湿原を奔る黒獣

作者:天枷由良


 薄暮の迫る釧路湿原。
「――そろそろ頃合ね」
 その奥地で、黒獣の毛皮を被った人影が告げた。
「あなたに働いてもらうわ。市街地に向かい、暴れてきなさい」
「……お言葉通りに、テイネコロカムイ様」
 従順に、しかし無機質に答えるのは、此方も黒い毛をした熊の獣人。
 獣人は虚ろな目を揺蕩わせたまま、湿原の外に向かって走りだす。
 付き従うのは、深海から引きずりあげたような醜い3匹の魚。
 それは獣人が、反魂の存在という証でもあった。


「釧路湿原近くで、死神の活動を予知したわ」
 ミィル・ケントニス(ウェアライダーのヘリオライダー・en0134)は、ケルベロスたちに向けて語りだした。
「死神は第二次侵略期以前に死亡したデウスエクスをサルベージして、市街地に差し向けようとしているみたい」
 このデウスエクスは、釧路湿原で死亡したものでは無いようだ。
 死神が何らかの意図で以って、運びこんだのかもしれない。
「サルベージされたのは、神造デウスエクスだった頃の熊のウェアライダーよ。死神によって変異強化されていて、3体の深海魚型死神を引き連れているわ」
 幸いな事に、予知で侵攻経路は特定されている。
 市街地に至る前、人気のない湿原の入り口あたりで、迎撃する事が可能だろう。
「相手はウェアライダーだけれど、交渉のようなことはまず行えないでしょう。武器は屈強な肉体そのもの。雄叫びで敵を吹き飛ばし、鋭い爪から強烈な一撃を繰り出すわ。その上、自分で傷を癒しつつ肉体を強化することも出来るみたいね」
 お供の深海魚型死神は噛み付いて攻撃するようだが、その威力は高くない。
「でも、この死神たちを退けなければウェアライダーへの攻撃は通らないと思ったほうがいいわね。死神同士でもかばい合うようだし、片付けるのに手間取っていると、ウェアライダーからの強力な攻撃で苦しむ事になると思うわ」
 万が一にでもケルベロスたちが敗北すれば、ウェアライダーは市街地へ到達して血肉を貪ることだろう。
「死神にも気になるところはあるけれど、まずは目の前の敵をしっかりと撃破して、被害が出るのを防いでちょうだいね」


参加者
岬守・響(シトゥンペカムイ・e00012)
姫百合・ロビネッタ(自給自足型トラブルメーカー・e01974)
シグリッド・エクレフ(虹見る小鳥・e02274)
アリエット・カノン(鎧装空挺猟兵・e04501)
コルティリア・ハルヴァン(機動猫コルティリオン・e09060)
アニマリア・スノーフレーク(疑惑の十一歳児・e16108)
野々口・晩(黒獅子寒冷地仕様・e29721)

■リプレイ


 敵が黒熊だと聞かされた時、アニマリア・スノーフレーク(疑惑の十一歳児・e16108)はにわかに身を固くした。
(「まさかアレじゃ……いえ」)
 過ぎる影を、頭を振って消し飛ばす。
 敵はウェアライダーだ。幼少の頃、目前で惨劇を引き起こした野生のあれとは関わりない。
 まだ静かな湿原を前にして、アニマリアは努めて冷静に、三体の死神を区別するため用意したカラーボールを手に取る。
 それをいつでも投げられるように弄んでいると、先程までの自身とはまるで雰囲気の違う、のほほんとした台詞が聞こえてきた。
「テイネコロカムイって難しい名前だね。コロちゃんでいいかな? それともカムイちゃん?」
 暗躍する敵に対するものとは思えぬ声の主は、その名と同じ花を髪に咲かせる姫百合・ロビネッタ(自給自足型トラブルメーカー・e01974)。
「『カムイ』という言葉はアイヌ語で神を指すものですが、それだけなら熊を意味するそうです」
「じゃあ、カムイちゃんだと熊ちゃんになっちゃうのかな? コロちゃんって熊ちゃんじゃないよね?」
 依頼にあたって下調べした成果を語るアリエット・カノン(鎧装空挺猟兵・e04501)に、首を傾げるロビネッタ。
「……熊ではないね」
 あれは湿地の魔神。狐の皮を被った死神。
 広大な湿原から姫百合の少女に目を向け直して、岬守・響(シトゥンペカムイ・e00012)が小さく告げる。
 宿敵たる存在が事件を起こし始めたと聞いてから波立っていた響の心も、先日その一つを解決するに至って、戯言を受け流せる程度には落ち着いたらしい。
「そっかー。じゃあしょうがないよね」
「……何が?」
 今度はロビネッタの言葉に、響が控えめな疑問符を浮かべる。
 が、返答は遥か斜め上を飛んで行った。
「熊さんの気持ちが分からなくてもってことだよ。熊さんだったら、お供は深海魚より鮭を付けてあげた方が喜んだんじゃない? 釧路湿原ってイトウとかいるみたいだし!」
 シグリッド・エクレフ(虹見る小鳥・e02274)が、思わず笑いかけて口元を隠す。
 不謹慎な気がして言及しなかったのに、まさか自分と同じような事を考えている子が居るとは。
「や、やめてよ。希少な魚なんだからっ」
 シグリッドの胸中までは知らずとも、黒獅子の少年――この北国にルーツを持ち、地元愛溢れる野々口・晩(黒獅子寒冷地仕様・e29721)が口を挟んで、何故かすぐに、しゅるしゅると小さく縮こまった。
「……すみません、つい……」
 急降下したテンションの代わりに、気恥ずかしさが込み上げてくる。
 なにせ、今日の仲間は晩より年上の女性ばかり。すこぶる決まりが悪い。
 猫のようになってしまった晩だったが、落ちた気分は間もなくロビネッタが話題を転換したことで底を打って、再び上昇を始めた。
「死神がサルベージした敵って交差点とかで戦う印象があるけど、今回は大自然の中なんだねっ」
「そ……そうですね! どうですか釧路湿原は。絶景でしょう?」
 こんな長閑な場所で、デウスエクスの好き勝手を許す訳にはいかないだろう。
「観光予定の方もいらっしゃったでしょうし、人の命も、楽しい気持ちも、きっちり守ってみせませんとね!」
 手の置き場を口元から雷杖に変えて言ったシグリッドに、頷く晩。
 彼が刀の柄に手をかけると、湿原の彼方から黒い塊が浮かび上がってくるのが見えた。


「カムイは神、或いは熊を指すと言いましたが、神は神でも人を襲った熊は『ウェンカムイ』と言われ、酷く懲らしめられたそうです。……あれも人の手に余る悪しき神ならば、ケルベロスが退治せねばなりません」
 前衛の仲間に超感覚を覚醒させるオウガ粒子を放ちながら、アリエットが語る。
 ぐんぐんと近づいてくる黒熊のウェアライダー。それを取り囲むような状態から、すっと前に出て先行する醜い魚たち。
 策も何もない彼らの突撃を、ケルベロスたちもまた、正面から迎え撃つ形となっていた。
(「生きていた時、どんな人だったのかな?」)
 リボルバー銃を手に態勢を整えながら、コルティリア・ハルヴァン(機動猫コルティリオン・e09060)は黒熊を見据える。
 進軍速度に反して、表情は虚ろだ。
 死者だから生気がないと言えばそれまでだが……。
「……眠れずに誰かに操られるのは、きっと辛いよ」
 神造兵器だった頃の者とはいえ、相手はウェアライダー。
 同族のよしみとして永久の安寧に導いてやろうと、そう思うのはコルティリアだけではない。
「……せめて、在るべき場所へ送り返そう。全力で」
 抱く決意を魔法に変えて、響は氷河期の精霊を喚び出した。
 吹雪の形をした彼の精霊ならば、この北の地で存分に吹き荒んでくれるだろう。
(「……なんだとしても、何を企んでいても。必ず、打ち砕いてみせる」)
 黒熊の先に、策動する魔神を透かし見る響。
 解き放たれた精霊が心中を代弁するように静かに、しかし苛烈に吹き抜けて攻撃の口火を切った。
 深海魚たちが円環の盾になって立ち向かうが、ケルベロスたちの狙いは元よりその醜悪なお供の方。
「さぁ、いこうか……」
 自らを奮い立たせるように呟き、エヴァンジェリン・ローゼンヴェルグ(真白なる福音・e07785)が天空から無数の刀剣を喚んで降り注がせれば、晩が魂ごと吐き出すかのような雄叫びを小さくとも精悍な身体より発して浴びせ、気圧された魚群と、唸りながらなお突撃する熊の立ち位置が入れ替わる。
 チャンスだ。ロビネッタが少女らしからぬ手捌きでリボルバー銃を引き抜き、熊を牽制するべく鼻っ面目掛けて弾丸を弾き出した。
 ぐしゃりと肉を削ぐ音がして、直撃――に見えた一射が捉えていたのは、しかし熊でなく魚の一匹。
 速射を上回るスピードで空を泳いで熊を守った魚は、ふらつきながらも失った力を取り戻そうと牙を剥く。
 だが、守る庇うは彼らの専売特許でもない。
 射撃の合間で回避もままならなかったロビネッタの前にアニマリアが飛び出し、死神の力ない噛み付きを軽くいなしながら片手のボールを投げて赤い印をつける。
 そのまま二匹目も受け流して、三匹目――まではさすがに躱せない。
 コルティリアの速射を受けて幾らか勢いは弱めつつも、最後の魚がアニマリアの肩口に齧りつく。
 冷たく突き刺さる牙と、後から湧いてくる熱い痛み。引き剥がそうとボールを持った手で殴りつけるが、間一髪の所で魚は逃れて宙に返った。
 結局、印をつけられたのは最初の一匹だけか。
 自身の傷口を汚す後処理の面倒な塗料から、最初の魚へと目を向けて確認を終えるやいなや、アニマリアの身体に差す影。
 見上げれば、そびえ立つ豪獣。
 その額に白い傷のような模様を幻視した瞬間、アニマリアは下から突き上げるように繰り出された黒熊の鋭爪を受けて、派手に吹き飛ばされた。
 二度三度、地面を転がった所で止まって、自力で立ち上がりはしたものの、狙いが良かったのか、かなりいい所に貰ってしまったらしい。まだ膝が震えておぼつかない。
 防具で備え、守りに意識を置いた状態でなければ、一撃とは言わずとも早々に倒れていたかもしれなかった。
「! ……今、治療致しますわね!」
 仲間の傷を見るなり、まるで自身の心臓を鷲掴みにされたように眉根を寄せたシグリッドが、一際強く雷杖を握りしめて治癒を図る。
 治癒。と言っても、薬を塗ったり包帯を巻いたりではない。
 シグリッドは差し向けた杖の先から、アニマリアに向けて電撃を放った。
 ともすれば止めの一撃にも見えかねない光景だが、熊の爪とはまた違う衝撃を受けたアニマリアの傷は、みるみるうちに塞がっていく。
「……いろいろあったろくでもないことの一つとの、折り合いを付ける予行演習……と思うことにします」
 晩のサーヴァント、ボクスドラゴンのブライニクルからも力を分け与えられて傷を癒やしたアニマリアは、払いきれていなかった靄を呟きで心底に押し込めて、拳を握り直した。

● 
 魚を壁にして距離を詰める黒熊は、雄叫びを織り交ぜながら爪撃を繰り出してくる。
 力任せのインファイトに見えて、その実、取り巻きの魚を上手く活用したヒットアンドアウェイ。
 遠距離攻撃ならどうにか熊を狙えそうであったが、それも魚に防がれてしまえば意味が無い。
 熊の牽制を担っていたロビネッタも加えて、ケルベロスたちは魚たちを取り払うべく波状攻撃をかける。
 一方の熊は魚の状態など歯牙にも掛けず、手近な相手に猛進して腕を振り上げた。
 展開したばかりのドローンを薙ぎ払われてしまい、やむを得ずアリエットは、自身の身体で一撃を受け止める。
 衝撃に全身が軋むが、余計なものを叩いてきた分だけ威力は和らいでいたようだ。
 弾き飛ばされはしたものの、受け身をとって着地。
 そこにはシグリッドが準備万端で待ち構えていて、間髪入れずに放たれた電撃がアリエットのダメージをあらかた打ち消してくれた。
 ……ならば、そのたっぷりと余っている体力を存分に吸い取ってやろう。
 言葉では発しなくともそう言いたげな深海魚たちが、後退した熊に変わって一斉に襲いかかる。
 だが、アリエットの前に飛び込んだロビネッタが全方位に向けて両手の銃を唸らせ、銃弾の波で魚たちを寄せ付けない。
 身を翻して空中に三つの輪を描き、今度は単縦の陣形を組む魚。
 それを、湿原には似つかわしくない黒々とした光が灼いた。
 晩が具現化する黒太陽。そこから放たれる絶望の光に惹きつけられ、動きを止めた一瞬が、魚たちの命取りとなった。
「さぁ、黒猫たち行っておいで!」
 コルティリアの一声でブラックスライムが猫の形を成して、大地から熱を吸い上げつつ赤いインクの染み付いた魚目掛けて駆ける。
「熱くなっちゃうほどに踊って踊って踊りまくって、いっぱい見せつけちゃえ!」
 主の言葉通り踊るように跳ね、次々と魚へ飛び込む黒猫たち。
 庇うように別の魚が前に出たのは、単に盾役としての反射的な行動だっただろう。
 一つ、二つ、三つ。熱をぶつけて、役目を果たした猫がブラックスライムへと戻っても庇い立てた魚はそこに在ったが、余力は全て焼きつくされて、次の一撃に耐えるほど残っていない。
「これで、仕舞いだッ!」
 エヴァンジェリンが星辰の剣を高く掲げ、宿した星座の重力を一気に叩きつける。
 ばっさりと両断された魚は力なく落下して、一度びくんと跳ねたきり動かなくなった。
 更にケルベロスたちの攻撃は続く。
 響が妖精弓を引き絞り、放った矢はまだ無事な魚を掠めて彼方に飛んでいったが、魚が牙を剥き出しにして響の方を向いた途端、世の理を無視したように舞い戻って尾から目玉までを深々と貫いた。
 川魚の塩焼きに似た姿で、同胞の後を追って墜落する魚。
 最後に取り残された赤い印の魚は単身突撃を試みるも、ブライニクルのブレスに煽られたところで横っ腹をアニマリアに引っ叩かれる。
「師匠直伝! 触れて……崩す!」
 本来なら体表を伝っていく衝撃。それが総て体内へと吸収され、内側を混ぜ返していく。
 やがてアニマリアの手から離れた魚は幾つかの欠片に弾けながら散って、消滅していった。


「僕達の先祖は強かったんですね!」
「……そんなこと言ってる場合じゃなくないかな?」
 子供のように――実際、子供であるのだが――目を輝かせる晩に、コルティリアが返す。
 変異強化されているとはいえ、八人のケルベロスを相手に大立ち回りを演じ続ける黒熊は、小さな黒獅子にとって身体以上に大きく見えたかもしれない。
 とはいえ、反魂の存在から学ぶべきこともないだろう。
 それに、あまり悠長に付き合っていては、幾らシグリッドから献身的な――概ね電気ショック系の治療を受けているとはいえ、仲間を庇って駆けずり回るアニマリアやアリエットが保たない。
 そろそろ終わらせなければ。
 エヴァンジェリンが星辰の剣に代わって指輪から光の剣を生み出し、チェーンソー剣を持つアリエットと競り合っていた黒熊の背を袈裟懸けに斬り裂いた。
 熊の口からくぐもった声が漏れ、頑強な肉体がぐらつく。
 ふっと力が抜けた一瞬で、今度はアリエットが攻撃に転じた。
 けたたましい音を立てて回転数を上げる駆動刃が、熊の筋肉質な身体にがっちりと組み付いて、丸太を切るように少しずつ食い破っていく。
「よし、今だっ! いっきにいけぇ!!」
 衝撃波を放った二振りの斬霊刀を一方だけ逆手に持ち替えて、晩がアリエットと挟みこむように斬り掛かる。
 刀は硬い毛と皮を貫き、少年の手に歪な感触を返した。
 すかさずアニマリアが駆け込んで熊の膝を折り、掌底を打ち込む。
 魚を破壊したのと同じ一撃。熊の腹から篭った音が響いた。
「よーし、私も――」
 たまには降魔拳士として、拳で勝負だ。
 言いかけて接近戦を挑もうとしたロビネッタの前で、黒熊はどす黒いものを吐き出しながら立ち上がり、自身を囲んでいた三人を纏めて吹き飛ばしてしまった。
 それだけでない。傷口が僅かながらに塞がっていき、四肢や胴体が不気味に肥大化していく。
「……やっぱ無理そうだからやめとく!」
 あれに殴られてはどうなることやら。ここは手慣れたもので一つ。
 リボルバー銃の連射に、コルティリアが並んで再び黒猫を放った。
 銃弾はいつもの如くイニシャルを刻めなかったが、遠距離からでも十分に熊の身を抉り取り、黒猫は熊の体毛を炙って、その下にある肌まで焼く。
 湿原を照らす夕日と、同じ色で燃える黒熊。
 その前に立った響は敵の目をじっと見つめて、名高き神の宿るという神剣を手に喚んだ。
「……数多の悪神を討ち滅ぼした、神の剣。相対する勇気はありや、否や?」
 熊の答えは言葉でなく、拳。
 突き出された爪をしなやかな獣の動きで避け、響は舞うように四方から敵を斬り裂いた。
 訪れる、束の間の静寂。
 やがて力尽きた熊は音を立てながら倒れこんで、崩れ去っていく。

「お墓、建てて上げられないかな?」
 同族を悼むコルティリア。
 彼女を呼んで、響は遺骸の在った場所へ祈りを捧げた。
 今度は迷わず天へと還るように。
「カムイを名乗る者が黄泉返らせるには、最もふさわしい者だったのかもしれませんね……」
「……早く、死神に辿り着けると良いですわね」
 顔を上げるのを待って、語りかけるアリエットとシグリッド。
「――はぁっ」
 その様子を眺めた所で緊張の糸が切れ、晩はぐったりとへたり込んだ。
「お腹空いたね。そろそろ帰ろっか」
 歳の近いロビネッタに何とか起こされても、それを恥じ入る気力もない。
 しかし、シグリッドによって話題が地元の事となれば、また力も湧く。
「今度は、ゆっくり遊びに来たいですわよね。わたくし、カヌーに乗ってみたいです!」
「カヌーですか? それなら――」
 ケルベロスたちは晩に耳寄り情報を聞かされつつ、湿原を後にするのだった。

作者:天枷由良 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2016年9月15日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 4/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 1
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