのかケルベロスたちに憧れの視線を向ける人達。パニックになるよりはよっぽどいい。
「わん。酉年様じゃないけど、確かに褒められると嬉しい……」
観客の様子に少し嬉しそうな様子のイノリ。そんな様子を確認してからビルシャナを囲むように陣形を整える。
「変なビルシャナ……。ともかくお医者さんを助けましょう」
「そうですね!」
そしてバジルの声で、戦いを開始するケルベロスたちであった。
●
「幸運の果実が熟したのならば 迷わず手に取り 君に届けよう♪」
戦い開始と同時にミライの歌声が響き渡る。その透き通るようなの歌声に合わせ声を重ねるイノリ。その歌の詩は酉年を褒め称える歌。
「素晴らしい歌トリー!」
アドリブを加えながらミライとイノリの歌声が戦場を包んでいく。そんな歌の中に言葉を込めるミライ。
「今年もばっちり皆を守ってね☆」
ボクスドラゴンのポンちゃんに歌の中で声をかけると、頭をくるっと回してやる気のポーズ。
「綺麗だトリー!」
酉年を賛美する歌を聞き、上機嫌な酉年ビルシャナ。
そんな中で、戦い開始と共にメガネを装着するのはリナリア。さきほどまでとは違い、真剣な様子となる。
「酉って素敵だよね、十二支の無かったでも翼を持つのは酉だけだし」
「うむ、翼は我の象徴だトリー!」
リナリアの言葉に上機嫌に翼を羽ばたかせる。しかし、酉……鶏だから飛べる訳ではない。
「翼って好きだよ」
そんな褒め言葉と同時にミミックの『椅子』が鎖を吐き出し、ビルシャナの身体に絡みその身体を縛る。
「うむ、我の翼は白く、美しいトリー!」
褒め言葉が嬉しいのか、鎖に縛られながらも翼を広げポーズを決める。その姿はどう見ても美味しく調理される直前の鶏肉。そんな鶏肉に頭上からルーンアックスを振り下ろす。
「っトリー!」
間抜けな声を上げるビルシャナ。そこへ攻撃を重ねるゆゆこ。
「お医者様なら、みんなを元気にしてあげないとです!」
お医者さんの象徴といえば注射器。それを武器として振り回すビルシャナにお説教しながらライトニングロッド・病魔祓の御幣を構える。
「違うトリー、これは元気になるお注射トリー! 元気良すぎて三歩歩くと全部忘れるトリー!」
どう見ても毒薬注射です。
「だから、元気を奪うようなことはしちゃダメなのですー!」
そのまま放つ雷撃がビルシャナに命中すると、羽が真っ黒になり口から煙を吐く。
「……いい匂い」
思わず呟くミライ。それも仕方がない。何ともいい鶏肉が焼ける香りが漂っていた。
「と、トリー」
そのままよろよろと三歩進むと、全身の羽が抜け落ち白く輝く羽が現れる。
「よくもやったトリーね!」
三歩歩いてダメージを忘れてしまったのだろうか? 本気なのか冗談なのか分からない酉年ビルシャナ。
「鳥頭……」
そんな様子に思わず呟くヨハン。
「キミの見る空に星が輝く。願う未来を掴めるように、星の導きにボクは祈る♪」
そんな中でもイノリとミライの歌声は響き続ける。イノリも自分の詩を加えながらアドリブを入れながらの歌。さながら、演劇のワンシーンのようである。
「ともかく、俗に忘れっぽいと言われているも関わらず12年に一度の大役、その順番をきちんと覚えていたとは……。そして、他の虎や竜と並び堂々とその年のシンボルを務めている……。酉年は並みのチキンとは違うのですね…!?」
「……それは褒めているのかトリー?」
ヨハンの重低音ボイスに気圧されながらも、とりあえずツッコミをするビルシャナ。忘れっぽいとか言われて、流石に反応は微妙。
「ええ、お見事です。お見事ですよ酉年ィイイイ!」
そのまま重低音を響かせながら、放つ気合いは重力振動波となり、ビルシャナに炸裂する。
「み、ミンチになるトリー!」
激しい振動波に揺られ叫ぶビルシャナ。
「……チキンのミンチだからつくね?」
「つくねですね」
「新しいメニューにいいかもな」
後ろで観戦している唐揚げ屋さんが何か思いついた様子。ちなみに観客はさらに増加中。新年早々、ケルベロスが観れると集まってきているらしい。
「酉年の守護本尊は不動明王、そんなすばらしい仏様に守られた酉年って素晴らしいと思わない?」
「そうトリー! 不動明王は素晴らしいトリー」
褒められると隙だらけになる。そこへ近寄り注射器を突き刺すバジル。
「甘露転じて毒となる、用法を守って正しく使ってね」
とは言っても投与したのは毒であるが……。
「注射するなんてひどいトリー!」
注射器を武器にしているのに酷い言いぐさである。そんな酉年ビルシャナをどんどん追い詰めていくケルベロスたちだった。
●
「これ以上はいかん戦術的撤退トリー!」
酉年を褒めながらであっても全く揺るがないケルベロスの攻撃にどんどん追い詰められていく酉年ビルシャナ。慌てて撤退しようと翼を広げる。
「星の願いが届いたなら、その願いを皆に配り分け合おう♪」
ミライとイノリの歌はそれでも続く。即座に逃げ出さないのは、その影響もあるだろう。
「酉年のビルシャナさんは、紅白でとってもおめでたい福の神様のようなものです」
それでも逃げ出そうとするビルシャナにゆゆこの声が響く。
「逃げちゃったら、福が逃げちゃうのですっ!」
確かに酉年ビルシャナは白い羽に赤いトサカでめでたい雰囲気。そして福が逃げるというのは縁起が悪い。
「だから、逃げないでくださいなのです!」
そんな言葉を巫女のゆゆこから言われたら、色々な意味で逃げづらい。
「なるほど、福が逃げるのは縁起が悪いな……って、我はこのままやられて不幸になるではないかトリー!!」
そんな事を言いながらも酉を福だと褒めているから逃げ足が止まり、隙だらけ。
「キミの見る世界、星が輝く♪」
そこでミライとイノリの歌がクライマックスになる。
「幸運の果実が熟したならば、迷わず手に取り半分こしよう♪」
二人の歌がクライマックスになると、ポンちゃんも一緒に踊るように身体を動かし、さらに『キュッキュッ!』と、その歌声に反応してミライのオウガメタル・クッキーちゃんとイノリのオウガメタル・Croonが音を響かせる。
「……そう、恩恵は皆で享受しないと♪」
二人で共に歌い上げると観客から拍手が響く。
「そこです!」
「いきますよ!」
そんな歌と拍手に背中を押され動くアルテナと瑠奈。二刀の斬霊刀を着物で構えるアルテナの姿はそれだけで感嘆の言葉が漏れそうなほど美しく、並ぶ瑠奈な愛を感じさせる仕草を見せる。
「綺麗だトリー」
歌声と立ち振る舞いに見惚れたビルシャナが完全に無防備になる。そこへ放たれた瑠奈の鎖が一瞬でビルシャナを拘束し、そこへアルテナの桜が舞うような斬撃が繰り出される。
「やられたトリー!」
次の瞬間、羽毛が舞い散り桜のように空を彩る。そして全ての羽毛が飛び散ると同時に中からお医者さんが現れた。ケルベロスたちの勝利だ!
●
「はっ!」
ビルシャナを倒して現れたお医者さんが目を覚ました。
「大丈夫ですか、痛いところはないですか?」
バジルに言われて自分の身体を確認するお医者さんだが、どこも怪我などはしていない。素早くビルシャナ化を解除できた為、お医者さんへのダメージは殆ど無かった。
「ああ、大丈夫だ。……む、君は怪我をしているじゃないか!」
自分に怪我が無いと分かると、反射的に怪我人に視線が向かってしまう様子。
「あ、大丈夫よ」
強敵ではなかったが無傷ではない。仲間を庇いながら戦っていたリナリアだけが少し怪我をしていた。そんなリナリアを心配するお医者さん。リナリア自身は全然大丈夫なのだが、自分の事を親身に心配してくれるお医者さんの様子に、ちょっと懐かしい温かさを感じていた。
「……いや、もしかして私は君たちに救われたのかね?」
周囲を囲む観客の様子に何か察した様子。
「そうか、改めて感謝させてもらう、ありがとう」
丁寧に頭を下げるお医者さん。
「先生も無事でよかったですよ〜」
そんなお医者さんに観客から声が飛ぶ。『先生』と呼ぶって事は、たぶんお医者さんの患者さんだった人だろう。
「あ〜、そうだな。それはそれとして、インフルエンザも流行っているから、帰ったら必ず手を洗うんだぞ」
なんだか照れ隠しのようにお医者さんらしい事を言って、しっかりとした足取りで帰路に着くお医者さん。
「それじゃあ、ちょっと参拝してきましょうか」
せっかく着物で来たアルテナ。綺麗な着物もリナリアたちのおかげで全く汚れていない。
「そうですね」
瑠奈の同意して参拝する。
(「ダーリンが健康で、それで仕事が上手くいきますように」)
その願いは愛しい人への願い。他の者も一緒にお参りをしたり、おみくじを引いたりと、平穏を取り戻した神社で参拝をするケルベロスたちであった。
作者:雪見進 |
重傷:なし 死亡:なし 暴走:なし |
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種類:
公開:2017年1月25日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 7
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