ラーメンヴァリアスセレクション

作者:宮内ゆう

●注文の多いラーメン店
 閉店と書かれた札を下げた引き戸の向こう側で、男性は声を荒げた。
「俺の、俺の何がいけなかったっていうんだ!」
 自分一人しかいない店の中で、男性はテーブルを叩いた。
 やれることをやれるだけやった。あらゆる味を巡り、食感を変え、細部まで調べつくした。
 豚骨ベースの最高のラーメンを作るべく。
 そして行き着いた結果が、叩いたテーブルの上にあったA4程の用紙であり、そこには細かな文字がびっしり書き込まれている。
 一見したものは確実に認識する。これはアンケート用紙だと。
「こんなの、何処でもやってることだ……何故俺だけ!」
 つまり、人それぞれ好みが違うと知り、その人ごとの最高のラーメンを提供しようと考えたのだ。
「俺が、悪かったのか……?」
 問題はその量。アンケート用紙には脂の量、麺の種類、麺の硬さ、これらが15段階ずつあり、さらにスープの量、野菜の量、具の量、具の種類などなど。
 挙句にはコップの柄や椅子の形まで聞いている始末。
「俺は、ただ最高のラーメンを出そうと……ッ!」
「私のモザイクは晴れないけれど、あなたの『後悔』を奪わせてもらいましょう」
 不意に聞こえた声に、胸を貫かれた感触があった。
 そして、男性の意識はゆっくりと途絶えたのであった。
 
●多め細めバリカタ
 注文の多い珈琲店があるのであれば、注文の多いラーメン店があるのではと思いきや予想通りだった。
「それが原因で潰れたところまで同じだと思うとやりきれないわね」
 雪城・バニラ(氷絶華・e33425)はため息をついた。
「というか、これだけ選択肢を用意してたら潰れて当然だと思うけれど」
 物によって大量に多彩に仕入れておかねばならぬものもある。それではいくらお金があっても足りない。
「え、ごはんは白米から13穀米まで……?」
「またしても、後悔の感情を奪うドリームイーターですね」
 バニラがいろいろ考えている間にヘリオライダーの茶太が話を進めることとしたようだ。
「新たに生み出されたドリームイーターが事件を起こすので、早急に撃破をお願いします」
 ドリームイーターを倒せば、後悔を奪われ昏睡中の男性も回復するのだ。
 そもどんな事件を起こすかといえば、人を店に連れ込みラーメンを提供した後、殺すというものだ。
「心からそのサービスを楽しめば、見逃してもらえる可能性もあるようだけど」
 めんどくさいと思ってしまうのが普通。いろいろ答えるよりさっさとラーメン食べたい。だが、楽しむことが出来れば、ドリームイーターの弱体化も望める。
「何より、目を覚ました被害者が前向きになってくれるかも、です」
 一先ず潰れた店だ。テーブルやらなにやらあるが、気にしなくていい。それなりに広い店内、思いっきり戦って大丈夫だ。
「何はなくとも人の心を利用して、人に仇なすなんて許せないことです」
 ぐっと茶太が拳を握る。
「どうか、ドリームイーターの撃破をお願いします」
 そういってゆっくりと頭を下げた。


参加者
ラトゥーニ・ベルフロー(至福の夢・e00214)
芥河・りぼん(リサイクルエンジン・e01034)
橘・芍薬(アイアンメイデン・e01125)
リリウム・オルトレイン(星見る仔犬・e01775)
ハチ・ファーヴニル(暁の獅子・e01897)
鮫洲・蓮華(サキュバスの見本市・e09420)
トライリゥト・リヴィンズ(炎武帝の末裔・e20989)
雪城・バニラ(氷絶華・e33425)

■リプレイ

●ラーメンという道
 件のラーメン店へと足を運んできたケルベロスたちは、早速店内へと案内された。無理矢理再開したため、店内のあちこちにガタがきたままではあったが。
「わーい、ふっかふかですー」
 早速頼んだ椅子が運ばれてきて、リリウム・オルトレイン(星見る仔犬・e01775)がリクライニングシートの上でばいんばいん跳ねてた。背もたれの角度を変えられることにはまだ気付いていない。
「フオオオオォォォ! 修行っスゥゥゥゥ!!!」
 そして約1名、全力で空気椅子のハチ・ファーヴニル(暁の獅子・e01897)、最初からなにしにきたのかわかんない。
「す、すげぇ……」
 ゴクリとトライリゥト・リヴィンズ(炎武帝の末裔・e20989)が固唾を飲んだ。
「ばあちゃんから聞いたことがあるぜ……ラーメンとは鬼道なり、ひとたびラーメンと向かい合えば己の全力を以って相対せよ、ってな……」
 そういってトライリゥトが親指を立てる。合わせるようにハチも立てた。
「アンタの全力、確かに見届けたぜ!」
「まだまだこんなモンじゃないっスよ!」
「ラーメンで繋がる絆、これがラーメン道ですねっ! ロマンです!」
「ああうん。まだラーメンが来ていないどころか頼んですらいないわけだけど」
 熱い展開に芥河・りぼん(リサイクルエンジン・e01034)が目を輝かせるが、雪城・バニラ(氷絶華・e33425)は実に冷静だ。
「空気椅子はちょっと嫌かな~」
 鮫洲・蓮華(サキュバスの見本市・e09420)の素直な言葉、男ふたりがちょっとだけ我に返る。
 ちなみにここまで4人、普通の丸椅子。
「というか、ラーメン楽しみに来たんだよね~?」
「まあ、その反応が普通よね。で、あんたは何してんの」
 小学校にでもおいてありそうな角椅子をガタガタ揺らして橘・芍薬(アイアンメイデン・e01125)がラトゥーニ・ベルフロー(至福の夢・e00214)に尋ねた。
「箱ぃす」
 おまかせしたら椅子が来なかったらしい。だからミミックのリリさんに座ってた。ディフェンダー兼ゴミ箱兼椅子。サーヴァントは忙しい。
 ラトゥーニに、まずかったらあげると言われているのでそれはそれで戦々恐々せざるを得ない。
 ボクスドラゴンのセイさんがねぎらう場面もあったが、椅子にされて蓋の開かないリリさんは返事できなかった。あとテレビウムの九十九さんは、ちゃっかり棚の上でテレビのフリをしてた。

●選択肢無限大
「……というわけで、アンケート用紙が配られたのだけど」
 A4サイズの紙にびっしり書き込まれた質問項目を見て、バニラはため息をついた。
 最高のラーメンを作ろうという心意気は良い。
「それだけお客様に満足してもらいたいという心の表れとはいえ、これはちょっとやりすぎ……と思ったけどそうでもないのかしら」
「よっしゃ! 俺も負けてられねえ、今日は全力だぜ!」
 感化されて燃え始めたトライリゥト。
「こんなにアンケートが豊富ですと、何度でも通いたくなりますね!」
 やたらに楽しそうに書き込んでいくりぼん。
「このアンケートの分量……燃えるっス! 修行みを感じるっス!」
 アンケートにまで修行を感じて修行みなんて言葉を作ってるハチ。
「今日はサイコロパワーが高まってるから、きっと面白い組み合わせが出来る気がする!」
 マイサイコロまで持ち出して天に身をまかせる気の蓮華。
「あぶらーましましーめんかためーどおーなっつどぉーなつー♪」
 ゴーストスケッチでえかきうたなひとりミュージカルを行うリリウム。
「ラーメン屋だからドーナツはないでしょ……ってあるのかッ!」
 ツッコミを入れつつ思わずテーブルにワンパンする芍薬。
 なんやかんやでみな楽しんでいる様子。
「豚骨ベースに麺固めのスープ薄口油多め、チャーシュー2枚と味玉1個、海苔2枚、うずらとほうれん草を少々、小腹にちょうど良い1.5玉!」
「チャーシュー3枚、半熟玉子2つ! 脂の量多めに麺固め、忘れちゃならねぇメンマにコーン、もやしも少々、そんでもって2玉!」
 早速完成りぼんとトライリゥト。店のノリに合わせたスタンダードな頼み方だ。
 さて、こうなると気になるのはもうひとりの体育会系ハチだ。
「肉と卵とほうれん草で……って考えてたんスけど」
 タンパク質に鉄分、きんにく増強メニュー。
「めんどくさくなってきて、プロテインにマルしたっス。濃いスープに麺固めの極太、マー油入りで!」
「プロテイン!?」
 思わず芍薬もびっくり。
 なにかいおうとしたところで、突然蓮華がペンを取り落とした。
「……す、すごいことに、なっちゃったよ」
 わなわなと身体を震わせている。
「スープ濃いめ、麺なし、から揚げ8個に味玉25個!」
「どういう選択したらそうなるのよ! というかもうラーメンじゃないし!」
 ダイスの神様は残酷である。
「え~、でもラーメンの本質はスープっていうよ~?」
「いや、いいならいいんだけど別に」
 結局ニコニコしてる蓮華に、芍薬は曖昧に答えた。
「こうなると私の方が個性足りなく感じるわね」
「麻婆なんて書いておいて、なにを言ってるのかしら」
 即座にバニラが指摘。芍薬は割とヘルシーな感じで野菜多め、激辛麻婆乗せタンメン風であった。
「バニラも13穀米とか頼んでるじゃない」
 麺固め、ネギメンマ多め。健康志向である。
「できましたー!」
 ここでようやくリリウムも完成。
「こいめのスープにカタ麺、チャーシューとネギともやし。そして……のりをごうかに10枚……!」
 夢が広がる、ノリがノリノリ。落ち着けアホ毛。
「お子様らーめんでおねがいします」
「あ、そこはお子様なのね」
 納得したように言葉を返したバニラの裾をセイさんがくいくい引っ張ってきた。
「あら、どうしたの……ああ、あなたも食べたいのね」
 差し出してきたのはアンケート。お子様ラーメンにマルが付いていた。
 そして最後にこの人。
「面倒」
 ラトゥーニである。
 ぺいっとアンケートを投げた。フォローしようにもリリさんは椅子にされてるので動けない。
「おまかせ」
 その瞬間、場の空気が変わった。
「ここはぁ……俺の店だアアアアアア!!!」
 自身のサービスが受け入れられないと感じたのだろう、店主のドリームイーターが吼えた。

●おあずけ
 大方の予想に反して、まさかのラーメン提供前の戦闘開始。
 事前の話では、このドリームイーターはサービスの提供を心から楽しむことでその後悔を縮小させて弱体化する。
(「途中で戦闘になってしまったということは……」)
 強力な敵と退治することになるため侮れないと考えていたバニラだが、その思考がドリームイーターの叫び声によって遮られる。
「うちのラーメンは世界一ィィィィ!!」
 光がチャーシューの形になり、鋭利な刃となって飛来する。とっさに飛び退いたが、チャーシューは身体を僅かに掠めた。
「破かれるのはあなたの方よ。この一撃を食らいなさい!」
「イイイィィィィ!」
 避けると同時にダッシュ、そのまま掌底を打ち込んだ。だが、想った以上にダメージが通る様子だ。
「……もしかして、弱ってる?」
 怪訝な表情を浮かべるバニラに、ラトゥーニが言った。
「ラーメン屋のぉやじが怒鳴る、のもサービス」
「……」
 椅子を並べて寝を始めてる所から察するに、本人としてはサービスを受けたつもりなのだろう。
 そしてドリームイーターに投げつけられるリリさん。カタ麺で叩き落とされるリリさん。
「それぃけリリ、がんばれがんばれ」
「いやいや応援だけじゃ可哀相でしょう! 壊れちゃいますよ!」
 すぐさま応急処置にりぼんが向かう。
「えっ、と……どこだろう、ここ? まあいいやここ!」
 ミミックの頸椎なんてどこかわかんないけど、とりあえず右斜め45度の手刀による衝撃は、リリさんの意識をはっきりさせた。
「九十九もやってきてもらったら? テレビなんだし」
 芍薬の提案に九十九さん全力拒否。ダメージ受けたらね。
「なんにせよ、ラーメンはお預けか」
「まだいただきますもしてないのに~!」
 芍薬のハンマーと蓮華の硬化した腕が同時に振り下ろされ、ドリームイーターの顔がいい具合にへしゃげた。
 こうなったら、ラーメンを楽しむためには店主を救う以外にないのだ。
 だがこうしてふたりとサーヴァントたちが壁として立ちはだかって攻撃を受けてくれるため、随分とスムーズに戦闘は進んだ。
 ドリームイーターが押し込まれる段階になって、ついにハチが動いた。
「うおおおっ、いくっスよ相棒! このまま出番なしでは終わらせんっス!」
 愛刀に話しかけるのに夢中で戦闘に参加忘れてたとか言えない。
 応戦するドリームイーターも光り輝く麺を構えるが、先手を取ったハチが麺を両断、刀を返しざまに文字通り雷電のごとき速度でドリームイーターに突き刺した。
 これにはドリームイーターもたまらず動きを止めてたたらを踏んだ。
 だが下がったそこはリリウムの間合い。
「ふっふっふー、この日のためのとっておきのえほんですよー」
 彼女が開いた絵本は、ゴリラのゴローさんが森や草原のレストランや飲み屋に行きはー食べ過ぎたーというだけの大人気シリーズである。そんなゴローさんの必殺技……。
「このわざとらしい背脂味!」
「がああああ!! うでが、うでがあっ」
 アームロックが炸裂した。
 許されないのだ、ラーメンとはそう、誰にも邪魔されず自由で、なんというか救われていなければならないのだ。
「ああ、俺は怒っているんだぜ」
 どんっ!
 音とともに床が揺れた。
 トライリゥトが床に斧を立てたのだ。
「いくぞセイ! 満たされなかったケルベロスの力を見せてやろうぜ!」
 振りかぶった斧に怒りを乗せて、卓越した技でもって、セイさんとともに、ラーメンへのあらゆる力を合わせて一撃が繰り出される。
「らあ……めん……」
 両断されたドリームイーターの身体は、脂たっぷりのスープの如く、どろりと弾けて散った。

●おあがりよ
「ほら、ラーメン一丁上がりだよー!」
「もっとお母さんらしく言ってください!」
「たんと食べるんだよー!」
 出来上がりはお母さんみたいに、という無茶な要求にも誠心誠意答えようとする店主のおじさん。ラーメン屋の鑑である。
 ドリームイーターを撃破したことで無事目を覚ました店主が、お詫びとお礼を兼ねてラーメンを作ってくれることになった。
 メニューはもちろん、先ほどアンケートに書いた内容通りだ。
「ラーメンはあなたにとっての名刺そのものです! まずは自己紹介をして仲良くなってから色んなあなたを見てもらったらいかがでしょうか!」
「なるほど!」
 りぼんに言われて店長はビシィッと気をつけのポーズを取った。
「押忍! ラーメン屋店長・中木村一平太(仮名)です! ラーメン一筋25年、よろしくお願いします!」
「なんか、ちょっと評判の悪い企業の新人研修みたいになってね?」
 などとツッコミを入れつつ、トライリゥトがずずーっとラーメンを一気にかっ込む。
「美味いッ!」
 満面の笑みでシンプルかつ絶対的な評価を下す。フォークを使ってお行儀良くラーメンをあむあむしてるセイさんも異論なしの様子だ。
 ちなみにもうひとつのお子様ラーメンについては、食べてたアホ毛が飛び跳ねて上の棚に引っかかっちゃったので誰か助けてあげて欲しい。
「味にもサービスにも妥協しないってんなら、いつかきっとむくわもぐもぐ」
 言うより食べる。味玉おいしい。
 だがハチのほうは若干首をかしげている。
「お? 注文失敗したのか?」
「いや、動いたせいかもうちょっと濃い味が欲しいっスね」
 そう言うとハチは近くにおいてあった筒を手に取った。それをおもむろにラーメンにぶちまけていく。その光景にトライリゥトは目を見開いた。
「そ、それはもしや某インスパイアな魚粉……じゃなくてプロテインだそれー!?」
「ええええええーーっス!?」
 かくしてプロテインのラーメン割りが出来た。
「そっちは結局チャーハンなのね」
「ぉまかせした、らこうなった」
 チャーハンギョーザセット、スープ付き。からあげもあるよ。
 芍薬が激辛麻婆と死闘を繰り広げる隣で、ラトゥーニは一心にチャーハンをかきこんでいる。何故ここだけやる気が出ているのか。
 なお、マズいものはなかったので、リリさんはごはんぬき。喜ぶべきか悲しむべきか。
 とりあえず気にしないことにした。
「辛っ、あー辛ッ!」
「ん……こっちのラーメンの風味、とても素敵よ。味も濃厚でとても美味しいわ。13穀米に絡めてもいいわね」
「こっちはもうなんか辛さしか感じないわ……いや美味しいけどね」
 そっと花柄マグの水を芍薬に差し出しつつ、バニラもいったん手を止めた。
「ところで、気になってることがあるのだけど……」
「うん、わかる、わかるよ~」
 ちらりと蓮華を見遣ると、当の本人も頷いていた。
「ラーメンを食べているはずがいつの間にかカレーを食べていた~! なにを言ってるか~わからないと~」
「そもそもラーメンですらなかった気がするけど」
 豚骨カレー。トッピングは味玉たくさん。
 そば屋のカレーが美味しいとはもっぱら言われるが、ラーメン屋のカレーもなかなかどうして。蓮華の匙が止まらない。
「リリウムちゃーん、このカレーおみやげにしな~い?」
「いいですねー、こっちのショートノンファットミルクエクストラホイップエクストラチョコソースラテもお持ち帰りしますですー」
 棚に引っかかったままぷらんぷらん揺れつつリリウムが答える。
「ラーメン屋なのにそんなメニューが!? そういえばさっきドーナツもあるとか言ってた気がしますっ!」
 ラーメンは名刺といった手前、りぼんが驚いた。
「くっ、ここは私の認識が甘かったと言わざるを得ません……ありとあらゆるニーズに応えてこそのラーメン屋……!」
 りぼんはぐっと握り拳を作り真上に掲げた。
「想いが、絆が、そして夢が広がりますッ!」
 なんだかもう感動しきっている。
 しかしここまで言われればラーメン屋冥利に尽きるだろう。道は間違ったのかもしれない、しかし為したものは決して間違っていなかったのだ。
 まだやり直せる、店主がそう思えるほどに説得力がある。
「らーめんの道はやはり奥が深かったです……!」
 まだ降りられないリリウム。仕方ないので九十九さんを棚の上に呼んだ。
「リリウムらーめん道!」
 ばばーんという効果音に合わせて九十九さんの画面上に文字が現れた。
『番組の最後、職人から衝撃の発言が!』
 どうやらまだまだサービスの無茶振りを続けるつもりのようだった。

作者:宮内ゆう 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2016年12月10日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 3/キャラが大事にされていた 4
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