アルカンシェルが残したモノ

作者:沙羅衝

 夜になると、まだ冬の気配が少し残った風が吹き、少々の肌寒さを覚える。ただ、花は咲き、秋に産み付けられた虫の卵は孵り、幼虫が顔を出しはじめている。
 大阪府のキタと呼ばれる地域の更に北側。オフィス街であり、近くには新幹線の駅もある。現在は夜。金曜日。週末の仕事がひと段落した後に、ひと時の安らぎを求めたサラリーマン達が、様々な電飾が施された店へと入っていく。
 その様子を横目に、ビルの間のひっそりとした一角に彼らはいた。
「まったく、こんな所まで飛んできていたのね……。任務とはいえ、早く戦闘がしたいな」
「これも……任務だ。だが、そろそろうずうずしてきたのも確かだ」
 かすみがうら市から予想外に遠くへ飛んだ種を発見したスターローズの声に、己も戦闘がしたい旨を伝えるスターノワール。
「回収も大方進んできた。このまま予定通り、任務を進めよう」
「ブルーの言うとおりだ。ケルベロスから襲撃が無い限りは戦闘はしない。これは任務だ」
 スターブルーの言葉に同意しつつも、スタールージュは自分に言い聞かせるように言う。そして、エインヘリアル達の鎧が輝きだし、スタージョーヌにその光があつまっていく。
「よっしゃ。いきまっせー」
 スタージョーヌの声と共に、彼のバズーカからグラビティが発射される。すると、にょきにょきと勢い良く巨大な攻性植物が現れたのだった。

「みんな、集まってくれてありがとう。オーズの種を回収していっているエインヘリアルの部隊がおるっていう話、聞いたことあるかな?」
 宮元・絹(レプリカントのヘリオライダー・en0084)は、集まったケルベロスを前に、依頼の説明を開始していた。
「なんかまだ、よう分かってへんねんけど、なんらかの方法で地下に眠ってるオーズの種に、大量のグラビティ・チェインを与えて発芽させて、そんでその発芽した攻性植物の『オーズの種の部分』ってやつを奪っていってるらしいわ。
 そのエインヘリアルの目的はその種の部分の回収で、回収したら撤退するんよ。でな、問題はその攻性植物はほったらかしにして行ってしまう事なんよ。今回の依頼は、その残していった攻性植物を倒すことや。
 この攻性植物は、その種の部分のグラビティ・チェインが不足してる。だから、すぐにその辺の人たちを襲っていってしまうんや。そうなる前に、倒して欲しい。
 ほんまやったら、この攻性植物、めっちゃ強いんよ。でも、こんなん言うたら何やけど、逆にそのエインヘリアルが種を持っていったおかげで耐久力が低いらしいわ。だから、一般人を襲ってグラビティ・チェインを補給する前やったら、なんとか勝機はあるっちゅうことや」
 絹の話を聞いたケルベロスの何人かが、ふと疑問に思う。そのエインヘリアルを倒してしまえば早いのではないか、と。しかし、その言葉に絹は首を振る。
「その部隊のことはまだ全然わかってへんし、この人数でエインヘリアル5人は、はっきり言って無理や。だからまずは、この攻性植物を倒すことに集中するんや。出来ることをやる。今はまだ、その時ちゃうわ」
 絹の言葉に頷くケルベロス達は、今回の依頼の詳細を尋ねた。
「場所は大阪府大阪市にあるオフィス街の一角。オフィスが入ったビルの間から大きい道に出てくるわ。幸い夜やから、仕事の人は帰ってて、この周りに一般の人はおらへん。でも、直ぐ近くに駅とか飲み屋さんとか……あと、ま、いろんなお店があるねんな。週末っちゅうこともあって、結構な人がおるわ。だから、そこにたどり着く前に倒すことが重要や。みんなが負けてしもたら、一気にこの攻性植物が元気になってしまうから、気合入れてな」
 絹はそう言いながら、今回の攻性植物の特徴を話していく。
「この攻性植物は全長7メートルくらいで、かなり大きいわ。攻撃は毒と捕縛、それにレーザーを撃ってくる。さっきも言ったけど、ほんまやったらめっちゃ強いねん。でも、倒すなら、今や」
 そう言いながらも、再度ケルベロス達に注意を促す。
「ええか、作戦の時間はこのエインヘリアル達が撤退してから、一般人に襲い掛かるまでの間や。その間はそんなに無いけど、弱体化してる今がチャンスや。みんなやったらいける。頼んだで!」


参加者
天道・晶(髑髏の降魔拳士・e01892)
据灸庵・赤煙(ドラゴニアンのウィッチドクター・e04357)
黒住・舞彩(ウェアライダー育ち・e04871)
アゼル・グリゴール(レプリカントの鎧装騎兵・e06528)
獅子鳥・狼猿(コマンドーシシドリ・e16404)
ドラーオ・ワシカナ(一歌廻乾坤・e19926)
ウルトゥラ・ヴィオレット(幸福推進委員会・e21486)
ヴィルヘルミナ・アールクヴィスト(戦乙女の戦闘教義・e24515)

■リプレイ

●彼らの後に残ったモノ
 ヴィルヘルミナ・アールクヴィスト(戦乙女の戦闘教義・e24515)は絹からの情報のあった現場近くのビルの陰に隠れていた。時刻は夜。辺りは街灯やビル、店舗の光で溢れていたが、念のため己の光の翼は仕舞っている。
「さぁ死の先を行こうじゃないか。死んだらエインヘリアルに……と、今はそうじゃないんだよねぇ」
「そうですな。貴方達は、既にこちら側……」
 ヴィルヘルミナの言葉に、隣で隠れていた据灸庵・赤煙(ドラゴニアンのウィッチドクター・e04357)が、ちらりと自らの手鏡を見る。彼の手鏡には、エインヘリアルの5人が映し出されていた。彼らの一人が放ったバズーカの一撃により、攻性植物が巨大化していくのが見えた。
「前のお仲間だったっぽい彼らとは、遭遇したら面倒な事になりそうだねえ」
 ヴィルヘルミナがそう言った時、エインヘリアルの5人は何やらその攻性植物から取り出し、その場から立ち去っていく。
「オーズの種を持ち去ったか……。ここは君たちの勝ちのようだ、また会おうアルカンシェルの諸君……」
 腕組みをしながら格好つけたカバのウェアライダー獅子鳥・狼猿(コマンドーシシドリ・e16404)は、正直合うとフルボッコのような気もするが……、とボソッと呟き、エインヘリアルの様子を伺う。
「なにか因縁でも?」
「それはまだ語る時ではない。今は。そんな事はどうでもいいんだ。重要な事じゃない」
 赤煙の問いに首を横に振りながら、狼猿はその言葉を返した。

 現場に隣接しているビルの屋上では、ドラーオ・ワシカナ(一歌廻乾坤・e19926)が、羽織状のケルベロスコートを風にはためかせながら、その様子を見ていた。
「来るぅ♪ 仇ぃ♪ 地獄のデウスエクスぅ♪」
「しみんどらぁお、それは、なんですか?」
 何やらヒーロー番組の主題歌らしき歌を口ずさんでいた彼に、ウルトゥラ・ヴィオレット(幸福推進委員会・e21486)が問う。
「うむ。ヒーローの歌じゃよ。ヒーローの番組は欠かさず見るワシじゃが、きゃつらは内面の無い偽者じゃ」
「にせもの? にせものなのですか?」
「真の英雄とは!」
 ドラーオは拳を目の前に握り締め、ウルトゥラが見上げる前で、ポーズを決める。
「肩に背負うは星の未来、背中で語れ生く重み、悪を穿つは拳に非ず、炎のようなその意志なのじゃっ!」
「それは、コーフク? ですか?」
「もちろんじゃ。みなの幸福の為。それも格別の、じゃ……」
「しっ!」
 更に続けるつもりのドラーオに対し、黒住・舞彩(ウェアライダー育ち・e04871)がそれを遮る。
「どうやら、撤退するようね。それにしても、オーズの種、あとどれくらいあるかは分からないけど、何かするか、しないにしても何か起こる日は近い、かな」
 舞彩のケルベロスコート、蒼い鴉の衣が風に揺れる。
「と、先の事より目の前の敵ね。全員無事に帰って、宮元にご馳走作ってもらうわよ」
 舞彩のご馳走という言葉に、おぉ、と反応する一同。舞彩は以前の依頼で、絹にご馳走を作ってもらったらしい。味もかなり良かったと聞き、ドラーオとウルトゥラがごくりと唾を飲み込んだ。
「敵が完全に撤退したようです」
 アゼル・グリゴール(レプリカントの鎧装騎兵・e06528)は、他のメンバーとは口を利かず、冷静に状況を見極める。暗闇に彼のゴーグルが光り、浮かび上がった。
『行けますか?』
 アゼルのアイズフォンからメールが一斉送信される。暫くして、地上のメンバーから返信が来る。
『OKだ。カウント宜しく』
 そう返したのは天道・晶(髑髏の降魔拳士・e01892)だ。彼らはお互いに連絡を取れるように準備を怠らなかった。
『では今から10秒後に突入します。宜しくお願いします』
 アゼルのメールに、ケルベロス達は一斉に武器を抜き放った。

●前面に植物、後方に街の灯り
 7メートルもの巨大な攻性植物はアルカンシェルに種を抜かれた後、暫く動けずにいた様だが、徐々に動き始めていた。自分にグラビティ・チェインが足りないと感じたのか、自分の位置から見える灯りの方向へとゆっくりと動き始めた。
「では……お灸を据えてやるとしましょうか」
 ビルの間から出てこようとする攻性植物に対し、赤煙が動き、狼猿とヴィルヘルミナに魔法の盾を施した。
「さぁて、草刈り業者のご到着ってね。神妙に刈られちまいな!」
 晶が攻性植物に突っ込み、エアシューズから重い飛び蹴りを打ち込む。
「グギャアアア!」
 意表を突かれた攻性植物は、目の前のケルベロス達の存在を確認する。大きな葉が蔓状に変化し、目の前の晶を捕らえようと動いた。
『おろかものは こうふくがどこかとおくにあると おもいこんでいる。りこうものは こうふくを あしもとでそだてる』
 ビルの間からウルトゥラの声が響き渡る。ヴィルヘルミナが上空を見ると、青い鳥が光を放ちながら、自らに降りてくる。その光は自分の力を増幅していくのを感じた。
 そして、ドラーオの声が、降って来た。
「我らがヒーローの戦士に敬意を表し……。ドラゴニァッ!キィィック!!」
 ドゴォン!
 上空から踏み抜かれたキックが、晶を攻撃しようとした攻性植物の蔓を踏み抜いた。続いてその蔓に、舞彩のエネルギー光弾が降り注がれ、アゼルがスパイラルアームを叩きつけると、その蔓は力なく垂れ下がっていった。
「オレッちのパンチが火を噴くぜ、新必殺グラビティのお披露目だ」
 地上に降り立った4人を確認し、狼猿が己の指先にグラビティを集結させる。
『手伝ってやろうか? ただし……真っ二つだぞ!!』
 狼猿が指をパチンと鳴らすと、集結していたグラビティが拡散し、攻性植物を切り裂いた。
「しみんろうえん。それはなんですか?」
 指パッチンを不思議に思ったウルトゥラが、狼猿に問う。
「ふふ……カッコいいだろ!?」
「それはコーフクですか?」
「あ、いや、そう……勿論! ……だ」
 格好つけたつもりが、そう突っ込まれると思っていなかった狼猿は、うろたえながらも胸を張った。
「ははは! カッコいいカッコいい! ……さて、後ろには闘えない一般市民のいる繁華街。短期決戦と行こうか!」
 ヴィルヘルミナはそう言ってゲシュタルトグレイブを投げつけた。

●雑草魂
 ケルベロス達は巨大な攻性植物に対し、確実、且つ大きなダメージを与え続けていた。しかし、攻性植物は倒れない。
「耐久力が減っているっていう話だったよな……」
 晶が叩き付けた簒奪者の鎌を両手に構えながら、汗をぬぐう。
 ボヒュッ!
 舞彩がフロストレーザーを攻性植物に向かって打ち込む。その凍結光線は攻性植物の胴体部分に命中し、そこから直ちに氷が発生する。
「宮元の話にはこうもあったわ。本当だったら相当強いって……。確かにタフね」
 本来の力であればどれ程の物なのか、舞彩がそう考えた時、攻性植物の幹の部分が砲口の様に変形していく。
「レーザーの攻撃です。気をつけて下さい!」
 アゼルの声に身構えるケルベロス。そしてその砲口が光ると、一人のケルベロスに向かってビームが出力された。狙いは光の翼を広げようとしていたヴィルヘルミナ。
「あ、ちょっと……やば」
 ゲシュタルトグレイブを前に、とっさに構える。
「それは、コーフクではないのです」
 そのビームとヴィルヘルミナの間に入ったのはウルトゥラだった。攻撃を庇ったウルトゥラから、ボウッと炎が上がる。
「ウルトゥラ! だ……大丈夫か!?」
「しみんはコーフクであるべきです。そのためのウルトゥラです」
 そう言いながら、ウルトゥラは膝をつく。
「どれ、見せて下さい……。これは、大きいですね。オーズの種がなくとも、これ程とは……。もうひと頑張りしてください」
 赤煙は彼女の傷を見ながら、ウィッチオペレーションを施していく。すると赤煙のグラビティと共に、炎が消えていった。ウルトゥラのボクスドラゴン『コンピューター』は、これ以上彼女にダメージが行かないように、庇うように彼女の前で構えた。
「さあ、あなたの相手は私です」
 アームドフォートからレーザーを飛ばし、ウルトゥラから視線を外させるアゼル。アゼルのレーザーは、先程の砲口を捕らえ、その形が変形していくのが分かった。
『砂利は流れ大河を成す。水は滴り穴蔵を掘り上げた。 小さな芥子粒、一滴の雫であろうとも。 時を経て全て形作る矛となる。抉り削れっ!』
 ドラーオは、周りの石や攻撃によって砕かれたビルのコンクリートの破片を浮かび上がらせ、空中で回転させる。その渦を巻く破片は互いに擦れあい、更に細かくなっていく。
「エコロジカルじゃなぁ、カカッ!」
 ドラーオはそう言い、攻性植物にその渦を飛ばす。
「グゴャアアアアア!!」
 攻性植物の体から伸びた蔓や、葉がその攻撃によって幾つもの傷を負う。ただ、それでも攻性植物は倒れない。
 そこへ狼猿が、蕾らしき部分に電光石火の蹴りを叩き込む。その蕾の部分は蹴りを食らうが、それほどダメージは入っていないようだった。
「まだ、倒れないのか……。ビルの間でしぶとく生命を宿す植物。これぞ雑草魂というやつだな」

●最後に残ったモノ
 いつまで続くか分からない程の攻撃を繰り出したケルベロス達。攻性植物の攻撃は、こちらの攻撃が功を奏したのか、徐々にその動きが減っていっていた。
 今も攻性植物の体に発生した氷が、幾重にも傷を付けた所であった。
「私とて戦乙女だ。戦いの中でその意義を示してみようか」
 ヴィルヘルミナがそう言いながら、魔法の光線を打ち込む。すると、更に攻性植物の動きが悪くなっていく。
 ドシュッ。
「そろそろ、終わりのようですね」
 アームドフォートからの砲撃を行ったアゼルが言う。
「ええ、かなり動きが悪くなっているようですね」
 赤煙は、前に立つ5人に再びサークリットチェインの盾を浮かび上がらせる。
「ああ、終わらせようぜ」
 アゼルと赤煙に同意した晶がそう発言し、ブラックスライムを攻性植物に纏わりつかせた。
『呑まれちまいな…!』
 晶がそのまま拳と蹴りの連打を浴びせる。攻性植物は、なす術も無くそのまま全ての攻撃を食らっていった。
「さあ、シメは任せたぜ!」
 晶はブラックスライムの拘束を解き、その巨大な攻性植物を蹴り上げた。
「よし、真っ二つだ!」
 狼猿はもう一度指パッチンをしようと、己の指先にグラビティを集結させるべく腕を構える。
「巨大怪獣には巨大ロボット、よね?」
 その時、狼猿より早くグラビティの集中を完成させていた舞彩の声が響く。
『禁じ手の中の禁じ手が一つ。永遠に禁断の最終兵器……召喚!』
 舞彩の背後には、グラビティで具現化された巨大な恐竜型ロボットが現れていた。
 パチン!
「あ……、あー!」
 舞彩が指を鳴らすと、その恐竜型ロボットの口から光線が発射された。
「グ……ガ……ァ……」
 その光線に飲み込まれ、攻性植物は空中で消滅していった。

 戦いを終えたケルベロス達は、戦闘で傷ついたビルを修復していた。
「さー、これで元通りっと……。ちょっと形は変わっちまったが……」
 ステルスリーフで近くのコンビニの看板を直した晶が言う。
「あの趣味人っぽいエインヘリアルは、どうするつもりでしょうか?」
「確かなのは、ヒーローではない、という事じゃろう」
 アゼルの問いに、答えるドラーオ。
「元同僚に手厳しいねぇ。まぁ、袂を分かってしまったんだ仕方ない」
 ヴィルヘルミナはそう言いながら、過去の仲間であった者達の事を考えるが、既に過去の事と割り切っているようだ。
「思う所は色々ありますが、今は被害を防げた事を喜びましょう」
 赤煙がそう言い、一同はひとまず、お互いの無事を喜ぶことにした。
「さて、宮元の料理が楽しみね。なんてね」
「ごちそう……。しみんまいあ。それはコーフクです」
 舞彩がそう言い、ウルトゥラがテンションを上げる。
「特に何も見つかりはしなかった、か。……そうだ、舞彩。あれはオレッちの……」
「え? 何のこと?」
「オレッちの……」
 ジト目で舞彩の手を見る狼猿。
「ああ、ぱっちん? あら、格好良かったから……。気に入ったわ」
 そう言いながら、指をパチンと鳴らす舞彩。
 その言葉に狼猿は嬉しさがこみ上げてしまうが、それを咄嗟に手を広げて顔を隠し、言う。
「そいつは重畳」
 当然、その手の下の口角は上がりっぱなしであり、手では隠しきれていない。
 一同はその様子を見ながら、微笑み、アルカンシェルの事を思った。
 今回の攻性植物は、かなりの強敵であった。その攻性植物を使うということは、彼らの力は更に上であろう。
 週末の夜のオフィス街の喧騒が聞こえてきた。
 その逞しい人々の声に、ケルベロス達はひとまずほっとしたのだった。

作者:沙羅衝 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2016年4月12日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 4/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 4
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