スターダストたこ焼きメモリー

作者:baron

「にーた、にーた。マシュマロおいしーねー」
 おいひーねー。
 兄に連れられて歩く道のりで、子供はときどき空に大きな口を開いた。
 そうすると大好きな兄は、マシュマロを投げてくれるのだ。
 それをキャッチする得意技を披露しようとすると、いつまで経っても落ちて来ない。
「にーた? にたーどこー!? あれ、何か落ちて来る……」
 仕方無く周囲を見渡すのだが、大好きなお兄ちゃんは居ませんでした。
 代わりに、見慣れないナニカが空から降って来ます。
 落ちて来たのは……。
「た、タコヤキーだー!? あつい、あついよー」
 まるで隕石のように巨……2mくらいあるタコヤキが落ちて来るではありませんか。
 子供は以前、マシュマロみたいに食べようとして、火傷しそうになった事を思い出します。
 小さなタコヤキだけでも熱くて死にそうだったのに、あんなおっきなタコヤキだと本当に死んでしまうじゃないですか。
 どうにかして逃げようと……。
「にーた、にーた、助けて~。あ、痛。アレ? なんだ夢か~」
 どっすーん!
 子供はベットから落っこちて、目を覚ましました。
 眠り直そうとして怖くなったので、大好きなお兄ちゃんの部屋に行って一緒に寝ようとしたところ……。
「私のモザイクは晴れないけれど、あなたの『驚き』はとても新鮮で楽しかったわ」
 後ろでじーっと見ていた変な女の子に気が付いた瞬間、グサリと鍵のようなナニカで突き刺されてしまいました。
 すってんころりんと転ぶ子供が際に見たのは、巨大なたこ焼きが空に浮かんでいたのです。


「子供が夜に視る夢は、突拍子も無く。荒唐無稽で実現性が無いからこそ面白いのですが、その夢を奪ってドリームイーターにする事件が起きました」
 ユエ・シャンティエがドリームイーターの事件簿と綴られた巻き物を開いた。
 その中で、夢を奪う魔女という当たりを指差す。
「現れたドリームイーターによる被害が出る前に、このドリームイーターを撃破して下さい。無事にを倒す事ができれば、『驚き』を奪われてしまった被害者も、目を覚ましてくれるでしょう」
 ユエはそう言って、保温鞄から美味しそうなニオイを取り出した。
「夢を核にした怪物ドリームイーターですが、今回の形状はタコヤキになります。子供の夢見る物ですから、他愛ない姿をしておりますが、デウスエクスには違いないので注意は必要です」
 ユエが取り出したのは、タコヤキである。
 それも小さな蛸を姿のまま入れた物で、これぞまさに子供が考えるタコヤキである。
「攻撃方法は二種。体当たりしたり、触手を伸ばして絡みついてこようとするもの。近距離攻撃のみですが威力が強いのでご注意ください」
 ユエはそう言って、タコヤキに驚かなかった相手をまずは襲うのだと教えてくれた。
 
「ふむ、なるほどな。俺たちも仲良く……。いや、なんでもない。ドリームイーターを倒して子供を助けなければな」
「そうですね。子供の無邪気な夢を奪うだけでなく、放置すれば被害が出てしまいます。何事も無いように子供が、再び目を覚ませるように、ドリームイーターを倒して、子供の夢を取り戻してあげてくださいまし」
 ボクスドラゴンと仲良く頷きながら、揚・藍月(青龍・e04638)がスケジュールの確認を始める。
 判り易いサンプルで用意したタコヤキが気になるのかと思ったユエは、ソレを資料ともども会議用のテーブルに置いて、軽く頭を下げるのであった。


参加者
花道・リリ(失せモノ探し・e00200)
付喪神・愛畄(白を洗う熊・e00370)
琴宮・淡雪(淫蕩サキュバス・e02774)
揚・藍月(青龍・e04638)
メティス・メドゥサ(オリュンポスゴルゴン三姉妹・e16443)
藤林・シェーラ(詐欺師・e20440)
アデレード・ヴェルンシュタイン(愛と正義の告死天使・e24828)
シンシア・ミオゾティス(空の弓・e29708)

■リプレイ


「人払いの結界張ってくれてるうちに探そっか」
 裏路地の道に入り込み、ケルベロス達は探索を開始した。
「判ったなの。直ぐにタコヤキ見付けてみせるの」
 とはいえ、それほど難しい訳でも無い。
 道の数はそう別れているわけでもないし、敵の方も誰かいないか探しているはずだ。
 子供たちは迷宮に挑むために、夜の住人となった。
「居た……っと、引き付けないと。……えっ何あのたこ焼きすごく大きい……?!」
 月夜だと言うのに、拡がり始めた暗がり。
 藤林・シェーラ(詐欺師・e20440)は前へ進もうとする自分を制し、ワザとらしく声を上げてゆっくりと後ろに下がって行く。
「もう見付けたの? 凄く美味しいお仕事なの……。巨大なタコヤキ……。此処までおいでなのね」
 じゅるり。
 メティス・メドゥサ(オリュンポスゴルゴン三姉妹・e16443)はその場で足を止める。
 先ほど下がった少年と違い、彼女は壁役である。……と言う事にしておこう。
 だからこそ足を止めて前に位置するし、脅かしたいという敵に対して、平気なフリ(良い笑顔)。

 だが、この期に及んでメティスは、ドリームイーターという物を勘違いしていた。
 ……と今はシリアスっぽく言っておこう。無常なのはオ・ト・ナの世界だけで十分だ。
「すごく食べにくそうだよね?」
「うむ。地獄の炎でも火傷せぬわらわじゃが……熱々たこ焼きでは何度も火傷しとるのぅ……。うぅ、冷めるまで待ちきれないのじゃ……はよぅ、食べたいのじゃ……」
 シェーラは大きさの事を言ったつもりだが、アデレード・ヴェルンシュタイン(愛と正義の告死天使・e24828)にとっては熱い方が駄目だ。
 熱いのはちょっといただけない。大きくて激しく抵抗されても、少々の傷は舐めておけば治るが、舌が火傷したら、舐めて治す事も出来ないじゃないか。
「一見美味しそうでもやってることは邪悪なたこ焼きよ! わらわの食欲を惑わせても正義の心までは惑わせぬことを教えてやろう! お、おっと、ヨダレが…」
 アデレードが翼を畳みながら、そんな事を言っていると、後ろの方から声が掛った。

 だいたい、なんでドリームイーター食べようとするのさ?
「たこ焼きねぇ…ついこの間もタコヤキ関係やりましたけど……。こちらは残念ながら食べれないのが寂しいところですわねぇ…」
 他の道を閉鎖してきた琴宮・淡雪(淫蕩サキュバス・e02774)は、苦笑しながらおっきなタコヤキを眺めた。
 良く見れば2mほどのサイズで、形も堅さも隕石のよう。
 食べる物に化けているなら、彼女のタコヤキ(艶笑)と一緒で柔らかい方が良いと思うのだが……。
「遥か古代……日本では雪の代わりに米が降ってきたという伝説もあるらしいね。之も其も食べられなさそうだけど」
 揚・藍月(青龍・e04638)は冷静に頭上のタコヤキと、淡雪のボンキュッボンなタコヤキを交互に眺め、見ちゃいけませんと弟といえる紅龍のお目めを隠した。
 箱竜はあきゅあきゅと何かを説明しようとするのだが、目と一緒に口も覆われたので良く判らない。
「ともあれ、全ての封鎖は完了した模様だね?」
「ええ。では戦うとしましょうか」
 藍月の確認に、淡雪は何か思い付いたような嫣然とした表情で頷き、戦闘態勢を取った。
 こうしてケルベロスとドリームイーターの戦いは、傍目から見れば、愉快に始まったのであった(遠い目)。


「まずはこんなところか」
 藍月は地図を扇のように畳むと、周囲に爆裂を仕掛けた。
 仲間達の気配が拡散させ、同時に士気を鼓舞する。
「そーれっと」
 淡雪は投げキッスがてらに、紫電を飛ばして牽制攻撃を仕掛けた。
 煙立つ中を稲妻が駆け抜け、タコヤキを直撃。
「たこ焼きねぇ。この時期に冷たいものは嫌だけれど、熱過ぎるのも御免だわ……そういえば貴女は大丈夫なの?」
「うちはタコ焼きで別に驚かんし……」
 花道・リリ(失せモノ探し・e00200)は適当に驚いて見せながら、治療師の一人であるシンシア・ミオゾティス(空の弓・e29708)がプルプル我慢してたので、尋ねてみた。
 帰って来た答えに、耳元で囁くように教えてあげる。
「逆逆。驚かない方に襲って来るのよ。まあ、夢って、見た本人にも理解できないものが多いけれど、夢の主が想像力逞しい子どもであれば殊更でしょうね」
 そう告げた後、リリは僅かな踏み込みを見せて稲妻のような突きを放つために前に出る!
 一方で、勘違いに気がついたシンsニアは、別の意味でもギョっとしながらキョロキョロと今更のように周囲を窺い始めた。
 何しろ驚かなければ襲われないと思っていたのである、攻撃距離は大丈夫かなーと巨大タコヤキにおっかなビックリ。
「距離感全然つかめないよね。大丈夫かな、大ジョブだよね。な、なんかこの大きさになるとタコ焼きってすぐわかんないね……アハハ」
 シンシアは『これ食べれるのかな…………た、食べないよ?』と現実逃避しながら、魔法の矢を放つ。

 そんな彼女の不安に応えるように(シンシア曰く応えなくていい!)、タコヤキがこっちの方に来ているような気がする。
 あるいは単に、途中にいる前衛に向かってるだけなのかもしれないけれど。
『メガトン、メテ……』
「う、間にあわ……いや射程がないのか。なら間にあう」
 付喪神・愛畄(白を洗う熊・e00370)は先ほどまで他愛ない話に興じていた仲間が、無残に押しつぶされる未来を幻視した。
 だが、敵はどうやら近距離攻撃しかない模様で、手近な壁役のケルベロスが棒立ちだったので殴りつつ、距離を詰めるだけだ。
 はた目から見て縮尺を勘違いして驚いたが、これなら十分に間に合う。
「脇道を塞ぐんだ、つくもちゃん! 傷はだいじょ……」
 愛畄はビハインドのつくもちゃんに指示を出しつつ、治療の為に近寄るのだが、ちょっとだけ興味深々。
 ヒット&ランならぬ、ランド&スパコーン!
 指示が移動方向を塞ぐためであったこともあり、つくもちゃんはハリセンでぶったたいた!
 思わずニッコリするような光景であったが、仲間の治療中に、奇妙な音がして振り向かれた。
 順調だと思っていたが、まさか、あんな事になろうとは……。


「ほ、本当なの? タコヤキ食べられないって」
「え?」
 グギギギ。
 メティスの首が曲がってはいけない角度の直前まで曲がり質問を繰り返した。
 良く見たら、回し蹴りしただけだったが、もし立ち止まっていても同じことをしたかもしれない。
「タコヤキ食べられないって本当なの!? 嘘なら嘘と言って欲しいの」
「ばか……な。嘘……じゃろ……」
 大切なことなので二度聞きました。メティスとアデレードのガッツはマイナス50%。
 良い焼き加減にはみ出たタコ脚が凄く美味しそうなの……じゅるり。とか快活に言っていた笑顔の少女達はもう居ない。
 目からはハイライトが消えて、呆然。
「あー。大きさ的にもファストフードじゃなさそうだから、どうやって食べるんだろ? と思ったけど、……そーいやドリームイーターだっけ。元々食用じゃなかったねェ。残念」
 シェーラはハンマーを変形させると号砲を放ち、苦笑しながら指でポリポリとかく。
 良く考えたら夢を媒介にして突如出現するドリームイーターは、変異が基本のビルシャナやダモクレスとは違うのである。

 もちろん実体があったからといって、食べて安全かは別であるが、あえて言うまい。
 背中が煤け始めた少女達を前に、同情的な声がする。
「知って……しまったのですね。っていうか、口にしたのは私でしたわ。まさかリアル・サンタみたいに信じている方がおられるとは思いませんでした」
「え……!?」
「知りたく……なかった」
 のほほんと微笑む淡雪の何気ない言葉に、場の雰囲気が急降下、オチと機嫌は二段底だ。
 やめて、子供達のガッツはゼロよ!?
 危ない、ガッツがHPだったら致命傷である!
 そんなピンチ(?)に、救い主が現われた。
「帰ったら御褒美貰えば良いとおもうのねぇん。うちら出がけに食べたでしょお? ユエちゃん置いて行ったタコ焼きは美味しかったんよ! ほら、アレアレ」
「「はっ!?」」
 シンシアの一言で、子供たちはガッツの危機を凌駕した。
「くく……何を呆けておったのか。そなたがいくらアツアツホカホカといえど所詮は余熱! わらわの正義の炎の熱さに比べるまでもなかろう!」
 アデレードは熱き思いで大鎌に心火を灯し、ダイミナミックなスイングで投げつけた。
 本当にHPが減って居ないことであるし、魂を燃焼させればまだ十分に立ち上がれるのだ!
「いまの話を信じたのか……。何? 人は信じたい物を信じる……なるほどな」
 藍月はシンシアの嘘くさい話に首を傾げていたが、紅龍があきゅあきゅと説明したことには頷いた。
 そしてもう一度弟の顔(全身でもある)を見ながら、深く頷いて走り出す。
「そういえば私も食した事が無かったな。後で探しに行くのも悪くない!」
 藍月の前足払いは炎すら帯びる。
 どこに足があるのか判らなかったので、下の方全体をサッカーボールの様に蹴り飛ばし、上から紅龍がタックル!
「タコヤキを探しにですか……私にも責任がありますし、イ・ロ・イ・ロ協力しましょう」
 淡雪はクスリと笑って、『さぁ…誰か別の人に可愛がって貰うのですよ…』とナニカを放流し始めた。
 両手を水瓶の様に組み合わせ、手と手の間からピンク色のナニカが現われる。
 ドロリとしたソレは、熱でほてった敵に絡みつく為に、滝のように放出されたのであった(増え過ぎ注意)。


「だいぶ中味が見えて来たけど……。そのタコ、生じゃあないわよね? 動く茹でタコだなんて初めて見たけど……絡みつくのは見ていて気色が悪いわね」
 リリは灼熱の炎で焦がしながら、壁役のネコさんに延びる触手の色が変わらない事に溜息をついた。
 蛸入り自体は太っ腹で嫌いじゃないが、触手に対する生理的嫌悪感はあるものだ。
「そうかしら? 偶には良い物だと……」
「私の方は勘弁して欲しいわね。だから、斬り落としてあげる」
 淡雪がハートを描く大鎌を取り出しウインク下のを見て、リリは槍を構えつつピシャリと切り返した。
 ちょっと言い過ぎたかなーとか思うのだが、淡雪がポールダンスしながら鎌を投げつけてたので、思わず見ないフリして突撃する。
 なんというか、また謝り損ねたなーと思うことしきりである。
「絡みつかれてるのがうちのネコだと思って……でもまあこっちとしても嫌なのよね~だから、そこで死守! 気持ち悪いだろうけど頑張ってー」
 シンシアはこの一瞬だけ、バニーさんになった!
 あ、元からですよね。

 と、まあケルベロス・ジョークを飛ばしている間に、戦況は変化していく。
 火力こそ高いが、所詮は一体だ。対処が完了してしまえば言うほどの事は無い。
「期待させた罪は重いの!『――疾く、投げ討つ!』潔くタコヤキの為の礎になるが良いの」
 メティスは鉄拳でタコヤキの皮をむしり獲った後、槍を投げる為に距離を取る。
 ギリシア有数の勇者の名前を出したり、饒舌に語っているが、タコヤキの為というのがちょっとアレであるが、気にしてはいけない。
「うむ。まさにメティスの言うのももっとも。ここが我らの正念場というやつじゃ。たこ焼きをハシゴしてくれるわ!」
「そうしよっか。右手に槍つ者、左手に暴走せし物。合体召喚……と言う訳でも無いけど」
 アデレードが武装を持ち替えて突進を始めたのを見て、シェーラは突き刺した刃から手を離し、二枚の札を融合させた。
 練り上げるイメージは、飛び去るヴァルキュリアを見ながら、その中でも有名な熱情を持つ歌劇を思い出す。
『君は春を告げる風、一条煌めく星、朝焼けにたったひとつ鳴り響く厳かなる鐘の音! 戦場を鮮烈に駆け抜けて、君の愛を刻もうじゃないか!』
 シェーラは白馬を駆る戦乙女を召喚し締めに入る。
 とはいえ少女達の様にタコヤキが目当てではない。甘党なので食べに行くとしても、二重焼きとか甘い物の方が良いからだ。
「まったく、大した食欲だな。……しかし、たまには皆で喰いに行くのも良かろう。まあ毒喰わばそれまで、と言うだろ?」
 それを言うなら皿までじゃないですかね?
 紅竜は藍月にそう言い返しながら、兄が投げつけたスライムに続いてタックルを掛ける。
「流石に此処まで来ると、出番は無いかな? それにしてもなんで俺まで負担する嵌めに……」
 それはタコヤキの精霊を、つくもちゃんにだけ食べさせたからです。
 愛畄の愚痴に対して紅龍はツッコミを入れるのだが、彼は肉球パンチに忙しい様だ。
 あるいは、考えるのを止めたのかもしれない。
「これも皆の『機嫌を損ねたアンタが悪いのよ。』さあ、トドメと行きましょうか」
 リリはここに来て、原子核を活性化させた。
 規則正しく動き始める分子が集合し、一定のリズムに乗って加速すれば膨大な熱量を帯び始める。
 小さな核とでも言うべき一撃が、タコヤキ型のドリームイーターを焼失させた。

「消えたら消えたで寒いわね。とっとと帰りましょうか」
 素直になれない天使はそっけなく、踵を返して修復しながら帰還し始める。
「ぐぬぬぬ、なんぞ、たこ焼きが食いたくなってきたのじゃ」
「ひい、なんでこっちを見る……ほ、ほら。うちなんかよりユエちゃんに何か作ってもらお? あの顔はきっと料理美味いはずよ」
「お腹が持ちそうにないの」
 戦乙女が兎さんをジーット見ると逃げ出した。
 だが龍娘が立ち塞がり、絶体絶命。
「実は俺も食べたことが無いのだよ。帰りに一つ賞味に行ってくるかな」
 もちろん、タコヤキの事ですよ?
 紅竜は兄龍のフォローに回ります。
「タコヤキ機ならあった気も……。はうっ!? 止めないと誰か~」
「いやねえ。被害者のケアに行って来るだけよ? ねぇぼく。このタコヤキは怖いかしら? 怖くないでしょう…?でしたらあなたにはおっぱい教に入る資格があるわってね」
 何と言うことでしょう、アライグマさんはミニスカ・サンタの格好をしたサッキュバスさんを見てビックリ!
「おっぱいと言うのはね?触れるだけじゃないの。愛でる事は当然として貴方が欲しいと願えば永遠に美しいママの芸術品なのよ!!」
「あーそれも良いですねえ。ひとつご一緒しましょうか」
 熱く語るサキュバスさんに、女性好きな白羊さんは人間形態を保ったままエスコートしようと申し出るのです。
 被害者の子供が見る、夢の続きがどうなったのか。
 皆さんの御想像にお任せするとしましょう。ただ一言、夜の世界にブラボー。

作者:baron 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2016年12月9日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 3
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