かすみがうら事変~鯨飲馬食の食物煉鎖

作者:鹿崎シーカー

「うぐぐぐ、うごおおおおおお! なんだ、なんだこの力は! ククク、いいぞ……いいぞッ!」
 めきめきと音を立て、少年の姿が変わっていく。その様子を目にした少年……シャイターンのシルベスタは、リスのような姿の植物を抱えてふっと笑った。
「おめでとう。君は進化の淘汰を耐え抜き、生き残る事が出来た。君に与えたのは楽園樹『オーズ』の種。アスガルド神に至る、次なる進化の種なのだ」
「アスガルド神……なんだかわからんが……クク、俺は、最強になったんだァァァ!」
 不良少年の叫びと共に、周囲の建物が崩壊していく。
 次の瞬間、街は緑に覆われていった。

「緊急連絡だよー! 攻性植物が暴れ出したって!」
 わたわたとしながら跳鹿・穫はケルベロスたちに資料を配る。
 突然入った緊急連絡。それは、かすみがうらの攻性植物事件の裏に、楽園樹オーズとその種を利用するシャイターンの暗躍があったというものだった。
 このシャイターンは、様々な事件を生き残った不良たちに、強力なオーズの実を与え、かすみがうら市街で事件を引き起こすようだ。街の市民は植物に捕らわれ、グラビティ・チェインを吸い上げられている。
「このままじゃあみんな死んじゃう! だから早く、この攻性植物を倒してほしいんだよ!」
 攻性植物化した不良は、3mほどある巨大な植物になっており、多種多様の食虫植物が合体したような奇怪な見た目になっている。そんな彼の影響を受けたためか、周りの建物も軒並み植物化しているので、警戒していなければ奇襲を受ける可能性がある。
 また、囚われた市民は200人ほど。とりついている植物をはがせば救助ができるが、そうすると攻性植物に存在を気づかれてしまい、こちらからの奇襲ができなくなってしまう。ただし、攻性植物を撃破できれば、市民を捕まえている植物は消えるので、救助自体はやらなくても問題ない。
 それと、このエリアでは妙な液体がそこかしこからわき出している。奇襲する際は、足元にも注意してほしい。
「大変なことになっちゃったけど、このままだとかすみがうらが植物園になっちゃう。街と街の人を守るためにも、がんばってね」


参加者
三和・悠仁(憎悪の種・e00349)
蒼魔・将宗(恋と浪漫と勇気の詩・e00932)
ルア・エレジア(まいにち通常運行・e01994)
シヲン・コナー(清月蓮・e02018)
ペーター・ボールド(ハゲしく燃えるハゲ頭・e03938)
白銀・ミリア(唐突に生える俺っ子設定・e11509)
クー・ルルカ(三上菖蒲・e15523)
バジル・サラザール(猛毒系女士・e24095)

■リプレイ

●隠密気流
 茨城県南部、かすみがうら市。
 蓮根と梨の品質で有名な、ふたつの街が合併してできた街。攻性植物による事件が、数多く起こった街。
 そして今現在、シャイターンの謀略によって緑に飲まれた街である。
「それにしても、ひどいね……」
 植物化した街を見まわし、クー・ルルカ(三上菖蒲・e15523)は悲しそうに目を伏せた。戦化粧をした顔には、言葉にはし難いやりきれなさが浮かんでいる。背中についた蝶の羽も、心なしかしぼんで見えた。
 仲間とともに気流をまとって姿を隠し、獣道を行く強行軍。枝や茂みがないから進みやすいが、その分気になるのが……。
「気味の悪いところよねぇ……行けども行けども、食虫植物……」
 足元に注意しながら、バジル・サラザール(猛毒系女士・e24095)はそこらじゅうに生い茂る植物を見る。
 地面から壁、ビルの屋上に至るまで、びっしりと埋め尽くされた『口』の群れ。二枚貝のようなものから、袋状のもの、さらには赤いトゲが生えたもの。形も大きさもまちまちだが、その全てが共通して、『食らう』ものであることは、言われずとも察せられた。
 閉じられた巨大なハエトリグサから伸びる腕に、バジルはそっと手を合わせる。
「ごめんね、もう少しだけ我慢してね……」
「クソッ、見れば見るほどイカしてないぜ。これなら助けてって言われる方がマシだ……」
 ペーター・ボールド(ハゲしく燃えるハゲ頭・e03938)が、苦々しい表情を怒りで震わせた。街に救助の声はなく、不気味な静寂に閉じられている。時折する音と言えば、自分たちの足音と植物から妙な液が垂れる音。液から漂う匂いにつられて、シヲン・コナー(清月蓮・e02018)のマントから、白い竜が首を伸ばした。
 シヲンは、周りの植物に溶け込んだように見える迷彩色のマントに相棒の頭を押し戻す。
「ポラリス。液体には絶対触れるな。あとその辺の植物にじゃれつくな。お前の所為で見つかったらおやつは抜きだ。もうここは戦場なんだ、気を引きしめろ。ルア、君もだぞ」
「へぁっ!? お、俺はなんもしてないだろ!?」
「じゃあ、見とれてないで歩いてください」
 ねこじゃらしに似た植物を見ていたルア・エレジア(まいにち通常運行・e01994)の背中を、三和・悠仁(憎悪の種・e00349)がそっと押す。さらにその後ろでは、蒼魔・将宗(恋と浪漫と勇気の詩・e00932)が自分の服を見下ろしていた。
「にしたって、まさかこの年で学生服再びたぁなぁ……ミリアは結構似合ってっけどさ、ペーター。お前どっちかってーと教師だよな」
「まぁ、この歳だからな……俺も学生服着る羽目になるとは思ってなかったぜ。将宗もまだまだイケるし、ミリアはピッタリ似合ってる。二人共イカしてるぜ!」
「へへぇ、一足先に学生服デビューってのも悪くねぇな。ペーターもそーまも似合ってんじゃん。今は先輩って呼んでやろーか? ははは」
 白銀・ミリア(唐突に生える俺っ子設定・e11509)も含め、学生服姿の三人に一同が苦笑する。
 八人は特殊な気流をまとって隠密行動をしているのだが、これを発生させるために、八人中五人が学生服、二人がロングコートという装いになっている。……仕方ないとはいえ、少々奇抜な絵面だった。
 学生姿の悠仁は口元の笑みを消すと、仲間たちに合図を出した。
「さて、おしゃべりはこの辺にしましょう。……いますよ」
 ビルを覆う植物と、そこから垂れる液体に気をつけながら、角から少し顔を出す。少し離れた場所に、一本の樹が見て取れた。
 無数の食虫植物が絡み合ったような不気味な姿。中央には不良少年が核のように埋まっている。この街を飲み込んだ元凶、件の攻性植物だ。
「……バレてないな」
「うん。……じゃあ、始めようか」
 悠仁の隣で、クーの瞳がギラリと光る。同時に、八人はそれぞれの武器を手に取った。
「雑草掃除っ!」
 全員が、一斉に地面を蹴って走り出す。
 密林となった街に君臨する捕食者に、真っ直ぐに突撃した。

●VS暴食の緑鬼
 塔のごとき様相となった植物に埋もれた不良は、ひとりほくそ笑んでいた。
 浅黒い肌のガキから受け取った、オーズの種とかいう物体。それを手にしてからというもの、体の奥から力が湧いてくるのがわかる。しかもその感覚は、街ごと捕まえたエサの命を吸って、さらに強くなっていく。アスガルドだかなんだか知らないが、この力さえあれば、神になれるに違いない。
 不良の笑顔が、どんどんゆがむ。人ならざる力に酔った少年は……その頬を、浅く斬りつけられた。
「いっ……ぐわあああああ!」
 裂かれた頬を、青い炎がちろちろなめる。不意打ちで襲って来た痛みに、取りついた植物がガサガサゆれた。
「戯れせんとや、生れけん」
 悠仁が走りながら指を動かす。蒼炎をまとったナイフは、空中で向きを変えると、ピラニアのごとく不良に飛びかかった。
「まずは、一撃……!」
「イカすぜ悠仁ィ!」
 ペーターは走りながら、爆破スイッチを手の中で回す。バジルは足元から輝く星座が浮かぶと同時に、同じく爆破スイッチを手に取った。
「ペーターさん? こっちも準備完了よ!」
「お前もイカしてんなバジル! それじゃあ……お前らもイカして来いッ!」
 同時に、握ったスイッチを押すふたり。カラフルな爆風が仲間たちの背中をたたき、その進軍を加速させる。
 自ら電気ショックを浴びながら、シヲンは横目でルアを見た。
「それじゃあ僕は行くけど……ルア、油断だけはしないでくれよ?」
「任せとけって! おいでぽらりん!」
 脱ぎ捨てられたマントの下から、白毛の竜がぴょんと飛ぶ。甘えるように頬ずりしてくるポラリスの頭をなでてやり、死神の鎌を振り上げた。
「ってェ……なんなんだよ、テメーらはよォォォォ!」
 怒りの形相で不良が叫ぶ。地から、ビルから、体から。巨大なハエトリグサが、大口を開けて飛んでくる。地獄と化した翼を広げ、将宗は刀を引き抜く。凍った手に触れた刃が冷気をまとい、ハエトリグサに食い込んだ。
「ふっ!」
 一瞬にして凍結する植物を、その氷ごと斬り砕く。二撃、三撃とくり出すとたびに、ハエトリグサは砕け散り、茎から根元へどんどん凍りついていていく。ハエトリグサを中心に、氷河となっていく草原を、ライドキャリバーのボルが踏み荒らした。
「突っ切るぜ、クー! しっかりつかまってな!」
「うん……! シヲンさん、こっち!」
 ボルを操るミリアの背中にしがみつきつつ、クーはシヲンに手を伸ばす。ひとり分の体重が増えたのを感じ取ったミリアは、ボルのハンドルを強くひねった。
 黒いボディにペイントされた、火の紋様が浮き上がる。たちまち火の車となったボルは、ハエトリグサを踏み台にしてジャンプした。
「今だ……いっけぇぇぇ!」
 ミリアの声を背に、クーとシヲンがボルの車体に足をかける。シューズに火が燃え移ったのを確認したふたりは、空を走るバイクを蹴りつけ……隕石のごとく、落下した。
 燃える足が地面を打ちつけ、根づく緑を炎で包む。ローラーダッシュの要領でシヲンとクーは不良の周りを円を描くように滑走。絶望しない魂の歌とともに、捕食者たちの草原を、焼け野原へと変えていく。
「な、何しやがる! やめろッ!」
 すぐに燃え尽き、灰と焦げ臭さを残す草原に、不良は袋状の植物を動かした。袋にフタをしていた葉が開き、透明な液体をごばっと吐きだす。クーとシヲンに食らいつこうとする液体を、悠仁のらせん状の冷気が凍らせた。
「ガタガタ喚くな。お前の力とやらは、この程度か?」
「ってか、まだ口聞けるか? 頭動いてる?」
「……ナメてんのかオラァァァ!」
 軽口を叩く将宗に毛の生えたツルが伸びる。弧を描く刀でそれを切断し、学生帽を軽くおさえた。
「そっか、意識あんのか。……助けらんなくてすまねぇ」
「だから! 何わけわかんねーこと言ってんだ! すっぞコラァ!」
 灰に覆われた地面から、透明な液体が噴水のように噴き出した。生き物のようにのたくる液体の群れのスキマから、バジルは指鉄砲を差し向ける。その指先に影が集まり、弾丸の形に姿を変える。
「はい、ばーん!」
 影の弾が回転しながら液体の林をすり抜ける。腹をうがたれ、体を折る不良の目の前に、ルアの軽い笑みが現れた。
「ヘッズ・アップ!」
 衝撃波となった声が、アッパーとなって不良を撃ち抜く。強制的に上を向かされた不良の胸に、ミリアは回転の力を乗せた拳をたたきこんだ。
「ぐふ……っ」
「ぃよっしゃ! 入った!」
 腕に伝わる感触に、さらにぐっと拳を握る。そのまま腕を引き抜こうとして……ミリアは、目を見開いた。
「は? あれ? ……ぬ、抜けねぇ……?」
 ぐっぐっ、と腕を引くが、離れない。異変に気づいた悠仁が、暗器に指令を出して切っ先を不良の頭に据える。風を切って飛ぶナイフは、ツル状の植物に捕まった。
「ぐっ……くくっ…………やってくれるじゃねえか、味なことをよ……この、この……!」
 ばっと不良が顔を上げる。憤怒に染まった三白眼が、ケルベロスたちをにらみつけた。
「便器にブチこまれた腐れ残飯共がアアアアアア!」
「ミリアさん! 手を引っ張って!」
 咆哮する不良とミリアの手。ふたつをつなぐ液体を、クーの剣が断ち切った。
 近くにいたルアとともに、退避するふたり。その足首に、ハエトリグサが噛みついた。
「おい、お前ら!」
「大丈夫! こんなのすぐにビィィヤァーンって……」
 ペーターに手早く返事を返し、チェーンソー剣をかかげる。だが。
「逃がすかボケが! オォォォズ! 俺に力を、寄越しやがれぇぇぇ!」
 不良が叫ぶと同時に、地面がバキバキと音を立てて砕け散る。灰の積もったアスファルトを割って現れたのは、焼かれたはずの植物の群れとねばつく液体。ケルベロスたちに食らいつき、植物たちは戦場を丸ごと飲み込み始める。
「……野郎ッ!」
 悠仁の悪態を最後に、辺りが緑で埋め尽くされる。ペーターはギリッと奥歯を噛みしめ、地獄の頭を輝かせた。
「まだ……寝るには早えぞ……! 起きろ、お前らァァア!」
 太陽よりも強い光が、緑の海を照らし出す。種の力で傷を癒やした不良は、顔にあざけりの色を浮かばせ……顔を、こわばらせた。
 植物の底から響く、渾身のシャウト。去り際の冬を引き戻す魔力の声が、緑の海を氷河に変える。瞬間、影の斬撃とともにバジルと杖から雷を放つシヲンがそれぞれ氷を吹き飛ばした。
「ふぅー……死ぬかと思ったわ」
「生きてるなら何よりだ。ルア、ポラリス!」
 氷河からカラフルな爆風が吹きあがる。パラパラと散る欠片の中から、子竜とルアが顔を出した。
「生きてるよ! 行くぜ、ぽらりん!」
 一緒に埋められた二人を引っこ抜き、ポラリスとミミックのどるちぇを連れて走り出す。同じく氷からはい出した悠仁は、シヲンから受け取った彼手製の手榴弾に、地獄の炎を注ぎ込んだ。
「ちょっと借りるぜ……戯れせんとや、生れけん」
 青い火花を放つそれを、思い切り投げ飛ばす。仮初の命を持った爆弾は複雑な軌道を描いてバジルの影弾に接触、炎を燃え移らせる。迎撃に放たれた植物を全て回避し、不良に激突。吹きだした閃光ごと、ブレスと財宝、ルアの鎌が切り裂いた。
「あらあら、うふふ。よく聞いてるみたいね」
「んじゃあ、そろそろトドメだな。いくぜ、将宗先輩! クー!」
「俺の分も頼むぜ、ふたりとも!」
 叩き割った氷河から引き上げた将宗とクーの手をつかみ、ミリアはコマのように回る。全力で投げるのに合わせ、ペーターは爆破スイッチを押す。虹色の追い風が、ふたりを一気に加速させた。
「やれやれ、問答無用でぶん投げられたけど……いけるか?」
「うん。ボク、剣も使えるんだ!」
 空を駆けながら笑みを交わし、剣を手にする。涙をためた不良の死角を突いた剣が、なおも抵抗しようとする植物を断つ。
 防御を突き崩された不良を、凍れる魔刀が斬り捨てた。

●陰謀渦巻く神の種
「やったぁ! やったよミリアさん!」
「おーう、よくやった! 相変わらず超美声だなオイ!」
 飛びつくクーの頭を、ミリアはわしわしなでる。ぱたぱたはばたく羽が鱗粉を散らし、腰より長い髪を光らせる。リボンの解けた髪をすいてやりながら、ミリアは奥のふたりに手を振った。
「先輩方もあんがとなー! さすが、頼りになるぜ!」
「おうよ! お前もイカしてたぜ! っつーことでルア、お前も救助を手伝いやがれ!」
「あー、ちょっと待って! ……なぁーシヲン、いいだろー? ぽらりん、ちゃんといい子にしてたしさぁー……」
 ペーターに首根っこをつかまれたまま、ルアは抱えたポラリス共々シヲンを見つめる。救出した一般人を検診していたシヲンは、仕方ないなとばかりに肩をすくめた。
「……わかったよ。後で牛串あげていいから。君も、植物にはじゃれつかなかったしな」
「だからじゃれつかねーって。なぁぽらりん?」
「嘘つけ。猫じゃらしみたいなのじーっと見てただろうが」
 地獄の翼をはためかせ、一般人を担いだ将宗が降りてくる。手際よく寝かせていく将宗に、ルアは慌てて抗議する。
「べっ、別に見てなんかねーし! つか、俺は猫じゃなくて黒豹だっつーの!」
「似たようなもんだろ。おら行くぞ。イカす救助タイムの始まりだ」
「納得いかねえええええ!」
 騒がしく去っていく三人を、悠仁は横目でじっと見る。目頭をちろちろなめる蒼炎を眺め、バジルは凍った植物を回収しつつ顔を上げた。
「どうかした? もしかして……うらやましい?」
「いえ……なんでもありません。それよりバジルさん」
 戻した視線を、今度は足元に向ける悠仁。そこに転がっていたのは、氷に閉ざされ、ミイラのようになった不良の死体だった。
「これ、どう思います?」
「……それかぁ。そうねぇ、単純に考えたら、アレしかないわけだけど……」
 あごに手を当てつつ、バジルは蛇のような緑髪をゆらした。
 止めの一撃が不良に叩きこまれた直後、凍っていく彼の死体から、ある物体が飛び出した。
 実……あるいは、種を連想させる、輝く何か。それが不良の体から抜けた瞬間、不良と不良を取り巻く植物が、急速に枯れ始めたのだ。まるで、命を根こそぎ吸い上げられたかのように。
 実の方はどこかへと飛び去ってしまい、行方知れず。残されたのは、やや弱った市民と凍った植物群だけだった。
「あれが、話にあったオーズの実、なんでしょうか……」
「うーん……多分そうだと思うんだけど。まぁ、今考えても仕方ないわ。ひとまず、救助を手伝いましょ? 街のヒールはその後ね」
 サンプルを入れたカバンを拾い、すたすた歩きだすバジル。悠仁は、しばらく実の飛び去った空を見上げていたが、気を取り直して立ち上がり、白衣の背中を追いかけた。

作者:鹿崎シーカー 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2016年3月8日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 10/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 1
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