●潰れてしまった定食屋
関東某所の寂れた裏通り。
とある店、いや、店だった場所の前に、1人の男が佇む。
「はかない夢だった……な」
白い割烹着に身を包んだ中年の男性、金戸・譲。彼は顔を顰めて嘆息する。
この店に掲げられた看板は『かねと食堂』。捻りもなく冠した店名だったが、もうこの店が営業をすることはない。昨日、閉店してしまったのだ。
その最大の要因として、場所があまりに悪すぎた。店を借りるには手頃な価格の物件ではあったのだが、さほど人が通らない路地であったこともあり、一目に付き辛かったことが大きい。
だが、手間隙かけて編み出したメニューは他の店に引けを取らない味だった。
コロッケ、豚汁、エビフライ、煮魚、ハンバーグ、野菜炒めに、レバニラ炒め。比較的庶民的なメニューが並ぶ店ではあったが、中でも自慢はしょうが焼き定食だった。
しょうが焼き定食は代金も高くなく、それでいて肉料理と無難に選ぶ者も多いメニューだろう。
ただ、この店のしょうが焼きのウリは、独特の配分のなされたタレ。肉はこれでもかと濃厚な味が染み込んでいて、それでいて脂っこくはなく、口の中に旨みだけを残してくれる。
数少ない常連さんからは、そのしょうが焼きは絶賛されていた。癖になる美味さだと徐々に人を呼んでいたのだが、悲しいかな利益に繋がるまでには至らなかった。
「はぁ……」
再び溜息をつく金戸。その後ろへといつの間にか現れた魔女が、手にした鍵で彼の心臓を一突きしてしまう。
言葉すら漏らすことなく、金戸は床の上に倒れる。だが、貫かれたはずの金戸の体からは血が出るどころか、傷口すらない。
一方の魔女。杖を持ったそいつは、頭に2本の角を生やした淑女といった印象。だが、肩から胸の辺りがモザイクに包まれている。
『第十の魔女・ゲリュオン』。それが彼女の名だ。
「私のモザイクは晴れないけれど、あなたの『後悔』を奪わせてもらいましょう」
ゲリュオンが具現化した金戸の『後悔』。それは、ほぼ金戸と同じような容姿を象る。だが、瞳の辺りにモザイクがかかっていた。
新たに生まれたドリームイーター。ゲリュオンは満足げに頷き、その場から姿を消していった。
とあるビルの屋上へとやってきたケルベロス達。
そこでは、リーゼリット・クローナ(シャドウエルフのヘリオライダー・en0039)が買ってきていたしょうが焼き弁当を美味しそうに口にしていた。
「皆、ようこそ」
にっこりと笑うリーゼリット。食べるのが好きな彼女だが、口元をハンカチで押さえるなど、女性らしさにも気遣いながらも、少し待ってとその弁当を食べてしまう。
「皆、自分の店を持ちたいと考えたことはあるかな」
話に先立ち、リーゼリットがケルベロスへと問う。ケルベロスは働く者も多く、自身の店を持ち、夢を叶えた者もいる。メンバーによっては、今もなお、夢として抱く者もいるだろう。
そんなケルベロス達の状況を確認したリーゼリットは、話を続ける。
「折角夢を叶えたというのに、店が潰れたことで『後悔』の念にかられている人が、ドリームイーターに襲われてしまう事件が起きてしまうよ」
その夢喰いは『後悔』を奪った後に姿を消してしまったが、奪われた『後悔』は現実化して新たなドリームイーターとなって事件を引き起こそうといる。
「被害を及ぼす前に、このドリームイーターを倒して欲しいんだ」
このドリームイーターを討伐できれば、『後悔』を奪われてしまった被害者、金戸・譲も目を覚ますはず。彼は店の入り口前で倒れているはずだ。無事、事件が解決したのであれば、介抱し、何かフォローがあるといいだろう。
現れるドリームイーターは1体のみ。配下などはいないようだ。
「ドリームイーターは潰れた店の店内で、何事もなかったかのように営業を再開させているよ」
一般客はいないので、避難の必要性はない。だが、放置しておくと、ドリームイーターは近づいてきた人を客として店の中に引き入れ、強制的にサービスを与えて殺すような行動をするようだ。
客を手にかけるタイミングとならば、この夢喰いは相手を食材に見立てて、炒めたり、揚げたり、煮込んだりして攻撃を仕掛けてくる。
ドリームイーターである以上、倒さねばならないのは間違いないが、相手は一般人の『後悔』から生まれたもの。ならば……。
「相手の『後悔』の念が少しでも弱まったなら、夢喰いとの戦いが楽になるかもしれないね」
ドリームイーターの振舞うサービスとは、ここでは定食メニューだ。その料理を口にすることで、幾分違った形で戦いに臨むことができるかもしれない。
一通り説明を終えたリーゼリットは最後にこう語る。
「『後悔』を奪われた男性を救う為にも、どうか、このドリームイーターの撃破を。……よろしく頼んだよ」
参加者 | |
---|---|
ディディエ・ジケル(緋の誓約・e00121) |
綾崎・渉(光速のガンスリンガー・e04140) |
ウォーカー・ストレンジソング(さまようはぐれ歌・e10608) |
幽川・彗星(つるぎ・e13276) |
アテナ・エウリュアレ(オリュンポスゴルゴン三姉妹・e16308) |
プルミエ・ミセルコルディア(フォーマットバグ・e18010) |
アレックス・アストライア(煌剣の爽騎士・e25497) |
カリュクス・アレース(過去に囚われし戦士・e27718) |
●『後悔』から生まれた夢喰いへ
関東某所。
ドリームイーターが生まれるという寂れた裏通り。そこをケルベロス達が歩いていた。
「しょうがやき。しょうがやきですよ、しょうがやき。しょうがやきをたべるのです」
そう繰り返すのは、ご飯大好きなプルミエ・ミセルコルディア(フォーマットバグ・e18010)だ。彼女は依頼そっちのけで本気でしょうが焼きを食べに来たらしい。
そんな彼女はさておき。メンバー達は今回の1件について語り合う。
「『後悔』は嫌いだが、『後悔』を放っておくだけで終わらせるのはもっと嫌いだ」
ウォーカー・ストレンジソング(さまようはぐれ歌・e10608)としては、ドリームイーターの作る料理を食べるのに気が引けていたようだが、今回は事件解決の為に止むを得ないと考える。
「……時に結果とは、本人の努力とは無関係に裏切るものである。しかし、その努力は評価され、認められてしかるべきであると、思う」
やや気だるげな口調で、ディディエ・ジケル(緋の誓約・e00121)も己の考えを語る。
「……彼の『後悔』を完結させぬ為、頑張るとしよう」
陰鬱なる表情ではあったが、ディディエは言葉に決意を滲ませた。
それを聞いていたアレックス・アストライア(煌剣の爽騎士・e25497)。相手は、店主自身ではない。その夢から生まれたバケモノではあるが、それでも。
「まあでも、努力ってのは報われて欲しいものだよな。ちょっくら励ましてみるか」
アレックスは相手へ、自身の本音をぶつけようと考えていた。
さて、現場となる店の跡に到着したメンバー達。
入り口脇には被害者金戸・譲が倒れていたが、これから始まるであろう戦いの被害が及ばぬようにとにと、アテナ・エウリュアレ(オリュンポスゴルゴン三姉妹・e16308)は彼の安全確保の為、店からやや距離を置くよう移動させていたようだ。
他のメンバーは、ドリームイーターのサービスを受けることで、そいつを満足させ、弱体化を狙おうと考える。幽川・彗星(つるぎ・e13276)が殺界を展開したことを確認してから元定食屋の中へと入っていった。
「いらっしゃい……」
静かな声で店主が語る。表で店主は寝ていたのに、ほぼ同じ姿の割烹着を着た中年男性が厨房から出てきた。違う点といえば、目元がモザイクに覆われていること。
来店したメンバー達は、早速注文を行う。
「しょうがやきをたべます」
「……あの、しょうが焼き定食、ごはん大盛がいいです……」
真っ先に入ったプルミエが店主に注文する。カリュクス・アレース(過去に囚われし戦士・e27718)も初めて食べるとあって、料理に興味を持っていたようだ。
オーダーを受けた店主。さすがに店を回すのが彼1人とあって、ケルベロス達はしばし待たされることとなったが、やがて店内にしょうがの香ばしい匂いが漂い始め、次々にしょうが焼きがテーブルへと並んでいく。
そして、メンバー達は早速、それを食していく……。
この為に依頼に参加したといっても過言ではないプルミエは、しょうが焼きを口に入れてもぐもぐ。
「おいしいです」
それは、素直な感想だった。事前に予想していた通りの美味しさだったこともあり、プルミエは箸を止めることなくパクパクと食べ続けていた。
綾崎・渉(光速のガンスリンガー・e04140)は味見と思って食べていたが、その味の深みと代金の安さに驚いていたようだ。
「あ、美味しい……。味が濃いから、ご飯がすすむっ」
「……美味いな。味は申し分ないと思う、これが悪かったわけでもあるまいて」
ディディエも肉の味を噛み締め、しっかりと味わっていた。
「これほどの味なら、他のケルベロスにも教えて一緒に来るか。俺の旅団の連中は美味い飯には目がないしな」
別の席では、偶然を装って1人、店内に入ってきていたウォーカー。自身も料理をすることがある彼だが、その料理を食し、なかなか出せぬ味と唸っていたようだ。
カリュクスは初めてのしょうが焼きの味に、こくこく頷きながら幸せそうに笑い、舌鼓を打っていた。
ただ、美味しい料理ではあるのだが、自身がぼんやりとした性格を承知しているカリュクス。夢喰いがいつ襲ってくるとも分からない為、食べるのに夢中にならないようにと気を遣う。
「……素晴らしい味わいです。このタレ……深いコクとうま味を感じますね……」
料理人の端くれである彗星は、その味を噛み締めながら、しっかりと分析していた。
「入っているのは……にんにく、しょうが……はちみつ……かもしれないですね。おろしたリンゴもありえそうです……。少量のお酒……? ああ、タレのレシピが知りたいです」
彗星はしょうが焼きを一切れ箸でつまみ、さらに口の中で転がして肉に染み込んだタレの味をしっかりと確かめる。
「この染み込み具合……、長く漬け込んでるのでしょうか? 濃い味付けで口が米を食えと急かしてきます……。これを嫌いな男子などいるのでしょうか……? いや、いないでしょう」
メインでそれを頼むのは、おそらくサラリーマンの男性なのだろうが、女性にだって、人気を呼びそうな味であることは間違いない。
「……こんないい店にあまり客がいないのは、料理人として看過できませんね……。ちょっと口コミを広めてみましょうか」
本心でそう考える彗星だが、残念ながら、この店はすでに閉店してしまっている。
「お客さんに美味しい料理を安く提供するのは素敵だけど、変わらぬ味を提供し続けるのも大事なことじゃねーかな」
同じく、料理を味わったアレックスは、相手を諭そうとする。経営が立ち行かなくなるのなら、値上げを納得させてくれる味だと。
「なあに、まだ再チャレンジできるさ」
相手が男性だからなのか、多少、軽い雰囲気のアレックスだが、それでも、心からしょうが焼きの美味しさを絶賛していたことには違いない。
「ごちそうさまでした。では、この料理に報いる為にも、その『後悔』を払拭しなくてはなりませんね」
アテナは丁寧に挨拶した後、ゆっくりと立ち上がる。カリュクスも視線だけは店主から離さぬようにと警戒していた。
実際、店主は客席へとフライパンを手にして現れる。だが、ケルベロス達が満足げにしょうが焼きを食べる心からの感想に『後悔』の念が弱まったのか、その力は弱体化させていたようだ。
「閉店なんて惜しいじゃねえか。店主を出してくれ、話をしたい。……ドリームイーターは引っ込んでろ」
ウォーカーは帽子を抑えつつ、店主、いや、夢喰いへと言い放つ。ディディエも対する為にと構えを取っていたようだ。
「人の『後悔』を利用して、更に洒落にならない被害を出そうとしてるのを、見過ごすわけにはいかないな」
しょうが焼きは本当に旨かった。しかし、この店は本来の持ち主に返してもらうと、渉は言い放つ。
夢喰いはモザイクの下からケルベロスを見回し、飛び込んでくる。
「偉大なる御義父さ……大首領様の為、皆さんの癒しとなるべく、オリュンポスが聖騎士アテナ参ります!」
被害者、金戸を救う為。口上を上げたアテナは、駆け出す仲間の後ろでオラトリオの翼を広げるのだった。
●これも定食店の為に!
「さてと、後は手早くいきますか」
リボルバー銃を握って態勢を整える後方の渉。前方では、仲間達が一斉に夢喰いに飛び掛っていた。
「……さて、如何か」
戦場全体を見渡しながら、ディディエは相手を見据える。思った以上に攻撃が当たらぬと思った彼だが、比較的当てられると判断した竜の幻影で敵を焼き払おうとした。
一方、炎によって割烹着を燃え上がらせたドリームイーターは、フライパンを振り上げる。
その前に、アレックスがウイングキャットのディケーと共に立ち塞がる。
夢喰いが巨大化させたフライパンの上で転がされ、体に引火してしまう前衛メンバーだが、アレックスが紙兵を散布し、ディケーが翼を羽ばたかせ、敵の異常攻撃に対する耐性をつけていた。
同じく、フライパンで転がされつつ仲間を守るカリュクスはドローンを展開していた。
その上で、彼女は可能な限り荒々しくアメジスト・グレイブを振るって立ち回る。戦闘が嫌いな彼女だが、何か思うことがあったようだ。
そんな敵の攻撃に苛立っていたのは、紙兵を撒いていたウォーカーだ。
「料理道具を粗末に扱うんじゃねえ!」
ある程度紙兵を撒いた後、彼は直接、言葉と弧を描く刃を同時に叩き込んでいた。
夢喰いはその後も鍋を巨大化させ、ケルベロスを煮込み、あるいは揚げてこようとする。
相手の調理によって傷つく前衛メンバーが倒れぬようにと、アテナが後方から支え、ドローンや光のヴェールで仲間を癒し、耐える力を与えていた。
それによって、癒しを受けたディディエ。
「……余り動いてくれるなよ。当て難くなる」
妖精弓を2つ重ね、ディディエは敵を狙う。その矢は神々すら殺す巨大矢。ただ、それは当たればの話。夢喰いが悠然と避け、矢が壁を穿ったことに、彼は陰鬱なる表情をさらに翳らせる。
思った以上に敵の動きは速い。射撃方法を幾種類か用意してきていた渉は跳弾を利用し、オーラの弾丸を飛ばしていたが、ここぞと仕掛ける。
「そう簡単に躱せると思うな」
渉は超光速粒子を弾丸に込め、的確に相手を貫く。因果の鎖に縛られぬ弾丸は時間すら遡り、夢喰いの体へとさらなる破壊をもたらす。
「ケルベロスのヒールをした店とあらば、多少不便な場所でも人は増える筈です!!」
プルミエもまたカリュクス同様、派手に立ち回る。この後のヒールによって、ファンタジックの見た目の店内なら人を呼び込めると彼女達は判断していたのだ。
「召喚機構同期開始。No.007。【シュラ】召喚します。『覇凰撃』実行命令。」
召喚こそ、プルミエの本領発揮。ここぞとマッチョで筋肉隆々のアニキを呼び出し、右ストレートを夢喰いへと浴びせかけた。
吹っ飛ぶ敵へ、アレックスは全身を光の粒子に変えて突撃していく。鍋を手にしていた夢喰いの体勢が大きく崩れた。
そこで、近づく彗星が相手に先立って居合いで切りかかる。敵の傷口からモザイクが噴き出すが、彼はさらに因果を歪めることで、居合いが炸裂したという結果を召喚し続け、連撃で斬撃を浴びせかけていく。
「刀を握らせた時点でお前の負けだ」
刃が納められた直後。ドリームイーターは全身をモザイクへと変える。それは一欠片たりとも残ることなく、消え失せてしまったのだった。
●閉店を惜しむ声に応えて
荒れた店内。ケルベロス達はそのままヒール作業へと当たる。
「幻想混じりにはなってしまうでしょうが、新築くらい綺麗な店内にできるでしょう」
カリュクスは戦闘で壊れた……というか、壊した壁へとドローンによってヒールを施していく。できるだけ、新しい内装に見えるようにしたいと考えての行為である。
「味のある内装に出来るようにできれば好いな」
ディディエも一緒になり、デザイン的な話をしていたようだ。
他のメンバーは、店の外に倒れていた金戸を店内へと運び入れ、アテナやウォーカーが介抱しつつ、ドローンや紙兵によってヒールを施していく。
それに喜ぶメンバー達だが、完全に喜ぶというわけにも行かない。
「お店、本当に畳んでしまわれるのですか?」
「ああ……」
彗星がそう問いかけると、金戸は苦々しい顔で小さく頷く。それに、彗星はややうろたえてしまう。
「ああいえ……何分、頂いた生姜焼き定食を気に入ってしまいまして……」
あの一品は、疲れた男性には反則だと彗星は訴えかける。多少、この店の立地が悪かろうが、誇れる品があるなら、頑張ってみないかと諭しつつ。
「私、ここの味広めちゃいますよ? 止めても広めますとも」
本当にしょうが焼きが美味しかったと、渉も金戸へと話す。
「素人の考えだけど、生姜焼き1つで再起することだってできると思います」
「どうかどうか、また素敵なごはんを作って下さいませ」
カリュクスも他に得意料理がありましたら、是非また伺いたいと本音で感想を述べた。
「まだこの店を畳むには早すぎるぜ。反省して、『後悔』を乗り越えることこそ重要だ」
商売を行うケルベロスも多い。ウォーカーもまた、旅団で店を出している。業務提携などどうかと話を持ちかけていた。
「『後悔』するだけで終わっていたら、何にもならねえ。家族の為にも、さっさと立ち上がりな」
『後悔』を嫌うウォーカー。前向きにそれを乗り越えて次に活かすことこそ必要だと考える彼は、金戸へと手を差し伸べる。
「『後悔』先に立たずと言います。……ですが、あれだけの美味しい料理がこのまま消えるのは惜しいと思われます」
アテナは自身の所属する秘密結社オリュンポスが掲げる民衆の為と信じ、店の再起費用としてケルベロスカードを金戸へと差し出す。
ケルベロス達の言葉に、金戸はもう店を閉めるとは言わなかった。
「ありがとよ。やってみようじゃないか……!」
すると、すでに客席にはプルミエが着いていて。
「しょうがやきをもうひとつ。あと……」
コロッケ、豚汁、エビフライ、煮魚、ハンバーグに野菜炒め。苦手なレバニラはさらりと外していた。これだけ品数を頼んではいるが、召喚術ですごくカロリーを使ったプルミエが1人で食べるのだそうだ。
ちゃんとお金は払うと主張するプルミエ。再オープンした店の1人目の客の為にと、金戸は息のいい声でオーダーを繰り返し、厨房へと向かって行ったのだった。
作者:なちゅい |
重傷:なし 死亡:なし 暴走:なし |
|
種類:
公開:2016年7月31日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
|
||
得票:格好よかった 5/感動した 1/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 2
|
||
あなたが購入した「複数ピンナップ(複数バトルピンナップ)」を、このシナリオの挿絵にして貰うよう、担当マスターに申請できます。
|
||
シナリオの通常参加者は、掲載されている「自分の顔アイコン」を変更できます。
|