その竜を止めろ!

作者:秋津透

「一大事っす! デウスエクスの大軍勢が、いきなり鎌倉に現れたっす!」
 オラトリオのヘリオライダー、黒瀬・ダンテが、狼狽しまくった口調で告げる。
「奴ら、鎌倉周辺を、たちまち制圧しちまったみたいっす! もちろん、このままほっとくわけにはいかないっすから、情報が確認でき次第、反撃するんすけど、その前に、皆さんにやってもらうことがあるっす!」
 何だそれは、と誰かが尋ねると、ダンテは衝撃的な答えを返す。
「ドラゴン退治っす! この大侵攻に呼応してだと思うんすけど、長野県の松本市にドラゴンが出るっす! おそらく封印されてた奴で、有翼二足直立形態の全長およそ10m! グラビティ・チェインが尽きかかってるから、本来の強さはないし、翼を広げて飛ぶこともできないっすけど、街を破壊して多くの人を殺戮して、力を補充しようとするっす! 先日のドラゴンの出現は、これの前兆だったすね!」 
 そう言って、ダンテはあたふたとプロジェクター上に地図を出す。
「ドラゴンの出現場所は、ここっす。市民に避難勧告は出てるので、出現してすぐにぶったおせば、建物が壊されても犠牲者は出ないっす。でも、手間取って避難勧告区域外まで出てこられたら、マジやばいっす。更に、仕留め損ねてグラビティ・チェイン補充されちまったら、奴は翼広げて空飛んで鎌倉へ行っちまうっす! そうなったら、マジマジ超ヤバっす!」
 興奮した口調で告げたダンテが、はっと我に返って続ける。
「あ、でも、ケルベロスの皆さんが、そんなドジ踏むわけないっすね! さくっとドラゴン倒して、こっちがさくっと鎌倉向かうっす!」
 そう言って、ダンテは手元の資料を読み上げる。
「ドラゴンは、さすがに力は強くて鱗は固いけど、足は遅くて動きは鈍いんで、どかどかダメージ入れてぶっ潰すのがいいと思うっす。ただ、炎のブレス吐いてきたり、尻尾振り回したりしてくると、広範囲にダメージくるんで要注意っす」
 そして、ダンテは一同を見回した。
「鎌倉決戦前に、後顧の憂いを断つことは、マジ重要っす。ドラゴンはヤバヤバの強敵っすけど、ケルベロスの皆さんなら、きっと斃してくれると信じてるっすよ!」


参加者
アルビノ・リアドラゴン(ドラゴンズロア・e00246)
シャルフ・エリゾン(ウェアライダーのガンスリンガー・e00543)
鈴ヶ森・真言(心象監獄の司書・e00588)
アウィス・ノクテ(月夜の鳥・e03311)
マグル・コンフィ(地球人のキンダーウィッチ・e03345)
井之原・雄一(快楽喰いの怪物・e05833)
蔓葉・貴意斗(人生謳歌のおどけもの・e08949)
望・トマ(キュンキュンハンター・e09018)

■リプレイ

●総員、戦闘配置!
「先日に続いてまたドラゴン……私はついているな、こうも大物と巡り合えるなんて」
 地上に降り立ったアルビノ・リアドラゴン(ドラゴンズロア・e00246)が、すぐ前方に聳え立つ敵……赤銅色の鱗を持つドラゴンを見上げ、怖れげもなく呟く。
 御歳6歳の美少女、いや美幼女ながら、戦士の家系に生まれ厳しい鍛錬を重ねてきた人系ドラゴニアンのアルビノは、相手が何者であろうと怖れることはない。
「さぁ、行こう。街を破壊させはしない。お前は、此処で消えてもらう」
「……ドラゴン、行かせない。ここで止める」
 アルビノの右側に、ふわりと降り立ったアウィス・ノクテ(月夜の鳥・e03311)が、謳うように呟く。現実離れした儚い美しさを持つオラトリオの少女は、一見、苛烈な戦場とは不似合いとも思えるが、しかし、実際には不思議な調和を保っていた。それは、敵もドラゴンという、ある意味現実離れした存在だからかもしれない。
 続いて、彼女たちの少し左にシャルフ・エリゾン(ウェアライダーのガンスリンガー・e00543)が降り立つ。ハリネズミのウェアライダー少年のシャルフは、いかにも背伸びした少年らしくポケットに手を突っ込んで、余裕ありげなポーズを取っているが、全身のハリがちりちりと逆立っており、緊張感は隠せない。
(「初めての実戦だ。緊張するけど、この後には戦争が控えてるんだ。 ここで俺たちが突破される訳にはいかない」)
 内心、極めて生真面目に呟きながらも、シャルフは敢えてドラゴン相手にポーズらしきものを取り、格好をつけた口調を作って言い放つ。
「ち……ちょっとこの先でこれからパーティーがあるんだけど、お前にまで参加されると面倒だから、残念だけどここで足止めさせてもらう!」
 すると、シャルフの正面右、アルビノとアウィスの前方に、望・トマ(キュンキュンハンター・e09018)が飛びだし、ドラゴンに向かって楽しげに叫ぶ。
「さあ、ケルベロスのお出ましだよ。ドラゴン、まずはこの僕が相手だよ☆」
 いささか浮世離れした王子様系美形のサキュバス少年望は、びしっとポーズを取り、更にきらりんと歯を光らせる。アルビノとアウィス及びドラゴンは特に反応しなかったが、シャルフは素直に、何だか凄いかも、と感心する。
 そして、その間に鈴ヶ森・真言(心象監獄の司書・e00588)と井之原・雄一(快楽喰いの怪物・e05833)の二人が、少し間を置いて中衛に位置を取る。
「さてさて、何処ぞの駄王子の未来予知(笑)を外す為にも……此処で逝けやトカゲ」
 外見でか乳美少女、中身は転生したおっさんというギャップ持ちの真言は、ドラゴンの後方へ回り込み、彼(彼女?)に従うボクスドラゴン『ブラン』が、その前方に位置を取る。
 一方、見るからに軽薄美形という容姿のサキュバス少年雄一は、建物の陰に身を潜め、愛銃を手に不意打ちを狙う。
「どうでもいいんだけどさ、俺の誕生日って今日なんだよね。だからなにっていわれると困るけど、あんな誕生日プレゼントはいらないなって。どうせもらうんなら嬉しい物を、さ」
 位置的に、誰も聞いていないことが明らかなのに、雄一は言葉に出してへらへらと言う。
「ちなみに俺が嬉しい物は、銃カタログや、かっこよかったり渋い感じのお兄さんやおじさんだよ。よろしくね」
 ……よ、よろしくと言われても。
 更に後方、スナイパーの配置には蔓葉・貴意斗(人生謳歌のおどけもの・e08949)が、回復役メディックの配置にはマグル・コンフィ(地球人のキンダーウィッチ・e03345)が就く。
(「敵は強大。だからどうした。 強者が勝者、そんな道理はない」)
 外見は雄一と似た軽薄な感じを装う貴意斗だが、やはり出自がサキュバスかシャドウエルフかの違いは大きいようで、意外なほど求道者っぽい真剣な視線でドラゴンを見据える。そして彼も、身を隠して螺旋手裏剣を構え、不意打ちを狙う。
「なんとか……避難勧告区域外に出られる前に、倒してしまわないとですね」
 最後方に位置したマグルは、闘志よりも懸念というか、むしろ無事であれかしと祈るような視線でドラゴンを見やる。年齢8歳のマグルは、アルビノに次ぐ幼年組だが熟練したウィッチドクターであり、彼女とは違う意味でドラゴンを怖れてはいない。彼にとってドラゴンは、患者を助けるため早急に摘出する必要のある悪性の病巣のようなものだ。
 そして、降下して配置についたケルベロスたちを、ドラゴンが赤く光る目で、ぎろりと睨み回す。
「……!」
 次の瞬間、その巨大な顎が、ぐわっと開いて、猛火のブレスを吐き出した。

●激闘! ケルベロスVSドラゴン
「このシャツ、お気に入りだったのにな。クリーニング代は高くつくよ!」
 先頭真正面でまともにブレスを受けたトマが、きりっと目を据えて言い放つ。もっとも、彼のシャツは熱に弱い素材だったのか、一撃でボロボロに焦げ散っており、クリーニング屋に出して何とかなる、という状態ではない。
 一方、特に炎のダメージを受けたようには見えないアウィスが、高々と跳躍してドラゴンの顎下に飛び蹴りを叩き込む。
「……ゲキリンって、このへんだっけ?」
 呟きとともに放った一撃は、逆鱗に触れたかどうかは分からないが、ドラゴンの巨体を揺るがす。
「安定が悪いようだな。もしかして、立っているのがやっとか?」
 冷静に呟いたアルビノが、アウィスと同じぐらいの高さまで跳び、回し蹴りを叩き込む。実力はともかく、サイズ的には比較にもならないほど小さな少女たちの蹴りを受け、ドラゴンはゆらゆらと上体を揺るがす。
「けっこう、いけそうじゃねぇか?」
 建物の陰で呟いた真言が、口調を荘厳なものに替えて呪言を唱える。
「封印限定解放、心象監獄・封印図書館より貴様を招聘す、砕け『魔晶震羅』!」
 これぞ、彼(彼女?)の一族が代々受け継いで封印してきた古の異形を本と言う形で一時的に呼び出し、触れし者を石化させる魔弾を放つ監獄白書・魔晶震羅(プリズナー・シェイカー)の秘術。ドラゴンという難敵相手に出し惜しみは無意味と見て、真言はいきなり初手から最強の術を出した。
 もっとも、もともと複数対象の技なので、単体に対するダメージは少々劣るが、一撃で斃せるような相手でもなし。ここは高い命中率と石化効果が少しでも掛かれば、という作戦だ。
 そして真言の狙い通り、召喚された古書から放たれた魔弾は、ドラゴンの顔面を直撃する。
「ま、さすがに一撃で石化して動けなくなる、なんて甘い話にゃならんだろうが」
 呟きながら、真言は鋭い視線で敵を注視する。ちなみに『ブラン』は盾としての務めを十全に果たし、アウィスに向けられた炎ブレスを身を以て止めている。そのため、さすがに攻撃には回れず、この手番では自己回復を行っている。
 それに加えて回復役のマグルが、ブレスを浴びた前列へ、薬液の雨メディカルレインを降らせて癒す。
「オキシドール1本、入りまーす♪」
 きゅきゅっとボトルの蓋を開けて、ぽんと投げ上げた薬液が、本当にオキシドールなのかは不明だが、トマやシャルフの服や毛皮に燃えついていた炎が綺麗に消える。
「ふう、助かった」
 吐息をついて、シャルフは改めてドラゴンを見上げる。
「どちらかと言えば、銃の扱いの方が得意なんだが」
 そう言いながらシャルフは身構えると、バトルオーラの力を借りて手の甲から針を出し、ドラゴンに音速の拳を叩きつける。
「くらえっ、ハウリングフィスト!」
 シャルフの一撃は、ドラゴンの足首近くに決まる。高い位置に攻撃が入った時ほど大きく揺らぎはしなかったが、ドラゴンの巨体がよろめき傾く。
「よおし、僕も行くぞ!」
 シャツが焼けてしまい、裸の上半身にコートを羽織った姿になったトマが、ドラゴンの喉元に向かって大きく跳ぶ。
「いけえっ、指天殺!」
 バトルガントレットの指を突き出し、ドラゴンの喉元にずぶりと刺し込む。サイズ的には蚊が刺したようなものだが、籠められた理力がドラゴンを揺るがす。
「やったー! 本物のドラゴンの逆鱗に触れた! これは、人に自慢できるね☆」
 着地したトマは、きらりんと歯を光らせて笑う。
「それじゃ、こっちも」
 雄一が、一見無雑作に、しかし実際にはしっかり角度を計算し、かつ自身を最大限に敵から隠蔽して銃を構える。
「竜語魔法装填、燃えろ!」
 普通はドラゴンの幻影を出現させて炎を吐かせるドラゴニックミラージュを、彼は銃から弾丸の形で撃ち出す。空中で魔法が発動し、幻影のドラゴンがブレスを放つ。
「戦術の基本、それは敵の嫌がることをすること……なんてね、っす」
 少々板に付いていない感じの下っ端口調で呟きながら、貴意斗が物陰から螺旋手裏剣を投げる。狙いは、脚部の関節、靭帯などの機動力に影響を与える個所だ。
「巨体を支える脚部の損傷は、当然に攻撃行動にも支障を与える……っす」
 呟きながら、貴意斗は鋭い視線でドラゴンを見据える。すると、ドラゴンの巨体が大きく前へ揺らいだが。
「ブラァァァァン! 避けろぉぉぉぉ!!」
 真言が、いつになく切迫した声で叫んだ。ドラゴンは、半ば身体ごと倒れこんでぶつけるような勢いで、ボクスドラゴンのブランに向かって爪を叩きつけてきたのである。
「つ、潰されちゃった?」
 目を丸くして口走ったマグルを振り返り、真言が唸る。
「……一撃で潰れるほど、ヤワな育て方はしてねぇよ。だが、やべぇのも確かだ。しっかり癒してやってくれ」
「ええ、了解です」
 うなずいて、マグルは施術黒衣のポケットからバトルオーラをまとわせたメスを取り出し、ドラゴンの爪先から這い出たブランの負傷部位に投げつける。
「ウィッチオペレーション、発動します」
「ありがとよ」
 ブラン、おめぇの仇は討つぜ、死んでねぇけど、と、真言は目を据えて呪言を唱える。
「縄を以て貴様を禁ずる、動くな……動くんじゃねぇ、ってるんだよ!」
「ドラゴンの敵はドラゴン。同族から潰そうとする意図はわかる。しかし、外見からしか同族を認識できないとは、甘いな」
 アルビノが冷徹に言い放ち、低い位置になったドラゴンの顔面に地獄の炎を叩き込む。
「見知りおけ! 私は、ドラゴニアンにしてケルベロスの、アルビノ・リアドラゴン! 私が貴様を始末する!」
「見知りおいても……誰かに伝えさせはしない……冥土の土産ね……」
 ふふふ、と笑って、アウィスが澄んだ音、高く遠く、響く声で歌い始める。
「Trans carmina mei, cor mei……Discutio」
 それは、アウィスの必殺技、破壊のレチタティーヴォ。至近距離で敵対するものに歌い上げる、この世のものとも思えない美声。届いた歌は敵を打ち倒し、破壊する。
 既にダメージを受けているドラゴンの頭部、喉元、脚、そして全身至るところで鱗が弾け、頑健な身体にびきびきと亀裂が走る。
「す、すご……」
 少女たちが放つ強烈な破壊技に、一瞬、唖然となったシャルフだが、すぐに我に返って、自らの針を特製の銃に込める。
「俺もいるの忘れてもらったら困るぜ!」
 叫びながら、シャルフはドラゴンの頭部を狙って、必殺の針弾(しんだん)を撃ち放つ。
「俺の針の威力、味わいな!」
「よおし、じゃあ、僕は献身的なブランくんを癒やすよ……あ、そういえば、この子、男の子? 女の子?」
 まあ、どっちでもいいけど、と、トマはブランにウィッチオペレーションを施す。ボクスドラゴンは、きゅんと小さく鳴いて謝意を伝え、トマはにっこりと笑う。
「可愛いなぁ。僕の方がキュンキュンさせられちゃうじゃないか☆」
「おいっ、ブランはうちの子だぞっ! 誘惑すんな!」
 けっこう本気の声で、真言が叫ぶ。そこへ雄一が、笑いを含んだ声をかけてくる。
「回復弾、行くよ! もだえないでね!」
「きゅ~ん☆」
 サキュバスミストを撒く特製回復弾を受け、ブランが可愛くもだえる。まさかサキュバスにサーヴァントを誘惑されるとは、と、真言が頭を抱える。
 一方、貴意斗は真面目にドラゴンへ攻撃を仕掛ける。必殺技、硬鱗砕きを使うことも考えたが、ここは命中率を重視して毒手裏剣を選択する。
「息の根、止めるっすよ!」
 気合とともに、螺旋力で「DNA侵食毒」を精製した手裏剣が飛び、ドラゴンの眉間にどかどかと突き立つ。
 するとドラゴンの顎が、くわっと開いた。
「ブレスくるぞ!」
 シャルフが叫んだ次の瞬間、前列を炎が薙ぎ払う。トマがシャルフの、ブランがアウィスの前に立って仲間をかばう。
「キュンとしてくれたかな?☆」
 少々煤けた顔になりながらも、しっかりと歯は光らせて、トマが振り返ってシャルフに尋ねる。
「あ、ありがとう……キュンとしたよ」
 キュンとするというのは違う気もするが、シャルフは素直に答え、トマは満足そうな表情で目を閉じる。
「よかった……満足だ……☆」
「お、おいっ!」
 大丈夫か、と、シャルフは目を剥いたが、背後からマグルが容赦なく指摘する。
「大丈夫です。傷は浅い。ここは、私も攻撃に回りましょう」
 言い放つと、マグルは青いネクタイを翻して叫ぶ。
「凍てつく氷の礫よ、理力をまといて弾丸となれ!」
 理力で生成した氷の粒で狙った相手を凍りつかせるマジックボルトの一種、アイスボルトに直撃され、低い体勢ながらも身を起こしていたドラゴンが、力尽きたように、どさっと地面に横たわる。
 しかし、まだ死には至っていないと判断し、アルビノが電光石火の蹴りを放つ。
「これで逝け! 旋刃脚!」
 ドラゴンの眉間に痛烈な蹴りが決まり、鱗が飛び皮膚が割れ血が噴き出る。しかし、ドラゴンの目は光を失わず、前足を突っ張って身体を起そうとする。
「流石だ、まだ息があるのか。同族として褒めてやろう」
「では……とどめを……」
 呟くと、いったいどこに持っていたのか、アウィスが重たげなルーンアックスを、えいやっと振り上げる。
「……斬首」
 刃一閃、斧のルーンが輝き、巨大なドラゴンの首が胴から離れる。終わったな、と、真言が吐息をつく。
「状況終了……おし、駄王子潰しに行くか」
「そうだね……本当にキツいのはこれからだね」
 トマが真面目な表情で応じ、貴意斗もシリアスに呟く。
「やるべきことはやったっすね……それじゃ、次のやるべきことをやりにいくっすか」
 しかし、次の瞬間、雄一の能天気な叫びが雰囲気をぶち壊す。
「それじゃあ、いくぜ、鎌倉へ! 待ってろよ、エイン……ヘ……なんとかの王子!」

作者:秋津透 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2015年9月18日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 5/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 2
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