空からエロ豚降ってきた!

作者:秋津透

 栃木県宇都宮市にある、そこそこ高いオフィスビルの屋上。
 通常は、設備検査員ぐらいしか立ち入らない場所に、奇怪な連中が集っていた。
「ムムム、量産型とはいえ、実験ではこれ以上の性能は出せないなァ。これ以上の性能を得るには、新たな因子の取り込みが不可欠だ」
 研究者然とした白衣の上に紫のマントを羽織った男が、思案顔で唸る。一見、普通の地球人のような姿だが、実はこの男、狂信的ドラゴン信者のドラグナーで、しかもフリーダム且つハイテンションなマッドサイエンティストという、実に危険でタチの悪い人物なのだ。その名を、マッドドラグナー・ラグ博士という。
 そして彼の周囲に控えるのは、ドラゴン配下のデウスエクス、触手豚オーク七体。しかし、ただのオークではない。背中の触手の間備えた皮膜を広げ、高いところから滑空できる、いわばムササビオークなのだ。製作者のラグ博士は「飛空オーク」と呼んでいるようだが、地上から離陸して自在に空を飛べるわけではないので、その名は少々誇大呼称というべきだろう。
 そして、その中途半端な性能は、ラグ博士としても改良しなくてはならない点として意識されているらしい。しかし、その改良方法は、実にロクでもないシロモノだった。
「よし! お前たち、今からここから滑空して、人間の女を襲うのだ! お前達が産ませた子孫を実験体にすることで、飛空オークは更なる進化を遂げるだろう!」
「ブヒー!」
 七体の飛空オークは一斉に声をあげ、ビルの屋上から次々と滑空を開始する。目指すは市街中心大通り沿いにある、オープンテラスカフェ。大都会に負けないおしゃれスポットを標榜する店には、多くのおしゃれな女性たちが集まっている。まあ、カップルの片割れや、粋人を自称する男性もいくらか来てはいるが、そんなものはオークたちの目には入らない。
  
「ブヒブヒ、ブヒー!」
「きゃあーっ!」
 上空から飛来する七体のオークに気づいて、女性たちが悲鳴をあげる。一目散に逃げようとする機敏な女性もいるが、滑空してくるオークは、巧みに触手を伸ばして、逃げようとする女性を追いかけて捕える。
「やめろっ!」
 勇敢にも、女性たちを守ろうと立ちはだかった男性が、即座に触手で貫かれて絶命する。
「ひいーっ!」
 女性たちの悲鳴は、もはや絶望に満ちていた。 
「力任せの強襲に失敗した竜十字島のドラゴン勢力が、どうやら、また新たな活動を始めたようです」
 ヘリオライダーの高御倉・康が、苦々しげな表情で告げる。
「自分たちが直接出ても容易には勝てず犠牲が増える、というのは、さすがに学習したようで、今度は配下を使ってきます。指揮しているのは、新種のオークを製作しているドラグナーの研究者、マッドドラグナー・ラグ博士らしいですが、残念ながら、今回はラグ博士本人を捕捉することはできません。彼が指令して送り出す飛空型オーク七体が、撃滅すべき敵となります」
 そう言って康は、プロジェクターに画像を出す。

「飛空型オークは、厳密には飛行できず、高所から滑空してきます。オーク七体が降下してくるのは、この場所、宇都宮市中心街にあるオープンカフェテラスです。最速で急行して、飛空型オークたちが降下してくるのと、皆さんがヘリオンから降下するのとが、ほぼ同時になるでしょう。事前に警告してお客さんたちを避難させると、オークは他の場所を襲ってしまうので、個人的には大変心苦しいですが、それはできません」
 苦しげに言って、康は一同を見回す。
「予知によれば、オープンカフェテラスにいるお客さんは、男女のカップルが三組、女性の三人グループが一組、一人で来ている女性が三人、一人で来ている男性が二人で、合計十四人。他に、店の従業員の方が、男性三人、女性三人います。全部で二十人ですね。もちろん、オークに気がつけば、みんな逃げますし、逃げろと指示すれば更に早いでしょう。しかし、皆さんが七体のオーク全部を妨害するなり引きつけるなりできなければ、女性が捕われたり、男性が殺されたりする可能性があります。そして、滑空してくる七体のオークすべてを物理的に妨害するのは、かなり難しいと思います」
 そう言うと、康は深々と頭を下げる。
「飛空オークは、滑空できるという以外は、普通のオークと変わりません。ただ倒すだけなら、皆さんなら難しくないでしょう。しかし……二十人の一般人を全員無事に逃がすには、何というか、相当の工夫が必要になると思います。どうか……よろしくお願いします」


参加者
東名阪・綿菓子(怨憎会苦・e00417)
シィカ・セィカ(デッドオアライブ・e00612)
戦場ヶ原・将(グッドスタッフ・e00743)
桜狩・ナギ(花王花宰の上薬・e00855)
斎藤・斎(修羅・e04127)
銀山・大輔(のんべんだらりな青牛おじさん・e14342)
ココロ・ファクトリー(恋するゼラチン状の立方体・e23724)
エルルーン・レギンレイヴ(フレイヤの涙・e24681)

■リプレイ

●エロ豚、たちまち釣られる
「……あれですね」
 斎藤・斎(修羅・e04127)は、降下予定現場と、そこへ向かって滑空してゆく七体の飛空オークを視認し、緊張した表情で呟いた。
「あのビルの壁を蹴って加速……あ、でも、そうすると追い抜いてしまうかしら?」
 状況を見ながら、斎は宙へ跳び出す。風で制服のスカートがまくれないよう注意しながら、降下速度を調整する。
「先行くでっ!」
 斎に続いて出た桜狩・ナギ(花王花宰の上薬・e00855)が一声かけて急降下し、滑空してくるオークたちより先に現場へ降りる。
「みんな、中入って! デウスエクスの襲撃や!」
 ナギの警告に、オープンテラスカフェの客や店員たちは、慌てて建物の中へ入る。
「ブヒーッ! キサマ、邪魔ヲ……ギャヒッ!」
 降下してくるオークがナギに向かって喚き、触手を伸ばそうとした瞬間、タイミングを見て降下してきた斎がその背を全力で蹴りつける。
「させません!」
「ゴワアッ!」
 まさか上に敵がいるとは予想もしていなかったらしく、オークは斎の重力蹴りをまともに喰らい、そのままテラス手前の歩道に墜ちて顔から地面に叩きつけられる。
「逃げてください! デウスエクスの……オークの襲撃です!」
 オークを踏みつけた体勢で着地すると、斎は通行人たちに向かって警告する。
 そこへ、和装を少々乱した東名阪・綿菓子(怨憎会苦・e00417)が降り立ち、彼女を追うように、上空からオークが触手を伸ばしてくる。
「オンナオンナ、オンナァ!」
「きゃっ!」
 あながち演技とばかりもいえない悲鳴をあげ、綿菓子は飛びのいて触手を避ける。目標を失った触手が自分の方に回ってくるのを見て、斎も慌てて踏みつけていたオークの上から飛びのく。
「ギヒヒヒヒ……」
 オーク二体が地上に降り立ち、斎と綿菓子を挟撃するように動く。続く一体はオープンテラスカフェの方へ滑空しようとしたが、待ち構えていたナギが、その鼻先に殺神ウィルスを叩きつける。
「ブヒャアッ!」
「うわ、くっさ、こっちまで臭いくるわ……」
 我ながらなんちゅーもんを作ったんや、と、ナギはぼやくが、それをまともに顔面へ叩きつけられたオークこそ災難である。ひとたまりもなく歩道に墜ち、自分の顔を無茶苦茶に掻き毟る。
「さあ、みんな逃げて逃げて。血迷った豚が暴れると危ないからね。ここは、僕らケルベロスに任せるんだ」
 降下してきた戦場ヶ原・将(グッドスタッフ・e00743)は、状況を一瞥し、通行人や車両に呼びかけ散らす方へ回る。
 将ほど融通の効かない銀山・大輔(のんべんだらりな青牛おじさん・e14342)は、当初の予定通りオープンテラスカフェの方へ向かい、避難する人たちをオークが追ってこないか警戒する。
 そして、続いて降りてきたシィカ・セィカ(デッドオアライブ・e00612)は、将とは反対側で通行人や車両に呼びかける。
「ハーイ、ケルべロス参上デスよー! 慌てず騒がず避難してくださいデス!」
 するとそこへ、やや遅れて滑空してきたオークが触手を伸ばしてくる。
「オンナァ!」
「ひょう! 目ざといデスねぇ!」
 にやっと笑って、シィカは触手を避ける。飛空オーク七体のうち、一体が斎に蹴り落とされ、一体がナギに撃墜され、二体が自ら地上に降りた。まだ空中にいるのは三体で、うち一体がセィカを捕えようとしているが、残り二体は目標を定めかねている……最悪、通行人の女性を襲う危険もまだある、と、将は見て取った。
(「あまり大きな声じゃ言えないけど……囮の格好がマトモすぎたかな」)
 わずかに眉を寄せて、将が呟いた、その時。
 明らかにマトモでない格好……エルルーン・レギンレイヴ(フレイヤの涙・e24681)はスケスケのメイド服風衣装、ココロ・ファクトリー(恋するゼラチン状の立方体・e23724)に至ってはゼラチナスキューブ内にいるとはいえ一糸まとわぬ全裸……の囮が二人、上空から戦場へ飛び込んできた。
「みなさぁん! 空から怪物ですぅ、逃げてくださぁい!!」
 光の翼で飛びながら、エルルーンが告げる。オークたちの視線が、一瞬、彼女の方を向くが、すぐに続いて跳ね上がってきた全裸娘の方へと釘づけになる。
「ハダカー! ハダカー! ハダカノオンナー!」
「ブヒー! ウマソウナオンナ、ハダカー!」
 喚きながら、滑空中のオーク二体は、ココロの方へ殺到する。得たりとばかりに、ココロは避難が終わって無人になっているオープンテラスカフェの方へ、ゆっくりと移動する。
 その間にも彼女は挑発……いや、扇情するような言葉をオークたちに投げかけるが、ちょっとアブなすぎて公開はできない。
(「はー、ココロちゃん、見かけとは裏腹に実経験年数は短いと聞きましたが、どこであんな言葉、覚えてきたんでしょーねぇー?」)
 やっぱりエロドージンとかでしょーかぁ、と、エルルーンは小さく苦笑する。
 エインヘリアルの宴会担当ヴァルキュリアを長く務め、アスガルドの誇るおもてなし文化の専門家を自認するエルルーンとしては、男を誘う手管には当然自信があり、対抗意識がないわけでもないが、オークの嗜好はあまりに即物的すぎて詰まらない。
(「とりあえず、七体全部引きつけたようですしぃ、とっととやっちまっていいですよねぇ、これ?」)
 降下しながら、エルルーンは戦況全体を把握していると思われる将の方を見やる。
 すると将は、以心伝心という感じで、にやりと笑ってうなずいた。
(「ああ、とっととやっちまおう」) 

●エロ豚、無残に潰れる
「オープン・ザ・ゲート! フューチャライズ! 一般の人たちは避難完了した! いくぞ、みんな! 下賤な敵を殲滅だ!」
 将がよく通る大声で告げ、斎がきりっと表情を引き締める。
「では、参ります……天誅!」
 お前たちの存在そのものが許せません、と、斎は正面で下卑た笑みを浮かべるオークに、地獄の炎を帯びた蹴りを叩きつける。
 続いて綿菓子が同じ相手に、必殺の拳『フローレスシャッター』を打ち込む。
「諸行無常!!!」
「ブヒャーッ!」
 たおやかな美少女たちが放ったとはとても思えない、凄まじい威力の蹴りと拳をくらって、オークの全身が破裂する。
「よっしゃ、こっちもやったるわ!」
 ナギが、殺神ウィルスを喰らわせた相手の腹に、強烈なパンチを叩き込む。
「豚肉は叩くと柔らかくなるんやでっ!」
「グブファアッ!」
 げぼっ、と、口から何か変な液を吐き、オークは崩れ倒れて動かなくなる。
 続いて将が、カード「永久凍土の戦場」「星導結界」「バインドロジック」「ペインフルジェイル」「磔刑十字」を取り出す。
「僕はぶっちゃけお前らザコなんか歯牙にもかけてねーんだが、か弱い女性を毒牙にかけるのが専門の種族なんてのは、ま、生かしとくわけにはいかねーな」
 けっこう真面目な表情で言い放つと、将は鮮やかな動作で次々とカードを飛ばす。
「そのアクションを封じる。そのテキストは打ち消す。そのカードは無効だ。抵抗は許さない」   
「ブブブブブ……ブヒッ!?」
 七体のオークのうち、既に斃れた二体とココロに向かっている滑空中の二体を除く三体が、全身をぶるぶると震わせて硬直する。
 これぞ、将の必殺カードアクション『絶対戦術(コントロール・ストラテジイ)』。列攻撃なのでダメージはさほど大きくないが、受けた相手は行動を阻害されて無力化する。それは即ち帝王の戦い、誰にも楯突くことを許さぬ絶対の軍略、と、将は嘯く。
「嬢ちゃんがた、被害は受けてねぇだな?」
 確かめると、大輔は滑空してくる二体のオークへ光弾を放つ。オークは二体とも墜落するが、めげずにそのままココロへ殺到する。
「くふふふ……一目惚れさんに出勤命令。胸一杯のドキドキを回収するでごぜーます」
 妖艶な笑みを浮かべて、ココロは特別製の妖精型戦闘インターフェイスを放つ。通常の妖精型戦闘インターフェイスよりも赤みがかった肌と大きな胸を備えた『一目惚れ妖精さん(ゼラチナス・イフリータ)』は、視線と肌から膨大な熱エネルギーを放ち、対象を肉体的にも精神的にも焦がして燃やして融かしてしまう。
「きききき……ふしゅしゅしゅ……」
「グギャアアアアッ!」
 灼熱するインターフェイスの群れに取りつかれ、一体のオークがたちまち融け崩れる。もう一体は、全身を焼かれながらも、執念でココロ本体に肉薄するが、触手ごと全身をゼラチナスキューブに突っ込ませた瞬間、たちまち溶かされて跡形もなく消える。
「もぐもぐ。はふぅ……うーん、この脂っこい独特の臭み、やみつきになりそーでごぜーます」
 ぺろりと舌で唇を舐め、ココロは嬉しげに呟く。
 一方、シィカはバイオレンスギターをぎゅぃぃぃんと演奏する。
「それじゃぁ、ロックなライブ……スタートデース!」
 味方は誰もダメージを受けていないので、攻撃用の呪歌を奏でるかと思いきや、シィカはいきなり蹴りを放ち、硬直して身動きのできないオークを吹っ飛ばす。要するに、戦闘と演奏は何の関係もなかったのである。 
「ロックなボクの歌を聞けぇぇぇぇデェェェェス!!」
「……あらあら、これも一種のゴーモンでしょーかー?」
 しれっとした表情で、エルルーンがなかなか辛辣なことを言う。
「かわいそうですからぁ、とっととトドメ刺してあげますねぇ」
 言い放つと、彼女は額に二本の指先をかざして精神集中する。
「……クッコロさぁん、技をお借りしますよぉ! あかんこぅさっぽろぉ!!」
 気合とともに強烈な冷凍ビームが放たれ、オークの全身を凍結、破裂させる。これぞ、とある誇り高き戦乙女の得意技『阿寒湖ぅ札幌ぉ(アカンコゥサッポロォ)』である。
「さて、これで終わりでしょうかぁ?」
「いえ、あと一体残ってます……最初に、私が踏んだ奴が」
 斎が告げると、そこへナギが走ってくる。
「そいつ、オレにやらせてぇな! 必殺技使うから!」
「はい、どうぞ」
 敢えてオークにトドメ刺したいわけじゃないですから、と、斎が笑顔で手番を譲る。ナギは勇躍、必殺の『晴龍透衝(セイリュウトウショウ)』を炸裂させる。
「電光一閃捻じ伏せる! ガルド流真療術、晴龍透衝!」
「ギャフーッ!」
 斎に踏まれて墜落した後、麻痺くらって起き上がることもできなかった最後のオークが、ナギの必殺技をくらって四散する。
 斎と綿菓子とエルルーンが、ぱちぱちと拍手する。
「お見事でしたー」
「おおきに、ありがと!」
 ナギは満面の笑顔で一礼し、そこへ大輔がのそっと出てくる。
「どうやら無事に、終わっただなぁや。後は、壊れたところヒールして……そうそう、オークどもの残ったところ、ちょっくら料理して喰ってみっかね?」
「……私は遠慮しときます……」
 お腹壊しそうだし、と、斎が身を縮め、綿菓子も眉を寄せる。
「わたがしもパス。あと、触手はやめといた方がいいわよ。すごくマズいから」
「……味、知ってるんですかぁ?」
 エルルーンが突っ込み、綿菓子はますます渋い顔になる。
「そんなの、どうだっていいじゃない。とにかく、食べないったら食べないの!」
「……わたしぃもパスですねぇ。というか、どーしても食べたいって人がいるんでなければ、全部ココロちゃんにあげちゃっていいんじゃないですかぁ?」
 彼女は、触手も含めてオーク丸ごと美味しく食べちゃったみたいですしぃ、と、エルルーンが苦笑する。
 すると、当のココロがびたんびたんと跳ねながら寄ってきた。
「話は聞いたでごぜーます。食べない人の分はココロにくださるそーで、感謝感激でごぜーます。あと、ココロにくださる分は、料理とか不要でごぜーますから。触手も被膜も骨も全部、丸ごと美味しくいただくでごぜーますよ」
 寸毫の屈託もなく、にこにこ笑顔で言い放つゼラチン内全裸少女を横目で見やり、大輔とナギは視線を交わしたが、やがて大輔が苦笑混じりに告げる。
「わかっただよ。オークの残ったところは、あんたが好きにしてくれろ。おらは、壊れたところを直すだ」
「ひゃっほーい! ありがとーごぜーますです!」
 歓喜の声をあげて、ココロはさっそくオークの残骸を吸収捕食する。大輔は紙兵を出し、シィカと綿菓子はギターと琵琶でヒールソングを協奏して、建物や道路の壊れたところを補修する。
(「まあ、山の中とかならともかく、こんな街中でオーク解体して料理とかしてたら、たとえそれが食べられるシロモノだとしても、絶対に顰蹙買うもんな。そういうことにならなくて、よかったぜ」)
 すげー臭いそうだし、と、将は苦笑して肩をすくめた。
  

作者:秋津透 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2016年5月5日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 6
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