闇豚ポークくん

作者:蘇我真

 ゆったりとしたローブで全身を隠したドラグナーが、1匹のモヒカンオークへと命令していた。
「ドン・ピッグよ、慈愛龍の名において命じる。お前とお前の軍団をもって、人間どもに憎悪と拒絶とを与えるのだ」
 モヒカンオークは、葉巻に火をつけ、鷹揚にうなづいてみせる。
「俺っちの隠れ家さえ用意してくれりゃ、あとは、ウチの若い奴が次々女を連れ込んできて、憎悪だろうか拒絶だろうが稼ぎ放題だぜ」
 その言葉に満足したのか、ドラグナーは自らの腕を持ち上げ、一点を指し示す。
「やはり、自分では戦わぬか。だが、その用心深さが、お前の取り柄だろう。良かろう、魔空回廊で、お前を安全な隠れ家に導こう」
 その先には、魔空回廊が広がっていた。
「おぅ、頼むぜ、旦那」
 モヒカンオークは葉巻をくわえたまま、悠然と魔空回廊へと消えて行くのだった。

 女は、キャミソール姿で都会の裏路地を疾走していた。いくら蒸し暑くなってきたとはいえ、夜半過ぎ、その姿は軽装すぎた。
 理由は単純だ、家に押し入ってきた借金取りの男から逃げてきたのだ。
 あれだけ買いまくったブランド物の衣服も持ち出せず、着の身着のまま、すっぴんのうえに裸足で窓から脱出していた。
「い、嫌よ、風呂には沈みたくない……!」
 人のいる通りを避けて、ひと気の少ない路地裏へと逃げて行く女。
 それが、いけなかった。
「ブヒヒヒヒ……若い女が来たぜ」
「皆で孕ませてやるブヒ……」
 道の先、電灯に照らされてアスファルトに伸びた影。その影は複数あり、いずれもブタのような小太りの形をしていた。
「ヒッ……! な、なに、こいつら……!?」
「ブヒイッ!!」
 オークたちの影に蛇のような触手が伸び、女の影を絡め取っていき――やがて、女の影はオークたちの影とひとつになった。

●闇豚ポークくん
「借金は怖いのです!」
「ご利用は計画的にというやつだな。とくに計画性のないおまえみたいなのは借りないほうがいい」
 震えるホンフェイ・リン(ドワーフの螺旋忍者・en0201)を見て星友・瞬(ウェアライダーのヘリオライダー・en0065)は呆れたようにつぶやいた。
「でもやっぱり可愛い洋服とかあったら買いたくなっちゃうのですよ……」
「まあ、それはともかくとして、今回動いたのは竜十字島のドラゴン勢力だ。オークを操るドラグナーである、ギルポーク・ジューシィの配下……オークの群れ6匹。これを1匹残らずに倒して欲しい」
 この6匹のオークたちを率いるのは、ドン・ピッグというオークだ。
 ドラグナーであるギルポークの指示を受け、ドン・ピッグというオークが自身の配下を動かしているのだ。
 ドン・ピッグは非常に用心深く、配下を使って女性を攫わせていた。
「今回の被害者である女性が襲われるのは町田市……東京都と神奈川の境目にある住宅街だな。借金取りに追われて逃げているところをオークたちとカチあってしまったらしい」
 襲われる女性は、その場で配下達に暴行された後、秘密のアジトに連れ込まれるようだ。
「注意事項として、オークより先に標的の女性に接触すると、オーク達は別の対象を狙ってしまう。なのでオークと女性が接触した直後に、現場へ突入するべきだな」
「ふむふむ……借金取りのほうは気にしなくてもいいのですか?」
「そうだな。借金取りは男のようだが、オークは男を襲ったりはしない。女を助けるまでは問題はないだろう……というか、借金の額もブランド物の服を売れば返済できる程度なのだが……」
「えっちなことをさせられると思って、つい慌てて逃げちゃったんですかね」
 首をひねるホンフェイ。
「俺も借金はしたことがないから、そのあたりはよくわからないな……まあ、そのあたりのケアもできたらやっておいてくれ」
 瞬はただでさえ細い目を更に細めつつ、小さく息を吐くのだった。


参加者
ギルボーク・ジユーシア(十ー聖天使姫守護騎士ー十・e00474)
ルヴァリア・エンロード(オーバーロード・e00735)
シルキー・ギルズランド(ぱんつはかない系無表情座敷童・e04255)
ギメリア・カミマミタ(俺のヒメにゃんが超かわいい・e04671)
エージュ・ワードゥック(未完の大姫・e24307)
ヨミ・カラマーゾフ(桜流し・e24685)
四方堂・幽梨(ジャージのシェフ剣士・e25168)
葵原・風流(蒼翠の四宝刀・e28315)

■リプレイ

●ブランド女くん
「オーク共を裏で牛耳るドラグナー、ギルポーク・ジューシイ……許せません!」
 東京都町田市の路上にて、事件の影に見え隠れする宿敵への怒りをあらわにしているギルボーク・ジユーシア(十ー聖天使姫守護騎士ー十・e00474)。
「名前……似てる……」
 そんなギルボークを見ながら、シルキー・ギルズランド(ぱんつはかない系無表情座敷童・e04255)は表情をほとんど変えなかった。
「夜にサングラスかけて、まわり見えるの?」
 そこへ更にツッコミをいれるルヴァリア・エンロード(オーバーロード・e00735)。
 シルキーは借金取りの変装としてサングラスをチョイスしていたのだ。
「……あんまり見えないから、オークが来たときだけにする……」
 素直にサングラスを外すシルキー。黒い瞳と黒髪が夜道の電灯に照らされ、きらめいていた。
「まったく、ツッコミが追い付かないね」
 言いながら、四方堂・幽梨(ジャージのシェフ剣士・e25168)は近くにあった自動販売機へ小銭を投入した。
 ボタン選択。電子音。ドリンクの落ちる音。ドリンクを取り出す。おしるこ。あたたか~い。
「四方堂さん、おしるこ好きなんですね」
 ホンフェイ・リン(ドワーフの螺旋忍者・en0201)は「もう初夏なのに」という言葉を飲み込んだ。ツッコミを入れていいか迷ったのだ。
「……」
 幽梨は黙って来ていたジャージのファスナーを下げる。
 現れたTシャツには『ボケ殺しやめろよ!!』と書かれていた。
「す、すみません……」
 謝るホンフェイの横、葵原・風流(蒼翠の四宝刀・e28315)はオークへ思いを馳せていた。
「以前倒したオークとは別物、ですよね。今回は借金取りの方も女性を追いかけていますし」
「そこ、びみょうに困るよね~」
 エージュ・ワードゥック(未完の大姫・e24307)は大きな胸の下で腕を組み、うんうんと頷いていた。
「おカネのトラブルはケルベロスの管轄外だしにゃあ……」
「ケルベロスカードはありますが、今回の件は自業自得ですからね。自力で返済できる金額のようですし、そこは厳しくいきましょう」
 ギルボークもぴしゃりと言い切る。
「借金してまで、そんなに高級なものって欲しいものなのかしらね? ……借り物の美じゃ、結局自分のものにはならないと思うのだけれどね」
 そう言うルヴァリアは紅白のヘソだし衣装を身に纏っている。
 ただセクシーなだけではなく、普段より2割増しゴージャスなライフを送っていそうだった。
「……魅力は、ある人に任せるよ」
 全身ジャージの幽梨は顔を上げ、残ったおしるこを一気に飲み干す。
 自然と屋根の上、ふたりと2匹の影が目に入った。
「また、オークと戦うの」
「ああ、人と猫の笑顔を守るためだ」
 ヨミ・カラマーゾフ(桜流し・e24685)とギメリア・カミマミタ(俺のヒメにゃんが超かわいい・e04671)、そしてふたりのサーヴァントであるウイングキャット2匹だ。
「正直、あんまり、良い気しない、けど……」
 ぽつぽつと、言葉を区切りながらつぶやくヨミ。
「やっぱり、同じ女性がひどい目に合うのは、観てられない、もの。頑張ろうね、アーニャ」
 ヨミの言葉に呼応するようにウイングキャットが鳴いた。
「アーニャにゃんもかわいいな、まあヒメにゃんが一番だけどな!」
 親バカっぷりを披露しつつ、ギメリアは周囲を警戒する。
「……と、来たな」
 夜の闇に慣れた瞳に、扇情的なキャミソール姿の女性が飛び込んできた。裸足で駆けているのはドラ猫に魚を盗まれたからでも、ドジっ子だからでもない。
「さあ、いくぞヒメにゃん!」
 ウイングキャットを抱えるギメリア。暗色系のマントが闇夜に翻った。

●闇豚ポークくん
「ブヒヒヒヒ……若い女が来たぜ」
「皆で孕ませてやるブヒ……」
 道の先、電灯に照らされてアスファルトに伸びた影。
 その影が、大量の黒で塗りつぶされた。
「あら、彼女よりアタシ達と遊ばない?」
 ルヴァリアのゾディアックソードが、間に割って入っていた。
「ブヒ……」
 オークの視線が彼女の胸、スタイルの良さで出来た谷間へと注がれる。
「ただ、お持ち帰りされるほど軽くもないのよね?」
 剣に、血が付着していた。
「……ブヒィ!?」
 オークは自分の腹を見る。でっぷりと太ったそこは、気づかぬ間に一文字に切り裂かれていた。
「借金返すまで……彼女を渡すわけにはいかない……」
 サングラスをかけ直して宣言するシルキー。
「何するブヒッ!!」
 別のオークが女性へと触手を伸ばそうとしたとき、ディフェンダーのギメリアが空から舞い降りた。
「はっ!」
 ウイングキャットを片手に抱えたまま、もう片方の手でゲシュタルトグレイブを振り回して触手を払いのける。
「俺達はケルベロスだ、安心せよ!」
「え、でもそこの人は借金返せって……」
 シルキーとギメリアを見比べて混乱する女性。
「はやく被害者、回収して」
 剣呑な雰囲気の幽梨がギロリとホンフェイたちを睨む。生来のコミュニケーション無精と借金取り&一般人避けの殺界形成が合わさってかなり怖い。
「え、ええ、ホンフェイさん。彼女を安全なところへ」
 いち早く立ち直ったギルボークが促す。
「ははは、はいです!」
 慌てて女性の手を取るホンフェイ。
「いくよホンへー! こっちだ!」
「おいおいアギー、そう何度も名前を間違えるなんて可哀相だろう」
「四方堂さんにヨミさん、助太刀しますよ!」
 先導するアガサ、逃げ道を塞ぐルイアーク、陣内らのサポートもあり、ホンフェイと女性は無事に戦場から離脱していく。
「うおぉぉ! 勝利を刻みし究極の刃ァァァ!!」
 ルイアークの生み出した宝剣がオークをなで斬り、衝撃で閃光を放つ。
「うおっまぶしブヒィ!!」
 足が止まったところへ、更にヨミによって地面からアスファルトをえぐるように高速の回転斬撃が放たれた。直撃を食らい、前衛のオークたちは完全に足止めされる。
「とうっ……」
 そこへトドメとばかりにシルキーの飛び蹴りが炸裂する。
 巫女装束、袴が翻って尻のラインがわずかに見えた。
「先ずは……わたしと戦いなさい……わたしが負けたら……子作りでも荷作りでも……相手して上げる……」
「くぅ、なんか見えた気がするのに、目がくらんで見えなかったブヒ……悔しいブヒ!!」
 シルキーのお宝蹴りは幸か不幸か不発に終わっていた。そんなこんなでオークは逃走者の追撃を諦めざるを得なくなる。
「なんかやばいブヒね?」
「逃げなきゃダメだ、逃げなきゃダメだ、逃げなきゃダメだ……」
 後衛のオークたちは旗色が悪いと見るやいきなり後ろ向きで退路を確認した。
 すると――
「逃がす訳ないよねぇ」
「すみませんが、退路はありません」
「………」
 背後には、オークを挟撃するべくエージュと風流、それに幽梨が立ちはだかっていた。
「囲まれたブヒ!?」
「死中に活……活に八門……断ちて滅すば……死門へ下る」
 幽梨は話すことなどないとばかりに切り込んでいく。
 それらの一連の動作は無造作に見えた。しかし――
「ぐわっ!?」
「な、なぜ身体が動かな……ブヒィ!?」
 極限まで高めた集中力からなせる業、驚異的な洞察力でオークの動き、クセを全て読み切り、封じていた。
「えーい、人数が少ないほうから倒すブヒよ!」
 身体が動かなくても触手は動く。オークたちは触手を膨らませ、3人へと溶解液を発射した。服やらなにやらを溶かす毒にも似た溶解液が降りかかる。
「何を……くっ!」
「うぇ……ねばねばするよぅ」
「こういうのは、他の人に……」
 頭から溶解液をぶっかけられて歯噛みする風流と涙目のエージュと幽梨。
 溶解液はじわじわと浸食し、3人の体力を奪っていく。
「あとで病裁ちしますから!」
 そう言うと、風流はまず前衛へとスターサンクチュアリを展開し、溶解液や捕縛への耐性を高めていく。
「ありがとうございます。助かります」
 礼を述べると、ギルボークは日本刀を構え、雷のようにオークの身体を貫き通す。
「服破りってのは、こうやるんですよ」
 裂帛の突きが、腰回りを覆うオークのパンツをビリビリに破いた。
「いやーんブヒー!」
「にゃー!」
 まろびでたモノをウイングキャットのツメが襲う。
「!!!」
 悶絶するオーク。痛みで声も出ないらしい。
「さすがヒメにゃん! 世界一可愛いしすごいぞ! でもあんな汚いモノは触っちゃめー!!」
 自身のサーヴァントをほめるギメリア。
「ヒメちゃんだって可愛い……いや、関係ないですけど」
 その様子を見てギルボークは自身の好きな人へ想いをつのらせるのだった。
「さて、汚物は焼却だ!」
 ギメリアの口から吐き出される龍の息吹。灼熱の炎が前衛のオークたちを焼き払っていく。焼いた豚の香ばしい香りがした。
「籠女……囲め……」
 弱ったオークに向けて、シルキーはグラビティで童巫女たちを召喚した。鉈や鎌、杭などといった祭具らしきものを持った童巫女たちは、オークを囲んで容赦なくそれらを振り下ろし、痛めつけていく。
「男だったら、触手も乱れ打ちブヒィ!!」
 ヤケになったのか、やたらめったら触手を振り回してくるオーク。
 無軌道で逆に読みづらい一撃も、ヨミはバトルオーラ越しにその触手を受け止める。
「いい加減に、して」
「あっ……女の子に、触手、握られて……」
 一瞬好色な顔を覗かせたオークだったが、
「あぁ、きもち、わるい。私を、見て、私の想像を、しないで」
 ヨミから沸き上がった名もなき怪物が、前衛のオークたちの精神を侵食していた。
「ブ、ブヒ、ドン・ピッグさまぁ……!」
「嫌です、折檻は堪忍しておくれやすぅうう!!」
 シルキーとヨミのトラウマを刺激する攻撃で、オークたちの前線は崩壊した。
 残りは後衛のオーク。
「私の斬霊刀は、病のみを切り裂きます」
「ん~~っと。ほいっ」
 神業的な剣技とヒールエネルギーを凝縮した球体。
 回復グラビティで溶解液の毒を取り除いたエージュと風流、それに幽梨が対応している。
 そこに前衛のメンツも加勢していく。
「これが、俺の最高の技だッ!」
 ギメリアの炎を纏った猫型の波動つきの槍がオークを突き刺し、
「アタシ達に出会ったのだから、もう後はないわよ?」
 ルヴァリアは魔力補助を込めたカードをゲート状に展開すると、全身から漏れ出るような 魔力の奔流と共に突撃し、オークを一刀の下に斬り伏せていく。
「玉衝の閃きに……星よ、堕ちて砕けよ!」
 最後のオークにはギルボークが向かう。七天抜刀術が一つ、参の太刀【終閃】を発動させた。
 飛び上がるようにオークの胸を切り上げると、落下と共に鞘で打ちつけて追撃を加える。
 重力加速度も加わった一撃。街灯に照らされた日本刀の軌跡は、さながら流星のようだった。
「ブ、ヒィ………」
 最後のオークも倒し、戦闘は無事に終了するのだった。

●返済くん
「危ないところだったみたいで、その、ありがとうございました」
 ホンフェイに守られていた女性が、ケルベロスたちに向かっておずおず頭を下げる。
 一目見て察せられたのは、現実感の欠如だった。
 実際いきなりオーク騒動に巻き込まれて混乱している部分もあるだろうが、それを抜きにしても他人事のような口ぶりが印象に残る。ふらふらした危うげな女性だった。
「さて、借金ですか……」
 ギルボークは心を鬼にして、ビシッと言う。
「その借金はブランド物を売れば返済できるのでしょう。一度手にした物を手放すのはつらいかもしれませんが……状況を考えればその身に不相応だったと言わざるを得ませんね」
「そんな……」
「こんな格好で、逃げようとする行動力があるなら、それをもっと違う使い方をしたら良いんじゃないかしら?」
 ルヴァリアが真剣な様子で告げる。女性はキャミソールの上にエージュのコートを羽織らせてもらっていた。裸足の傷はヒールで治してある。
「たとえばブランド品に似てる安い商品とかあるでしょ。そういうので自分だけの個性が出て、内面的な華やかさも出ると思うのよね」
 ゴージャスライフを送っているルヴァリアが言うと説得力がある。
「そうそう、激安ブランド物とか、私の国は真似て作るの得意なのです!」
「それは海賊版だからアレだが、しっかり稼ぎ『自分の金』で手に入れた方が満足するはずだ」
 ホンフェイの言葉をスルーしつつ、労働の尊さを説くギメリア。
「お金を、使うのも、お金を使って、手に入れた物も、素敵、だと、思う。でも、度を越えた幸せは、きっと、貴方の為には、ならない、よ?」
「そう……ですね」
 ヨミにも諭され、女性の顔にもようやく深刻な色が現れる。現実を見つめ直し始めたのだろう。
「風呂に沈まなくていいんだから……頑張って」
「まぁ、こんな目に遭ったら、そっちで金返す気にはならないだろうな。がんばれ」
「はい……借金も返して、真っ当に、頑張ってみたいと思います……!」
 シルキーと幽梨の言葉には、力強い言葉が帰ってくる。
「皆さん、ありがとうございました……!」
 そう言って頭を下げる女性。二度目の感謝の言葉は、しっかりとした重さがあった。

作者:蘇我真 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2016年7月5日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 6
 あなたが購入した「複数ピンナップ(複数バトルピンナップ)」を、このシナリオの挿絵にして貰うよう、担当マスターに申請できます。
 シナリオの通常参加者は、掲載されている「自分の顔アイコン」を変更できます。