微風のエルメイア

作者:八幡

●廃村
 空は高く晴れ渡り、青色の天上は夏のころに比べると随分遠くへ行ってしまったように思える。
 その青空の一点を注意深く見つめれば、空の青さとは別の色があることに違和感を覚える。
『グルァアア!』
 見る間に大きくなっていくその違和感は、森林の合間に在った廃村へ降り立つや否や溜まっていたものを吹き出すように大きく吼えた。
 その姿は民家一件分の大きさほどもある大きな翼を持つ蜥蜴の化物、ドラゴンと呼ばれるもので間違いなかった。
 そのドラゴンは、尻尾を大きく振るい納屋を根元から崩し、強靭な爪を振るって目の前の民家を瓦解させる。
 そして、大きく空気を吸い込み……勢い良くそれを吐くと、吐き出された息は嵐のような突風となってドラゴンの正面にある民家全てをなぎ倒した。
 人の痕跡全てを破壊したドラゴンは満足したのか……その場で丸くなって眠りについたのだった。

●微風のエルメイア
「皆さん、大変です。三浦半島南端の城ヶ島がドラゴン勢力に制圧されました」
 セリカ・リュミエールはケルベロスたちの前に立つと、状況の説明を始める。
「このドラゴン勢力は、鎌倉の戦いの後、エインヘリアルとの勢力争いを見据えて城ヶ島に潜伏・集結していたようです」
 エインヘリアルとの勢力争いを見据えて……と言う事は、先の戦争でエインヘリアルが、ましてや自分たちがケルベロスたちに負ける訳がないと思っていたと言う事だろうか。
「鎌倉奪還戦の敗北に驚いたドラゴン勢力は、城ヶ島に拠点を築き、防衛力を高めようとしています」
 随分と侮られたものだが、それも既に過去の話のようだ。警戒されている以上、敵本陣を制圧するのは容易ではない。
「ですが、このドラゴンたちの一体が、城ヶ島から離れて単独行動する事がわかりました」
 どうしたものかと思案しているケルベロスにセリカは話を続ける。
「単独行動する所を襲撃し、ドラゴンを撃破してください……ドラゴンは強敵です。また、戦場は敵地になりますので危険な任務ですが、ここでドラゴンの数を減らすことが出来れば、戦況はかなり有利になります」
 なるほど、各個撃破が出来ればそれは最も効果的な作戦と言えるだろう。
 幸いな事に相手のほうから単独行動してくれるのならば、その期を逃してやることも無い。
「皆さんに撃破していただきたいのは、微風のエルメイアと名乗る水色の鱗をしたドラゴンです」
 ケルベロスたちの様子から作戦の意図が伝わったと判断したセリカは、相手の詳細について説明を始める。
「このドラゴンは森林の合間にある小さな……五件程度の捨てられた民家がある廃村に現れます。ひとしきり暴れ、民家を全て破壊した後に、少し休憩してから城ヶ島へ戻るつもりのようです」
 本来ならば守りを固めるべきこの時期に単独行動を起こし、あまつさえ子供の癇癪のような憂さ晴らしの仕方をするあたりに付入る隙がありそうだ。
「強靭な爪と尻尾、それから風の力を取り込んだブレスと、巨体に似合わない回避能力を有しています」
 爪と尻尾はドラゴンたち共通のものだが、風の力はこのドラゴンが食らったものだろう……何か対策を考える必要がありそうだ。
「ドラゴンと正面から戦うことになりますので、大変危険な任務となります。また、敵地でもありますので戦いが長引けば援軍の可能性もあります」
 一通りの説明を終えるとセリカは右手を胸に当ててうつむき、
「ですが、皆さんならば必ず成し遂げられると信じています」
 それから顔を上げ、祈るようにケルベロスたちを見つめた。


参加者
星川・エリー(迷える金羊・e00076)
シフィル・アンダルシア(アンダーテイカー・e00351)
東名阪・綿菓子(求不得苦・e00417)
神咲・刹那(終わりの白狼・e03622)
皇・絶華(影月・e04491)
山田・太郎(黒閃・e10100)
シア・ラァ(業火の魔女・e10629)
役・雪隆(地球人の巫術士・e13996)

■リプレイ

●奇襲
 頬を優しく撫ぜる風は少し冷たいが心地のよいものだ。
 加えて、青空から降り注ぐ陽光は、とても穏やかで……こんな日は野原にでも寝そべって怠惰な午後を満喫したくもなる……なるのだが、
「群れから外れて憂さ晴らしに暴れるトカゲなど、滑稽でしかない」
 完全に油断しきった様子で眠っている大きなトカゲことドラゴンを剣呑な眼で見つめ、山田・太郎(黒閃・e10100)は呟く。
 憂さ晴らしに暴れるどころか、のうのうと眠りこけている辺りに、このドラゴンの認識の甘さや幼児性が垣間見れるのだが、丸くなって眠っている姿だけを見るならば、神咲・刹那(終わりの白狼・e03622)が主張するようにかわいく見えなくも無い。
 そして、陽光に照らされたドラゴン……微風のエルメイアの鱗は、その一つ一つがアクアマリンのように輝き、幻想的で妖しげな美しさすらある。
 星川・エリー(迷える金羊・e00076)は、そんなエルメイアの姿に小さく息を吐き、
(「微風のエルメイアさん、ね。素敵なお名前じゃないの、なかなかわたがし好みのネーミングよ」)
 素敵なお名前ではあるが時間をかけると他のドラゴンが現れるかもしれないのだ、だから時間はないからさっさとお相手してあげるわと、配置についた東名阪・綿菓子(求不得苦・e00417)は超然とした態度でエルメイアを見据える。
 仲間たちがエルメイアを包囲するように陣取ったのを確認した、皇・絶華(影月・e04491)は眼を閉じて、握り締めた三重臨界の感触を確かめる。
 引き金を引けば後には引けないだろう、そして……今回は明らかに格上の相手……勝てる保障など無いのだ。
 それどころか自分たちの命でさえ……そう考える絶華はふと自分の肩に置かれた手に気づくと、その手の主、役・雪隆(地球人の巫術士・e13996)へ顔を向ける。
 雪隆の鋭い眼光はエルメイアから逸れることもなく、今後のためにも必ず此処で仕留めるのだという強い意志を感じられた。
 それに、シフィル・アンダルシア(アンダーテイカー・e00351)からも雪隆と同じく、単独行動を起こしたドラゴンを仕留める好機を逃すまいとする気迫を感じる。
 どの道この場に来た以上、引くことなどありえないのだ……絶華は大きく息を吸いこみ、精神を極限まで集中させると、エルメイアの頭を爆破した。

 唐突に起こった爆破に、エルメイアが飛び起きる。
 エルメイアが状況を理解するより早く、起き上がったエルメイアの足元に飛び込んだエリーが将来性を感じる一撃を叩きつける。
 自身を侵食する氷を嫌がるように足を払うエルメイアだが、そこへ刹那と綿菓子が縛霊手で殴りつけると、放出された網状の霊力がエルメイアの体を緊縛する。
「必ず、ここで倒す」
 軽く混乱した様子で首を振るエルメイアの後ろ足の腱をシフィルは緩やかな弧を描く斬撃で斬り裂き、シア・ラァ(業火の魔女・e10629)が捕食モードに変形させたブラックスライムでエルメイアの巨体を丸呑みにした。
「山田真刀流山田太郎、推して参る」
 シアのブラックスライムに飲み込まれたエルメイアの前足へ、太郎は流星の煌めきと重力を宿した飛び蹴りを炸裂させる。
 そして、雪隆の半透明の御業が炎弾を放つが……、
『グオオオ!』
 網状の霊力やブラックスライムを撥ね退けるように大きく広げたエルメイアの翼にその炎は弾かれてしまった。
 牙を剥き出し身を低くして臨戦態勢を示すエルメイア……寝込みへの奇襲は、息を合わせる工夫があれば完璧だったかも知れないが十分な結果を出せたと言えよう。
「まだまだ余裕がありそうね」
 だが、それがどの程度効いているのかは、エルメイアの様子からは判らない。敵意をむき出した圧倒的な体躯を誇るドラゴンを前に、エリーは背筋に嫌な汗が流れるのを感じた。

●森へ
 顔から閃光を放ったビウムくんのその顔を、エルメイアの前足の爪が貫く。
 貫かれたビウムくんは無残にも地面に転がるが……シアの脳髄の賦活と、雪隆の真に自由なる者のオーラにて癒すとよろよろと立ち上がる。
 完全に機能停止しなかったビウムくんに止めをさそうと一歩踏み出したエルメイアへ、精神を極限まで集中させたエリーがエルメイアの胸元を爆発させるが、エルメイアは小さく後ろへ跳んでこれを避けた。
 エルメイアが僅かに引いた隙に、太郎がビウムくんを掴んで森へと駆け出し、エリーたちもそれへ続く。
『ガァア!』
 唐突に踵を返した太郎たちに、一瞬躊躇ったエルメイアだが怒りに任せた咆哮を上げ、逃すものかと後ろ足に力を溜める。
 そして猛獣の如く四足で駆け、一息で太郎たちへと詰め寄ると、右前足を軸に体を反転させ強靭な尾で薙ぎ払う。
「ぐぅ!」
 ケルベロスたちの最後尾……つまりはエルメイアから最も近いところに居た、絶華とエリーがその尾に弾き飛ばされ、森の中に落ちる。そして、守護者としての役割を見事に果たしたビウムくんが今度こそ完全に沈黙した。
「命が惜しいわけじゃないのに、恐怖を感じるだなんて、今更ね」
 獲物を追い詰めたとばかりに森の中へと踏み込んでくるエルメイアの巨体に、シフィルは己の心臓が早鐘のように鳴るのを自覚した。
 ここまでの作戦は成功したと言えるだろう。だが、ここからはあのドラゴンと正面から渡り合う必要があるのだ、テレビウムをあっさりと蹴散らしたところを見るに個体最強の名も伊達ではないのだろう。
「……楽しみだわ」
 早鐘のようになる心臓はそれこそ生きている証、シフィルは命を噛み締めるように息を吸い込み、エルメイアを正面から見つめた。

 エルメイアは自身へ肉薄する刹那から距離をとろうと横へ避けるも木々が邪魔になり、思うように動けないようだ。
 木にぶつかり一瞬動きの止まったエルメイアの後ろ足の腱を、刹那の日本刀が緩やかな弧を描いて切り裂く。
 続けて放たれたシフィルの影の如き視認困難な斬撃は、エルメイアの爪によって弾かれるが、その隙に足元まで踏み込んでいた綿菓子の一撃がエルメイアの後ろ足の付け根を捉え、太郎のブラックスライムがエルメイアの体を丸呑みにする。
「まだやれるだろう」
 綿菓子たちがエルメイアを止めている間に、シアが禁断の断章を紐解き詠唱する事で絶華の脳細胞に常軌を逸した強化を施し、さらに雪隆がオーラを溜めてエリーを癒した。
 強烈な尻尾の一撃は回復し切れていないが、それでも随分ましになった……絶華は、エルメイアの正面へ回り込み……ブラックスライムの隙間から大きく息を吸い込むエルメイアの姿に気づき――
「散れ!」
 短く仲間たちへ警告を発するも既に遅い。噴出された風はエルメイアを包んでいたスライムを散らし、シアたち後衛陣を数多の風の刃によって切り刻む。
「これがドラゴン……か」
 強烈な風に思わず眼をかばった綿菓子の耳に聞こえてきたのは、振り絞るような雪隆の声。ようやく収まり始めた風の中、綿菓子が雪隆たちのほうを見て青色の眼を見開いた。
 そこには薙ぎ倒された木々と、荒く息を吐きながらも何とか立っているシアたちの姿があった、だがその体は鋭利な刃物で何度も切りつけられた後のように肌が裂け、赤い液体が地面へ滴っている。
「……こちらはいい、前を向け」
 何かを口にしかけた綿菓子に、シアが血を吐くような声を絞り出す。この程度のことはどうと言うことは無いと、自分たちのことよりも敵を見ろと……やらなければやられる、これはそういう戦いなのだ。
 言葉を飲み込んだ綿菓子は、遥か頭上から自分たちを見下ろすエルメイアの瞳を睨み返し、改めてその意味を噛み締めた。

●明暗
 薙ぎ払われたエルメイアの尾が絶華とエリーの体を捉える。
 尾といっても丸太ほどの大きさのある鞭である、エリーはそれをルーンアックスで受け止めるも削ぎきれなかった威力によって上体を弾かれた。
「何て力なのかしら……」
 地面に手をついて体を反転させると、短距離走の選手のように足に力をため……同じように吹っ飛ばされた絶華が木を蹴り地に足を着くことなくエルメイアまでの距離をつめたのを確認すると、それを追う様に一気に駆け出した。
 空の霊力を帯びた惨殺ナイフで、絶華はエルメイアの傷跡を正確に斬り広げ、エリーもまたそれをなぞる様にチェーンソー剣の刃で斬り裂き、傷口を広げる。
『グォォオオオ!』
「慈悲も容赦もありませんよ!」
 傷口を抉られ痛みに吼えるエルメイアに対し、刹那はさらにその傷口を集中攻撃して抉ってゆく。
 抉られた傷口から血を撒き散らすエルメイアに、シフィルは掌からドラゴンの幻影を放ち炎で焼き、ドラゴンの幻影を突き破るように現れた太郎が流星の煌めきと重力を宿した飛び蹴りをエルメイアの前足へ叩き込む。
 シフィルと太郎の一撃で体勢を崩し、地に肩をつけたエルメイアのその肩口へ向かって綿菓子はローラーダッシュの摩擦を利用して炎を纏った激しい蹴りを放ち、エルメイアの体を炎で焼く。
 続けて雪隆が祭壇から霊力を帯びた紙兵を大量散布し、シアが指先を鳴らすとカラフルな爆発が味方の士気を高めた。
「……っ!」
 顔を上げたエルメイアが再び大きく息を吸い込む様を見て、雪隆は小さく舌を打つ。恐らくあれは凌ぎ切れないだろう。
 吐き出された風は暴風のように体を薙ぎ倒さんとし、強烈な風が無数の刃のように体を切り刻んでゆく。
 せめてもの抵抗と身を硬くする雪隆だが……耳をつんざく風の音が終わる前に、意識が闇にのまれた。

 暴風が収まった後に立ち上がったのは、気力で意識をつないだ太郎ただ一人。
 後衛陣がこうもたやすく落とされるとは……だが、エルメイアとて最初の奇襲から今までかなりの傷を負っているはずだ、事実先ほど一度片足を折っているし、最初ほどの俊敏さは無い。
 押し切れば勝てる……そのはずだ、
「わたがしはまだ戦えるわ!」
 敵と仲間の状態を分析していた、絶華と眼が合った綿菓子が憮然とした態度で主張する。そうだ、まだ戦える。それに奥の手も残してはある。
「そうだな、まだ戦える。私の全霊……たっぷりと味あわせてやる」
 ほんの一瞬だけ瞳を閉じた絶華は覚悟を決めたように、銀色の瞳でエルメイアを睨み、その横っ面を爆発させた。
「もう一押しよ」
 絶華に続いてエリーも極限まで集中させた精神でエルメイアの逆側の顔を爆発させる。
 顔の左右を爆発させられ体をふらつかせるエルメイアの腹の下へ、シフィルは飛び込み影の如き視認困難な斬撃で切り裂いてゆく。
「エルメイアさん、さよならね!」
 そしてエルメイアの正面に立った綿菓子が縛霊手で首元を殴りつけると同時に、網状の霊力を放射され……エルメイアはその巨体を大きく揺らした。

●決着
 体を大きく揺らすエルメイア。
 その足にはもう巨体を支えるだけの力が残っていないのか後ろ足が、がくりと折れて――唐突に右前足を振り上げる。
 倒れ際の一撃、渾身とは言いがたいその一撃だが、綿菓子の小さな体を貫かんと猛烈な勢いで振り下ろされた。
 さらに身を小さくして衝撃に備えた綿菓子だが、その爪が届くより早く綿菓子を抱えるように、絶華が守った。
「っ……! これで仕留め……ろ!」
 横腹から体中の何かを奪われるような感覚を堪えながら絶華は声を張り上げるもそこで限界だったのか、綿菓子に寄りかかるように意識を失った。
 そうだ、何が何でも此処で仕留めなければ、もう次などない。
「幾千、幾万の棘を以ちてその身に絶望を刻む……裂き乱れなさい」
 膝を折った絶華の横を通り抜けたシフィルは、一旦刀を鞘に納めると、エルメイアの横を駆け抜けながら弧を描くような斬撃を掠らせてゆく。掠らせるだけに止めたその斬撃は剣速を損なわせること無く、幾重もの傷を刻みこむ。
 そしてシフィルが完全にエルメイアの体を抜け切った時、傷口から噴出す血煙によりエルメイアの水色の体は血の色に染まっていった。
「絶対に泣かす」
 太郎は傷ついた体を引き摺るようにエルメイアの顔の前に立つ、そして全てを投げ捨てた渾身の右ストレートをエルメイアの鼻っ面に叩き込むと――今度こそエルメイアは完全に沈黙した。

 森の中に沈黙が流れる。先ほどまでの戦闘が嘘であったかのように、風に揺れる木の葉の音だけが聞こえてくる。
「終わっ、た?」
 だが、それが確かにあった証として目の前の巨大なドラゴンの死骸があるのだ。
 シフィルは本当に戦いが終わったのだとそのドラゴンの死骸を見て再確認すると、小さく息を吐く。
「……あなたに特別恨みがあったわけじゃないけど。生かしておいたら、いずれ必ず誰かが泣く事になるから」
 個人的な恨みは無くとも、ドラゴンは敵だ。生かしておけば誰かの命を食らっていただろう。シフィルはせめてもの敬意を示すように瞳を閉じた。
「次は暴風でも連れて来ればいい」
 少しの間、強者への敬意を示すシフィルを眺めていた太郎が、ぼそっとそんなことを言う。
「微風でこれだと……もっと力をつけないといけないわね」
 そんな太郎の言葉に、暴風とか颶風が居るのかは解らないが、そう言うのを相手取るのならば自分たちももっと力をつける必要があるだろうと、エリーは眼を細めた。
「それじゃあ、そろそろ戻らないと。他のドラゴンが来るかも知れないわ」
 そして、いつもの調子に戻った綿菓子がエリーたちを促すと、一行は倒れた仲間を抱えてその場を後にしたのだった。

作者:八幡 重傷:神咲・刹那(終わりの白狼・e03622) 皇・絶華(影月・e04491) シア・ラァ(業火の魔女・e10629) 役・雪隆(陰陽修験者・e13996) 
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2015年9月27日
難度:やや難
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 11/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 1
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