夜に彷徨く

作者:絲上ゆいこ

●慈愛龍が為
 虹色のモヒカンに、見るものに嫌悪感を与える冒涜的に蠢く触手。
 数多くのオーク達を束ねるリーダー、グフタスはびたびたと触手を床にひきずりながら、顔を半ばまで頭巾に覆われた男――ギルポーク・ジューシィの前へとその姿を現した。
「グスタフよ、慈愛龍の名において命じる。お前とお前の軍団をもって、人間どもに憎悪と拒絶とを与えるのだ」
「ひゃっはー。敵がいれば逃げるが、敵がいなければ、俺達は無敵で絶倫だぜー」
 グフタスの返答に細く息を漏らすギルポーク。
「……やはり、期待は薄いか。だが、無闇にケルベロスと戦おうとしないだけ、マシかもしれん」
「ひゃっはー。その通り、色気に迷わなければ、俺達は滅多に戦わないぜー」
「……」
 ギルポークは魔空回廊をただ、無言で指差した。
 
●望まぬ展開
 大阪市内。深夜の3時。
 街の中心から少し離れた市街地。
「あー、もーほんま、あほみたいやん!」
 ハイヒールを指先に引っ掛け、裸足で歩く女性が1人。
「なんであんな奴好きになったんやろ……、もう……ほんま、大嫌い、大嫌い大嫌いっ! あんな男なー……、あんな男なぁ……っ」
 彼氏の家にアポ無しで訪れると、彼氏は別の女とよろしくしている真っ最中であった。
 漫画や小説ではよくある話ではあるが、自分の身に降り掛かってきても全く嬉しくは無い展開だ。
 好色家だとは知ってはいたが、……考えれば考える程、涙が溢れて罵詈雑言すら出てこない。
 彼に投げつけて折れてしまったヒールを握りしめてしゃがみ込む。
「ずび……、もう、うう……ひっぐ……ばか、きらい……」
「ひゃっはー! よう、お姉ちゃん! 俺達がそんな男の事忘れさせてやるぜェ!」
「……はぁ?」
 顔を上げると知らぬ間にモヒカン頭に、トゲの付いたサポーターを身につけたオーク達に囲まれていた。
 彼女へと触手を蠢かせたオーク達は下劣に笑う。
 ――ああ、ほんまに悪い漫画みたいな展開。
 甲高い女性の悲鳴は、触手によって一瞬でかき消された。
 
●許されぬ事
「みんな、大変なんですっ! 十字島のドラゴン勢力が女の人を襲おうとしていますっ!」
 笹島・ねむ(ウェアライダーのヘリオライダー・en0003)はケルベロスたちの姿を認めると、駆け寄ってきた。
「今回悪い事を企んでいるのは、オークを操るドラグナーのギルポーク・ジューシィ配下のオークたちです!」
 群れを率いているのはグフタスと呼ばれるオークだとねむは言い、少しだけ目線を落とした。
「とっても臆病なのですが、すごーく女の人が好きで、戦闘開始前にケルベロスを見つけると逃げちゃうのです!」
 その為女性が襲われるまでは、周囲に隠れておびき寄せる必要があり。戦闘開始開始後も隙あらば逃げ出そうとする為に逃がさないための工夫が必要になる。
 ねむは周囲の地図をケルベロス達に手渡しながら、言いづらそうに口ごもった。
「だから、そのう、……えっちな女の人がすごーく好きなオークたちなので、逃がさないようにするにはそこを巧く突くと良いと思いますっ!」
 一気に言い切ったねむは、慌てて次の資料を捲る。
「オークたちの数は全部で5体。全員グフタスの配下オークで、モヒカンにトゲトゲサポーターをつけています。戦いになるとキャスターのポジションで戦うみたいですっ」
 ねむは全て伝え終えるとペコリと頭を下げる。
「とっても夜遅くの戦いになる為、人々は滅多な事では出てこないと思います。だから、その……、敵を逃がさないようにしっかりやっつけてきて下さいねっ!」
 顔をあげたねむの瞳は、ケルベロスたちへの信頼の色に満ちていた。


参加者
西条・霧華(幻想のリナリア・e00311)
アニエス・エクセレス(エルフの女騎士・e01874)
天蓼・ゾディア(超魔王・e02369)
山之内・涼子(おにぎり拳士・e02918)
神威・空(虚無の始まり・e05177)
矢武崎・莱恵(オラトリオの鎧装騎兵・e09230)

■リプレイ

●こころとからだ
 壊れたハイヒールが落ち、高い音を立てた。
「や……っ!」
 伸びた触手が腕を絡めとり、巻き付く触手が呼吸を奪う。
 ああ、なんて今日は最低な日なんだろう。
 ――彼女に下劣な表情を浮かべたオーク達が迫ったその時。
「ちょっと、待ったーーっ!」
 朗々と場を裂く声音。
 大きな白翼で空を切り滑空する小さな影。
 矢武崎・莱恵(オラトリオの鎧装騎兵・e09230)が地に降り立ちざまに槍を振りかぶる。
 旋回するように槍を振るい触手を薙いだ莱恵は、襲われた女性を背に守るように身を低く構えた。
「さあ、悪い豚は絶対に逃さないよ!」
 一息に宣言し、オークを睨めつけた莱恵。
 女性が襲われるとわかっていても、襲われるまで気配を消して我慢をしていたのだ。
 でも、もう我慢する必要なんて無い!
 ボクスドラゴンのタマが同意するように鳴き声を上げてブレスをお見舞いする。
「泣きっ面に蜂……、あなたがそんな七転八倒の苦しみを与えられる必要なんてないんです」
 倒れたままの彼女に手を差し伸べた西条・霧華(幻想のリナリア・e00311)は、儚げに微笑み、彼女を労るように優しく声をかけた。
 状況についていけないのか、ぽかんと口を開けたままの女性。
「貴様、走る事は出来るか?」
 魔王じみた角、赤い瞳。禍々しいマントをばさりと翻す、魔王としか言いようのない出立ち。
 どこか尊大な態度で尋ねた天蓼・ゾディア(超魔王・e02369)へと、霧華に手をひかれて体を起こした女性は首を横に降った。
 靴も壊れ、足を挫いた様子の女性に、ゾディアは舌打ちを一つ零して彼女を抱え上げた。
「チッ……、この余の戦闘を邪魔しようとは邪魔な女だ、煩わしい……!」
 忌々しげに呟いたゾディアは、彼女を退避させるべく戦場に背を向け駆ける。
 見送る霧華は静かに眼鏡を外し、携えた斬霊刀の柄を握りしめた。
「……さて、もう遠慮はいりませんね。全力を以って、斬ります」
 事件が起こるまで気配を殺し、息を潜めていたケルベロス達の闘志は冷たくも燃え盛っている。
 そんなケルベロス達の介入に驚き慌てたのはオーク達だ。
「ヒャハッ!? ケルベロス達じゃねーか! 戦うこたあ無えぜー逃げろォ!」
 三十六計逃げるに如かず。
 居合じみた霧華の達人の一撃が1匹のオークの触手を断ち切る事も厭わず、5体のオーク達は迷いなく戦場に背を向け走りだす。
 しかし。
 その視界の先に広がっていた思いもよらない光景に思わず喉を鳴らして、その場に釘付けになってしまった。
「う、うぅ……」
 アーマーの胸当てが地に転がる音。
 白い肌が露わになり豊満な肉体が皆の前へと曝け出される。
「あ、あのぅ、あまり……見ないで下さい……」
 ゆっくりとアーマーを脱ぎ終えたアニエス・エクセレス(エルフの女騎士・e01874)の、豊満な体を纏う物は大胆な水着にブーツとガントレットだけ。
 ダメ押しに彼女はパーフェクトボディを発揮する。
 きらきら光りながら、オーク達にその体を惜しげも無く見せつけながらもオーク達の視線を一心に受けて恥ずかしそうに身を捩るアニエス。
 恥じらいと素晴らしい肉体の両立。オーク達は顔を見合わせた。
「ひゃっはーッッ!!」
「きゃーっっ!」

●まようこころ
 もちろん一瞬で色香に迷ったオーク達の触手は、アニエスへと向かって殺到する。
「――リミッター解除。全機関、最大出力!!」
 一直線に爆ぜた雷光が戦場を駆ける。
 体当たりじみた突進で間合いをつめたウィリアム・アシュフォード(轟天鎚・e03096)は、触手とアニエスの間に体を滑りこませて両手に構えた双棍をオークに叩きつけた。
 その一撃が、愚直なまでに直線的な一撃であろうが気をとられた豚には十分だ。
 プギィと情けない声を漏らすオーク。
 しかし、一体が殴られようとも色香に迷った彼らに迷いは無く。残る触手はアニエスに絡みつき、彼女の体をいやらしく這い回る。びくりと震える体。ぞくぞくと背を駆ける居心地の悪さ。
「ひぁ……、んっ」
「くっ、ボハテル!」
 短く吠えたカジミェシュ・タルノフスキー(機巧の翼・e17834)は、彼女に絡みつく触手を一薙ぎにせんとを槍を振りかざす。
 場合によっては自らが女装をしてでも敵を惹きつけたかったが……、実際には彼女達に頼るしか無い歯痒さに奥歯を噛む。
 名を呼ばれ呼応したボクスドラゴンのボハテルがアニエスへと癒しを与えると同時に、山之内・涼子(おにぎり拳士・e02918)が地を蹴った。
「よーし、オークになんか絶対に負けないよ!」
 アニエスと共に居たというのに涼子のその細身の体には触手の魔の手が一切伸びなかったが、男の子じみたその格好と直接的な訴えがあったかの違いであろうか。
 何はともあれ卑劣な敵は叩き潰すのみ、だ。
「瞬地拳ッ!」
 蹴ったアスファルトが割れ弾けんばかりの勢い。
 爆発的な加速で一気にオークの懐へと涼子の身を捻りこませ、顎下より貫く拳をお見舞いした。
 強烈な一撃にぐらりとオークの体が揺れる。
「……」
 そのオークを巻き込む形で、ライドキャリバーの銀月に跨った神威・空(虚無の始まり・e05177)は銀月のタイヤを滑らせる。
 引き抜きざまに、空は肘まで覆った白銀の小手を振りかざし、勢いそのまま叩きつける霊力の束縛を叩きつけた。
 地へと痕を描きながら回る銀月の動きが止まったのは、オーク達の退路を断つ形で背後に回りこんだ後。
「……逃がさない」
 赤いバンダナを揺らし、表情を変えること無く空は呟いた。
「フゥーハハハハ! その通り! 我と仲間達の前に屈するが良い!」
 一般人の女性を安全な場所に送り、急いで戻ってきたゾディア。
 そんな素振りを見せる事も無く。あたかも魔王のように高笑いをあげながら片腕を前に突き出し、額に指を当てて大仰な格好良いポーズをキメた。
 構えた腕から吐き出されるのは巨大な光弾。その光は、オーク達を殲滅するがための光だ。
「精々我を楽しませて貰おうか」
 ゾディアの赤いカラーコンタクトに覆われた瞳の奥で、好戦的な光が揺れた。

●まどうからだ
 その巨体に似合わぬ俊敏さで、オーク達はケルベロスの攻撃を軽々と避ける。
 そしてそのままケルベロスの包囲網から逃げようとしては、女性陣の艶っぽい仕草に惹かれ足を止める事を繰り返していた。
「くそー、ちょこまかと動き回られると当てづらいじゃないか……!」
 涼子が眉根を細めて呟く。
 それならばと強引にオーク達をの間を割るように踏み切り、流星の蹴りを放ちその横腹を蹴りぬいた。
「よしっ! ……わっ、……ぐっ!」
 蹴り抜いた先で足首を触手に絡め取られ、強かに地へと叩きつけられた涼子。
 舌舐めずりをしたオークは、下劣な笑みに唇を歪めた。
 蠢く触手は彼女の体を弄り、抉る。服の下をぬめった触手が這いずり回り、びくんと魚のように涼子の体が跳ねる。
「ひゃはっ……、お前も良く見たら女じゃねぇか、可愛がってやるぜぇー」
「させませんっ! ――エクセレス流槍術・番外!」
 アニエスは自らも触手に絡みつかれながらも滑り込み、涼子を守らんと巨大な槍へと形を変えたアームドフォートを携えた右腕を掲げる。
「ヒュージ……――スピアァァァッッ!!」
 ごん、と爆ぜる音と共に吐き出される蒸気。
 ブースターによって加速したアニエスの槍で一息にオークを貫き、ゼロ距離から放たれる強烈な閃光。
「ぐぶ……ひっ!」
 蹈鞴を踏み、なんとかその一撃から体を逃がそうとしたオークにどこかびっくり箱じみた姿のミミック。ジャック・ワンダーが手前のオークの尻に噛み付いた。
 そのまま倒れ伏すオークの体は、ごぶりと泥のようにに溶ける。
「んーっ! んんーっ!」
 しかし、彼の仲間であるオーク達は仲間が倒れたことよりも涼子を嬲る事に夢中であった。
 ドロリとした粘膜を纏った触手を捻りこまれ、目を見開く涼子。
「全く持って良い趣味だな」
 カジミェシュが吐き捨てるように言い、オークの頬へと踵をめり込ませる。
「ほーんと! 女の子に乱暴するなんて最低だよっ! そんな豚は――ぶーーーんなぐるっ!!」
 彼の動きに合わせて巨大な羽を広げて跳躍した莱恵が、体勢を崩したオークの背を蹴り槍を握りなおす。
 その穂先は貫くために扱われるに非ず。
「えいっ!」
 槍の使い方としては完全に間違えた動作だが、その一撃は強烈だ。
 柄と穂先を叩きつける形で脳天をぶち叩かれ、ぶきゅ! と情けない悲鳴を上げてオークは莱恵はの前に倒れ伏す。
「ひゃっはっ!? ヤッベェー!!」
 やっと仲間が倒れだしている事に気がついたのか、モヒカンを揺らして後ずるオーク。
 掲げるは轟雷双棍【ヤグルシ】、逆手には轟雷双棍【アイムール】。
 ぐうと身を低く構えたウィリアムは瞳を細めた。
「この台詞、今日何度聞いたか解らないけれど……逃がす訳無いよね?」
 叩きつけられた双棍から紫電が散る。破裂に似た音を立て、一瞬でローストされるオーク。
「一丁あがり」
 ウィリアムが手を貸しすと、絡みついた触手を引き千切りながら体を起こす涼子。小さく鳴いたタマが癒しを与える
「けほ……っ、ボクも皆に負けていられないね。……さあ、反撃開始だよ!」
 ぴょこんと立ち上がった涼子は残りのオーク達を見据え、頑張る! と言った様子で拳を握りしめた。

●月に迷う
 泡を食って駆け出そうとするオーク。
 銀月が回り込み進路を塞ぎはしたが、細く息を吐いた霧華の動きのほうが効果的であっただろうか。
 胸元をゆっくりと開き、上目遣いで敵を見上げる。
 艶っぽい動作で、その胸元から栄養ドリンクを引き抜いた霧華。
「そんなに慌てて逃げなくても良いんですよ。……ねえ、おひとつ如何ですか?」
 眼鏡をかけ直し、儚げに微笑んだ霧華の頬は恥ずかしさに染まっているようにも見えた。オーク補正かもしれないが。
「……消えろ。これで、終わりだ」
 頂きますとダイブの体勢を取ったオークに、一気に距離を詰めて駆け込んだ空の刃のような蹴りが刳りこまれる。
 顔から地面に叩き落とされた巨体に桜の花びらが舞い落ちた。
「戦いの途中に気を抜くにも程がありますよ」
「……」
 空と背中合わせ。眼鏡を外した霧華が繰り出し、切り伏せた一撃は目にも見えぬ勢いだ。
 苦し紛れの抵抗で放たれた触手に、自らの服を裂かれるが表情を変える事も無い。
 オークを見下ろす霧華の瞳と胸には、青き炎がゆらゆらと揺れていた。
「最後の一匹だな! さぁ踊れ!我を楽しませよ! せめて余興程度にはなるだろう!」
 月を背に立つゾディアは笑う。
 銀月に進路を阻まれ、思うように逃げることを阻まれたオークの周りに生まれる爆弾。
「ダンスタイムだ」
 ぱちりと彼が指を鳴らすとオークの移動する先々で爆発が起こり、ぷぎゃっぷぎゃっと慌てた声を漏らしてふらふらと跳ねまわるオーク。
「逃がさないっていったよねっ!」
 民家の塀を蹴り、両足に纏った気を一気に放出する。
 弾かれた弾のような勢いで、爆破煙を割いて姿を現した涼子の拳が、ふらふら跳ねていたオークに炸裂した。
 たまらずその場でぐらりと体を揺らし、倒れこむオーク。
「……、うっふーん」
 くね、とシナを作って莱恵が呟いてみると、倒れたオークの視線がそちらへと向いた。
「うわぁ……本気……?」
 怪訝な表情を浮かべた莱恵へと放たれる触手。
 カジミェシュの構えた盾はその軌道を反らし、ステップを踏んで触手を避けた莱恵。
「世の中の為にもミンチにした方がいいよね……」
「……そうかもな」
 6歳女児に誘惑されるオーク絶対許さないケルベロス。
 頷いたカジミェシュと、莱恵のニ振りの槍は、一気にオークを貫いた。
「……はあぁああ、終わりましたね……」
 最後の一体が倒れたことを確認したアニエスは、少し涙目になりながらも周りを見渡してから、いそいそを服を纏い出す。
 そもそも誘惑の為。
 ひいては人々の為とは言え、こんな事をするのは本当に恥ずかしくてたまらないのだ。
「本当に一般人さんとか居ませんよね……? 写真取られちゃったりとかしてませんよね……?」
「あの……」
 アニエスがびくりと大きく肩を跳ねた。
 慌てて胸を隠し、まるで錆びたブリキ人形のような動きで振り向くと、先ほどオークに襲われていた女性が立っている。
 ばさり、とマントをはためかせる1人の男。
「フゥーハハハハ! 何だ、家に帰れと言っただろうに。この超! 魔王! ゾディアの力に魅了されるのは解るが……、夜闇に囚われると道を踏み外すぞ、女。痛手を癒やすのは時間だ、この我どもに構う暇など無いだろう、去れ!」
 ゾディアが格好良いポーズで格好良い台詞を一気に言い切ると、ふにゃりと女性は笑った。
「一言、ありがとうって言いたくて。……その、ありがとうございました」
 ペコリを頭を下げ、ひょっこりひょっこりと足を引き摺って歩き出す女性。
 ウィリアムとカジミェシュが同時に頷きあうと、女性へと声を同時に掛けた。
「歩くのも大変でしょう?」
「良ければ送らせてくれないか」
 驚いた表情を浮かべ、笑みを作ると再び涙が零れた女性。
 月明かりの下、ここに一つの戦闘が終える。
 ケルベロスたちはまた今日も、世界の平和を守ったのであった。

作者:絲上ゆいこ 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2016年5月20日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 2/感動した 1/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 4
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