朝霧に灯る

作者:東間

●湿原に立つ
 空が白み始めるより前、水と緑で満ちた場所に『それら』は現れた。
 獣を思わす黒を被った娘と、その傍らに控えた異形達。娘は口を愉しげに歪ませると、一際大きな異形へと視線をやる。
「そろそろ頃合ね、あなたに働いてもらうわ。市街地に向かい、暴れてきなさい」
 その視線と声を合図に、異形は自分よりも小さい異形達を連れて動き始めた。やがて見付けた『ひと』の痕跡を辿り、それらは市街地へと至る。
 鳥に似たシルエットを持つ植物は、コードネーム『デウスエクス・ユグドラシル』。
 今はもう、『テイネコロカムイ』という名の死神に使われるだけの存在となっていた。
 
●朝霧に灯る
「ちょっと釧路湿原まで一緒に飛んでくれないかい?」
 そう切り出したラシード・ファルカ(赫月のヘリオライダー・en0118)は、とある死神にサルベージされた、第二次侵略期以前に死亡したデウスエクスによる襲撃事件を予知したという。
「攻性植物のサルベージ自体を止める事は出来ない。というのも、どうやら釧路湿原で死亡したデウスエクスじゃないらしくてね」
 何らかの意図で釧路湿原に運ばれたのか――ラシードは推測を口にした後、サルベージされた攻性植物は死神によって変異強化されており、2体の深海魚型死神を伴っていると続けた。
「敵の目的は市街地の襲撃だろうね。幸い、予知で敵の侵攻経路は判ってるから、みんなには釧路湿原南西を走る道路で迎撃して欲しいんだ」
 そう言って見せてきたノートタブレットには、釧路湿原を中心とした地図や、迎撃場所の画像が表示されていた。湿原と市街地の間には距離があり、夜明け前という事もあって一般人を巻き込む心配は無いという。
「見ての通り現場に灯りは無いけど、何人か用意すれば大丈夫な筈さ。あと、当日は少し霧がかっているけど、こっちも戦う分には問題ないから安心してくれ」
 敵は北東から現れ、ケルベロス達を認識し次第、戦いを仕掛けてくるだろう。
 3体が武器とするのは、己の肉体と攻撃グラビティのみ。攻性植物は火力にものを言わす攻撃を繰り出し、深海魚型はそんな攻性植物の盾として、ケルベロス達の邪魔をしようとする。
「戦場と市街地の間はかなり距離がある。だけど、ここで止められなければ間違いなく大勢が死ぬ。必ず、3体全て倒してきてくれ」
 大自然の中で生と死が廻るのは当たり前の事だが、死神が成そうとしているのは、その廻りを悪戯にかき乱すだけだ。
 ケルベロス達に真剣な眼差しを向けていたラシードだが、ふ、とそれが和らぐ。
「撃破に成功したら、現場から南西に行った所にある展望台で、釧路湿原の朝を堪能してくるといい。朝日に照らされた釧路湿原が、とろける様な色を見せてくれると思うよ」
 深い眠りの後、豊かな大地に息づく命達の迎える朝が、血塗られたものとならぬよう。
 傀儡と化した緑に、もう一度、永遠の眠りを。


参加者
真柴・勲(空蝉・e00162)
珠弥・久繁(病葉の刃・e00614)
ミルフィ・ホワイトラヴィット(ナイトオブホワイトラビット・e01584)
飛鷺沢・司(灰梟・e01758)
鳥羽・雅貴(ノラ・e01795)
フィー・フリューア(赤い救急箱・e05301)
星森・天晴(ホロケウカムイ・e14292)
レスター・ストレイン(デッドエンドスナイパー・e28723)

■リプレイ

●湿原からの死者
 暗く霧がかった道路に光が灯った。その中で一瞬赤い光がつき、消え――ふう、と吐き出された煙の尾が霧に紛れていく。
 真柴・勲(空蝉・e00162)は、喉から肺へと廻った空気で、自分の背筋がピンと張った事に気付いた。
「コッチの朝は随分と涼しいな」
 釧路湿原の朝がもたらす冴えた空気は、北の大地に相応しい。
 この地で暗躍し始めた死神の名も、ある意味そうと言えるかもしれないが。
「テイネコロカムイ――」
 名を呟いたミルフィ・ホワイトラヴィット(ナイトオブホワイトラビット・e01584)は、思案顔だ。
「死神の動きも、活発になり始めました様ですわね――攻性植物も……よく他のデウスエクスに利用されるものですが……」
 死して尚、死神に使われるとは。
(「……哀れだ」)
 少女の言葉に、レスター・ストレイン(デッドエンドスナイパー・e28723)は静かに目を伏せた。サルベージされた攻性植物が己の過去――魂を抑圧され、酷使された頃と重なる。その視界で、銀色がちかっと光を反射した。
「奴等だ」
 北東を警戒していた鳥羽・雅貴(ノラ・e01795)が刀に手を掛けてから、ほんの一間。腹に響く様な低音と破壊音は、全員の耳に届き始めていた。それはどんどん大きくなり、勲はくわえていた煙草を携帯灰皿へねじ込み片付ける。
「――見ろよ、お出ましの様だ」
 ここで待ち伏せ、正面から叩く。実に明解で、その好さについ笑みが浮かんだ。
 用意された照明に照らされて、霧の向こうに浮かび上がった黒影は、空の王者を模した緑豊かな巨体。
 2体の怪魚を従えた大鷲が道路に降り立つと同時、絡み合った蔦がアスファルトを突き破る。大蛇の様なそれから珠弥・久繁(病葉の刃・e00614)を守ったフィー・フリューア(赤い救急箱・e05301)は、赤頭巾の下で鮮やかな黄緑の双眸を瞬かせた。
(「攻性植物のサルベージか……割と珍しいような気がする」)
 この北の大湿原まで運ぶとは。思考が巡りそうになるが、フィーは頭巾に付いた葉を払い、くすっと笑む。
「目の前のコイツら何とかしないとねぇ」
「ええ……この連中を、市街地には行かせませんわ……!」
 テイネコロカムイがいない事を確認したミルフィが力強く頷いた時、一際強い光を着けた赤頭巾に怪魚の目が向く。その刹那。
「1回死んだものまで引きずり出す。これだから死神は嫌いなんだ」
 久繁は怪魚の眼前に大鎌の刃を滑らせ、慌てて退いたその体に『虚』の刃を刻み付ける。その激しさにあるのは怒りと羨望。もしかしたら、自分が望む究極の罪滅ぼしが出来るかもしれない――だが、現実不可能だと解っている。
 だからこその激しい八つ当たりをした怪魚の向こう。翼を広げる大鷲に、医者である自分がする事は何も無い。それに皆で立てた作戦の下、あの翼に向かう牙はちゃんといる。
「翼を折るには惜しいね。だからもっと広い大地に還そう」
 ――きっと市街地なんかより、一等綺麗な景色が見えるさ。
 飛鷺沢・司(灰梟・e01758)の束ねた妖精弓から放った漆黒の巨大矢が翼を射抜き、翼を形作っていた枝葉が吹っ飛び風穴が開く。直後、ミルフィが天より降らせた刀剣が剣戟の雨となり、大鷲と怪魚を呑み込んだ。
「……ああ。そうだな……」
 この大湿原でなら、きっと。司の声に星森・天晴(ホロケウカムイ・e14292)はそう答え、癒しの黒鎖を奔らせる。

●死神狩り
 怪魚達がぐるりと泳いだ。疾風の様な勢いのまま口を開け、大鷲と対峙するケルベロスに無数の牙を突き立てんとする。だが。
「させるかよ」
「医者としちゃヒールも大事だけど……こうやって患者の怪我を予防するのも悪くないよねぇ!」
 誰よりも早く気付いた雅貴と、フィーがそれを認めない。
「次から次へと、また不気味な真似してくれるもんだな。死者の眠りを妨げて、生者の眠りまで脅かすなんざ……許すかよ」
 雅貴が展開する癒しの黒鎖。その上を、利き腕に鎖上の稲妻奔らせた勲が飛び越えた。
「全くだ。お天道さんが昇る前にひとつ、寝覚の運動兼ねて蹴散らしてやろうぜ!」
 爆ぜる雷光と握られた拳が力の限り怪魚に叩き込まれ、怪魚の体がアスファルトにめり込んだ――と思った次の瞬間には宙を舞っていた。
 スッキリしたと言いたげな勲の笑みに、レスターは一瞬だけ瞬きをし、すぐ怪魚に特大の銃口を向けた。あの大鷲を速やかに葬送するには、泳ぎ回る死神がどうしても邪魔になる。それに。
「キミ達のやり方は気にくわないんだ」
 己の過去が何度も胸を過ぎ、その向こうに、死神によって死後も利用されているあの大鷲が映るのだ。
 放たれた光が戦場を真白に照らし、怪魚を撃つ。
 光が薄れる最中に絶対零度の精霊を喚んだフィーは、すかさず撃たれたばかりの怪魚へボールを投げつけた。何だと言いたげに向けられたギョロリ目に、フィーはニッコリ笑い返す。弾けてべったり着いた色彩は、屠る為の目印だから。
 そして巻き起こった吹雪が、大鷲達をいっとき冬の中に閉じ込める。
 その中で大鷲が両翼を広げ羽ばたいた。漂う霧を波立たせ、一瞬の浮遊の後、ぼごんとアスファルトを砕いた蔦で司を締め上げる。みし、という音に呻き声が混じった。
「! 少しだけ待ってて……!」
 久繁の放った大鎌が鋭く旋回しながら空を裂き、一部がカラフルになった怪魚を斬る。
 大きく肉を削がれた怪魚がのたうち回るのを見ながら、何とか蔦から逃れた司は、仲間達から貰った加護の重ね掛けもあり、やや掠れた声ではあるが大丈夫だと返した。
「これは、お返し」
 口から紡ぎ、掌から放ったものが竜の形を取って緑の巨体に炎を放つ。
 頭へまともに喰らった事で大鷲が1歩退がった。ミルフィは敵の攻撃手を更に封じようと再び剣戟の雨を喚ぶが、同型を続けて放った事で命中率が半減してしまった技は、大きな羽ばたきと素早い旋回によって躱されてしまう。
 しかし、戦況は確実に動いていた。レスターはぴたりと怪魚を捉え――一瞬だけ目を瞑る。その一瞬に浮かんだ面影達に痛みを覚えるが、再び目を開いた時、そこに感傷は無かった。
(「今の俺にできるのは、仲間を信じて戦う事だけ――!」)
 眩い光で撃ち抜く。その一撃で何もかもを無くした怪魚の体が、どさりと地に落ちた。
「っし、死神はあと1体!」
 明るく言った勲が、自分を大きく避けようとした怪魚の前に立ちはだかる。
「俺は明け方の空が一番好きでよ。昇る朝陽は静かで優しくて平等だ」
 ふいに掛けた言葉の後、続けたのは断固とした意志だ。
「だがな、お前等にあの光を拝ませる訳にはいかねえ。あれはこの世に息づく命を祝福する光だ」
 指先だけで怪魚を矢の様に捉え、気脈すら断つ一突きを見舞う。
 怪魚がびくりと動きを止めたその隙に、天晴は満月に似た光とそこに秘められた力で司を癒した。
 仲間を支える癒し手はもう1人。盾として前にいたフィーは全身からオーラを立ち上らせ、その力を雅貴に贈る。
 痛みが薄れ、雅貴は一瞬だけ平時の笑みを浮かべて礼を伝え――その表情を戦時のものに戻す。握る刀で描くのは月の軌跡。乗せるのは、この地に生きる命が、変わらぬ朝を迎えられる様にという願い。
「……今日死を迎えるのはテメーらだ、忌々しい小魚め」

●緑の翼
 大きく肉を削がれた怪魚が地に落ちてすぐ、ケルベロス達は大鷲を見た。
 大鷲もまたケルベロス達の視線を受け止める様に首を廻らせ、翼を広げる。
 照明の光によって、巨体の凹凸は霧の中より鮮烈な陰影を見せ、それだけで視界を覆われた様な錯覚に陥る。だが、ケルベロス達に恐れの感情は無かった。
「俺のグラビティは、君みたいに1度死んでるやつには特によく効くんだ」
 久繁は片目に黄金果実を成した大鷲を見上げ、言葉を紡ぐ。瞬間、雷の様な音と共に大鷲の背が大きく裂けた。サルベージされなければ、2度も経験しない筈の傷だ。
(「わざわざ魂をサルベージしてまでグラビティチェインを集めるなんて、嫌な予感しかしないけど……いつまでも影でこそこそ出来るとは思わないことだね」)
 少なくとも、テイネコロカムイがいなければ、この大鷲は眠ったままだったろう。
 揺れる緑の巨体を留める様に暴風が起きた。その中心にいた司が全身を殴り付ける様な風と共に蹴りを叩き込めば、周辺の木々が一斉に梢を鳴らす。その音は、少し前までは真っ黒だった空の下、どこまでも駆け抜けていく様だった。
(「空が……」)
 天晴は、いつの間にか漆黒ではなくなった空に気付く。だが、空の色が刻々と変わろうと、大鷲が倒れ伏すまで自分の役目は変わらない。癒し手として黒鎖を奔らせ、前衛陣の足元で鮮やかに魔法陣を描く。
 自分の後方から前へ。駆け抜けた黒鎖を追う様にミルフィは続いた。その軌跡が、少女が両足に纏ったのと同じ鮮やかな炎をアスファルトに刻む。
「貴方も……もう……迷わず、お戻りなさいな……」
 ごう、と燃え盛る炎の蹴撃が大鷲の胴にめり込めば、そこから焦げた臭いが立ち上った。
 斬られ、砕かれ、焼かれ――そうして死ねば終わりだ。デウスエクスででも例外はない。
「括られた糸を切ってあげる」
 フィーは鮮やかな目に大鷲を映し、そう言った。
 死神のサルベージがしている事は結局、抜け殻に糸を括っているだけ。翼持つ緑の器は命も意志も失くし、飛べないまま命を傷付ける。その果てに、大鷲の枝葉が夜明けを妨げない様に――。
 少女の腕が旋回し、騎士槍の如き威力でもって大鷲の体を斬った直後、枝葉が絡み合って出来た巨体に鎖が巻き付いた。
「キミに、歪まされた生からの解放と、安らかな死を」
 レスターは心の深部へと一気に大鷲を繋いだ。大鷲の体がびくんと跳ね、滅茶苦茶な動きで転げ回るが鎖は解けない。
 死神への感情もこの言葉が自分のエゴだとわかっている。それでも、それだけがケルベロスである自分に出来る事。
 人も、獣も、そしてデウスエクスすら不可能な『デウスエクスに完全な死を与える』行為。それが無ければ、この夜は明けないから――勲は右腕にのみ己の持つグラビティ・チェインを集中させ、烈しい稲妻を迸らせる。
「還りな、もう1度土の下で眠りに就くといい」
 そうすれば、祝福の光を受けられるだろう。
 思い切り振りかぶって落とした拳が、大鷲の頭をアスファルトに叩き付けた。轟音と亀裂が走り――空を知らない緑の巨体が、一気に枯れていく。
 大鷲より先に倒れた怪魚達の体が、土塊の様に崩れたのと同時。大鷲の巨体もまた、静かに崩れ去った。

●光の刻
 空の高い所には夜の名残である深い青。そこから遙か下、淡い紅と橙に染まっていた地平線の向こうから、ぽつ、と白い光が覗けば――。
「……朝だ」
 呟いた司の目に映る太陽が青く染まっていた朝霧と湿原を橙にし、そこから少しずつ、淡い黄金色に染め上げていく。
 広大な湿原が夜から朝の色へと変わる様に、手摺りに肘を突いた勲も『へぇ』と感嘆の声を上げた。湿原に点在する木々で朝日が僅かに遮られ、それが朝霧に柔らかな影を落としているのだが、それがまた別の色彩を生んでいて――。
「空も大地も暁色に染められて、綺麗なもんだ」
「……あぁ。綺麗だ」
 静かに頷いた天晴にとって、釧路湿原を見るのは今日が初。その最初の光景を前に心が静かに温まったのか。片耳がぺこっと下がるが、気付いた者は皆それに触れず、共に朝日を浴び続ける。
「あ、今――」
「どうかしたか……?」
 初の釧路湿原だが北の大地在住だという男の問いから、司はそっと視線を外し、朝日に染まりゆく大湿原へと戻す。
「……いや、多分気のせいだ」
 明るんでいく空の向こう、大きな鳥の姿を見た様な。そんな気がしたけれど。
 司の胸の内に灯った炎は消えていくが、金の双眸は大湿原に目覚めをもたらす朝陽を眺め続ける。帰路につくまでの間、今この瞬間だけの『朝』を、もう少しだけ。
 共に湿原の朝を見つめていたレスターは、そっと目を閉じた。瞼に残る朝日の輝きと色が、暗闇の中で明滅する。
(「北海道の大地に散った魂に、安らぎあれ」)
 大鷲達の魂は自然に還ったのか。それとも、『死』の概念がなかった彼らの魂はただ消えただけか。大鷲に心はあったのか。わからない。そう思うこれが女々しい感傷だとしても、その心を捨ててしまったら。自分は、自分ですらなくなりそうだ。
「……」
 目を開いたレスターは、飛び込んできた光と色彩に目を細めた。淡かった色はほんの少しの間に鮮やかさを増し、優しい熱と共に染み込んでくる。
「そしてまた朝日は昇る、か」
 朝陽を受けるフィーの髪は、元々の色と朝陽が合わさってか、いつも以上に艶やかな赤色に染まっていた。こんな光景を目にも留めなかった頃が嘘みたいと少女は笑い、朝の空気を吸って、吐く。
「綺麗だねぇ」
 照らされ、光り輝く風景を前に、ミルフィもうっとりした様子で目を煌めかせている。その手には、シャッターのリズムを刻むスマートフォンが握られていた。
「なんと……素晴らしい光景でしょう……わたくしの姫様への、良き御土産になりますわ……」
 のんびり撮影出来るのも、無事に戦い終えたからこそ。は――と息を吐いた雅貴は、じんわりと心身和らぐ心地に目を細める。眼前に広がる釧路湿原は、朝陽に照らされて蜂蜜の様な煌めきと色を魅せていた。
「……守り抜けて何より」
 願わくは、この地と命が穏やかに在り続けるよう。
「だなぁ」
 笑った勲の肩が軽く上下する。
 戦いの痕は、久繁やミルフィのヒールグラビティで癒され、痛ましい爪跡を残す事無く済んだ。死神の目論見はハッキリせず、というおまけ付きではあるが、目の前に広がる朝の訪れは――好いものだ。

作者:東間 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2016年9月13日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 2/キャラが大事にされていた 5
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