発見! 幻のトゥティノコ

作者:林雪

●トゥティノコ!
「うひょおおぉ~! これこれ、これ絶対トゥティノコの足跡だよぉ~!」
 北関東の、とある森の中。ひとりの女性が地面に這いつくばり、興奮した声を上げていた。
「ぶっとい尻尾に短い手、長い足! ついに見つけたトゥティノコの歩いた跡だぁあ~発見したらツチノコなんか目じゃないくらい話題になる! 日本中、いや世界中の生物学者がトゥティノコに会いにくるんだわぁあ~」
 化粧っ気のない彼女は名をヒロコといい、小学生の頃から幻の生物『トゥティノコ』の存在を信じ追いかけてきた、生粋の生物オタクである。
「とっとっとりあえず写真! 写真……いや、まずは囲いをしないと……っ」
 挙動不審気味に立ち上がったヒロコの胸を『鍵』が貫いた。だが血は出ず、ケガをした様子もない。
 鍵を手にしているのは第五の魔女・アウゲイアス。この攻撃により、ヒロコの興味は奪われてしまった。
『私のモザイクは晴れないけれど、あなたの『興味』はとても面白いわ……こんな感じかしら』
 そこに生み出された新たなドリームイーターは、人間より大きなトカゲにも似た奇妙な生き物の姿をしていた。二本足で立ち、短い手をパタパタ動かして『キャッキャ』と人間がはしゃぐような声で鳴いている。
 ヒロコが見ればきっと大喜びしただろう。これは彼女が長年求めてきたトゥティノコのイメージに寸分違わないのだから。だが、残念ながら彼女は完全に意識を失って、土の上に倒れているのだった……。

●トゥティノコ型ドリームイーター
「ツチノコじゃなくて、トゥティノコだって。世の中色んな人がいるよね」
 ヘリオライダー、安齋・光弦が何となく楽しそうに説明を始めた。
 被害者のヒロコは、周囲の奇異の目などものともせず、ひたすら彼女の興味の対象であるトゥティノコを夢想し探し求めてきたのだという。
「面白いよね、さて本題」
 と光弦は表情を引き締める。
「その彼女の『興味』そのものをドリームイーターが奪ってしまった。張本人は既に現場にはいない様子だけど、その興味を元にして生まれた怪物型のドリームイーターが残ってる。他の一般人に被害が出る前にこいつを倒してきて欲しい。撃破すれば、ヒロコさんも目を覚ますはずだよ」

●現場
「群馬の県境の小さな森の中にトゥティノコ型ドリームイーターはいる。ヒロコさんは恐らく周辺のどこかに倒れてるはずだ」
 ドリームイーターが出現しそうな周囲はハイキングにも良さそうな、比較的歩きやすい道である。
「敵は1体だけ。人間を見つけると近づいていって『トゥティノコ、なんて鳴く?』って質問をしてくるらしいんだ。これに正しく返事が出来れば見逃すけど、間違うと怒って殺してしまう。一般のハイキング客なんかが被害に遭うと困るから、なるべくトゥティノコの噂話とかしておびき寄せるのがいいかも」
 ドリームイーターの『自分のことを信じている人間に引き寄せられる』という性質を利用した作戦を提案してから、光弦がケルベロスたちの顔を見て言った。
「せっかくの好奇心を元にして、人を襲う化け物を生み出すなんて放っておけない。頼んだよ、ケルベロス」


参加者
ミューシエル・フォード(キュリオシティウィンド・e00331)
朝倉・ほのか(びゅっふぇ・e01107)
ピジョン・ブラッド(銀糸の鹵獲術士・e02542)
ヴァーツラフ・ブルブリス(バンディートマールス・e03019)
綾崎・渉(光速のガンスリンガー・e04140)
霧島・絶奈(暗き獣・e04612)
犬嶋・理狐(狐火・e22839)
鴻野・紗更(よもすがら・e28270)

■リプレイ

●おいでよ、トゥティノコの森
 ケルベロス探検シリーズ!
 噂のトゥティノコは本当に存在するのか?! その謎を探るべく、我々は急遽群馬へ飛んだ……犬嶋・理狐(狐火・e22839)のノリノリ脳内に、赤い書き文字でナレーションが浮かぶ。
 ここは絶海の島……ではなく、群馬の県境にあるとある森。
「ツチノコだけじゃなくってこんなのも出てくるなんて、グンマーってすごいんだね!」
 はしゃぐミューシエル・フォード(キュリオシティウィンド・e00331)に、すこし申し訳なさげな微笑を浮かべて鴻野・紗更(よもすがら・e28270)が言い添える。
「トゥティノコは残念ながら危害を加える可能性のある敵、ドリームイーターでありますが」
「そっかあ……」
 とミューシエルは残念そうである。
「幻の、ツチ……いや」
「トゥティノコ……、か、噛みそうです」
 綾崎・渉(光速のガンスリンガー・e04140)と朝倉・ほのか(びゅっふぇ・e01107)が顔を見合わせ、苦労しながら今回のターゲットの発音をこころみる。
「なんてパチモンくさい相手だ……だがある意味UMAらしいドリームイーターだな」
 渉が半ば呆れつつもそう言えば、森に足を踏み入れてからこちらずっと楽しげにしているピジョン・ブラッド(銀糸の鹵獲術士・e02542)が応じて言った。
「UMAはロマンだよなぁ、僕も見つけたい」
「人生に浪漫があるのは良い事です」
 霧島・絶奈(暗き獣・e04612)が、無機質なまでに整った笑顔を浮かべてそう言うのに、ピジョンも同意する。
「ヒロコさんの人生、ロマンのかたまりみたいなもんだねえ」
 天気は穏やかで、森の中を心地よい風が吹き抜けていく。この分なら、森のどこかで倒れている被害者のヒロコも、案外気持ちよく昼寝出来ているのではないかと思われるほどに。
 ちょっとしたピクニック気分で一行は進む。理狐もその雰囲気を楽しみつつも、脳内には相変わらず『我々は、道なき道を進む……少しでも気を抜けば奈落の底へ落ちそうな断崖絶壁である』といったナレーションが流れている。が、実際は歩きやすいハイキングコースである。
「その、私はこう、怪獣のような姿形だと思うのですが……」
「ミューの住んでた森にはね、いじわる妖精がいたよ。人をまいごにしちゃったりするの。トゥティノコはどうかな?」
 ドリームイーターをおびき寄せるため、ではあるのだが、案外楽しくおしゃべりが盛り上がる。未確認生物はやはり、年齢性別を問わずワクワク出来るものなのかも知れない。
「にしても、本当は何の足跡だったんだ」
 前を歩いていたヴァーツラフ・ブルブリス(バンディートマールス・e03019)がぼそりと呟くと、ピジョンが応じた。
「ん? ああ、ヒロコさんが発見したやつ?」
「おう。なんつったか、ぶっとい尻尾と……」
「短い手、長い足、だっけ?」
 ヴァーツラフが地面を蹴って作った跡に、ピジョンが木の枝で楽しげに足跡っぽいものを書き足す。
 すると、ふたりが作った仮想トゥティノコの足跡を、後続のメンバーが発見した!!
「こ、これは、トゥティノコの足跡……!」
「えーっ!」
 ついに! と理狐の脳内にテロップが踊り、ミューシエルは大きな目をキラキラさせる。紗更も足跡に近づき、大げさな声を出す。
「何と、まさしく現代の神秘でございますね……!」
「撮影班! 絶奈さん!」
 呼ばれた絶奈が、手にしたカメラを構えて証拠写真を激写しまくる!
「近くにいる可能性が高いわね!」
「こ、これが……」
 ほのかも駆け寄り、世紀の大発見! という盛り上がり。ヒロコが見たら参加したかっただろう。ヴァーツラフとピジョンはすこし離れて観ている。
「お前らさては大好きなんだろ、こういうの……」
「いいねえ、こういうノリ」
「おーいトゥティノコ、出てこい。お前大人気だぞ」
 と渉が言い足した。
 そのとき、ミューシエルが森のざわめきの奥の音を拾った。
「ねえねえみんな、耳をすませて……、何かきこえるよ?」

●衝撃! UMAは実在した?!
 その言葉に、全員が口を噤む。風の向こうに、キャッキャ、キャッキャと声がする。
 森の小道を歩いてくるのは、2メートル強ほどの大きさの、爬虫類。
『だあれだ、トゥティノコのお話しするの、だあれだ』
 とて、とて、と左右に体を振りながら歩く様子は、たしかに着ぐるみに近いものがある。
「……あまり可愛くないなあ……」
 遠目にピジョンが率直に言ってしまう。ほのかはじっとトゥティノコを見つめていたが、やがて真剣な顔で、
「可愛いかもしれません」
「マジか?!」
 渉のリアクションももっともである。
 トゥティノコは、ケルベロスたちの姿を見つけるとなんとも無防備に近付いてきた。どうやら誰もいなくて、寂しかったらしい。
『ねえねえ、ねえねえ!』
 嬉しげに大きく開けた口の奥に、モザイクの欠片が見える。改めて、これはドリームイーターなのだと気を引き締めるケルベロスたち。
『トゥティノコ、なんて鳴く?』
 来た、お決まりの質問。戦闘態勢を整える間油断を誘うべく、まずはミューシエルが元気に答える。
「えっとねー、トゥティノコさんはね、キャッキャって鳴くよ!」
『当ったりー! トゥティノコ、キャッキャ!』
 しばしご機嫌でミューシエルとキャッキャ言い合って、トゥティノコは次に絶奈に歩み寄った。
『トゥティノコ、なんて鳴く?』
「……キャッキャ」
『あたーりー!』
 次、と歩み去るトゥティノコの後姿を、パシャリとカメラに収める絶奈。後でヒロコに見せてやれば喜ぶだろうと思ったのだ。
 トゥティノコは、と言ってもドリームイーターだが、次々ケルベロスに同じ問いを投げ続けた。理狐、紗更、ヴァーツラフ。
「キャッキャ、かしら」
「……そうですね、キャッキャ、などでございましょうか」
「……キャッキャだ」
 その様子をじいっと見ていたほのかがもう一度「可愛いかも」と呟いた。
 すっかりご満悦、という表情でトゥティノコは最後にピジョンの前に立つ。
『トゥティノコ、なんて鳴く?』
 満を持して、ピジョンが若干人の悪い笑みを浮かべて答えた。
「そうだなあ……チーと鳴く、かなぁ?」
『ブッブ―――! ちっがあーーうよ!トゥティノコ、チーって鳴かなぁーいよ!』
 言うや、トゥティノコの体が一回り大きくなる。正確には、モザイクが全身を覆い始めてそう見えたのだ。激高した様子で、ドリームイーターは叫び続ける。
『ブッブー! ブッブー! おまえ、嫌い!』

●戦闘
「来るぞ、ほのか!」
 渉の声に、ほのかが小さく頷く。戦闘のスイッチが入ったらしく、表情が切り替わる。
「戦いを始めます」
『うっおー、トゥティノコは、チーって鳴かない!』
 短い手をジタバタさせている間に、ケルベロスたちは戦い易い位置をキープする。
「……竜の吐息を」
 ほのかが掌から放った竜の幻影が、激しく敵に食らいつく。その命中箇所を狙って、紗更が同じく掌を広げた。
「いざ、参りましょうか!」
『うわぁ!』 
 距離を詰めた紗更にそっと触れられただけで、トゥティノコの体に衝撃が走る。先制の攻撃によろけるが、この見た目で案外素早い。長い足を生かしたフットワークで、続く絶奈の攻撃を器用にかわした。仇討ちだとばかりにテレビウムがバール片手に殴りつける。
「意外と素早い奴だなあ。……防御、展開」
 ピジョンが妖茨を仲間達を守るように這い伸ばす。そのピジョンの姿を見て、急に先ほどの怒りを思い出したらしいトゥティノコが襲い掛かる!
『トゥティノコ、チーって鳴かない! おまえ嫌い!』
「うわ!」
 ピジョンに投げつけられたモザイクがヒットする前に、テレビウムが間に割って入った。思いの外威力のある技らしく、テレビウムの体が派手にぶれた。
「っ、痛かっただろ、ありがとね」
 表情を曇らせ、ピジョンはすぐさま次のヒールの体勢に入る。
 様子を見ていた渉が、木陰から木陰へと素早く移動した。
「本当に案外素早いな……よく狙える位置を取らせてもらう」
「さっさとブッ倒しちまいてえとこだな。オラ、大人しくしてやがれ!」
『いたぁーい!』
 ヴァーツラフの足蹴りを食らって体をふたつに折り、甘ったれた声をだすトゥティノコ。だがそれも致命傷には至らない。すぐに立ち上がると、短い腕をオーバーに振りながら、右に左に身をかわす。アニメのような動きに、ヴァーツラフの目端が吊り上る。
「イラつく動きしやがって……」
「んもーっ!  ミューがこーげきしてるんだから、じっとして!」
『知らないよ! おまえたち、みんなばか!』
 トゥティノコが叫ぶと、モザイクが飛んでくる。今度捕まったのはピジョンのテレビウム、マギー。
「くそ、小さいものから狙うのか。調子に乗って……そう簡単に躱せると思うな!」
 反撃のきっかけとなったのは渉のリボルバー。放たれた超光速粒子は美しい軌跡を描いてドリームイーターの体を方々から貫いた。一瞬弾かれ、動きの止まった爬虫類ボディをヴァーツラフが蹴り飛ばすと、待ち構えるのは理狐。
「あついわよ……!」
 青白い炎の狐たちは敵の体に絡みつき、消えることなく燃え続ける。その炎を煽るように、ミューシエルが無邪気にナイフを閃かせた。
「うん、どんどんうごけなくしちゃうんだよー!」
『もおー!』
 トゥティノコは不満げに鼻を鳴らす。ケルベロスたちの波状攻撃で、体力は着実に削られている。ほのかの紅隈と黒鬼が交錯して敵を裂いたところへ、大きく跳躍した紗更が飛び込んでくる。今度は、しっかりと狙い済まして。
「―――失礼致します!」
 慇懃無礼な一撃はモザイクを散らす。
「……今此処に顕れ出でよ、生命の根源にして我が原点の至宝。かつて何処かの世界で在り得た可能性」
 詠唱の最中、絶奈の笑みは凶悪に深まった。常日頃浮かべるそれとは根本から異なる、彼女の内なる狂気と敵への憎悪が織り交ざった真実の笑み。それは、見る者に恐怖させ同時に魅了する。
「『銀の雨の物語』が紡ぐ生命賛歌の力よ!」
 魔方陣から召喚された槍は、美しく輝きながらもどこか仄暗い力を秘める。その力を叩き込まれた敵の姿が醜く歪む。
『やぁー……、トゥティノコ、おまえらきらい……』
「どんどん本性が出てきてるよ、トゥティノコ。残念だな」
 攻撃を受けるたび、ドリームイーターはその身からボロボロとモザイクの屑のようなものを溢す。UMAらしさが消えていく様に、ピジョンが醒めたため息を吐いた。
『おまえらみんな、ねむねむしちゃえば? ねむねむ、ねんね』
 渉を狙ってモザイクが飛ぶが、理狐の跳躍の方が早かった。攻撃を阻まれ、ヴァーツラフの弾丸が追い討ちをかける。
「残念だな、そろそろネンネはてめぇの方みてぇだぜ」
「そろそろ終焉と参りましょうか!」
「ヒロコさんには本物を追ってもらいたいの……偽者には退場して頂くわ!」
 紗更と理狐が油断なく敵を追い詰めながら、そう告げる。
 もはやトゥティノコに余力はほぼ残っていなかった。反撃のモザイクも、宙に散り散りになる始末。
「ばいばいだねー、トゥティノコ!」
 あくまで無垢なミューシエルの声が逆に残酷に響く。
「そのまま行け、ほのか!」
 渉の檄を受け、ほのかの赤い瞳が暗さを増した。
『やだ、やだ、トゥティノコ、まだ遊びたい!』
 首をかすかに横に振り、否の意を示したほのかの全身から、黒い疾風が巻き起こる。全てを黒く染める負の力に飲み込まれ、トゥティノコ型ドリームイーターは消し飛んだ。キャッキャ、というかすかな声だけを残して。

●興味は尽きず
「……あ、あれ? 私……」
「お、起きたね。おはよーヒロコさん」
「ケガはしてなさそうだな」
 ピジョンと渉がそう言ってヒロコの顔を覗きこむ。うわ! と叫んで身を起こしたヒロコに、ほのかが労りの声をかけた。
「ヒロコさん、大丈夫ですか? もう大丈夫、街までお送りしますよ」
「いや! いやいや私は無事です問題ない! そっそっそれよりトゥティノコ! まだ近くにいるんですよ!」
 このテンションのヒロコに、あれはドリームイーターでしたとは中々言いにくい。絶奈がどうしたものかと、さっき撮った写真を眺めて思案する。
「わーい! じゃあせっかくだからヒロコおねーさん、ミューといっしょに森を歩こうよ!」
「歩きましょ歩きましょ! わわわ私が発見した足跡を是非! お見せしたい!」
「あのね、あっちにリスさんのおうちが」
「リスさんじゃなくてトゥティノコさんのおうちを探しましょう!」
 ミューシエルの背中をぐいぐい押す勢いで、ヒロコはさっさと森の中へと向かう。いてもたってもいられない、とはまさにこのことだ。
「……大変に元気が有り余っていらっしゃるご様子で、まずは一安心と言ったところですね」
 と、紗更が微笑しながら丁寧なフォローの言葉を付け足した。
「この辺りのヒールは大体終わったわ。トゥティノコの足跡が残ってれば残してあげたかったけど、それらしいものも見当たらない……でもいないとわかってはいても、ロマンよねやっぱり」
 と理狐が笑う。この森は随分と彼女の想像力を刺激したようだ。ロマンを追い求めるヒロコに、若干の憧憬があるのかも知れない。
「まあ、いりゃあ面白えと思わねえでもねえがな……ん?」
 さっさと帰って葉巻で一服、と考えていたヴァーツラフの足元に、見慣れない跡があった。それはまるで、太い尻尾を引きずり、長い足と短い手で歩いたような足跡……?。
「いや……、まさか、な……?」
 興味はすべての人の原動力である。まだ見ぬものへの興味、すなわち情熱を奪うような敵は許しておけない。ヒロコは今回の事件にもめげず、今後もトゥティノコを追い続けることだろう。
「みなさーーん! こっち、こっちですよぉーー!」
 ひとまずひとりの女性の情熱を守れたことを喜ぶケルベロスたちだった。

作者:林雪 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2016年8月29日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 3
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