ジュエル・チェイサー

作者:baron

「ケルベロスの戦闘力解析の為、陽動として資金の強奪を行ってください」
 ネットカフェで片手間にホームページを弄りながら一人の女性が呟いた。
 その個室には誰も居ないにも関わらず、呟きを拾って頷く様な気配が感じられる。
 そして動画か何かの雑音に紛れながら、女は誰かに命令をくだしていくのだ。
「陽動が成功して活動資金が増えても、あなたが死んでも構いません。色いろと手は打っていますからね」
 開かれたホームページは無数で、それぞれに別の無作為な情報から、あるいは株式のような物まで展開されている。
 女の下す命令も、無数にある策の一つなのかもしれないし、もっと別の保険があるのかもしれなかった。
 いずれにせよ、尋ねる気もその命に逆らう気も無いのだろう。
 再び頷く気配がして、……数瞬後には、複数の気配がその個室から抜け出て行った。
  
「キャー!?」
「どうされました、奥様!」
 とある金持ちのお屋敷で、絹を裂くような女の叫びが聞こえた。
 異様さに数人のガードマンが駆け付け、残る数人が屋敷の四方を固始める。
「宝石が、宝石が。宝石箱が無くなってるのよ! 急いで探してちょうだい」
「りょ、了解しました。お任せください」
 女が壁の方を指さすと、そこにあったはずの大きな絵が外されており、金庫らしき物がこじ開けられていた。
『……忍務……完了』
 ガードマンは数人単位で捜索を開始し、警察にも届けるのであるが……。ただの盗人ではない相手を見つけることは叶わなかった。
 もっとも、相手が螺旋忍者であることを考えれば、追いつく方が不運な結果なのかもしれないけれど……。
 いずれにせよ、賊にとって警戒の薄い場所を颯爽と脱出して行ったのである。


「良く来てくれた精鋭たるケルベロス達よ。今回の相手は螺旋忍者の様だ」
 ザイフリート王子が説明を始める。
「金持ちから宝石を奪って逃げるようだが、どうも活動資金にでも替えるようだな。宝石自体には特に目立った情報は見られなかった」
 そういって王子は、簡単にスケッチや二・三の情報をメモに書いた。
 宝石はパーティ用のイミテーションではなく、本物であるらしいこと、そして銘付きではないことをひとまず記載。
「小柄で隠密行動が得意な点、そしてここ暫くの同様の事件から『月華衆』と呼ばれる相手だと思われる……」
 小柄なサイズや隠密について記載した後、珍しい事に一瞬だけ迷って、残る一つを書き加えた。
「敵は螺旋忍者に良く見られる技は使わず、独自の忍術のみを使用する。これまでの例では、理由こそ判らない物の一応の基準も判っているようだな」
 王子は自分自身の推測を排除し、端的に解説をまとめた。
 おそらくは最初は自分だったらどういった作戦を取るかを考えようとして、偏見を混ぜないように排除したのだろう。
「第一にコピー忍術のみを使用しこちらの技を真似る。第二にこちらがまだ見せて無い技を優先し、第三に戦闘に関しないグラビティは真似しない」
 そういってゾディアックソードなりバトルオーラなりで簡単に説明を始め、これまでに戦ったというレポートを脇に何枚か重ねた。
「螺旋忍軍は、正面から戦いを仕掛けてこない分、厄介な敵かもしれん。事件としてはそれほど大きなものではないが、見逃すべきではないだろう」
「確かに虐殺とかはないけど、色々ありそうだねえ。面倒そうな相手ではある」
 王子の言葉に高円・美里彦(オラトリオのガンスリンガー・en0043)が返すと、似たような感想を浮かべた者たちが頷くのが見えた。
 同じような事件がここのところ見られるし、発見されて無いモノを含めれば、かなりの数と被害額になる可能性がある。
 そしてもっとも問題なのは……。
「月華衆の行動には不可解な点も多い、もしかしたら、この作戦を命じている黒幕がいるのかもしれない。だが放っておくわけにもいくまい、頼んだぞ」
 王子はそういって締めくくると、みなが相談を始める間に出発の準備に向かった。
 それが急ぎ足だったのは、急ぎだからか、それとも幾つかの推測を頭から振り払う為だったのかもしれない。


参加者
アンノ・クラウンフェイス(ちっぽけな謎・e00468)
双星・吹雪(ドラゴンファントム・e00532)
百鬼・澪(澪標・e03871)
ステイン・カツオ(御乱心アラフォードワーフ・e04948)
マイア・ヴェルナテッド(咲き乱れる結晶華・e14079)
ジェミ・フロート(紅蓮風姫・e20983)
クリームヒルト・フィムブルヴェト(輝盾の空中要塞騎士・e24545)
ステラ・アドルナート(勇ましき狂奔・e24580)

■リプレイ


「警報に急な証明……来たみたいだね」
 騒がしくなる屋敷にステラ・アドルナート(勇ましき狂奔・e24580)は、敵の存在を感じとった。
 周囲は夜間ゆえの低光量モードから、警戒態勢に移行し、ライトアップされていく。
 まずは本館、そして別館や詰所と、その周囲に灯りと兼総が拡がって行く。
 いずれはこの駐車場もまた、明かりで満たされるだろう。
「裏にどのような思惑があるのかはわかりませんが……まずは目の前の難を払わなければ、ですね」
 百鬼・澪(澪標・e03871)は微笑んだ。
 いまは出来るだけの事をしましょうと、前向きに捉えたのである。
「あとは逃がさないようにだけ気を使わないといけないとですね」
「こちらの準備は万全であります。包囲し、迎え討つとしましょう」
 澪の言葉を拾って、クリームヒルト・フィムブルヴェト(輝盾の空中要塞騎士・e24545)が頷いた。

 クリームヒルト達が築く壁と同じ様に、反対方向にも、もう一枚の壁が出来上がる。
 敵が向かってくるこの駐車場に、ケルベロス達はV字の包囲網を築いていたのだ。
 敵の進路とケルベロスの配置を上空から眺めたら、それは矢印に見えるだろう。
「しかし、グラビティの情報を集めて合成獣みたいなデウスエクスでも作る気なのか?」
「どうでございましょうねえ。興味は湧きますが……。ひとまず経験則や連携ごと対策練られているなら困りものでございますね」
 頬のペイントをなぞりながら双星・吹雪(ドラゴンファントム・e00532)が苦い思いを抑えていると、ステイン・カツオ(御乱心アラフォードワーフ・e04948)は溜息つきながら相の手を入れる。
 思惑がどうなのか判らないが、面倒くさい事になりそうだったからだ。
「(……コピー忍者ね。私達サキュバスの先天性の魔眼とか他の種族固有の特徴を使ったグラビティをどうコピーするのかしら?)」
 他愛ない二人のやり取りを聞きながら、マイア・ヴェルナテッド(咲き乱れる結晶華・e14079)は声に出さずに呟いた。
「(……鹵獲してモノに出来たら色々と面白そうね)」
 果たして、最終的に技術を戦法を奪うのはどちらか?
 そう思うとマイアは、少しだけ愉快な物を感じると、興味が湧いた相手を観察する事にした。
 敵が訪れるのは、そう遠い話ではないだろう。マイアは無意識に流し眼を送りながら、チロリと舌先が踊った。
「じゃあ、後は高円さん達に後詰をお願いしたら終わりかな?」
「みたいだねえ。オジサンの方で一般人が居ないかどうかを確認しておくから、気にしないで大丈夫だよ」
 ステラが口にしたように高円・美里彦(オラトリオのガンスリンガー・en0043)とサポート達が闘争への警戒と、一般人対策で出口方面を抑えに向かえば、もはや準備完了。
 後はジックリと闘うだけである。


「行くよ。手はずの方は覚えてる?」
 アンノ・クラウンフェイス(ちっぽけな謎・e00468)は微笑みながら、ちっとも笑って無い目で敵を確認。
 優雅とも言える仕草で、トンとアスファルトに手を突いた。
「おーけー。いつでも行けるし、忘れちゃいないわよっ。まったくニンジャってめんどくさいわね! どーんときなさいっての」
「同じく。ドラゴンやエインヘリアルみたいな力押しの方が、助かるんでございますがねえ。まったく面倒癖え」
 ジェミ・フロート(紅蓮風姫・e20983)は無駄に熱いファイティングポーズを取り、ステインは対象的にダウナー気味で戦闘態勢に移行する。
 前衛・中衛左・右と、三人は同時に構え、僅かな誤差を置いて、周辺を爆発させる!
 女神も仰天しそうな眩い光や爆裂音が周囲に炸裂し、仲間達の心を震わせる。
「ちょっと派手だけど。景気が良い方がいいよね」
 アンノがついた地面から、周囲に向かって重力の鎖が展開し始めた。

 それはまるで結界のように、仲間達を取り巻いて行く。
 最初に前衛、次に後衛に、と8の字を描いていた。
 魔力の光輝に踊る破裂の人形、いやケルベロス達は、力ある結界に守られ全力を奮い始める。
「三重防壁の展開を確認! ファーストステップ終了であります!」
 きっちり回数を数えていたクリームヒルトは、仲間が手はずを間違えずに最後までエンチャントで通した事を報告。
 そう、相手がコピーする事を踏まえて、一同は十重二十重に連鎖するエンチャント構成を掛けた!
 クリームヒルトがドローンを濃密に展開するように、仲間たち全てが、相互に援護態勢に入っていたのだ。
「ここから全力全壊のフルスロットル! でも1人の頭じゃ私達には対応しきれないわ!」
「いっけー!」
 ジェミ達が防壁や結界を織りこんだのに合わせて、エンチャントを持ち込まなかったことから待機していたステラは拳を構えた。
 同時に数人が同じように、咆哮と共に膨大なグラビティを拳に乗せ……それはいずれも結界破りの力を秘めている。
「これで最後……『戦い抜くための、勇気を、力を、折れぬ刃を―白苑、賦活』私も攻勢に出ます」
 澪が白い花を呼び出した後、花は生体電流で仲間に力を、そして敵には痛みを与え始める。
 否、それは澪自身が放った雷撃であり、仲間達が放った拳撃を追いかける。
 ここから先は遠慮無用! 結界を張る策から、攻勢へと一手に切り替わった。

 そして策を受け止める相手方も、少し遅れて、同じように行動していた。
 鏡映しのように、一同が使用したグラビティを、一つ一つ何かしらの順番で真似ている。
『忍務……開始。一の陣、二の守り、三の加護を取得』
「なるほど、そんな風に真似るんだ。でも……」
 マイアは黄金の輝きを胸に、仲間達に重力による鎧を編み込みながら敵の姿を眺めた。
 月下美人を彫り込んだ刀を構え、印を組んでこちらの技をコピーしている。
 それは様式を除けば、トコロテンを押し出すように、単純な模倣にも思えた。
 駆けだし鹵獲術師が敵にしか使えない技をコピーしようとして怪我をするように、生兵法で、外面だけを映し取って居る。
「一手遅いし、手数が違うのは致命的なんじゃないかしら? それに約束組手なら介入も簡単だしね」
「(……ん? 既に始まってる? 急がなきゃ……援護する)」
 いまだに防御の結界を張る敵に対し、足元からマイアの放ったスライムが槍のように突き刺さって行った。
 それは東雲・凛が空から放った槍と合わせて、防御結界をすり抜け……いや、防壁は既に破壊されているのだろう。
 遮るものなく、直撃したのである。


「技盗人……なんて。大きなことは言えないがっ」
 吹雪は回し蹴りで強引に態勢を入れ替えた後、ショートダッシュで僅か10cmの距離を跳躍した。
 そこから放つ蹴りが満足な威力を持つはずもないし、それは拳であってもそうだろう。
「だからこそ、人の努力の結晶であるオリジナルを、何の敬意もなく結果だけ持っていくのは気に食わねえ!」
 吹雪を狙って放たれた拳は、それゆえに仲間が容易く庇い、彼自身はどうリカバーしたかというと……。
 膝頭に風を集め、インパクトと同時に解き放つことで、槍のような一撃を打ちこんだ。
「さぁお前等、出番だぞ。解放……ヴォルテクスストライカー」
 まるで一角獣が飛び込みざまに放つような鋭い膝蹴りは、敵のハラワタへと吸い込まれていったのである。
 ここまでほぼ完全に予測通り、作業的なコピーだからこそ、読み易いのだと吹雪は過去の自分を思い出しながら呟く。
 今は戦いの途中だと、言葉を呑みこんで次の一手に、拳を振りかざした。
「あはっ、こっちの真似をするのが好きみたいだけど、そういうのは猿真似って言うんだよ? 真意を理解してないからそういう目に逢う」
 仲間たちと共に鉄拳を直撃させたアンノは、誰かの一撃が、結界破りに成功したことへ満足した。
 結界を張り、それを真似されると判って居るのだ。これで準備をしなければ嘘であろう。
『星喰らう影、天を蝕む黒き水泡、因果を捻じ曲げ、理を歪めよ』
 ここに来てアンノは少しだけ本気になった。
 時間にして零コンマの数秒。
 微笑みを称えた目を、片方だけ見開き、周囲の理を入れ替える。
 半眼で見据えたカクリヨの出来事をこちらへ、ウツショの出来事をカクリヨへと、事象の逆転により、『避けた』という未来を『当たった』という未来に置き換えるのだ。

 ここまでケルベロスの作戦は、非常に効率的に働いていた。
 お互いが結界を張り・叩き割るが、こちらは多重結界であり、あちらの可能な結界も結界破りも一度ずつ。
 あらゆる面で有利、敵から見てふりなはずなのだが……。
「まるで平然としてございますね。……まるで当初からの予定、っていうか、やっぱ戦術とか思考パターンを読まれてるんじゃあ」
 ステインはグラビティを編みこんで敵を束縛しつつも、気味悪がるというか面倒そうな顔を浮かべた。
 格上と呼んで差支えないほど実力のあるはずの敵が、ただの捨て駒として情報を収集している。
 やろうと思えば完封できそうなほどの感触があるが、それだけに気味が悪い。
 もし最初から螺旋の技で消耗戦を行われたら、きっとこちらもかなりの被害を出したはずなのだ。
「多分そうなんだろうけど。死んでも構わない、か……なんというか…、勿体無いね」
 一方でステラは、少しだけ残念な顔を浮かべた。
 手応えからすると、なかなかに出会えない強敵のはずだ。
 真正面から何も考えずに戦えたなら……と、ありえない未来を思い浮かべた。
「残念だけど手を抜く気は無いよっ。このボクの『槍』――真似られるもんなら……、真似てみろぉぉっ!!」
 ステラは顔を振って後ろ向きな思いを放り出すと、シンプルに構築し直した思考で、ただ手を握った。
 それが作りだす拳を、ただ突き出し、ありったけの闘志とグラビティを載せて戦場を掛ける。
 ただ『生き抜く為の闘志』を持って完成する、彼女の奥義であり魔法であろう。
 故にコピーは難しいだろうし……、万が一にも出来れば『戦うのが楽しい強敵』であろうと、ステラは不景気な顔ではなく笑顔を浮かべて突進する。


「ここが分水嶺でありますな。後は逃がさないように追い詰めるだけであります」
 クリームヒルトは自ら放った光弾が、跳ねかえって来たような錯覚を覚えた。
 だが、それも何度目かのこと。もはや驚くには値しない。
 片手で心臓と顔面をブロックしつつ、もう片方の手で弾いて行く。腕には魔力を防ぐ布を拳に巻いており、直撃する運命を凌駕していた。
 そして固めた掌を開き、一気に逆撃に転じたのである。
「油断は禁物だけどね。……でも、殴ればいいだけってのは、楽でいいわー」
 ジェミは仲間の攻撃を命中させるべく、手綱のように重力の鎖を引き絞った。ロデオで暴れる牛を抑えれば、こんな風に鎖やポニーテールが舞うだろう。
 そして再び拳を握りしめ、『筋肉こそパワー! これは真似できないでしょ!』と咆哮と共に叩きつけた!
 それまで平然としていた敵は、片膝付いて崩れゆく態勢をかろうじて支えている。

 もはや逆転の目はあり得ない。
 しかし、これまで一方的な戦いが続いていたのだ、よく折れずに戦い続けられると言えるだろう。
「良く保ってるるけど『……あら?そんなに縮こまって大丈夫かしら?』そろそろトドメと行くわよ」
「ではこちらは後方を遮断でございます」
 マイアとステインは油断せずに、相手のカウンターをものともせず最後の攻撃に打って出た。
 さすがは冷徹を持って成る螺旋忍者と言えるし、だからこそ逃がすわけにはいくまい。次に出会った時に『まともに闘う』とは限らないのだから。
 相手の攻撃を圧倒するほどの魔眼が見開き、その後方を焔が薙ぎ払い始める。
「攻撃は避けたよ。問題ないから、いい加減、茶番は終わらせるとしようか」
 アンノは笑ったままステップ踏むと、敵が放った影の槍を見もせずに回避した。これまで技を少しずつコピーしながら攻撃したことで、とうとう攻撃を見切るほどに手札が絞られてきたのだ。
「そうしましょうか。こちらの真似ばかり繰り返されるのも中々複雑な気分でしたね……」
 彼が見切ったことで、治療は不要と理解して、澪も最後の一手に出る。
 鉄拳と鎖に載せたグラビティが敵を打ち、避けることを許さずにトドメを刺した。

『忍務……完了』
「こっちも任務、完了……だ。道具のように生きて死ぬなら、生きている意味なんてないだろうに」
 やはり勝敗を度外視しているのだろうか?
 あくまで冷静に動きを止める敵の様子に、吹雪はやるせないものを感じた。
 そして傷ついた駐車場へ、ヒールを掛け始める。
「まあ、これからは愉しくいけると思うよ。ボクと一緒ならね」
 ステラはそう言うと、軽く面に籠手を当て祈るように囁いた。
 戦い終われば区別は無いし、降魔拳士としては、倒した強敵の魂は共にあるだけの話である。
「直接グラビティチェインを奪うのではなく、金銭を狙うというのはデウスエクスにしては被害は少ないでありますが、かといってその金銭の使い道を考えれば阻止しないとでありますね」
「盗まれた物を確認したら、届けにいくでございますよ」
「屋敷の方から豪華なディナーとかいただけないかしら。ちょっとお腹すいちゃった」
 クリームヒルトが戦闘を重視しない螺旋忍者のサガに脅威を覚えつつ、懐を探って宝石を取り出す。
 そしてステインが予め用意したらしき目録を取り出すと、ジェミは笑ってお腹を抑える。
 何を考えているか判らない、螺旋忍者の陰謀は、ひとまずの終わりを迎えたのであった。

作者:baron 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2016年4月21日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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