霧に紛れる

作者:雨乃香

 深い霧の立ち込める釧路湿原の奥地。
 月のない夜、誰一人踏み入ることのないその場所、霧に浮かぶ小柄な影が一つあった。
 狼の毛皮を目深に被り、杖を手に薄く笑うそれは毛皮の下その口を開く。
「……そろそろ頃合ね」
 呟きは霧にとけ、返事を返すでもなく、どこからともなく現れたそれは、影の前で跪き、頭を垂れた。
 それは小柄な体を忍装束に隠す、一人の螺旋忍軍。
 しかし、その出で立ちは、随分とみすぼらしく、どこもボロボロで動きにもややぎこちなさが見て取れる。
「あなたに働いてもらうわ。市街地に向かい、好きなように暴れるといいわ」
「御意……」
 小さく呟きを返したその螺旋忍軍の姿は瞬く間に掻き消え、近くの樹上へと現れる。
 その傍らには、数匹の深海魚のような死神が付き従い、彼らは夜の湿原を木から木へと渡り歩いていく。
 目指す先は、夜なお人のひしめく市街地。
 現れては消えるその姿は着実にその距離を詰めていく。

「朝と夜、すっかり冷え込みますねぇ。そろそろコタツが恋しいですが、まずはお部屋のお片づけをしなければいけませんね」
 どうも仕事の忙しさと、元来の不精でなかなか部屋が課手綱下院ですよねと、ニア・シャッテン(サキュバスのヘリオライダー・en0089)は笑いながら話し、おっと関係ない私情でしたねと、場を和ますように言いながら本題に入る。
「様々な動きが続くなか、死神も第二次侵略期以前に死亡したデウスエクスをサルベージし、釧路湿原近くの市街地を襲撃させるという策を未だ続けています、彼らの思惑はどこにあるのでしょうかね?」
 首を捻りつつ、ニアはどうも彼らは目的が読み辛くて不気味ですねといいつつ、唇に指をあて少し悩むような素振りを見せた後、頭を振って話に戻る。
「サルベージされたデウスエクス……今回は螺旋忍軍のようですが、どこか別の場所で死亡したものをつれてきたようですね。何の意図があってここまで運んで来たのでしょうか? いったい何の意図があるんでしょうかね?」
 お決まりのように、変異強化に加えて、お得な深海魚型の死神の三匹セットですね? などとふざけつつも、有益な情報についてもケルベロス達に告げる。
「木々の生い茂る場所では螺旋忍者の姿を見つけるのは難しいでしょうが、幸い敵が通る経路は判明していますので、開けた場所で迎え撃つのが良いかと思われます」
 敵の移動経路と、推奨されるであろう、交戦地域のデータをケルベロス達に送り、説明はそのまま敵の戦闘能力についての話へと移る。
「サルベージされた螺旋忍軍は変異強化により意識や思考が希薄になっています、ただその分、身体的能力は高くなっており、普段どおりの螺旋忍軍の戦い方をイメージしていると足元をすくわれかねません。
 いやらしい攻撃と、力押し、両方に警戒し対応できる方法を考えておいた方がよいでしょう」
 それに加え、怪魚型の死神が三匹敵の護衛についているので、厳しい戦いになるでしょうとニアは話し終えると、ニアは資料から顔を上げてケルベロス達の目をしっかりと見据える。
「強力な相手ではありますが、勝てない相手ではありません。皆さんが良い報告を持って帰ってきてくれることを期待していますよ」


参加者
エステル・ティエスト(紅い太陽のガーネット・e01557)
神崎・晟(剛毅直諒・e02896)
ルース・ボルドウィン(クラスファイブ・e03829)
ティーシャ・マグノリア(殲滅の末妹・e05827)
アルルカン・ハーレクイン(道化騎士・e07000)
天羽・舞音(アーマードケルベロス・e09469)
シマツ・ロクドウ(ナイトバード・e24895)

■リプレイ


 日中であれば地平線にまで広がる緑の茂る景色を拝める釧路湿原も、夜の闇に飲まれてしまえばただただ暗闇が広がるばかりで、さらに深い霧がかかっているとなれば、景色も場所もあってないようなものだ。
 冬の入りとはいえ、北の大地の夜は冷える。
 ルース・ボルドウィン(クラスファイブ・e03829)はふと、昔のことを思い出しつつ、寒さに背を丸め、口元から煙草の煙を立ち昇らせる。
「しかし寒い」
 あまりの寒さに音すらも凍ってしまったのかと思う程に、夜は酷く静かで、彼の震えすらも音として聞こえそうな気がするほどだ。
「こんなに寒いならスカートはやめておくべきでした」
「流石に、北の方は冷え込みますね」
 天羽・舞音(アーマードケルベロス・e09469)が短いスカートの裾を整えながら言うのに対し、エステル・ティエスト(紅い太陽のガーネット・e01557)の方はホットパンツからその脚を覗かせながらも、事前に準備をしっかりとしてきたのか、寒さに震える様子はない。
「はやく現れてくれないと、私凍えてしまいます」
「なんにしろ、早く出てきてほしいってのは同感ね」
 舞音の言葉に一部同意するティーシャ・マグノリア(殲滅の末妹・e05827)の方は、既に臨戦態勢を整えており、服というよりも武装という方がしっくりと来る姿でその場に陣取っている。
 彼等は何も好き好んで冷え込む夜にこのような場所でただじっと待っているわけではない。死神にサルベージされたという螺旋忍軍が死神と共に市街地を襲撃するという予知を受け、彼等はその凶行をそしすべくこの場所に集っていた。
「急いては事を仕損じるとも言います」
 余裕をもった笑みを浮かべながらアルルカン・ハーレクイン(道化騎士・e07000)は仲間達に声をかけながら、コートの襟元を弄りつつ、獣の耳をぴんと立て、周囲の警戒を怠らない。
「ここを敵が通るのは間違いない、霧の中見逃しでもしない限りは嫌でも鉢合わせするだろう」
「俺たちはできる事をするだけ、だな」
 神崎・晟(剛毅直諒・e02896) 、リューディガー・ヴァルトラウテ(猛き銀狼・e18197)の二人も年相応の落ち着きを見せつつ、深い霧に覆われる周囲に何か動きがないかと、気を張っている。
「こちらと違い、あちらは私達の存在を意識していないでしょう、その分発見はこちらが先の筈です」
「先手を取って取り巻きを始末して、本命も倒して、早いところあったまりたいもんだ」
 改めて作戦を確認するようにシマツ・ロクドウ(ナイトバード・e24895)とルースは言葉を交わし、急に拭いた緩やかな風に、ルースは再び背を丸める。
 霧は深く遠くまで見渡すことは出来ないものの、彼等の言う通り、敵の侵攻ルートは事前に判明しており、視界の悪さは戦闘に影響することはない。
 ケルベロス達は、各々自らの仕事をこなすのに按配のいい位置に待機し、ただ敵がやってくるのをいつばかりだ。
「そろそろでしょうか?」
「おそらく、な」
 音楽プレイヤーに表示される時計を眺めつつ、呟いたエステルの言葉に、晟は重々しく頷きを返し、武器を握る手に力を込める。
「敵影四、確認しました」
 ちょうどそこに双眼鏡を手に警戒していたシマツの言葉が響く。
「待ちくたびれたわ」
「いきましょうか、みなさん」
 思い思いの返事をケルベロス達は返しつつ肉眼で確認できるほどに迫ってくる霧の向こうの影に視線を向け、白く煙る息を吐いた後、敵を迎え撃つべく行動を開始する。


 濃い霧の中螺旋忍軍は三匹の死神を従え、真っ直ぐに市街地を目指し駆けていた。
 死して尚誰かの下に仕え、命じられた通りの職務を全うする。もし彼女自身に意識があったとして、今のこの扱いを果たしてどのように受け取ったであろうか。
 不服であると抗議を申し立てるのか、或いはただ粛々と付き従うのか。
 それは誰にも、彼女自身にもわからない。
 深く考えることを奪われたその頭でその螺旋忍軍はただ命じられたままに市街地を目指し、そこに住まう人々の命を奪う事だけを考える。
 平時であれば街の明かりを伺うことも出来たであろうが、こう霧が濃くてはそれすらも見えない。
 それでも彼女にとってさしたる支障はない、最短距離を行くための道筋はわかっており、ただ、その通りに脚は動く。
 見えなくともわかる、もう市街地は近い。
 湿原とは違う、硬い舗装された地面を踏みしめ、強く踏みこんだところで、霧の向こうからそれは突如として襲い来る。
 迸るのは青い雷。
 それが、螺旋忍軍の体を貫いたと思った次の瞬間、衝撃に立ち止まったその眼前に霧を抜け、晟が姿を現す。
「『身』頭滅却すれば、火もまた涼し。燃えるものが残らねば、熱さなど感じないだろう?」
 渦巻く青い炎が螺旋忍軍を包み、その体を炎が焼く。
 そこでようやく、怪魚型の死神達が動き始める。
 螺旋忍軍を守るため、前へと進み出で、晟を止めようと襲い掛かろうとする。
「貴様は完全に包囲されている。無駄な抵抗はやめろ!」
 リューディガーの言葉が、死神達に通じるのか、果たしてそれはわからなかったが、その言葉に込められた気迫と威圧感、そして、漂う死神たちの足元を穿った弾丸に、怪魚型の死神達は、その動きを止めてしまう。
「形なき声だけが、其の花を露に濡らす」
 その瞬間、姿なき無数の斬撃が怪魚のうちの一体を一瞬で切り裂き、甚大なダメージを与える。
 一瞬で分断された死神と螺旋忍軍、雷の一撃を放ったルースと晟の二人が螺旋忍軍の前に立ち、他のケルベロス達が死神を相手にするように包囲の陣を敷く。
 何とか炎の渦から脱した螺旋忍軍はしかし、下手に死神達とは合流しようとはせず、目の前の二人に視線を向ける。対して死神たちのほうは、螺旋忍軍の援護に向かおうと空を漂いケルベロス達の隙を探すものの、その場に釘付けにされ動けずにいる。
 対してケルベロスの方も、目の前に立つ螺旋忍軍の姿に、ルースとエステルの二人は目を細めた。過去に対峙した螺旋忍軍の姿が彼等の脳裏には蘇っていた。
 しかしそれも一瞬のこと、場はケルベロス達が支配し、完全に膠着していた。
「どうも、螺旋忍軍さんと死神さん。シマツです」
 そんな空間に響くシマツの声は穏やかで、絶える事のない笑顔のまま一礼するその様はやや、狂気じみて映る。
「では再殺しますね」
 その表情を崩さぬまま、告げられた言葉と共に、再び戦場が動く。
 彼女に対し、攻撃を仕掛けようと、死神のうちの一匹が動いていた。
 しかし、その牙が彼女に届くことはない。
 舞音の腰に巻いたベルトのバックルを撫でるかの様に、何かを装填すると同時、その体は光に包まれ、一瞬で収まったその光から現れるのは変身した舞音の姿。
「神妙にしていろ……!」
 先程までのおっとりとした雰囲気とはまるで違う声音。手にした薙刀の切っ先に炎が灯り、死神の体を切り裂く。横薙ぎに武器を振るった勢いのまま、掬い上げるような蹴りが死神の体を宙に浮かし、次の瞬間、浮き上がったその体を薙刀が地面へと叩きつける。
 瞬きの間の一連の動作のあとふらふらと再び浮き上がる怪魚。
 既に死神の内二体は手負い、螺旋忍軍も最初の邂逅で、少なくはないダメージを負っている。
 晟とルースの二人は、仲間達に向けて視線を送る。
 その意図を汲み取った仲間たちは、小さく頷きを返し、直ぐに動く。
 この初動の流れを生かし、二人が螺旋忍軍を相手にしている間に、死神を片付け、そのまま勝負を決める。
 しかし、死神の方もただ黙ってやられてくれるわけではない、彼等も自らの置かれている状況を理解したのだろう、威嚇するようにケルベロス達に牙を向き、近づく者に対し襲い掛かる。
 大きく口を開き、噛み付いてくるその一撃をエステルは冷静に刀で受け、弾き返す。その怪魚の巨体が霧の向こうに流れていくよりもはやく、彼女はその体を追いかけ、刀を振るう。
 弧を描く斬撃は、その胴体を斜めに切り裂き、体液が辺りに飛び散り、巨体が揺れる。反撃にと再び大きく口を開いたそこに、霧を吹き飛ばしながらエネルギーの光弾が着弾し。その体を内側から破裂させる。
「他愛ない、次」
 感慨もなく言い捨てティーシャは次弾を装填し、エステルも次の標的へと距離を詰める。
 残る死神は二匹、一方は舞音が引き付け、もう一方はアルルカンの初撃により既に虫の息。
 それでも死神達は抗う。
 残された力を振り絞り、怪魚はアルルカン目掛け突撃する。既に瀕死だったそれのどこにそんな力が残っていたのか。驚くべきスピードで迫る怪魚の牙が、アルルカンの肩口に深く埋まった。
 かにみえた。
「倍増です」
 しかしそれは、シマツが作り出した、虚像に過ぎない。虚空をかみ締めた怪魚の背後にせまるリューディガーの一撃が、死神の体を貫き、その活動を停止させる。
 

 螺旋忍軍が投げ放った手裏剣が二つに増えたかと思うと、それは更に四つに、八つにと、倍々に数を増やし、晟に目掛けて降り注ぐ。
 雨のように迫るそれは避けようもなく彼の体に無数の傷をつける。しかし晟は怯むことなく、前に出ることを選択する、ここで被弾を嫌い距離を取れば、仲間達が奇襲を受ける可能性が高いからだ。
「悪いが、好きにはさせんぞ」
 手にした武器を振るい、降り注ぐ手裏剣を弾きながら、晟は螺旋忍軍との距離を詰める。
 その行動は予想していなかったのか、螺旋忍軍は咄嗟に後ろに飛び距離を稼ごうとする。しかし、晟の跳躍の方が早い、体重と速度を載せ突き出した槍が螺旋忍軍の体を貫く。
 確かな手応え、だが変異強化を施された彼女はその程度では止まらない。捕らえられたのは、彼女ではなく、晟の方であった。それに気づき彼が武器から手を離し、飛び退るよりも早くその体に微かに掌が触れた。
 それだけで、触れられた脇腹が内部から破壊され、血が噴出す。
 さらにもう一方の腕が今度は頭目掛け伸ばされる。
 その手が、触れる直前、螺旋忍軍は突如退く。横合いから飛び込むルースの蹴りが螺旋忍軍の腹に空いた穴をかすめ、着地と同時、再度の跳躍からもう一度放たれる飛び蹴り。
 小柄な体が吹き飛び、螺旋忍軍は晟から引き剥がされる。
「おい、アンタ平気か」
「なに、たいしたことはない」
 脇腹を押さえながら、立ち上がる晟は、目にする。
 吹き飛ばされながらも、螺旋忍軍が放った氷結の螺旋が弧を描き、こちらに視線を向けるルースの頭へと吸い込まれていくのを。
 白い霧に赤い鮮血が散る。
 しかしそれは、ルースのものではない。
「待たせたな」
 リューディガーの掌から滴る血が地面に落ち、ポタポタとその染みを広げる。
「あとは貴方だけ」
 死神の体液を刀から払いながら、エステルは螺旋忍軍にそう言葉を投げる。
 ルースが目を向ければ、地には既に三つの怪魚の死体が転がっており、そのどれもが既に動く気配はない。
「外道の徒よ、今一度、冥府に帰れ!」
 リューディガーの叫びに、螺旋忍軍は一歩後ずさろうとして、その場で踏みとどまる。
 生前の体に染み付いた動きとは裏腹に、命令に従う体はこの場で戦うことを選ぶ。
「その迷い、ここで断ちましょう」
 切っ先を敵へと向け、エステルは地を蹴る。
 咄嗟に、螺旋忍軍が手裏剣を放り、ケルベロス達を近づけまいと弾幕を形成する。
「防護します」
 降り注ぐ手裏剣の雨をシマツの展開した光輪の盾が弾き飛ばし、エステルの身を守る。
 肉薄する、エステルの体。
 ならばと螺旋忍軍は腕を突き出し、直接的な迎撃を試みる。
 その頭に掌が触れさせさえすれば、いい。
 伸ばした腕が、最短距離でエステルの頭に触れるよりもはやく、ティーシャの放った砲撃がその腕を吹き飛ばし、螺旋忍軍は無防備にエステルの前に体を晒す。
「私の情熱を、あなたの中に!」
 炎を纏う腕を交差させ、エステルは螺旋忍軍の頭部をしっかりと掴み、地を蹴る。
 敵の頭部を視点に、頭上を飛び越えその勢いに、螺旋忍軍の体も浮き上がる。同時に交差した腕を戻し、敵の体が反転しつつ、螺旋を描く炎がその体を包み込む。
 急激な捻りにその体は耐えられず、エステルの手に、手応えが返る。
 燃え盛る体が地へと叩きつけられて、嫌な音を立てて一度だけ、跳ねる。
 力なく横たわった体は抵抗する素振りもなく、その身を灰へと変えていった。


 エステルが手を伸ばし、拾い上げた螺旋手裏剣はいたって普通のもので、特に変わったところは見受けられない。形容しがたい気持ちを抱きながら彼女はそれを強く握り締める。
「せめて二度目の眠りが安らかであることを願いましょう」
 そんな彼女の姿にアルルカンはそう軽く声をかけ、霧の中へとぶらりと消えていく。
 修復の必要な場所はそれ程なく、負傷した仲間達の治療も既にあらかた終わっている。
 冷たい風の吹きすさぶこの場に残り続ける意味もなく、ケルベロス達はその場を後にしていく。
「どうか、しましたか?
 変身をといた、舞音にそう声をかけられエステルは、なんでもない、と首をふって返し、その後に続き歩き始めようとしたところで、立ち止まり振り替える。
 そうして、霧の向こうから現れたティーシャとばっちりと目があった。
「敵の出所なら一応痕跡は探しておいたから、帰ってからの調査次第よ」
 そう、言われ、エステルは驚きつつも、取り繕うように言葉を返す。
「ここには一体なにがあるんでしょう」
「この釧路湿原で死者を蘇らせる意味、いずれわかる時が来るのだろうか?」
 エステルの言葉に、リューディガーもまた疑問を口にするものの、この場に答えられるものがいよう筈もない。
「いずれわかるときも来るだろう。それよりも俺は熱燗で一杯やりたい」
 付き合えというわけでもなく、単純にこの寒い場所からはやく引き上げたいのか、ルースは仲間達の背を軽く押して歩き出す。
 辺りを包む霧のように、未だ事件の全貌は見えず。
 それでもケルベロス達は、己が力を必要とされれば、その場に赴きただ、戦う。
 それが、いずれ、平和な日々に繋がると信じて。

作者:雨乃香 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2016年11月30日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 3/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 2
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