夢見る鳥籠

作者:波多蜜花

 夜の闇に紛れて、蝶を遊ばせるマジシャンめいた女が1人。
「あなた達に使命を与えます」
 艶めいた声が集まった2名の配下に指令を下す。
「この町に、フェイクバード作家……フェイクバードを作る事を生業としている人間がいるようです。その人間と接触し、その仕事内容を確認・可能ならば習得した後、殺害しなさい。グラビティ・チェインは略奪してもしなくても構わないわ」
 ミス・バタフライの言葉を聞き逃さぬように頭を垂れているのは派手な舞台メイクを施したナイフをあちこちに付けた女、マイネと道化師のような男、トッパ。
「了解しました、ミス・バタフライ。一見、意味の無いこの事件も、巡り巡って、地球の支配権を大きく揺るがす事になるのでしょう」
「その通りよ。さぁ、お行きなさい!」
 その声を合図とし、女と男はミス・バタフライの前から姿を消した。


「また螺旋忍軍が動き出したみたいやわ。今回確認されたんはミス・バタフライっちゅー名前の螺旋忍軍や」
 分厚い手帳に視線を落としていた信濃・撫子(撫子繚乱のヘリオライダー・en0223)が顔を上げてケルベロス達へ説明を始める。
 ミス・バタフライが起こそうとしている事件は、どうやら直接的には大事になるような事件ではないのだが、巡り巡って大きな影響が出るかもしれないという厄介な事件なのだと言う。
「風が吹いたら桶屋がなんたら、っちゅー理論やねぇ。今回狙われてるんは、フェイクバード作家の女性でな? そこにミス・バタフライの配下である螺旋忍軍2名がやってきてその仕事の情報を得たり、習得した後に殺そうとするらしいんや」
 この事件を阻止しなければ、いずれケルベロス側に不利な状況が発生してしまう可能性が高いのだと撫子が手帳を捲る。
「まぁ、それでなくても殺されようとする一般人を放っておく事はできへんしな。皆にはフェイクバード作家の女性、ヒナノの護衛とミス・バタフライ配下の螺旋忍軍の撃破を頼みたいんよ」
 ただし、事前に説明して非難させたりすると敵が別の対象を狙うようになってしまう為、被害を未然に防ぐことができなくなってしまうという。
「今から行ったらな、事件が起こる3日前くらいから対象の作家さんに接触する事ができるはずや。事情を説明して仕事を教えてもらうことができれば螺旋忍軍の狙いをヒナノから自分達へ逸らすことができると思うんよ。言うても、見習い程度の力量がないと見向きもされへんやろから、めっちゃ頑張る必要があると思うんやけどな?」
 フェイクバードには様々な作り方があるようだが、ヒナノは木の皮や松ぼっくりやドングリ、抜け落ちた鳥の羽根など自然の素材を使って作っているそうだ。
 フェイクバードの作り方を教えてもらうとか、ちょっと楽しそうやんな? と撫子がふふっと笑って、またページを捲った。
「確認される敵は螺旋忍軍2人、派手なメイクしたナイフ投げの達人みたいな女と道化師見習いみたいな男や。ミス・バタフライは出てこーへんからな。うまいこと囮になれたら技術を教える修行やーとか言うて、有利な状態……敵を分断したり一方的に先制攻撃したりできるんちゃうかなって思うわ」
 その辺りはよく考える必要があるだろう。
「ヒナノの作品を楽しみにしとる人らの為にも、頑張ってきてな!」
 帰ってきたら修行の成果も見せてな、と撫子が微笑んだ。


参加者
ミライ・トリカラード(三鎖三彩の未来・e00193)
水守・蒼月(四ツ辻ノ黒猫・e00393)
紫・恋苗(紫世を継ぐ者・e01389)
神薙・灯(正々堂々真正面からの不意打ち・e05369)
ジャニル・クァーナー(白衣の狩人・e20280)
スピノザ・リンハート(忠誠と復讐を弾丸に秘め・e21678)
アレイシア・アルフヘイム(ハイパー小学生・e26995)
モモコ・キッドマン(グラビティ兵器技術研究所・e27476)

■リプレイ

●夢見る小鳥の作り方
「3日後に、2人組の螺旋忍軍が貴女の元を訪れる。それらを始末するため、協力を願いたい。貴女の身の安全は約束する」
「あらあら、まあまあ……そうなんですか」
 自分の下へ訪れたジャニル・クァーナー(白衣の狩人・e20280)の言葉に、フェイクバード作家であるヒナノは目を瞬かせながらそう言った。ミライ・トリカラード(三鎖三彩の未来・e00193)やアレイシア・アルフヘイム(ハイパー小学生・e26995)も、信じて欲しいと言葉を重ねる。
「いきなりこんな事言われても驚くと思うけど……ボク達、ヒナノさんを守りたいんだよ」
「その為にも、ヒナノさんのフェイクバードを作る技術を私達に教えて欲しいのです」
 真摯な言葉と眼差しに、ヒナノがふわりと微笑んだ。
「いいですよ。よくはわからないけど、私でお力になれるなら協力するわ」
 ほっとした空気が流れる中、どうぞ入ってとヒナノがケルベロス達を招き入れ、簡単に店内と作業場である工房を案内してくれた。
「お店と工房は繋がってるのですね」
 思ったよりも広い古民家の中を見渡し、モモコ・キッドマン(グラビティ兵器技術研究所・e27476)がヒナノへ話し掛ける。
「ええ、一階はどーんとお店と工房にしちゃったの。さあ、こちらにどうぞ。皆さんにはここで作り方を習ってもらいます」
 そこには大きな一枚板のテーブルと10脚程の椅子が並んでいて、8人は促されるままに椅子に座った。それはケルベロスの任務としての一環ではあったが、1つの技術を習得する有意義な3日間の始まりとなった。
 まずはお手本、とヒナノがなるべくゆっくりとした動きで基本の作り方をレクチャーしていく。
「これは私の作り方になるのだけど、ちょっと特殊な紙粘土と絵の具に本物の鳥の羽根、それに木の皮だったり……使えそうだと思ったもので作っているの」
 そう話しながら紙粘土を捏ねるヒナノの指先は、魔法でも掛けたかのようにその手の中に小鳥の形を生み出していく。
「へぇ……大したもんだな」
 見る見るうちに整えられていくそれを見逃さないように、瞬きすらも忘れてスピノザ・リンハート(忠誠と復讐を弾丸に秘め・e21678)が思わず呟くと、神薙・灯(正々堂々真正面からの不意打ち・e05369)も視線をヒナノの手元から外さないまま、そうですねと相槌を打つ。
 ヒナノが嘴を付けると、紫・恋苗(紫世を継ぐ者・e01389)から質問が飛んだ。
「ヒナノさん、その嘴は何でできているの?」
「これは木の皮よ。尾は松ぼっくりの笠を使ったり、木の皮を使ったりするわ」
 松ぼっくりにも様々な種類があり、形や大きさも違うから物によって用途も変わるのだとヒナノは楽しそうに教えてくれる。それからこれが鳥の羽根で――とヒナノがケースから取り出して見せると、水守・蒼月(四ツ辻ノ黒猫・e00393)の黒い尻尾がぴくりと揺れた。
「鳥の羽根……っ」
「ええ、本物の鳥の羽根なのだけれど」
 ヒナノが1つ手にして揺らして見せると、蒼月が我慢できないとばかりに動物変身で黒猫になると羽根に向かってじゃれだした。
「あらあら、うふふ。可愛らしい猫さんだったのね」
 動じることなく蒼月をじゃれさせると、もうだめよ? と羽根を仕舞う。はっと我に返った蒼月が動物変身を解くと、すまなさそうに身を竦めるのだった。
 作り方をレクチャーされたあとは、実践あるのみとケルベロス達もヒナノの教えに従って紙粘土を捏ねる。わからないところは逐一聞き、またヒナノもそれに懇切丁寧に応えた。
「スラッとしたカラフルな小鳥を作りたいな!」
「それならインコとかどうかしら? フェイクバードだから、好きな色を使えば現実にはいないカラフルな子が作れるわ」
 ミライがインコも可愛くていいね! と見本を見ながら悩む。その横ではジャニルが持参した鳥類の図鑑を眺めて、より本物に近い形をと励んでいた。
「あたしの翼は、カケスという鳥に似ているようだし、折角だからそれを作ろうかと思うのだけれど……」
「まあ、じゃあきっと青色の部分が美しい翼なのね。カケスならいい写真があるわ」
 恋苗の要望にヒナノが手持ちの写真を渡す。そこには綺麗な翼を広げた姿や、枝に止まって休む姿があった。恋苗がその写真を眺めながら、教えられる通りに形を作っていく。黙々と作業を続けるのはスピノザで、丸いフォルムの雀を形作っている。
「フェイクバード……作成面白いです、それにとっても奥が深いです」
「楽しく作ってもらえたら、私も嬉しいわ」
 メンバーの中で一番の最年少であるアレイシアが楽しそうに紙粘土を捏ねているのを見て、ヒナノが微笑む。真剣に形作っていた灯も、依頼で仕方なくと作るよりも楽しんだ方がいい物が作れそうだと、ほんの少しだけ肩の力を抜いた。
「どうしましょうか……やっぱり桃色ですかね?」
 どんな色のフェイクバードにしようかと考えるだけで、モモコの口元に笑みが浮かぶ。蒼月も様々な誘惑に耐えながら、それでも楽しそうに尻尾を揺らしていた。

●3日間の成果
 ヒナノの元で修行を開始してから3日後、ヒナノのお店が休みとなるこの日に螺旋忍軍が現れると聞いていたケルベロス達はヒナノに自室にいるようにと促した。
「なるべく部屋からでないように、静かにしてるんだよ」
「外には出ないようにな?」
 ミライのお願いに重ね、スピノザがヒナノへ念を押す。
「わかったわ、皆も……怪我をしないように気を付けてね」
 心配そうな表情をしたヒナノを安心させるかのようにアレイシアとモモコが微笑んでドアを閉めた。
「さて、自分達は庭で待つとしましょうか」
 灯の声に、ジャニル以外のケルベロス達が頷く。3日間のフェイクバード制作の中で全員がそれなりの上達を見せた中、一番繊細だとヒナノに太鼓判を押されたのがジャニルのフェイクバードだったのだ。
「打ち合わせどおりにやってみせる」
 地獄化した左眼を眼帯で隠し、工房で敵を待つ。暫くすると、玄関の扉を開く音がした。
「こちらにフェイクバード作家の先生がいると聞いたのだけれど」
「ぜひフェイクバードの作り方を習わせてもらいたいんだが、先生はおいでかな?」
 やや高圧的な女の声に高めの男の声がして、ジャニルの耳がぴくりと動く。立ち上がり、訪れた者を確認すると情報通りの2人組みの男女。恐らくこの2人で間違いないだろうと口を開いた。
「先生は今遠出をしている。先生の弟子であるジャニルでよければ指導は可能だが」
「ちゃんと教えてもらえるなら、もちろん構わないわ」
 螺旋忍軍の2人は特に疑う様子もなく頷く。軽く作品を見せ、簡単に作り方を説明すれば確かに技術を持った弟子として認めたのか、素直にジャニルの言葉に従った。庭に材料を取りに行く、これも修行の内だと言えば大人しく後ろを付いてくる。
「(来たみたいだね……!)」
 動物変身で黒猫になって庭に隠れていた蒼月が、恋苗や螺旋隠れを使い潜んでいたスピノザ達に瞬きだけで合図を送ると、庭に潜んでいる他の仲間へと奇襲の準備を促した。
 あちらに良い木の皮や枝が落ちているとジャニルがヒナノの隠れる古民家から螺旋忍軍を引き離し、戦闘に向いているであろう場所まで連れてくると、2人に落ちている小枝や木の実を拾うように指示する。それに従って無防備にしゃがんで探し出した2人の後ろへとジャニルが下がれば、絶好の不意打ちのチャンスとなった。

●空を翔る翼の如く
 最初に動いたのはスピノザで、息すらも殺してマイネの足元へと重力に作用する『Table Limit(テーブルリミット)』を放つ。それはマイネが異変に気付く前にその動きを封じた。
「な!?」
「おっと、そこから動くのは無理だと思うぜ?」
 しゃがんだ姿のまま振り向くマイネに、スピノザが言い放つ。
「ケルベロスか!」
 トッパが叫ぶと、動物変身を解いていた蒼月が動く。
「ご明察! 悪いけどヒナノさんは殺させないからね!」
 マイネへと狙いを定めて氷結の螺旋を放つと、恋苗がしゃがんだまま動けないマイネにダメ押しとばかりに攻撃を仕掛けた。
「ごめんなさいね、あたしは作家としてはまだまだだから。本業のウィッチドクターの技で相手になるわ」
 動けない相手のオペなんて赤子の手を捻るようなものね、と嘯いて特殊な薬液を染み込ませた紫荊を敵に絡みつかせる。恋苗の『紫荊執拘(シケイシッコウ)』がマイネの体力を削ぎ取とると、ジャニルが黒い妖精弓『魔弓クァーナー』ともう1挺の妖精弓を束ねて漆黒の巨大矢を番えた。
「巡り巡ってだの、風が吹けば桶屋が儲かるだの、そんなことはどうでもいいのだ。ジャニルの知る所で『死』を与えると言うならば、それに牙を剥くだけ」
 極限まで引き絞った巨大矢を放てば、それはマイネの右肩へと直撃する。
「ぐ、この……っ」
「何が目的なの?」
 モモコがアーミーキャリングバッグの中の斬霊刀『イズナ』を抜き放ちながら問い掛ける。
「我らは蝶の羽ばたきの一手、ただそれだけだ!」
「そう、何にせよ……何も奪わせないし、誰も殺させない」
 マイネの叫びに『イズナ』に空の霊力を帯びさせると、仲間が攻撃した箇所をなぞるように斬り広げた。マイネとトッパも攻撃を仕掛けようとするが、ケルベロス達の奇襲によって崩れた体勢を立て直すのに必死でそれどころではない。
「ヘルズゲート、アンロック! コール、トリカラード!」
 その隙を突いてミライが地獄の炎で魔法陣を描くと、この世ならざる場所から赤・黄・青の炎をそれぞれに纏った大きな3本の鎖を召喚する。それはまるで意思を持つかのように動き、マイネへ襲い掛かった。
「おいたは、だめなんだよ!」
 愛用の黒いウィザードハットに触れながら魔道書を開き、アレイシアが古代語の詠唱を始める。アレイシアの紡ぐ詠唱と共に魔法の光が浮かび上がり、それは光線となってマイネを撃つ。アレイシアのボクスドラゴンであるジェミニも、前に出てボクスブレスを主と共に懸命に放っている。
「ぐぅ……っケルベロス風情が……!」
「人を助けるのに理由はいらないし、人を殺す理由なんて聞きたくない、結局ただ人を助けたいだけですよ、自分の我儘、これもきっとただの偽善」
 満身創痍できつく睨み付けてくるマイネに、灯がさらりと言い放ち、電光石火の如き蹴りをマイネの急所に叩き込む。それはマイネの残り少なくなっていた命を奪うに十分な一撃だった。
 マイネを失ったトッパが漸く体勢を立て直すも、ケルベロス達の猛攻は止まらない。
「動けるようになったところ、悪いんだけどな?」
 スピノザがマイネに放ったのと同じグラビティをトッパにも放つ。足止めを、と思ったのだがダメージこそ与えられたが足止めするには至らなかった。それはトッパのマイネを倒された事へのせめてもの抵抗だったのかもしれない。ならば、と蒼月がすかさず間合いを詰めて音速を超える速度を持った拳を見舞う。
「素敵な作品を作る人を手に掛けようなんて、そんな真似は許せないし見逃すわけにはいかないのよ」
 地獄の炎を撃ち出しながら恋苗がトッパの生命力を奪えば、ジャニルがいつもより纏う青い炎を強めた黒い弓を構えて続く。
「ジャニルを煩わせるな」
 鋭い一閃を放ち、『地獄の矢・爆(ジゴクノヤバク)』がトッパに触れると同時に爆発した。『イズナ』を構えたモモコが超速の太刀筋を見せながらトッパに切り込む。
「もらった!」
 『斬釘截鉄(ザンテイセッテツ)』をまともに喰らったトッパはたたらを踏んで、それでもなお堪えると暴風を伴うような強烈な回し蹴りを放った。
「往生際が悪いね! じ、ご、く、に! ――落ちろおおおおおっ!」
 トッパの回し蹴りを喰らいながらもミライが両腕に持つケルベロスチェインでトッパの首を締め上げて、これで終わりだとばかりに地面へと叩き付ける。
 そして、それは確かにトッパの最後となったのだった。

●幸せのフェイクバード
 戦闘の爪痕が残る庭に恋苗が癒しの雨を降らせ、灯がドローンを操り修復していく。
「皆、ヒナノさんがお茶を淹れてくれたよ!」
 戦いが終わった知らせを受けてヒナノが工房でお茶を用意してくれているとミライが知らせると、庭のヒールや片付けを終わらせたケルベロス達は工房へと向かった。
「皆さん、本当にありがとうございました。お礼にもならないけど、お茶を淹れたのでゆっくり飲んでいってね」
 人数分のお茶を淹れ、ヒナノが微笑む。
「こちらこそ、いい経験になったわ。自然のものを使って、作品を作る……案外、あたしもこういうのは向いているかもしれないわね。……まあ、勉強は必要だけれど」
 自分が作ったカケスのフェイクバードを突きながら恋苗が言えば、ジャニルがオウガメタルで鳥を模して物に対する造形が深まったと頷いた。
「僕はじゃれる物が多すぎて、誘惑と戦う方が大変だったよ」
 今も目の前でひらりと揺れる鳥の羽根に尻尾を揺らしながら、蒼月がお茶を冷まそうと息を吹きかけて笑うと、灯も手元のフェイクバードを見つめて、
「思いのほか楽しかったです。お茶、いただきます」
 と、カップへと手を伸ばした。
「そういや、先生がフェイクバードに惹かれたきっかけってなんだ?」
「昔から鳥が好きで、でも生きている鳥を飼うよりは自然を生きる子達が好きでね? なら自分で作って部屋に飾ってみようって思ったのがきっかけかしら」
 ヒナノの答えに、スピノザがお守りになればいいと作った1房だけ赤い羽根の雀のフェイクバードを眺めながら、なるほどと頷く。アレイシアも自分で作った手乗りサイズのペンギンとペリカンを手の上やジェミニの頭に乗せて遊びながら、
「だからヒナノさんの作る鳥さんは優しい雰囲気なんだね」
 と、ふわりと微笑むとモモコもそうですね、と優しい味のお茶を味わった。ミライも自分好みのカラーリングに仕上げたフェイクバードを見て、自然と笑みを浮かべながら部屋の何処に飾ろうかと考えるのだった。

作者:波多蜜花 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2016年9月20日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 1/感動した 0/素敵だった 4/キャラが大事にされていた 0
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