ただ近くに居たかった

作者:千咲

●願いを叶える魔法少女
 ――朝。青森県の某山の中。
 制服姿の少女が道なき道を、駆け抜けるような早足で進んでゆく。
 少女は、途中あちこち道を違えそうになりながら、ほぼ遭難者のように小さな泉の傍にたどり着くと、大きく深呼吸して息を整えてから話し始めた。
「センパイを助けてください。せっかく毎日頑張って、ベンチ入りが決まったのに……」
 礼児先輩が居なくなっちゃったんです、と。
 あれだけ喜んでたのに、何かあったに違いない、と。
 彼が最後に言ってた言葉から、この山に入ったらしいんです、と。
 一息に泉に向かって叫ぶように語り終えると、彼女の背後に突然何者かの気配が現れる。
「大丈夫。彼はきっと近くにいるわ。近くに行けるようにしてあげる……」
 後ろから囁きかけるように言ったのは、右手が枝の先にリンゴを実らせた木、左手は天然木でハートを描いたような杖を携えた、アンジェリックプリティな少女。
「ホント!? お願いします、センパイに会わせて――」
「もちろん。これを飲んだら彼にもっと近付けるわ」
 少女の異様な姿にすら気付けないほど、先輩のことしか見えていない彼女に、1粒の種を差し出す少女。
 すでに彼女の意識は何かに奪われているのか、普通なら誰もが訝しむ怪しげなセリフを微塵も疑うことなく、差し出された種を一飲み。
「き、きゃあぁぁっ!」
 彼女の手足は見る見るうちに樹木と化し、制服のあちこちから、引き裂くように枝葉が伸びてゆく。が、驚いたのは最初だけ。次の瞬間には痛みを感じることもなく、気付けば意識の内に植物がすっかり溶け込んでいた。
「彼は皆を幸せにするべく街に向かったわ。だから、あなたも手伝ってあげて」
「……うん。彼の近くに居られるのなら」
 せっかくベンチ入りを果たしたはずのセンパイは、もういない。けれど、彼女はその真実を知る由もないまま、攻性植物として日中の街へと向かうのだった。
 
●ただ近くに居たかった
「このあいだの事件、どうやら続きが起きてしまったみたいなの」
 集まったケルベロスたちに、赤井・陽乃鳥(オラトリオのヘリオライダー・en0110)が、悲しげな顔で告げた。
「青森県の某山中から下った麓の市街地に入った辺りに、また、攻性植物が現れるの。攻性植物となってしまったのは、やっぱり同じ市街地に住む高校生、兎本・塔子さん。彼女も、攻性植物に囚われてしまったような感じなんだけど、やっぱり何者かの配下になってしまってるみたいで、既に救出は無理な状況みたい」
 鏡月・空(月は蒼く輝いているか・e04902) さんが山中に入って間もなく、先の被害者、球田・礼児くんと同じ高校の鞄を見つけたのだという。
 同じ頃、礼児くんの最近の行動や様子を調べていたデジル・スカイフリート(欲望の解放者・e01203)さんが、同じ部のマネージャーである彼女も、事件直後から行方知れずになっていると聞いて……調べたところ山中の鞄は彼女のものだった、って訳なの。
「2人は部の先輩と後輩、といってもマネージャーなんだけど。ちなみに、2人は付き合っていたと言う訳ではないみたい。勿論、幼馴染みだとか、家が近所だとか……そういう偶然もなし。ただ、塔子さんが先輩である礼児くんに憧れてたのはみんな知ってるみたいなの。そんな訳だから、それ以上の接点があったかはまでは、何とも言えない」
 ただ、何にしても時間のズレから見る限り、一緒に山中に向かった訳ではないみたいと言う訳ではなさそう。彼女もまた一人で山に入ったところを捕らえられたみたい、と語る陽乃鳥。
 そんな彼女も、市街地で仲間を増やそうとしているのか、もしくは侵攻の拠点を築こうとしているのか……!?
 いずれにしても皆には、攻性植物となった彼女が市街地に入る前に撃退してほしいの、と。
「山から下りてくる道は同じく1本だから、待ち受けるのは難しくないわ。それに、今回は早朝……この間に比べたら格段に動きやすいはず。相手は1体――これと言って特徴的なものはないけど、セーラー服姿の攻性植物ってだけでもそうそう見間違えることはないと思うの」
 陽乃鳥は、短くお願いね、とだけ告げた。
「彼女の目的は、実は先輩の礼児くんに会うこと……って言うのが正しいような気はするけど、既にそれは手遅れ。既に彼女の中には、琴線に触れるだけの心すら残ってないから。心も奪われ、目の前に敵がいればそっちにしか意識が向かない傀儡人形……」
 彼女をそんな風にした『誰か』が姿を見せることはないし、彼女から情報を得るのも無理。手掛かりは他に求めるしかないと思う、と。
「だから……せめて安らかに眠らせてあげて」
 陽乃鳥は、そう言って瞳を伏せるのだった。


参加者
ディディエ・ジケル(緋の誓約・e00121)
ゼレフ・スティガル(雲・e00179)
デジル・スカイフリート(欲望の解放者・e01203)
クローチェ・ドール(愛迷スコルピオーネ・e01590)
修月・雫(秋空から落ちる蒼き涙・e01754)
斬崎・霧夜(抱く想いを刃に変えて・e02823)
鏡月・空(月は蒼く輝いているか・e04902)
アストラ・デュアプリズム(グッドナイト・e05909)

■リプレイ

●連鎖
「……またですか。まったく同じような悲劇を繰り返して…………」
「人とのつながりをこんな形で利用されちゃうなんてね……楽観的過ぎだったのかな」
 嘆息する鏡月・空(月は蒼く輝いているか・e04902)に、頷きながらも、もっと警戒してしかるべきだったのか、と振り返るアストラ・デュアプリズム(グッドナイト・e05909)。
 前の事件にも関わった身としては、些かやるせない気持ちにもなる。本当は助けたいし、諦めたくもない。
「攻性植物は人を取り込むことで配下とすると云うが……幼気な少女の願いを踏み躙った騙し討ちのような今回の形は、特に厭な手口であるなあ」
 様々なデウスエクスたちのやり口を見てきたディディエ・ジケル(緋の誓約・e00121)だったが、その中でも今回の件は厭な方に類すると言えよう。
「まさか、連鎖的に手を出してくるとはね……。誰かがいなくなる、というだけでも心を揺さぶる物なのに。それが、願いとして出たところに目を付けられたのかしらね」
 そんな中でも冷静に事件を分析するデジル・スカイフリート(欲望の解放者・e01203)だったが、その胸の裡では、そろそろ怒りが沸点に達しようとしていた。
 その内心を知ってか知らずか、修月・雫(秋空から落ちる蒼き涙・e01754)も頷くように続けて言葉を紡ぐ。
「やりきれない思いはありますが、こうなってしまった以上、攻性植物と化してしまった塔子さんは倒すしかありません。彼女自身に新たな犠牲者を出させないためにも」
 そうだよね、と斬崎・霧夜(抱く想いを刃に変えて・e02823)が、すぐさま頷く。
「その命を終わらせる事でしか救えないのなら、そうするしかないよね。それこそが、彼女の為にもなるはずだよ♪」
(「……その、はずだ」)
 務めて軽く投げるようなその台詞の裏に本心を覗かせながら、彼をはじめとする面々が、まだ朝と呼べるうちに先の事件で戦場となった辺りへとたどり着く。
「無情っすねえ……」
 憧れも健気な想いも、奴らにとっては美味しい獲物。助けられないのなら、せめて少しでも人里から離れた方が良いと、もっと山に近い方に行くことを促すゼレフ・スティガル(雲・e00179)。
 前とは違い、今回は朝なのだから。

●やるべき事は……
 山に向かって進んでゆく彼らの前に、ゆっくりとした歩みで近付いてくる制服姿の少女。
「あれか……。敵とは言えシニョリーナを斬るのは心が痛む……。まぁ、うちの兄だったらそう言うかもしれないな」
 クローチェ・ドール(愛迷スコルピオーネ・e01590)はそんなことを思いながら、懐のナイフに両の手を添える。
 次の瞬間、一片の躊躇も見せず走りゆくと、舞うように切り裂いてゆく。
「そうね。何にせよ、彼女の願いももう叶わない。なら、ここで止めるしかないものね」
 デジルの元から植物の蔓が広がる。しかしそれは彼女と違い、攻性植物に支配された訳ではない。蔓が前衛の仲間たちの前に黄金の果実が実り、聖なる光を放つ。
 と同時に、雫の足元からも半透明の御業が少女の元へと伸びていき、瞬く間にその身を拘束。そこに、光の中を突っ切ったゼレフが振り上げた鉄塊の剣、白夜に体内のグラビティを乗せて叩き付けた。
「ボクだって、やるべき事はわかっているつもりだよ」
 アストラがものすごい速さで2台のスマホに何かを入力。すると突然、攻性植物の彼女が燃え上がり、焼けるのを待っていたかのようにサーヴァント、ボックスナイトが喰らい付いた。
 が、炎を振り切るようにその身をクルクルっと回転させた制服の少女は、眼前の相手を無視し、両の手から蔓を伸ばしてデジルの身体を締め上げる。その狙い、本能的に訴える何かがあったのだろうか。
 静かな空気の中、ぎりぎりと締め付ける音が響く。が、それを絶ったのは霧夜の銘刀【雪君】の奏でた清浄の音。
 さらに、空が地上に己が守護星座を描くと、光が仲間たちを包み込むように照らし出す。そしてボクスドラゴンの蓮龍が属性を注入。
 ここまでの応酬を観察していたディディエは、やはり取り付く島もないのだということを改めて認識。
「……最早既に救えぬ状態とは何とも口惜しいが」
 と、簒奪者の鎌、影寂蕭蕭を振り切った。『虚』の力が敵の生命力を奪い取る。
「私も……返すわ」
 返す刀ならぬ返す蔓で敵の躯を締め上げるデジル。
 そこにアストラが時空をも凍結させる氷の弾丸。しかし塔子は、渾身の力で己の蔓を振り回して弾丸を弾き落とした。
 そのまま蔓の先に黄金の果実を実らせ、一気に爆ぜさせる――滴る露が傷を癒してゆく。
(「そうはいかない」)
 即座にクローチェがグラビティブレイク。ナイフの斬撃に力を加えた。
「……今やるべきことは、操り人形から解放して安らかに眠らせてあげることですね。とは言え、こういう風に殴るのはあまり慣れてないですけど……!」
 雫の拳が音速を超え、植物の蔓ごと千切り折ってゆく。
 少女の口元で、一瞬叫び声を上げるかのようにひゅうっと息を吸い込む音が鳴る。
 ――しかし、それは叫びなどではなかった。
 !!
 危機を察した霧夜が、猟犬のように鎖で追い詰め、彼女の自由を奪う。
 そこに空のゾディアックソードが一閃。
 隙が生まれたのを見て取ったデジルは、すかさずディディエに破壊のルーンを授ける。その加護を実感したディディエは鎌を少女の首に振り下ろした。
 が、その刃が首を刎ねるより早く、地面が大きく揺らいだ。
 いつの間にか戦場に広がっていたのは彼女の根が、地面を侵食し後方のケルベロスたちを飲み込んでゆく。
 戦いは、佳境に差し掛かっているようだが……まだ、誰にも終わりは見えなかった。

●ただ近くに居たかった
「何やってんの。押されてるよ!」
 アストラのスマホから無数のコメントが弾幕のようにあふれ出す。
 ボックスナイトも放出したエクトプラズムを武器となして、根を1つ1つ断ち切ってゆく。
「失礼しました。油断したわけではないのですが……」
 コメントにまで丁寧に応答を返すと、雫がシャーマンズカードを投じ、フロスト・ランスナイトを召喚。冷却の力を植物の行動阻害を試みる。
 主が飲み込まれた仲間たちに軽く手を貸している間に、横から舞い上がった蓮龍がブレスを放つ。その息吹が敵の目を眩ませた瞬間、戦闘に戻った空が彼女の死角に身を潜め、一対の星座の力を込めた二刀で十字の斬撃を叩き込む。
「彼に会いたい……気持ちが溢れ出したんだね。残念ながらすぐに会わせることは出来ないけれど」
 ゼレフが、ナイフに持ち換えての斬撃。正確無比な一撃が彼女の躯を貫いた。
 立て続けのダメージが耐え難かったのか、再び少女は果実を作り出して自らを潤してゆく。
「こちらも今のうちね……貴方達がなりたい自分、その姿をイメージしてみせて」
 夢の世界を紡ぐ魔術がデジルの元から仲間たちに広がってゆく。無傷の自分自身をイメージすることで、ダメージすらも癒してゆく。
 その間に霧夜は鋭い太刀先を雷の如き迅さで突き込む。そして、続くクローチェは、再びナイフを閃かせるも、相手が身構えたのを見てすかさず蹴りに変えて爪先を叩き込む――彼にとって足癖の悪さと判断の速さは表裏一体の自然な所作だった。
 同様にゼレフも得物を巧みに持ち換えて戦う。再び、力を込めた白夜を少女の頭上から振り下ろす。
「ここで手を緩める訳にはいきませんね。もっと時間があれば大きいのもできますけど」
 今は隙を作らないことを優先すべき……。そう判断した雫は頭上に雷雲を呼び、瞬間的な雷撃を紡いで敵を灼いた。
 その一連の攻撃の間に、妖精王の物語を終盤まで一気に読み上げたディディエ。
「……現し世へと至れ、妖精王よ。汝の軌跡を、此処へ」
 魔力を秘めた『音』が目の前の敵を滅ぼさんとする。目に映らないそれを回避するのは至難の業。少女の力が、為す術なく失われてゆくのだけが皆の目に映った。
 だが、それでも彼女が踏みとどまって倒れないのは、その強き想い故だろうか。その足元から伸びた根が大地を縦横に侵食し、今度は前衛の面々を呑みこもうとする。地面から舞った土が皆を覆い、意識を奪おうとする……。
 が、すぐさまアストラの放つオーロラのような光がその上から降り注ぎ、正常な意識を呼び醒ました。
「そろそろ決着をつけてやらねばなるまいな……」
 ディディエのエクスカリバールから無数の釘が飛び出した。
 そのまま眼前の敵にフルスイング――攻性植物の躯から木片が飛び散った。
 直後、空が振るった手の動きに乗るように緑色の風が舞い、仲間たちの傷を癒す。
「先輩……」
 すでに限界が迫っているのだろうか。攻性植物化が進み、元の素朴な可愛らしさを失った顔の辺りに一筋の滴が流れ落ちた。
 消えた先輩のことが心配だったのに……。ただ、近くに居たかっただけなのに。
 そんな少女の想いがあふれ出してきたような気がして、戦いの最中にも関わらず、皆の胸に、切なさの針がちくっと突き刺さった。
 その瞬間、太刀を持つ手を止める霧夜。すかさず攻撃をチェインに代えて締め上げる。
「さて、シニョリーナ覚悟はいいかい……といっても聞こえていないのだろうが」
 動きの止まった敵に向かうクローチェの刃の先に、銀色の光が宿る。
 と同時に、植物化した少女の目の前にまで間合いを詰めていた。
 何もせぬ間に近くで声が響いたことに驚いたのか、少女だった者の手から無数の蔓が伸びる。それらは、眼前の敵を絡め取ろうと広がってゆくが、銀の閃光の前に悉く斬り落とされ、一瞬で朽ち果ててゆく。
「無駄だ。まぁ、せめて祈ってやろう……誰も殺さず逝ける事を、誇り給えよ」
 輝く銀色が少女の全身に無数の線を描き、そして音もなくスッと消えてゆく。が、傷痕は消えど戒めの刃は呪われた身を苛んで……。
「きゃぁぁぁっ……」
 元の少女のもの悲痛な声か。敵は、その痛みから、恐怖から、逃れるように後ずさってゆく……一歩、また一歩、と。
 !!
 が、その歩みが突然止まる。その原因は、鉄塊剣もナイフも納め、無手となったゼレフに当たったから。ともすれば親子にもなり得る齢の差なれど、決して憐憫の情で攻め手を欠いた訳ではなかった。
「きっと、あっちで君の事を呼んでくれるよ」
 彼の半身が、闇を携えし鈍い銀に変わる。金属のような色合いの炎が、翼のように広がって……先輩に憧れていただけの元野球部の少女をそっと包みこんだ。
「…………」
 炎の中で、少女の最期の声が響いたが、きちんとした音にはならず。
 目を伏せたくなる現実だけれど、ケルベロスたちは目を背けない。仕方ない事と言えど、最後に手に掛けたのは自分たちなのだから。
 ……Addio.
「せいぜいあちらで、よい夢を」
 微かに起こった風に乗って散ってゆく灰に、クローチェは、そっと言葉を手向けた。

●果実は実らず
「憧れという名の『恋』だったんだろうね。儚い果実は実らず……か。すまないね、こんな事しか出来なくて。……せめて見送るよ。おやすみ」
 同じく見送りながら声を掛けるゼレフ。色付き行く山の奥に視線を向けながら、不吉な林檎の足取りを探すように。
 ――散りゆく灰が、場の全員の間に沈黙を走らせる。
 が、それを断ち切るように、霧夜がパチンと正常の音を響かせた。
「やぁ、終わった終わった♪ 皆、怪我はないかい」
 切り替えるように明るく声を掛けた。すぐに、とは言わないまでも重い空気を引き摺っていたところで仕方ないのだから。
「……残念だけれど、こうするしかなかった。そうだろう? ヘリオライダーの予知でもそうだったしねぇ。 大丈夫。きっと彼女も救われたよ♪」
 軽口にも取れる風に告げる彼に、沈黙の中で黙祷していた雫が顔をあげた。
「……彼女みたいな人はもう出したくないですね」
 一変とまではいかなくても、皆の気持ちが前に向いたのは間違いないのだろう。何気に、一番引き摺っていたのは霧夜自身だったのかも知れないけれど。
(「……救われてくれた、はずだ。そうでないと……」)
 と。
 いずれにせよ、このままでは終われない。この件に関わった以上、その元凶を確かめなくては。
「これが、許せないっていう気持ちなんだね」
 アストラも、自身の裡に湧き上がる想いを確かめるように呟いた。
 同じような決意を胸に帰路につくケルベロスたちの中で、1人、デジルだけは静かに何か思索に耽っているように見えた。
(「……やっぱり、あの子、なのかしらね。そろそろ……お痛が過ぎるころよ」)
「……『魔法少女』サン」
 己が宿敵の姿を思い浮かべ、微妙な表情で誰にともなく囁いていた。


作者:千咲 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2016年11月4日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 3/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 0
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