ケルベロス大運動会~ケルベロスに訊け!

作者:のずみりん

 度重なる『全世界決戦体制(ケルベロス・ウォー)』の発動により世界経済は大きく疲弊していた。
 命あっての物種とはいうが、デウスエクスの攻撃を凌いでも閉塞感の中でゆっくりと経済が死を迎えてしまっては元も子も救いもない。
 
 そこで『ケルベロス大運動会』である。
 困った時のケルベロス頼みというわけではないが、世界のヒーローと言えるケルベロスたちの面白イベントならば経済状況もきっと打破できるほどの収益をあげられるはずだ。
 そしてまた気づいてしまったプロモーター様たちもいたのである。
『通常のダメージが効かないケルベロスなら、今まで危険過ぎたアレとかコレとか挑戦してもらっても問題ないよね?』
 と。
 かくして世界中のプロモーター達がせっせせっせと持ち寄った超絶企画『ハイパーエクストリームスポーツ・アトラクション』の数々により、開催国である『インド』の各地に、巨大で危険なスポーツ要塞が建造されたのだ。
 そう、栄えある第一回ケルベロス大運動会の開催地となった『インド』
 その各地に生まれた超危険アトラクションに挑戦すべく、ケルベロスたちは彼の地にやってきたのである。

 インド空港は、ケルベロス大運動会に参加するケルベロス達を一目見ようと、多くのインド人達が集まっていた。
 その最前列には、インドでも有名な新聞社の記者たちがカメラとマイクを構えて待機している。
 いっとう目立つのは手にした看板に、服に、でかでかと書かれた『ドゥー・ザ・インディア』の誌名とそれを手にした編集長らしき男。
 古いインドの言葉で『議論』を意味する単語と英字をかけた洒落たロゴは、昨今のインドの新聞ブームでも伸び著しい大衆新聞のものだ。
「わかってるな! ネタを取れるまで食い下がるんだぞッ!」
 パワフルな編集長は欧米の報道誌を走り回ってきた叩き上げ。『売れるネタならなんでも書く』『早い、安い、わかりやすい』という俗だがシンプルな姿勢で人々の心をつかんできたやり手だ。
 その率直さは彼のけしかける手下達も、やる気充分で、取材の最終確認として、質問内容を声に出して確認する。
 大衆新聞に必要な情報は2つ。
「長旅は大変でしたか? ケルベロスなら大したことなかった?」
「食べ物、大丈夫そうですか? 食べたいものとか、あ、好きなものとかありますか?」
「座右の銘とか、音楽とか、えーと感銘を受けた人とか本とか……」
 一つ目は共感。有名人……ケルベロスにも私たちと同じところもあるんだと読者を呼び込む意外性と安心感を売り込む記事の為のもの。
「どうでしたか、先日の全世界決戦体制!」
「日本は大変と聞きますが、デウスエクスとの戦いで印象深い事はありますか?」
「怖くはないですか!?」
 もう一つは憧れ。ケルベロスはは何が自分たちと違うという好奇心、同じような事をしてみたいという憧憬を抱かせる情報。
 一見すると矛盾する二つを巧みに組み合わせ、幅広い嗜好に応える記事を記者たちは作っていくのだろう。
 後ろを見れば例の編集長がタブレットを手に会釈した。低俗なやらせや誘導をする気はない。真剣勝負だ、ケルベロス。
 笑っていない挑戦的な目は言外にそう言って見えた。


■リプレイ

●ケルベロスたちはいかにしてインドにきたのか
「うぉっ」
 ドールィ・ガモウ(焦脚の業・e03847)たちを迎えたのは人、人、人の背中であった。
「随分な事態になっていますわね……」
 人だかりとフラッシュの中をくぐりながらユリア・タテナシ(フレグランスリンク・e19437)は空港を進む。船便で辿り着いた二人は仲間を迎えに来たのだが、それは出る以上に大変だった。
「え、日本から身体一つで!?」
「うむ、印度までは翼飛行で参った。無事空港まで辿り着けて幸いだ……おぉ。ドールィ、今着いたぞ」
 なにせ、混雑の中心の一人こそが迎えに来た神野・雅(玲瓏たる雪華・e24167)だったのだから。
「あ、そちらもお仲間で?」
「何を隠そう、あの傭兵団【銀の腕】の一員……ご存知ない? あなたモグリなんじゃありませんの、飛ぶ鳥を落とす勢いですのよ?」
 問いかけにユリアは誇りをにじませて答える。その愛らしい顔にシャッター音が鳴った。
「お、撮るか? ちょっと離れてな……どうだ、シャッターチャンスだぜ?」
「あ、どうも……こ、これは地獄?」
 美のユリアに対し、むせるような逞しさのドールィが装甲義骸から出した地獄に驚いた様子の記者。ドールィはハイパーリンガルの流暢な現地語で頷いてみせる。
「その通り。俺の武器はこの肉体と……この『地獄』だ」
「我ら聖樹の元に集いし【銀の腕】傭兵団。運動会……勝負事には全力を尽くそう」
 三人の勇姿に再びカメラが連写された。

「お疲れさまなのだ。旦那くんとケーキ屋さんをやってるのだ、日本へきたら是非立ち寄ってね。はいお土産」
 記者たちに【栃の実亭】のマフィンを宣伝する月篠・灯音(犬好きの新妻・e04557)に付き合い、四辻・樒(黒の背反・e03880)はコンコースを見渡した。
「樒さんもお店の方には!?」
「ん、二人でやっている店だ。来てくれたら精一杯もてなそう……あぁあまり勢いよく詰め寄るな。ちゃんと答えるから」
 濡羽の黒と灯火の赤。寄り添う二輪の花はごった返す空港でも美しく映える。記者が勢い込まぬように割り込む樒だが、その視界に映る抱え姿の見覚えある人影。
「なぁ、灯。あそこにいるのは椏古鵺と……」
「本当だ。笙月さーんっ」
 人ごみを避けたサングラス姿の椏古鵺・笙月(黄昏ト蒼ノ銀晶麗龍・e00768)だが、灯音の声に思わず振り向く。もちろん記者たちも。
「ぇ? ……月ちゃん!? 四辻さん! 相変わらずラブラブざんしなぁ♪」
「御二人のご友人の……あ、あれ?」
 着こなされた女物の民族衣装、ともすれば誰よりも女性らしい笙月だが……。
「失礼、また後ほどな」
 まさに幻妖のごとく、報道陣が迷う刹那に凛々しくも美しいドラゴニアンの姿は消えていた。
「……悪い事しちゃったかな?」
「混雑はあまり好かないとはいってたな。色々と大変なのだろう」
 困惑する記者たち。答えるべきは答えたと、樒も灯音を連れ脱出することにする。
「今度、一緒になにか食べにいこうかー」
「そうだな。灯、では行こう」

「あー、ギリギリになっちまったぜ……」
 タラップを降りた暁・アギト(脆い剣士・e01465)は大きく伸びをする。
 飛行機の予約に大学のレポート、休暇の申請とここまで休みなしだ。出遅れた分、少しは人混みがばらけたのは幸運だったが。
「どうです、ハイパーエクストリームは?」
「命がけ? 日頃の戦いぶりからくる経験を活かす時がきましたわよ!」
 荷物を受け取りに向かった受付前では、エニーケ・スコルーク(黒麗女騎・e00486)がともすれば高飛車な豪胆さで姫騎士姿を誇らしげにアピールしている。
「と、撮るんじゃない! 私は元デウスエクスだぞ、恐いんだからな!」
 ヴァルキュリアの姿によってきた記者たちに凄むリルン・ブランエール(クライフェネクス・e24337)のようなものもいる。
「……な、なんでビビらないんだよぅ!? ちっこくて可愛い!? そ、そんなこと言われたってちっとも嬉しくなんかないんだからな!」
 助け船を出すべきか……まぁまんざらでもなさそうか。
「おつかれさまです! 長旅はどうでしたか?」
「……ぇ、オレ!?」
 そう考えながら急ぐアギトにも、ひょいとレコーダーが向けられる。これは想定外だ。
「オレらは芸能人じゃねぇんだぜ? ケルベロスなこと除けば普通の……」
「ケルベロスだから、ですよ!」
 あぁ、そうか。
 芸能人……タレントとは元は異才、それを有する敏腕を指した言葉だという。今のケルベロスたちは正に原典の『異才の人』なのだ。
「えー、その……わりかし疲れたな。デクスエウスとの戦闘と同じ位、いや多少マシ?」
「はは、じっとし続けるのも大仕事ですからね」
 呆れ半分に作り笑いを浮かべながらも、アギトはしばしこの現代の語り部たちに付き合うことにした。

●彼彼女らは日常をどう過ごすのか
「ふふ、居合アタックなる競技があると聞いて飛んできました。見ての通りの刀剣士なので……」
「ノリノリですね」
 竹刀袋の肩ひもに触れて高揚した表情を撮られた伊織・遥(地球人の刀剣士・e29729)はこれも一つの縁と応じることにする。
「と、失礼。こちらで」
「はいはい。先ほどもなかなか個性的でしたけど」
 戦場のうすら寒い笑みから意識して爽やかな笑顔に切り替え、もう一枚。飄々と、なかなかに芸達者なものだ。

「失礼! 可愛らしいレプリカントのお嬢さん」
「Surprise! い、いったい何事ですの!?」
 到着後、遠泳から着替えに向かおうとしていたシエナ・ジャルディニエ(攻性植物を愛する人形娘・e00858)は一人の記者に捕まっていた。
「私こういうのもので、ちょっと取材……うわっ!?」
「Se calmer! 敵じゃないからラジンもヴィオ達も落ち着いて!」
 シエナの警戒に当てられたのか、その身の共生者たち、彼女のボクスドラゴン『ラジンシーガン』も封印箱から虫に似た半身を覗かせる。いやはや、取材はいつだって大変だ。
「……こちらこそご無礼。このような姿ですけれど、よろしくて?」
「え? あ、それは全然」
 仲間たちを宥めた彼女は上着から覗く水着を気にしたが、記者はむしろ驚かされたものに興味を持ったようだ。
「ご家族、ですかね……?」
「Devise cherie! お目が高い! この子達の魅力について色々言っちゃいますの!」
 名もなき記者の好奇心から、シエナの熱い語りが始まった。

「……多いんですかね? その、個性的なお仲間の方は」
「あー、うん。どうなんだろ?」
 そんな空間を傍で見ながら風空・未来(ボクらはもう独りじゃない・e00276)は付き合う記者に言葉を濁す。
「ここはロックなドラゴニアンとロックなボクスドラゴンのコンビが、ロックに取材に答えてやろうな!」
「ロ、ロックとは……?」
 少し先では赤羽・イーシュ(ロックロッカーロッケスト・e04755)とボクスドラゴンのコンビもまた熱い語りを披露している。
 情熱的な人たちだなぁと思いつつ、そういえばと未来はつぶやく。
「あ、最近だとオウガメタルさんとかも加わったよね」
「あぁ」
 迷子の案内してもらいながらの会話は気楽で流動的だ。時事にはじまり、取り留めのない日常まで。
「好きな食べ物ね……稲荷寿司と、大学芋かなっ。知ってる?」
「稲荷……油揚げ、豆腐ですな。最近はインドでも流行って……どうなされた?」
 と、いうところでまた一人の出会い。
「あ。未来、様……?」
「お知り合い?」
 不安げなアリス・スチュアーテ(不縛の碧風・e10508)に駆け寄りながら頷く未来。聞けば彼女も同じように迷子になっていたのだとか。
「一緒にいいかな?」
「そりゃあもう、喜んで。アリスさんはどうです? 好きな食べ物とか」
「焼き栗とストロベリーアイスです♪ 焼き栗の少々手間はかかりますが、熱々の焼き栗はすごくおいしいですよ♪ あ、でも今の季節的にはストロベリーアイスの方がいいかも……」

●なぜ戦うのか
 記者たちとの談義はおよそ和やかだったが、重い話題もやはりある。
「例外などなく、戦いの一つ一つが印象深いことです。定命なき歪な命に終わりを与え、連綿と続く生と死、命の巡りへ還す大切なことなのですから」
 賑やかな場、人との交わりこそと寛容だったシルク・アディエスト(巡る命・e00636)の顔がデウスエクスの話題に変わる。底の見えない雰囲気の笑顔が記者を言外に圧す。
 未来とアリスたちの会話もまた。
「復讐、ですか?」
「昔……大事な人をとあるデウスエクスに殺されちゃいましてね。詳しくは省きますが、私はその借りを必ず返すと決めたのですよ、例えわが身にかえてもね」
 戦う理由を答えたアリスに記者は言葉を失った……まだ若い、図々しくも厚顔にはなりきれない、そんな顔。
「……ボクには、救いたい子が一人いるんだ。もしかしたら救えないかもしれない。それでも、もし、可能性が有るんだったら、その子を救いたいんだ」
 未来は助けを求めるような記者に少し同情し、次の話題を渡した。

 このような世界でも戦場とは多くの人には非現実だ。だから人は、記者は問いかける。
「怖くないか、って? 戦うよりこういう方が慣れない……かな?」
「怖い、とは思わないが。この前、ローカストと戦った時……途中でオレが倒れて、けど。郁がちゃんと倒して、くれたから」
 鏑木・郁(傷だらけのヒーロー・e15512)に話を振られ、疲れと記者たちの攻勢でアガった様子のヴィンセント・ヴォルフ(境界線・e11266)はぽつぽつと言う。
「オレは郁がいるなら、最後まで戦えると、思う」
「俺も……戦いを怖いと思った事は無いな。信じてくれる親友……相棒の信頼を裏切りたくないって思うから。なんて」
 忙しくてゴメンな! と、一言。疲れたヴィンセントを小脇に抱え、郁は記者たちを飛び越える。驚きながらも記者たちは屈指の戦士たちの素顔を垣間見た気がした。

「オレ、ラクシュ。ヒンドゥーの女神さまの名前からもらった!」
「オレ、ヴィー。ヒンドゥーの最高の神様から名前もらったんだぞ!」
 ラクシュ・スルシュ(火眼黒豹・e17707)とヴィー・スルシュ(血火白虎・e17723)の二人から始まった旅団【赤月館】の取材はそれだけで記事一本になるほどだった。
「オレに取材しても特に面白くないと思うぞ。スルシュでは戦う事は当然だ!」
「おとうさんたちのほうが色々なモノ退治してるから、武勇伝いっぱい聞けると思うぞ!」
「おいこら、ヴィー、人を指さすな。武勇伝なんて程のことはしてねぇよ。あぁ、タバコいいか? おーい、ディート!」
「あー、はいはい。僕はディートヒリ・エヴァルトと申します。取材お疲れ様です」
 バルタザール・エヴァルト(おっさんの刀剣士・e03725)と養子養父のバトンが回り、更に回されたディートヒリ・エヴァルト(ガンスリンガードール・e03317)のが頭を下げる。
「いやどうも、賑やかなご家族で。戦いの事、いいですか?」
「えぇ。僕は正確には父さんの息子の代理品……ですが、それでいいと思ってます。僕を『僕』という存在にしてくれた、父親であることに違いありませんから」
 父が戦うなら戦う……と、いいところで再びバルタザールに呼ばれたディートヒリに代わり、ブランシュ・ノクト(ケツァルコアトル・e03124)が引き継ぐ。
「私もおとうさん……ヴァンアーブルのお手伝い、かな。あ、復讐のお手伝いってわけじゃないのよ? デウスエクスが居る限り、おとうさんは戦う事をやめないと思うから」
「……家族の仇です。留守中の出来事で顔もわからず……でも向かってくるものを全て殺せば、仇もその中に居るかもしれないでしょう?」
 ヴァンアーブル・ノクト(熾天の語り手・e02684)の漆黒の意志を、流暢なヒンドゥー語はダイレクトに伝える。
 ブランシュの思いはそれを縮められるのだろうか……と、記者がメモの手を止めた時。
「ヴァンちゃん、一般人怖がらせちゃダメだよ? あ、取材おつかれさまでーす。ネコのメルキオスでーす。メルって呼んでね! みんな個性的で大変でしょ?」
「いえまぁ、戦場に立つ以上は色々あるのだなと。メルさんも?」
「いや、別に。むしろ命のやり取りしてる時って、生きてる! って思うね!」
 あっけらかんというメルキオス・トゥエスティ(チェシャ猫・e04334)。
 幼いころからケルベロスであることが普通だったという彼のようなものも、少なからずいるのだろう。
 生まれや種族と同じ。ケルベロスもまたそれだけで語り切れるものではない。記者は自戒を込め、取材のメモに書き足した。

 怖くないかと聞かれ、斎藤・斎(修羅・e04127)は答える。
「まあ怖いですけど、対処を間違えなければ……それに自分の存在意義がなくなる方が怖いですねえ。デウスエクスを倒せない私に生きる価値なんて」
 むしろ苦しいと言えば経済的な方がと混ぜっ返し、あっけらかんと少女は言う。
 あるいは白銀・風音(お昼寝大好きうさぎ・e01669)は、のんびりと笑う。
「恐いよ、攻撃を受ければ痛いし大変。だけどみんな一緒だから頑張るし、みんなが安心して眠れるために倒すんだ」
 ね、ミーくん? と、話しかけた彼女にオウガメタルが光った。
 大事なもの、大事な時を守るため。人が戦う理由にはそれも十分なのかもしれない。

●その日のドゥー・ザ・インディア
 大衆紙『ドゥー・ザ・インディア』の特徴は大胆な写真構成という。
『ケルベロスが来る』
 文章は平易かつ簡潔。先頭を飾るのは家族写真のような【赤月館】の面々、地獄を披露するドールィと個性的な【銀の腕】の傭兵たちの姿。
 対比するように置かれた二面の大写真は、百の言葉以上にケルベロスの多様性を読者に訴えている。
『共に戦う仲間たち』
『ジャルディニエ嬢かく語る』
 誌面をめくれば攻性植物を熱く語るシエナを中心に、オウガメタルと取材を受ける風音、サーヴァントと絡むイーシュの姿。
「ロックってのは特別な事じゃない。どんな状況でも楽しみ、ピンチにも挑んでいく……そして頑張る人から刺激で、自分の心も熱くする事だ!」
 座右の銘がコーナーのまとめに紹介されている。
 多彩な人、多様な想い。誌面はピンナップ風の写真と共にケルベロスたちを好意的に紹介していく。
『ヴァルキュリアはツンデレ!?』
 まぁ、リルンについたような少しズレたコピーもあったけれど。

「地獄の番犬『ケルベロス』。彼彼女らは異能の人だが、人である」
 時に復讐、時に親しい人のため……様々な戦う理由、戦える理由を記し、総記と題されたコラムは特集をそうまとめていた。
 その本質は恐るべき神殺しでも、救世の聖者でもない。頼もしくも、共に支えあって戦う存在であることを大運動会は見せてくれるだろう、と。

作者:のずみりん 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2016年8月11日
難度:易しい
参加:26人
結果:成功!
得票:格好よかった 2/感動した 0/素敵だった 4/キャラが大事にされていた 1
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