黙示録騎蝗~飢餓と苦痛

作者:こーや

 しんと静まり返った深い森の中。
 土で固めて作られていて、自然の中においては見た者に違和感を与えるものがいくつも連なっている。それはローカストの住居で、ここはローカストの集落であった。
 その中でローカストは息を潜めるように暮らしていた。何かが迫る音に息をのみ、通り過ぎてくれることを祈る。
 けれど、祈りは届かなかった。
 ドンッと物々しい音とともに土の壁が崩されると共に侵入者が住人達のもとに飛び込んできた。
「なに、ぐあっ!」
 住人に問う権利などないとばかりに侵入者は一切の加減を捨て腹部を蹴り上げる。
 痛みに腹を抱える住人の襟首をつかみ、強引に立ち上がらせる。
 その間にも、集落のいたるところから他の住人も暴行を受けているであろうと思わせる音が聞こえてくる。
「次の作戦にはお前達が必要となる」
「わ、我々、がぁっ!」
 住人の顔面を殴打した侵入者――特殊部隊『ストリックラー・キラー』の1体からは僅かな愉悦が姿を見せている。
「ああ、そうだとも。お前たちのグラビティ・チェインが必要だ。さあ、弱き同胞よ。黙示録騎蝗のために、その身を捧げてもらう」
 侵入者は住人が身動きを取れなくなるまで徹底的に痛めつけた。その上で物のように扱い、『施設』へと向かう。
 弱り切ったローカストは震え上がった。
 聞こえてしまったのだ。絶叫とも言える悲鳴が、いくつも。しかも絶えることなく。それは先ほどとは比べ物にならない苦痛が待っていることを示していた。

「ローカスト達の新たな動きが分かりました」
 河内・山河(ドラゴニアンのヘリオライダー・en0106)がゆるりと握った唐傘が、風の勢いに押されてくるりと回る。
 山河は傘が飛ばされないないように、柄を握る手に少しだけ力を籠めながらも説明を続けた。
 これから話すことはノーザンライト・ゴーストセイン(のら魔女・e05320)の調査により判明したのだと言う。
「下水道から侵入して広島市を制圧する大作戦を行おうとしています。この作戦は特殊部隊『ストリックラー・キラー』によるものみたいです」
 特殊部隊『ストリックラー・キラー』とは、グラビティ・チェインを枯渇させたローカストを使って事件を起こした者達。
 個別の襲撃ではケルベロスに阻止されると学習したのだろう。今回の作戦では、指揮官であるイェフーダーを含めた『ストリックラー・キラー』の総力を結集しているようだ。
「『ストリックラー・キラー』のローカストは、沢山のコギトエルゴスムを持ってるみたいです」
 グラビティ・チェインが枯渇した状態のローカストとともに下水道から市街地に侵入し、人間を虐殺。奪ったグラビティ・チェインを利用し、コギトエルゴスムを新たな枯渇状態のローカストに変えて戦力を増やす。それを繰り返し、広島市全域を制圧し、数十万人に及ぶ虐殺を企てている。
「この作戦が実行されれば、広島市の制圧までにかかる時間は24時間以内と想定されています。せやけど、今回は事前に事件を察知することが出来ました。彼らの侵入経路で迎え撃てます」
 風に煽られた黒髪が山河の顔にかかる。山河はすぐさま髪を耳にかけ、そのまま手で押さえつけた。
「敵は市内全域を同時に襲撃する為に分散して行動します。『ストリックラー・キラー』のローカストと、枯渇状態のローカストで1チームになってるので、あわせて2体のローカストと戦うことになるはずです」
 『ストリックラー・キラー』のローカストは、相当の覚悟をもって作戦に挑んでいるらしい。ケルベロスが待ち構えていても決して逃げることなく、ケルベロスを撃退して作戦を遂行しようとするだろう。最期のときが迫っても。
「黒いミツバチみたいな見た目が『ストリックラー・キラー』のローカスト。枯渇状態のローカストはそれよりも頭2つ分ほど大きな、カブトムシのような姿をしています」
 『ストリックラー・キラー』は羽をこすり合わせて音波を放ち、棘からアルミ化液を注入、そしてアルミニウムの牙による攻撃を行ってくる。
 カブトムシのローカストは高々と跳躍してからの蹴り、腕からカマキリの刃のような鎌を生やしての斬撃。こちらもアルミ化液を注入する術を持っている。
「カブトムシのローカストは、グラビティ・チェインが枯渇しているせいでまともな思考はできない状態やと思います。せやけど『ストリックラー・キラー』は違います。気を付けてください」
 説明を終えると、山河はふぅと息をついた。
「ローカストにしてみれば絶対に成功させなあかん作戦やと思いますけど、それはこちらも同じです。絶対に負けられへん戦いとなります。皆さん、どうか気を付けてください」
 山河はぺこりと頭を下げる。そこに再び強い風が吹き抜けていった。
 傘をさらわれぬよう強く引き寄せながらも、山河は空を見上げぽつりと呟いた。
「そういえば……この作戦に使うグラビティ・チェインは、どうやって手に入れたんやろ……?」


参加者
楠・竜胆(ローズバンク・e00808)
ミルフィ・ホワイトラヴィット(ナイトオブホワイトラビット・e01584)
国津・寂燕(刹那の風過・e01589)
大上・零次(螺旋の申し子・e13891)
平島・時枝(フルメタルサムライハート・e15959)
妹島・宴(幽囚に疼く・e16219)
ティリシア・フォンテーヌ(ドラゴニアンの螺旋忍者・e21253)
八尋・豊水(毒梨の忍び・e28305)

■リプレイ

●進む者と待ち受ける者
 ザアアアと響く水の音。通路に点々と灯された明かりだけでは頼りなく、仄暗い。
 しかし、ミルフィ・ホワイトラヴィット(ナイトオブホワイトラビット・e01584)と国津・寂燕(刹那の風過・e01589)、平島・時枝(フルメタルサムライハート・e15959)、八尋・豊水(毒梨の忍び・e28305)の4人が用意した光源がある。不安はない。
 ぴちょり、水が滴り落ちる音と共に大上・零次(螺旋の申し子・e13891)はやれやれとばかりに溜息を吐いた。
「全く、奴等なんつータイミングで来るんだ」
「こっちの事情なんて向こうはお構いなしなのね」
「それもそうなんだがなぁ」
 ティリシア・フォンテーヌ(ドラゴニアンの螺旋忍者・e21253)の言葉に、零次は再度息を吐く。
 懐中時計で時間を確認しながらミルフィは苦笑いをこぼす。白兎の細工が施された文字盤が、もうそろそろだと告げている。
「イェフーダーも、相当に追い込まれている様ですわね」
「いよいよ形振り構ってられないって訳だな」
 ぱしり、時枝は手のひらに拳を打ち付けた。唇が好戦的に歪む。
 事前に印刷しておいた下水道の地図を確認していた寂燕がふいに顔を上げた。
「いやはや、下水から侵入たぁまさに虫って感じだねぇ?」
 言うなり、地図を畳み始める。その意味を全員が理解していた。
 楠・竜胆(ローズバンク・e00808)はくすんだ緑の髪を撫でつけ、襟を緩める。
「おでましだな。かなりリスキーな状況だが、ここをしっかり耐えねーとな」
「さあ、かますわよ」
 耳を澄まさずともよく聞こえる。やけに急いでいる人外の足音と羽音だ。豊水は口元を赤いスカーフで覆った。
 妹島・宴(幽囚に疼く・e16219)が近づいてくる足音へ杖の先端を向けた。
「虐殺などさせません。絶対に阻止してみせます」
「その意気だ」
 2つの小さな点が見る間に大きくなり、はきとその姿を認識できるようになった途端、寂燕は礫を放った。
 豊水の手裏剣が、その後を追うように螺旋を描いてカブトムシローカストの肩を裂く。
「ガァァァァッ!!」
 カブトムシが低い声を上げた。肉体に受けた痛みだけでなく、グラビティ・チェインの枯渇に苦しんでいるのだ。
 目には狂気めいた渇望の色。そこから理性や知性を読み取ることは出来ず、豊水は眉を顰めた。
 このような状態にしたのは『ストリックラー・キラー』――カブトムシの同胞たるにローカストに違いない
「……許せない」
 旋風となって走る時枝は、豊水と真逆の想いを抱いて笑っていた。
 兵法に正道あれば詭道あり。勝つ為には手段を選ばないその心構えを時枝は受け入れ、良しと断じた。ならば、それに応じるのみ。
「ガツンとかましてやろうかぃ!」
 瞬間的に全開放した身体機能と知覚。時枝の神速に応えた靴裏が立てる音よりも早く、時枝の一刀が叩き込まれた。

●戦う者と戦う者
「おおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
 ミツバチへと距離を詰めた零次が咆えた。魔力を帯びた咆哮がローカスト達の羽と足に響く。
 ブブブと羽音を立て、ミツバチが棘の右手を零次へと繰り出した。そこに竜胆が割り込み、一撃を引き受ける。
「っ! ……出来るだけのことはやらせてもらうぜ。守りは任されたよ」
 僅かにアルミ化した腕をものともせず、竜胆は紙兵をばら撒いた。霊力を帯びた紙兵は最前に立つ仲間へと飛来する。
 仲間に施された紙兵の守護を心強く思いながらも、後方に控える宴の先端がわずかに揺れる。近眼ゆえに敵の細部までは見えないが、少しばかり目を凝らせば見分けは容易。
 どちらを狙うかという悩みが杖を揺らしていた。けれど、それも秒に満たぬ間のこと。まずはカブトムシを撃破すべきだと心を定め、雷を放つ。
 カブトムシが雷撃から立ち直るよりも先に、ミルフィの砲台が一斉に火を噴いた。迸った光線は、相殺しようと手を突き出したミツバチの思惑ごと貫く。
「小癪な……! 何をしている、さっさと殺せ!」
 ミツバチの苛立ちが羽音となって響き、カブトムシをけしかける。その音を背に、カブトムシは巨大な砲丸となってケルベロスへと突っ込んだ。
 同胞を同胞とも思わぬ言動に、豊水は再び眉を顰め、ミルフィははきと非難を口にした。
「もはやローカストの同胞をも、道具としてしか見ぬとは……かの不退転部隊は、武人としての誇りを持っていましたわ……!」
「愚か。勝利の前に誇りなど要らぬ。種の生き残りこそが全てよ」
「決死の覚悟ってわけかね。だがそんな覚悟で抜かせやしねーよ」
「そうだね。暑い夏も終わりを告げる。寒くなる前に俺達が引導渡してあげるよ」
 他の仲間に比べ齢を重ねた男二人は泰然と言い放った。敵は退けない、進むのみ。それは自分たちも同じで、ぶつかるしかないならそれまでと、彼らは経験上知っている。齢を重ねるということは経験を重ねることと同義なのだから。
 勢いのままにカブトムシが繰り出した蹴りを受け、ティリシアの小柄な体が吹っ飛ぶ。ティリシアは壁にたたきつけられる直前、空中で身を翻し、壁を蹴ると同時に槍を投擲した。分裂した槍がカブトムシに降り注ぐ。
 しかし、カブトムシは頭を一振りし、槍の雨を払いのけた。
 多くのケルベロスの注意がカブトムシに向けられていることをミツバチは察していたが、自由に動き回ることは叶わない。
 目にも止まらぬ速さで寂燕が礫を繰り出すと、すかさず時枝が凍結光線を放つ。じわり、じわりと重ねられる身体異常がミツバチの体を蝕んでいるのだ。
「寒いのは嫌いかぃ、虫だけにさ」
 ニッと笑う時枝。対してミツバチの瞳は怒りで燃え上がっている。
 ミツバチの羽音が変わる。キィンっと硬質な音が衝撃波となって最前に立つケルベロスへと襲い掛かった。
 途端、宴の顔に影が落ちる。複数を同時に癒す術を今の宴は持っていない。今はまだいいが、じきに仲間達にも回復を行ってもらわなくてはいけなくなるだろう。
「力を抜いて、深呼吸して、リラックス……ですよ」
 もっとも傷の深いティリシアに癒しの風を運ぶ。淀んだ空気の中、爽やかな香りが走り抜けた。
 ミツバチの視線がカブトムシに攻撃をたたき込むケルベロスへと向けられるも、滑走によって生まれた炎を纏った豊水の蹴りがさく裂した。
 続くビハインド『李々』の攻撃の気配を察したミツバチは回避の為に後ろへ飛び退ろうとするも、足を動かすことが出来なかった。結果、ポルターガイストで宙に浮かべた石がうなりをあげてミツバチの体を打つ。
「あんたの相手は私達よ、腰抜けさん?」
「貴様ら、揃いも揃って俺を馬鹿にするかっ!」
「同胞を粗末にする連中なんて、腰抜けでも足りないわよ」
「仰る通りですわ」
 後方から兎の如く一足飛びで前へ躍り出たミルフィの顔が痛ましげに歪む。視線の先にはカブトムシ。間近で見れば嫌でも思い知らされる。
「こうなっては……もはや、倒すしか……」
 歯噛みする想いで、戦乙女の名を冠した槍に雷の霊力を纏わせた突きを繰り出す。
「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!」
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」
 上がる絶叫。それを覆うように再度獣めいた零次の咆哮が響き渡るが、見切られてしまった。
 逃れたカブトムシが逆に零次へ迫る。ぎちり、腹部から新たに姿を見せたもう一対の足が鈍く光り、鎌へと変化するのが見えた。
 回避は間に合わない。零次が一撃を覚悟した瞬間、別の衝撃に見舞われた。
 姿勢を立て直して振り返れば、数秒前まで零次が立っていた場所には上半身のみの女。
「助かった!」
 『守』に重きを置いているとはいえ、サーヴァントの体力は低い。予想通り、自分の回復だけでは間に合わなくなったと宴は判断した。
「回復お願いします」
「ああ」
 竜胆が溜めたオーラは李々を包み込む。傷が消えていくのを見て取るや、豊水は安堵して詰めていた息を吐きだした。亡き親友の姿を模したビハインドが傷つくのは戦う以上避けられないこと分かっていても、気にせずにはいられない。
 飛び上がり、宙でさらにもう一度跳ねたティリシアがカブトムシの背後をとった。ティリシアは自らの行動を定めていない。けれど、仲間がカブトムシを先に討つべく動くのならば、ティリシアもそうするまで。
「ごーごー」
 槍を大きく振るい、放った氷結の螺旋がカブトムシの背を打つ。勢いに押され、硬質な体が前へと傾いだ。
 たたらを踏んだカブトムシの口がぎちり、動く。飢えたローカストが求めるはグラビティ・チェイン。立ち塞がる8人の魂にも保有されている。
 攻撃に晒されようが好きに使われようが、思考もままならぬカブトムシにはどうでもいい。眼前の『餌』めがけ、飢餓のローカストは戦い続けるのみ。

●討つ者と討たれる者
 傷つき、傷つけられ。癒し、癒され。続く攻防。状況は良いものとは言えない。
 けれど、ミツバチの足止め役を担い、後方から仕掛けている寂燕は悲観などしていなかった。
 メディックである宴だけでは回復が追い付かず、竜胆もほぼ回復に専念。時にはミルフィと寂燕も加わる必要があり、攻撃の手数が減っているにも関わらず、だ。
 何故ならば。
「ぐっ、がっ、お、おのれぇ!」
「いい具合に燃えてるねぇ。送り火の代わりかな?」
 零次の腕にアルミの牙を突き立てたばかりのミツバチの身を炎が苛んだのだ。瞬間的に燃え上がった炎はすぐに落ち着くものの、未だローカストの中で燻っている。
「そんな大層なもんじゃないだろ」
 寂燕の軽口に答えた零次は足を動かしつつ、腕を振って血を払う。傷はすぐに宴が癒してくれたが、乾いた血を洗い落とすのはあとあと面倒なのだ。
 時に足を止めさせ、時に炎がミツバチの身を焦がす。攻撃の手が集中しているカブトムシと同じとまではいかないが、充分と言えるほどに消耗させている。
 そしてカブトムシはと言えば――。
「見えてましてよ」
 飛び蹴りを繰り出すべく跳躍したカブトムシが、誰を狙っていたかさえ判別出来ぬうちに宙で弾かれた。ドサリとカブトムシが地面に落ちてすぐに、すとんと軽やかに舞い降りるミルフィ。足の兎の一羽で相殺して見せたのだ。
 体中から体液を垂れ流し、満足に立ち上がれない状態でありながら、それでもなお『餌』を食らおうとするカブトムシ。
「腹ペコなら鉛弾でも召し上がれってなぁ!」
 時枝が目にも止まらぬ速さで見舞った弾丸はカブトムシの胸に風穴を開ける。カブトムシはゆっくりと倒れ、飢餓から解放された。
 カブトムシが事切れたのを横目で確認すると、竜胆はケルベロスチェインで魔方陣を描く。守護が中列の仲間に与えられる。
 残るは『ストリックラー・キラー』のミツバチローカスだけ。
 ケルベロスが一丸となって畳みかければ、苦戦はもうない。回復の手段も持たず、ケルベロスが狙うはミツバチのみ。そして、頼みの足と羽が思うように動かない。
「こんな、こんなはずでは……!」
 攻撃を繰り出すも与えるより与えられるダメージが大きすぎた。あと一撃も耐えられぬ体で、羽を震わせようとするミツバチにミルフィが告げる。
「貴方を討つには……この腕一本で、事足りますわ……!」
 細い体に装着された金属の腕。それがミツバチの見た最期のものだった。

 インラインスケートとエアシューズで直走る……というのは叶わなかった。スケートで走り抜けるには道幅が狭く不安定だったのだ。
 仮にできたとしても、零次は事前に調達できず、ティリシアも用意していなかった為、足並みを揃えることは出来ず、結局は普通に走ることになっただろう。
 ざっと傷を癒し、スーパーGPSと地図を頼りに8人と一体が下水道を急ぐ。
 次第に戦闘音が聞こえてきた。戦場は近いと察するには充分だったが、音はすぐに途絶えてしまった。
 間もなく時枝に着信が入った。イェフーダーを討ち取ったという報せだ。
 地上に戻るか、イェフーダーと戦ったケルベロス達に肩を貸しに行くか。
 相談する仲間たちを背に、豊水はミツバチから回収しておいたコギトエルゴズムを見つめ、ぽつり呟く。
「終わったわよ」
 その言葉を受けたかのように、宝石はきらりと光を照り返したのであった。

作者:こーや 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2016年9月27日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 2/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 2
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