海とオークとお嬢様

作者:香住あおい

 マッドドラグナー・ラグ博士と飛空オーク達。自らが生み出した飛行オーク達に対してラグ博士は少々悩みを抱いていた。
「実験でこれ以上の性能を出せないのは量産型だからかなァ? いや、決してきっとそんなはずはない、このままではこれ以上の改良の見込みがない。となると――そうだ、それだ! やっぱりそうなるわな、ウハハハ!」
 勝手に悩んで勝手に解決したおかげで上機嫌なラグ博士は飛行オークへと指示を飛ばす。
「お前達、子を作ってこい。人間の女を襲え、そして子を産ませろ。それを実験体にすることで飛行オークは進化できるに違いない!」
 高笑いを交えてラグ博士が言えば、飛行オークはやる気満々でそれに答える。
 南国のプライベートビーチにいる女性達。
 背中を小麦色に焼くためにビキニトップの紐を外してうつ伏せに寝ている者がいたり、ビーチボールで遊んでいる者がいたり。
 そんな波の音が響く静かな海岸へと舞い降りるオーク達。波の音だけのこの地は一転して女性達の悲鳴が響く。
「グヘヘヘ、おなごや!」
「バインバインやないか! その乳と尻よく見せんかい!」
 下種な言葉と触手が女性達へと襲い掛かる。

「お集まりいただきましてありがとうございます」
 ヘリオライダーの御村・やなぎは深々と頭を下げた。
「早速ですが、飛行型のオークが現れまして、皆様には退治していただきたいのです」
 彼女によれば、ルーシェリア・ロードブレイム(贖罪の金薔薇・e24481)から、オークは女性が集まる所に来るのであれば海辺に来るのではないかとの話を聞き、懸念していたところであったと言う。
「場所はお嬢様方の集うプライベートビーチ。オークの群れは滑空して落下し、ここを襲撃いたします」
 飛行オークは高所から滑空して目的の場所に移動するだけであり、自由に飛び回る事ができるわけではない。だが、滑空しながら女性を見つけ出して直接降下できることは効率的ではある。
「飛行オークは5体ほど。『触手乱れ撃ち』『触手溶解液』『触手締め』『触手刺し』『欲望の咆哮』のうち2種あるいは3種使用してくるようですね」
 この飛行オークは滑空しながら襲撃場所を捜索するために、あらかじめ女性を避難させてしまうと予知と違う場所に降下してしまう。
 無論、女性達を避難させてケルベロス達が囮となっても構わないが、その際に男性がいることがわかればオーク達は華麗にスルーしてしまう可能性が高い。その場合はビーチパラソル等で上空から見えないようにすればオークはやってくる。
 女性達を避難させない場合でも、美形の男性ケルベロス等が近くに居れば女性達がオークの好みそうな行動を取らない場合も考えられる。この場合は女性のケルベロスがオークを引き付けるのが好ましいと考えられる。
「皆様、どうかオークを退治してお嬢様方が安心して過ごせるプライベートビーチを取り戻してくださいませ」
 やなぎは深々と頭を下げた。


参加者
苑村・霧架(真銀のフィリニアス・e00044)
ヴェルマ・ストーリア(ブラックラック・e00101)
日柳・蒼眞(蒼穹を翔る風・e00793)
ロベリア・アゲラータム(向日葵畑の騎士・e02995)
滝川・左文字(食材・e07099)
クーゼ・ヴァリアス(竜狩り・e08881)
ルーディス・オルガニア(禁書に蝕まれた道化・e19893)
ルーシェリア・ロードブレイム(贖罪の金薔薇・e24481)

■リプレイ

●お嬢様と
 海岸にビーチパラソルというものはつきものである。そんなわけでプライベートビーチできゃっきゃとはしゃいでいるお嬢様方はそこに何がいようが特に気にする事はない。
「あぁ、平和だねえ」
 クーゼ・ヴァリアス(竜狩り・e08881)はパラソルの陰でボクスドラゴンのシュバルツとともにぼけーっとお嬢様方を眺めていた。
 確かに平和な光景である。その証拠に隠密気流で目立たないよう、パラソルの陰に潜伏している日柳・蒼眞(蒼穹を翔る風・e00793)は遊んでいるお嬢様方や囮役の女性陣の艶姿を穴が開くのではないかというほどにガン見し、しっかりはっきりと脳裏に焼き付けている。
「だからこそ、守らないとねぇ。そうだろ、シュバルツ」
 一方で、夏ならではの光景をしっかりと楽しんでいるのは蒼眞だけではなかった。
「眼福眼福って奴だなァ」
 パラソルの下で寝ころんで煙草を吸うのはヴェルマ・ストーリア(ブラックラック・e00101)。隣にいるビハインドのモルテはぱたぱたと団扇で彼を扇ぐ。
 彼の視線はもちろん女性陣。紫煙をくゆらし、女性陣を眺めながら待機している。
 同じくルーディス・オルガニア(禁書に蝕まれた道化・e19893)も持ち込んだ向日葵印のビーチセットを傍らに置いてパラソルの下で待機している。だが、彼はただ待機しているのではなく、ケルベロスチェインを操作して網のようにし、それを避難誘導の際に活用できるフェンスとすべく下準備をしていた。
 男性陣に混じってパラソルの陰で待機する苑村・霧架(真銀のフィリニアス・e00044)は頭に付けた大きなリボンにちょこんと触れ、次いでスカートの裾をちょん、と引っ張り。
 念のためにと、白の騎士服の下に青に白の水玉ビキニを着用してきているが、それは果たして必要だったのかなと女性陣へとにこやかに手を振りながらそんなことを思っていた。
「まさか本当にビーチに現れようとは……」
 赤いビキニを着用したルーシェリア・ロードブレイム(贖罪の金薔薇・e24481)は自分の予想が当たってしまったことを悔やんでいるのか、しかし騎士として下種にはそれなりの末路を与えてやろうと意気込んでいる。
「ではロベリア殿、手はず通りに」
「承知いたしました」
 視線の先にはロベリア・アゲラータム(向日葵畑の騎士・e02995)。そして彼女が持つリードの先には犬っぽい狐、否、滝川・左文字(食材・e07099)。
 ペットを装う左文字はアホの子っぽく首を傾げてはお嬢様方にもふられ、時折幸せそうな表情を浮かべつつも任務だからと表情を引き締めたりと忙しい。
 ルーシェリアが水着にギターで即興のライブを行い、お嬢様方を誘導し易い場所へと固め、左文字は飼い主役のロベリアを見上げる振りをして空を見上げる。
 すると上空に見えるは黒い影が5つ。ビーチ上空に達したところで高度を下げるそれはまさしくオークであり。
 左文字が吠えて接近を知らせ、ルーシェリアが待機班へと合図を送ればパラソルから飛び出し、役割どおりに分担して動く。
 オークが姿を現わせばお嬢様方の悲鳴がビーチに響く。
「大丈夫だ! 落ち着いてあちらに避難を!」
 彼女の示す先にはクーゼと蒼眞。
「こっちへ来てくれ! 先導する!」
 クーゼは目立つように上空を飛び指示を出す。
「大丈夫か?」
 蒼眞は腰が抜けて動けないお嬢様を抱えて移動させ、動ける人に連れて逃げるよう託した。そして、彼自身はお嬢様方の後方、オークとの間に入って逃げ切るまで護衛する。抱える際に触れてしまった柔らかな感触の感想は胸に仕舞い込んで。
 なおも追いかけようとすオークの前に立ち塞がる霧架とヴェルマ。霧架はオークの行く手を遮り、ヴェルマは制圧射撃で足止めをする。
 ルーディスがフェンスを構築し、オークとお嬢様方を完全に分断した。それでも諦めきらないオークはフェンスをよじ登ろうと近付くが。
 左文字が動物変身を解除して元の姿に戻り、オークの前に立ち塞がる。
「犬っころが化けただと!」
「当たり前だ、狐は化けるもんだぜェ?」
 驚くオークへとルーシェリアの奏でる曲に合わせるよう超加速突撃をして散らすロベリア。ロベリアはオークの生態自体が受け付けないようで、できることなら絶滅させたいと願っていたりもする。
「邪魔するならテメエらからぶっ殺す!」
 オーク5体(ラグ博士が名付けなかったために以下オークA、B、C、D、Eと仮名を与える)はケルベロスを自分達にとって目障りな存在だと認識したらしく、触手をうごめかせてケルベロス達と対峙した。

●降下する豚を処分せよ
 ルーシェリアによる「騎兵隊の凱歌」(キャヴァリィズ・ビート・アルペジオ)が依然として砂浜に響く。聞く者の闘争心をかき立てる流れるような指捌きで刻まれるリズムは、騎兵隊の馬蹄の音さながら。
 ロベリアとルーディスの攻撃はオークCを穿ち、ヴェルマもそれへと目にもとまらぬ速さで礫を放つ。
「これも世のため女子のため!ボクが成敗してあげよう!」
 霧架は朗々と宣言し、ルーンアックスをオークCへと振り下ろした。
「おい、そこの豚野郎! 臭ェんだよ、近づくな! 鼻が曲がる!!」
 聞くに堪えない罵詈雑言を左文字はオークAへと向けた。的確に弱点を捉えた悪口の締めに言いがかりにも程がある臭いを付けくわえられ、オークAは憤慨する。
「誰が臭いんじゃコラ!」
 オークAは触手の先端を尖らせて左文字を怒りと共に突く。
 触手を伸ばして霧架を締めつけるのはオークC。胸を強調するような締めつけ方で視覚的に楽しんでいる節がある。
 モルテに狙いを定めたオークDはその服を破ってやろうと画策するがサーヴァントの服が破れるはずもなく、どことなく寂しそうである。
 オークBとEは欲望まみれで、お子様には絶対聞かせたくない雄叫びを発して士気を高めていた。
 誘導から戻ってきた蒼眞は真紅のバンダナを巻いて背中に旅団『風の団』の紋章が入ったジャケット姿で、ヴァルキュリアのような光の翼を顕現させてオーク達を強襲する。
「セレスティア……使わせて貰うぜ」
 かつて出会い定命化したヴァルキュリアの名を呟き、煌翼天翔でオークを薙ぎ払い、同時に締め上げられていた霧架を解放させる。
「駆けつけ一杯ってわけじゃあないが、これでも食らっとけ!」
 霧架をシュバルツが癒すのを見届け、ルーシェリアの演奏を背に戦列へと加わったクーゼはオーク達を幻惑をもたらす桜吹雪とともに斬り伏せた。
「突撃!」
 騎士槍『紅炎』を掲げたロベリアが斬り伏せられたオーク達をグレイブテンペストで薙ぎ払う。
 斬られ薙がれたオークEをルーディスの御業が襲う。半透明のそれはオークEを鷲掴みにした。
 身動きが取れないオークEにヴェルマが惨劇の鏡像でトラウマを見せる。
「やめろ、気持ち悪い! なんだその汚い触手は!」
 トラウマを見せられているオークEをよそに、左文字はヒールドローンを前衛の警護につかせる。
 霧架はルーンを発動させると光り輝く呪力と共にオークAの脳天へと斧を振り下ろした。
 痛さでのたうちまわるオークAはこれも全てはあの暴言のせいだと左文字を逆恨みして触手を伸ばしてこれでもかと叩きつける。
 気力十分なオークBはルーシェリアへ狙いを定めた。
「……下種め!」
 触手でまさぐられるように叩かれながらも彼女は気丈に睨みつけている。
「オイラはこいつを(自主規制)してやる!」
「自分もそうしたいであります!」
「ではわたしも」
 オークCとDとEは共謀してロベリアを襲う。しかしモルテと霧架が庇いに入り、彼女のかわりに触手の餌食となる。
 溶解液をぶっかけられたロベリアだがそれは鎧を溶かすには至らず、オーク達は悲しみに包まれる。
 蒼眞は絶空斬で霧架を締めつける触手を斬り落とし、ルーディスはドラゴニックミラージュを放ってモルテを解放する。
 オーク達へとクーゼは炎の息で、ルーシェリアは「欺騙のワルツ」を奏でてじわじわと体を蝕むように攻撃を加える。
 そこへ解放されたロベリアがキャバリアランページでオーク達を散らし、霧架による催眠魔眼で追撃される。
 のろのろと立ち上がったオークBへと左文字は罵詈雑言をかける。
「この触手まみれな! 豚面で! 手足の短い豚足野郎!」
「テメエ、よくも気にしてることを!」
 的確な悪口はオークの心を抉って怒りに火を付けた。
「妖精共、豚肉は美味ェから存分に喰らうと良いぜ?」
 モルテが金縛りにしたオークAへとヴェルマがクレイジーフェアリーズを放った。影で作られた妖精の群れは傷口に纏わりつき、血を啜って血肉を貪り、傷口を広げていく。

●触手との決別
「太陽の騎士団、いざ参る!」
 援護すべくルーシェリアが奏でる「騎兵隊の凱歌」に合わせて八の型 ―雷天征路―を舞うクーゼ。九重流双剣術の八の型でもあるそれは士気を高揚させる響きを創り出す剣技。
「行け! ルーディス!」
「騎士団の剣、ご覧に入れます!」
 双方の支援を受けたルーディスは突撃し、詠唱するは次元刃(ディメンジョン・ブレード)。その膨大な魔力で空間に断裂を生じさせ、抵抗の余地なく切断する次元の刃。無数に放たれたそれはオークDをずたずたと切り裂いた。
 そこへロベリアが太陽の騎士団改修型のアームドフォートを展開させると主砲を一斉発射した。オークDは吹っ飛ばされてころころと砂浜を転がっていく。
 騎士団の攻撃の間に蒼眞は御業を鎧に変形させて霧架を守護させると同時に癒し、左文字はヒールドローンをさらに召喚して警護を強固にする。
 霧架自身もまた、サキュバスミストで受けた傷を全て塞ぎ切った。
 ヴェルマはモルテとともにオークBを撃ち抜き、斬り付ける。
「何と言われようがワシはおなごが好きや!」
「野郎襲ってもつまんねえ!」
 頭が冷えたらしいオーク達はルーシェリアと霧架へ触手を伸ばす。服を刺したり溶かしたり、触手で締めつけたりと楽しそうに下種な行為を行うオーク達。
 だが、ルーシェリアが力強く「片翼のアルカディア」を奏で、ロベリアが超加速で突撃して蹴散らされていく。
 ころころ転がって足元にやってきたオークAをルーディスは血襖斬りでぐさりと斬り裂く。
 解放された霧架を癒すのはクーゼとシュバルツ。これによってある程度、体力を回復させることができた。
 傍らで左文字がオークCへと罵詈雑言を向けていたが、オークCは受け流していた。悪口よりも快楽への欲求の方が高いらしい。
 そんなオーク達へヴェルマが制圧射撃を撃ち込む。
 ばら撒かれた弾丸に怯むオークBを蒼眞の斬霊刀が捉えた。オークBの傷口へ刃を突き立て、斬り広げるように振るう。刀を真横に薙げばオークBは真っ二つに裂かれ、ぱっと消えていった。
「皆を護る力よ、今この光に宿れ!」
 無毀なる銀燐に銀色の光を宿して、霧架は全力の斬撃を叩き込む。闇祓う真銀の煌光(ディア・シルバライト)はオークDを脳天から叩き潰すように撃たれ、潰されたそれは地に溶けるように姿を消す。
 残されたオークが動けずにいる中、オークEは己の欲望のままに霧架へ触手を放った。体力の回復よりも欲望の方が大切であり、触手でスカートめくりなどを致してみたりするが。
 めくったところでそれは水着。霧架は辱められるわけでもなく、斧でオークEを成敗とばかりにどつき回す。
 そこへ蒼眞が斬霊刀を振るって一撃を入れ、残る体力はわずかとなったところへロベリアがフォートレスキャノンを撃ち込み、オークE塵になる。
 残るオーク達へとクーゼがドラゴンブレスで焼き、ルーシェリアが「幻影のリコレクション」で追い討ちをかけた。程良く焦げ上がったオークAを捉えるルーディスの音速を超える拳。ハウリングフィストで吹き飛ばされたオークAは海にぽちゃんと落ち、そのまま浮上してくることはなかった。
 最後に残されたオークCを左文字は獣化した手で引っぱたく。重量のあるそれで叩かれたオークを待っているのは妖精たち。
「気狂い妖精には注意しな」
 ヴェルマが作り出した妖精の群れはオークCへと群がり、その血肉を存分に貪る。そして妖精たちが消えた後、オークCがいた場所には影も形も残っていなかった。

●海とケルベロス達
 オーク達を退治することに成功したケルベロス達。
 ちらちらとお嬢様方を見やりつつ、蒼眞は被害個所を修復する。その視線はごく自然で誰も見られていることに気付いてはいない。
 そして被害を受けた箇所の処置を終え、各々海を満喫する。
「スイッませんでしたアァァァァ!!」
 囮に利用されたのではと勘繰るお嬢様へ左文字が後方へとスライディング土下座で誠心誠意謝罪する。
「怒っているわけではありませんわ。ただし、誠意の証として」
 またもふもふさせてくださいませ、と条件提示してお嬢様はにっこり微笑んだ。
 一方で、ヴェルマは血まみれの子猫がプリントされたサーフボードを手にしていた。
「久々に海に来たんだ。ちったァ、遊んでかねェとな」
 燦々と照り付ける太陽を受けながら、ヴェルマはサーフィンをすべく海の方へと去って行く。
 その背中をぼんやりと見ているのは霧架。空を見上げれば太陽が眩しい。
「今年は海に遊びに行けるかなぁ」
 初夏の日差しを浴びて霧架は帰路に着く。正義の味方の明日はどっちだ。
 そして、波打ち際で波と戯れるのはルーシェリアとロベリア。
「こうして海で泳ぐのは初めてだ」
「そうですね。海の青がとても綺麗です」
 水着姿ではしゃぐ二人を眼福と眺めるのはクーゼとルーディス。
「で、どっちだ」
「ク、クーゼさんこそ、どっちですか?」
 ぽつりと吐かれた言葉にルーディスはどきりとしながらそう返せば、クーゼは恋人の姿を思い浮かべつつ俺に聞くのか、と笑って返す。
「ルーディスもリア充になりに行ってこい。今なら、両手に花だぞ?」
「じ、じゃあ……お言葉に甘えて」
 背中を押されたルーディスは驚きつつもいそいそと導かれるように波打ち際の二人の元へ。
「頑張れ、若人」
 言いつつクーゼは若者達を見て感傷に浸っていた。

作者:香住あおい 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2016年6月27日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 5
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