七夕モザイク落とし作戦~スポーツ少年の願い

作者:雪見進

 7月7日、七夕の夜。東京上空……。
 大きな鍵を手にした『赤い頭巾のドリームイーター』が、ひとり、空を漂っていた。
「綺麗……短冊に込めた人々の願い事が、まるで宝石のよう。
 あの輝きが欲しくて、あなたは『モザイクの卵』を降らせたのね。
 でも、鎌倉の戦いでこしらえてもらった卵も、あと少ししか残っていないのね。
 …………。
 いいわ、あなたの夢、私が手伝いましょう。
 だって、あなたの夢は、きっと私と同じだから。
 だから、残った卵を私に頂戴。
 あなたをこの星に呼んであげるわ……ジュエルジグラット」

「サッカーが上手になりますように!」
「次の試合で勝てますように!」
「もっとバスケが上手になりたい!」
 七夕の短冊に書かれていたのは、スポーツに関する願い。『上手になりたい』『勝ちたい』そんな願い。そんな願いを集めたモザイクの卵が短冊を吸収してドリームイーターとして孵化する。
「スーポーツー!」
 生まれたドリームイーターは身体のパーツがボール、バット、ラケット、シューズ、グラブなどで構成されたドリームイーター。
 それがスポーツが盛んな中学校に飾られていた短冊から出現したのだった。

「皆さん聞いて下さい。ドリームイーターが七夕を利用して大作戦を行う事が判明しました」
 神妙な顔をしながらチヒロが説明を始めた。
 この作戦は、ローデッド・クレメインス(灰は灰に・e27083)さん他、多数のケルベロスが予測して調査してくれた事。
「その結果、事前に知る事ができました」
 その内容はドリームイーターは、鎌倉奪還戦時に失敗した『モザイク落とし』作戦を再び起こそうとしているらしいという事。
 モザイク落としが行われれば、日本に巨大なモザイクの塊が落下するため、大量のドリームイーターが出現し、日本中が大混乱となる事が予測される。
「あの赤頭巾のドリームイーターさんは、残っているモザイクの卵を使って、日本中の七夕の願いをドリームイーター化し、そのドリームイーターを生贄に捧げる事で、モザイク落としのエネルギー源にしようとしているようなのです」
 そんな事に七夕の願いが使われる事がチヒロには、とても寂しい様子。
 その為、七夕の願いから生まれたドリームイーターは出現してから7分間で、自動的に消滅し、モザイク落としの儀式のエネルギーに変換されてしまう。
「皆さんには、ドリームイーターが現れる地点に向かって、7分以内にドリームイーターを撃破して下さい」
 そう言って、現れるドリームイーターの説明に移るのだった。
「スポーツドリームイーターは派手な攻撃をしてきます」
 基本は身体のモザイクをボールのようにして攻撃してくるのだが、それが爆発したり分裂したり、火の玉になったりと変化してくるのだ。
「ですが、それより問題なのは制限時間です」
 今回のドリームイーターは7分以内に撃破しなければならない。その為かかなり耐久力が高いドリームイーターのようなのだ。
「ですが、皆さんならなんとかしてくれると信じています」
 多彩な攻撃に惑わされず、攻撃を集中させれば倒せない相手ではない。
「もし……仮にですけど……」
 そう前置きして補足説明をする。今回現れたドリームイーターの過半数を撃破できなければ、モザイク落としが実現してしまいます。
 その反面、ほぼ全てのドリームイーターを撃破できれば、各地で発生していたモザイクの卵による事件の発声を止める事が出来るとも説明する。
「七夕の夢でモザイク落としをしようなんて、寂しすぎます。なので、なんとかして防いでください」
 そう言って説明を終えるのだった。


参加者
ラハティエル・マッケンゼン(黄金炎の天使・e01199)
リディ・ミスト(幸せ求める笑顔の少女・e03612)
アベル・ウォークライ(ブラックドラゴン・e04735)
ミリム・ウィアテスト(ブラストトルーパー・e07815)
スズナ・スエヒロ(ぎんいろきつねみこ・e09079)
トライリゥト・リヴィンズ(炎武帝の末裔・e20989)
御幸・鏡花(は絶対に働かないぞ・e24888)
五十嵐・崇仁(わん公・e27210)

■リプレイ


 ここはとある中学校。そこに8人のケルベロスが集まっていた。
「小さい頃、七夕には色々願ったもんだぜ」
 そんな中学校の校庭に飾られている見事な七夕飾りを見て、思わず呟くトライリゥト・リヴィンズ(炎武帝の末裔・e20989)。
 そんな想いの集まった七夕飾りを見つめながら、何気なく持っていたアメフトのボールを宙に軽く投げるラハティエル・マッケンゼン(黄金炎の天使・e01199)。
「夢、か。私にも、夢があった」
 ラハティエルにはアメフトのプロを目指した夢があったのだ。
「ケルベロスになった今では、笑えるほど夢物語だが。フッ」
 自嘲するように笑って、落ちてきたアメフトボールをワンハンドでキャッチし、そのまま投げつける。そのボールは見事にスピンしながらカゴに入った。
「まったく……今年は最悪な七夕だね!」
「そりゃ七夕は星に願い事をするものだけど、ドリームイーターの星はお呼びじゃないっ!」
 そんな七夕飾りを見ながら憤るミリム・ウィアテスト(ブラストトルーパー・e07815)とリディ・ミスト(幸せ求める笑顔の少女・e03612)。そう、この見事に飾られて、想いで彩られた七夕の願い事をドリームイーターは利用して、モザイク落としを実行しようとしているのだ。
「スポーツにかけるポジティブな願いを利用するなど見過ごすわけにはいかない」
 そんなドリームイーターの企みに憤るのはリディだけじゃない。
「純粋な願いを利用するドリームイーターはきっちり倒さねぇとな」
「みんなが願う七夕の素敵な願い事をモザイク落としに利用するだなんて許せないね!」
 アベル・ウォークライ(ブラックドラゴン・e04735)も、トライリゥトもミリムもそんな事を許せないと、想いを口に出す。
 そんな七夕に願う想いを利用して、モザイクの卵を孵化させ、ドリームイーターを生み出そうという作戦。
「ふむ……強い願いやまとまった願いであれば、人に直接干渉する必要はないとは……」
 今回のドリームイーターの行動を冷静に考察している五十嵐・崇仁(わん公・e27210) 。モザイクの卵であれば願いを集め、孵化する時には近くにいた人を取り込んでいたし、赤頭巾ドリームイーターが『鍵』を使い、ドリームイーターを生み出す場合は被害者は倒れ、ドリームイーターを倒さないと目を覚まさなかった。
 まだまだドリームイーターには謎が多い。
「制限時間内に倒さないといけないのはちょっと大変かもしれないけど……」
 御幸・鏡花(は絶対に働かないぞ・e24888)が言う通り、このドリームイーターには大きな懸念事項がある。それが時間制限。このドリームイーターは、モザイク落としの為に生み出される。なので、7分経過するとモザイク落としの儀式のエネルギーに変換されてしまう。その前に倒さなければならないのだ。
「……」
 そんな中で静かに祈りを捧げているのはラハティエル。その手に大切なペンダントを握りしめ静かに祈りを捧げていた……。

 そんな話をしていると、七夕飾りに異変が起こる。夜の校庭に光が差したかと思うと、七夕飾りの下に1メートルくらいのモザイクの卵が現れ、そして七夕飾りをモザイクが包み込み、その姿が見えなくなる。
「みんなのお願いことが、こうなっちゃうなんて……!」
 短冊飾りから『何か』を吸出し、それをエネルギーとしてモザイクの中でドリームイーターの身体を形成していく。その『何か』は、短冊に込められた人の願い。それを形と成した姿にスズナ・スエヒロ(ぎんいろきつねみこ・e09079)は哀しそうな顔をする。
「孵化するぞ!」
 誰かの声が響くと同時にモザイクがゆっくりと消滅していき、そして3メートルほどのドリームイーターが出現した。!
「少々、欲張り過ぎな気がしますね……」
「ふ、ふしぎな外見、ですね……」
 そんなドリームイーターの姿は、様々なスポーツ用品で出来ていた。そのスポーツに統一性は無く、崇仁が『欲張り』と言うのも分かる気がするし、スズナが『ふしぎ』と言うのも分かる。
 この七夕に込められた思いは、様々なスポーツに対する想い。それが、こんな不気味な形となるのだ。その想いが純粋なだけに、悲しい気持ちになる。

「相手は不気味だが一体のみ!」
 そんな意気消沈するケルベロスたちを鼓舞するように大きな声を出すのはアベル。
「どんな困難も努力とチームワークで乗り越えることができると少年たちに道を示すためにも……」
 そこまで語ってから、一度振り返る。
「ああ、そうだな!」
 そんなアベルの視線に答えるラハティエル。
「必ず倒す!」
「絶対に倒して阻止するぞ!」
 そして言葉と想いを重ねるケルベロスたち。
「ターナーバーター!」
 そんな想いの強さに反応したのか、ドリームイーターが吠える。戦いの開始だ!


「胸に秘める不滅の炎は天下御免のフラムドール、人呼んで黄金炎のラハティエル! マッケンゼン流撃剣術、一差し舞うて仕る!」
 見事な名乗りの後に、鋭く踏み込み居合斬りを放つ。
「バーナー!」
 ラハティエルの居合斬りを脚部のネットを見事に真っ二つにする。しかし、その身体が全てではないようで、切られた箇所が別のスポーツ用品に姿を変える。攻撃が効いてない訳でも、傷が治ってい訳でもなく、ただ多すぎる願いを形にしているから変質しているだけのようだ。
「あせらず……」
 次に動いたのはスズナ。少し離れた距離から、飛び上がってエアシューズを起動させる。
「でも、急いでたおさなきゃ、です!」
 そのままアウトレンジからの流星のような飛び蹴りを繰り出す。
「バーター!」
 そんなスズナの攻撃を、なんとテニスラケットを構えて打ち返そうとするドリームイーター。
「ターナー!」
 そして大きく振りかぶるも、スズナの蹴りはテニスボールではない。見事な空振りの後、流星の蹴りがドリームイーターを貫く。さらに、スズナの蹴りに合わせてミミックのサイがドリームイーターの足をガブガブする。
「今回は耐えるよりも、叩き潰すことが狙いだ!」
 スズナの蹴りで身体を揺らすドリームイーターへトライリゥトは距離を詰め、拳を握る。すると、その拳を中心に、全身をオウガメタルが覆い『鋼の鬼』となる。
「くらえ!」
 そのまま拳でドリームイーターを打ち砕くが、それに対応してドリームイーターは何故か野球のグラブでその拳を防ごうとする……が、無論トライリゥトの拳を止められるはずもなく、砕け散る。
「スポーツ上手くなる願いなら、極めるなら一つにするんだよ!」
 そんなごちゃごちゃな反応をするドリームイーターに思わず突っ込むミリム。その突っ込みは平手ではなく拳。
「モザイク落としは絶対にさせない!」
 そのまま拳に光輪のエネルギーを集中させ、鬼気迫る燦然たる拳でドリームイーターを打ち抜く。
「アラームセット……それじゃいくよ!」
 万が一にもタイムアップにならないようにリディはアラームを五分後にセットし、重力を込めた蹴りを叩き込む。
「ターナー!」
 蹴りがサッカーボールの場所に命中して、大きく飛ばされるドリームイーターだが、そのままサッカーボールを蹴って反撃するのだが、蹴ったサッカーボールが無数に分裂してテニスボールになり、ケルベロスたちに飛んでくる。
「遅い!」
 その攻撃をアベルが華麗に避け、同時に両手に竜の爪を生成。
「竜の爪撃を受けよ!」
 そのままX字を描くように、爪撃を放ちドリームイーターの胸部にX字の傷跡を残す。
「色々な想いがあるんだね」
 ドリームイーターの身体を形成している様々なスポーツ用品を見ながら、ちょっと興味を持った鏡花。この中学校はスポーツが盛んだった事もあり、様々な用具がドリームイーターの身体を形成していた。その幅も広いようで、校庭の白線を引く『ライン引き』も身体の一部になっていた。
「ともかく、絶対に倒して阻止するぞ!」
 何に使うか分からない用具の事は置いておいて、惨殺ナイフを構える鏡花。
「ターナ?」
 その鏡のように磨かれた刀身に、何かが映し出された。それを見て、ドリームイーターは大きく身体を動かし、何かに脅えるように身体を振り回す。ドリームイーターがどんなトラウマを見ているのか知る由も無いが、これだけスポーツ用品で出来た身体なのだ。捨てられ朽ちていく、などといった内容ではないだろうか?
「ボールを見ると追いかけたくなる気もしますが……」
 そんな事を呟く崇仁。ジャーマン・シェパードの獣型ウェアライダーだから仕方ないだろう……か?
「いや、それよりも皆を守る事に集中しなければ」
 自分に言い聞かせながら、地面に守護星座を描き、仲間を守るように光り輝かせる……が、視線はボールを追いかけ、尻尾はパタパタと揺れている。
 そんな状況ではあるものの、全体的にケルベロス側が優勢で戦いは進んでいた。通常のモザイク卵から孵化したドリームイーターと比べ、少々強いかもしれない七夕ドリームイーター。しかし、今までに様々な状況をクリアしてきたケルベロスたち。
 万が一、この戦いで敗れれば夢が悪用され、悲劇を撒き散らす事になる。それをさせない覚悟があるからこそ、気迫で押すのだった。


「ラスト二分! ここで仕留めようっ!」
 アラーム音に反応して大きな声を上げるリディ。同時に両手を重ね、自分の胸へ。失われたオラトリオの力の一端を開放し、自分の目の前の小さな『空間』を開く。
「みんなの幸せを守るために……」
 静かな祈りの言葉と共に、開いた空間へケルベロスチェインを放つと、その開いた『空間』を経てケルベロスチェンはドリームイーターの死角へ出現し、四方からドリームイーターの四肢を貫く。
「ターナー!」
 突然の死角からの攻撃に反応出来ずに、ケルベロスチェインに貫かれるドリームイーター。今までにようにスポーツ用品で受けるような真似すら出来ずにリディの鎖に貫かれる。
「いまだ、いくぞ!」
 その一撃に揺らぐ瞬間を勝機と理解したケルベロスたちは一斉に攻撃を重ねる。
「恵みの水よ、いまここに!」
 スズナは狐の妖力を発揮し、ドリームイーターの右足もとに間欠泉を発生、その間欠から解放された高圧水がドリームイーターの足を貫く。
「我が黄金の炎こそ、栄光の焔!」
 さらにラハティエルがオラトリオの翼を広げると、その翼が黄金に輝く。
「揺らぐとも消えないその熾炎は......地獄の中でも、輝き続ける!」
 その翼が羽ばたくと同時に、灼熱熾炎の超高熱エネルギーを放射する。
「バーターァァ!」
 水と熱の波状攻撃に大きく身体を削られていくドリームイーター。しかし、その取り込んだ夢の強さなのか、その身体を維持している。
「ならば、真なる黒竜の力を見せてやろう!」
 まだ倒れぬドリームイーターに、アベルは地獄の炎を全身に纏い、究極の黒竜へと進化する。
「くるくる回って、キラキラ光るの」
 その隣では鏡花が軽くステップを踏んで一回転。同時にその身体を光の粒子に変える。
「悪いね。手段を選んでいられるほど、自分に自信があるわけじゃないんだ」
 黒竜と光の粒子の間に走り込む崇仁。鋭い牙で、ドリームイーターに喰らい付き、グラビティチェインを吸収し、敵の身体を足場に距離を取る。
「ターバーァァァァ!
 崇仁が離れた直後、光の粒子と化した鏡花が突撃し、ドリームイーターを切り裂く。
「ね、きれいでしょ?」
 さらに途中で動きを変化させる度に色を変え、まるで虹がダンスを踊っているような華麗な軌跡を残す。
 その華麗な軌跡の中へ踏み込むトライリゥト。それに合わせて属性インストールでトライリゥトを支援するボクスドラゴンのセイ。
「この一撃! 受けてみやがれー!」
 全魔力とセイの力を一緒に込め裂帛の気合いと共に落ち下ろす。
「ナーターァァァ!」
 その凄まじい一撃に、身体を歪めるドリームイーター。
「覚悟はいいですか」
 さらに反対側から光輝のエネルギーを集中させた拳でミリムが殴り貫く。
「タ……ナ……」
 満身創痍ながらも、その動きを止めないドリームイーター。
「ゲームセットだ。星々の怒りを思い知れ!」
 そこへ飛来したのは黒竜と化したアベル。そのまま超高速の飛翔でドリームイーターに突撃する。
「バ……」
 アベルの突撃を受けたドリームイーターの身体が一瞬、光に包まれる。
「タ……ァァァァァァ!」
 そして、ドリームイーターの身体が爆発四散した。
 ケルベロスたちの勝利だ!


 無事ドリームイーターを倒したケルベロスたち。軽く校庭をヒールしながら、トライリゥトは無事だった七夕飾りを静かに見つめる。
「ところで皆は七夕に何か願ったのか?」
 七夕と言えば、織姫と彦星、そして願い事だ。
「そういえば……」
 どうやら忙しくて七夕の願いをしていない人が多い様子。
「よし、それじゃあここに飾られている七夕飾りに便乗して、ボクも願い事を吊るすよ」
「そうですね、折角なので、短冊を書いていきましょうか」
「そいつはいいな! せっかっくだし」
 この七夕飾りはどうやら近所の人も願いを書いていた様子で『ご自由にどうぞ』の言葉と一緒に何も書いていない短冊が。なので、せっかくだから皆で短冊に願い事を書く事にした。
「どうやって書くの?」
 鏡花も短冊に興味を持った様子で、他の人に短冊の書き方を教えてもらいながら、願いを書いている。
「こんなところでしょうか」
 そして、出来上がった短冊が、願いと共に七夕飾りを彩る。
『人助けと友達作りをもっとする!』
『世界平和』
『いつかデウスエクスとの戦いが終わり、平和な宇宙旅行ができますように』
『明日も旨い酒が飲めますように』
『どうか、皆が笑顔で暮らせる世界へと』
『毎日がたのしくなりますように』
『いつか恩返しができますように』
 そんな飾られた短冊。誰がどの願いなのかを聞くのも野暮だろう。だが、願いの多くは自分で頑張ることで叶いそうな願い。
「星に願うだけじゃなくて、私達も精一杯頑張らないとだね♪」
 そんな短冊を見ながら呟くリディ。特にデウスエクスに関してはケルベロスがなんとかするしかない。
 そんな短冊を見ながら、空を見上げるケルベロスたちであった。

作者:雪見進 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2016年7月15日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 4/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 1
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