ドラゴン強襲

作者:そらばる

 白昼の海浜都市に突如あらわれたのは、翼を持つ巨大な爬虫類だった。
 目撃した群衆の誰かが呆然と呟いた。ドラゴン、と。
 ドラゴンは見るからに獰猛そうなあぎとを開いて、天に向けて咆哮した。
 この世ならざる大音声に、地上に恐慌が駆けめぐる。
 ドラゴンは、逃げ惑う人々にも多少の障害物にも頓着せず、悠々と侵攻を開始した。踏み込む一歩一歩でインフラに深刻なダメージを与え、歩行のついでに振るった腕や尾で周囲の建築物をなぎ倒しながら、一直線、人口の集中する街の中心部へ。
 絶望的な蹂躙が始まった。

「予知っす、出番っす!」
 オラトリオのヘリオライダー、黒瀬・ダンテは、大慌てで室内に駆け込み、ケルベロスたちを見回した。下っ端口調と下っ端気質のせいでやたらとチャラいが、端正な顔立ちは切迫した事態にふさわしく、シリアスに引きしまっている。
「千葉県の幕張地域に、ドラゴンが出現するという予知があったっす。コイツは先の大戦末期に、オラトリオによって封印されてたはずなんすけど、どういうわけか今回、復活してしまうんすよ!」
 誰が、あるいは何が原因なのかまではわからない、とダンテは言う。なんにせよ、いま重要なのはデウスエクスから人々を守ることだ。
「ドラゴンは復活したばかりなんで、グラビティ・チェインが枯渇してる状態らしくて、どうも飛行できないみたいっす。そんで、街を破壊しながら、人がたくさんいる場所まで移動して殺戮しようとするんす」
 目的はもちろん、グラビティ・チェインの略奪。より多くの人間を狩り、枯渇した力を取り戻そうとしているのだ。
「コイツが力を取り戻したころには、街は廃墟っす。しかも飛行できるようになって、どっかに飛んでいっちまうっす。そんなことになる前に、弱ってる状態のまま手早く撃破しちまうのが吉っすよ!」
 ドラゴンは体長10メートル程度。炎の息を吐いて攻撃してくるほか、手足の爪での強力な単体攻撃、太い尻尾を振るっての全体攻撃をしかけてくる。弱体化しているとはいえ、ひとつひとつが強力で厄介だ。
「ドラゴンが現れるのは海浜公園っす。かなり広いし全体的に芝生の平地なんで、わりと戦いやすいんじゃないかと思うっす。ここに現れた直後にドラゴンを叩いて欲しいっす。ただ、公園には背の高い建物とか遮蔽物とかはあんまりないんで、おびき出すなり迎え撃つなりして、多少市街地にはみ出して戦うのもアリっすね」
 公園から街の中心部への針路には、大小様々な建物が密集しており、ドラゴンの背を越えるビルも少なくない。
 街への被害は気にしなくていい、とダンテは頼もしく請け負った。
「市民に対しては避難勧告を出しますし、街は破壊されてもヒールで治せるんで、ある程度の被害は織り込み済みっす。皆さんは心おきなく大暴れして、完膚なきまでにドラゴンをねじ伏せちまってくださいっす!」
 期待と尊敬を込めてケルベロス達へ無邪気に注がれるダンテの眼差しに、近衛・翔真はむずがゆそうに苦笑し、それから気合いをこめて手のひらと拳を打ち合わせた。
「初戦の相手がドラゴンとは、腕が鳴るな。ここはひとつ、ケルベロスの力で、究極の戦闘種族とやらの鼻っ柱をへし折ってやろう!」


参加者
三神・カズト(目覚めた竜人・e01148)
九重・心(黒狐術士・e01718)
セラス・ブラックバーン(竜殺剣・e01755)
エッカ・デック(地獄の鐘・e02211)
アスベル・エレティコス(ドワーフの鎧装騎兵・e03644)
ラピス・ウィンドフィールド(天蓋の綺羅星・e03720)
グロウリー・グラウルス(ドラゴニアンの降魔拳士・e04978)
相良・美月(オラトリオの巫術士・e05292)

■リプレイ

●ウイングチェイス
 白昼、無人の海浜公園。見通しの良い、平和を絵に描いたような芝の平野に、忽然と現れた赤いドラゴンの姿はあまりに現実離れしていた。
「や、やっぱり大きいですねぇ……」
 相良・美月(オラトリオの巫術士・e05292)は10メートルはあろうかというその巨体を見上げ、不安と恐怖に芳しくない顔色をさらに青くした。
 予知された公園に集ったのは、5人のケルベロスだった。全員が各々の種族の特質である翼を広げ、ドラゴンが出現する瞬間を飛行状態で待ち受けていたのである。
「早速で悪ぃが、まずは軽く挨拶といくぜ。――くらえッ!」
 先手必勝とばかり、三神・カズト(目覚めた竜人・e01148)は、早々に得意の剣技でドラゴンの頭に手加減攻撃を叩き込んだ。
 ドラゴンはこうるさそうに、眼球をゆるりと動かした。茫洋としていた眼差しが、ケルベロスたちの姿を捉え、徐々に理解の色を帯びていく。
「寝起きの奴ァ、反応が鈍くていけねェや」
 エッカ・デック(地獄の鐘・e02211)は、隆々とした筋骨と翼を駆使してドラゴンの顎下に潜り込み、デストロイブレイドで追い討ちをかけた。
 強烈な衝撃に、ドラゴンは頭を軽くのけぞらせた。その頭部がゆっくりと元の位置に戻った頃には、爬虫類特有の長細い瞳孔は、早くも殺気をみなぎらせていた。
「よっし、かかった! とっとと場所を移そうぜっ」
 セラス・ブラックバーン(竜殺剣・e01755)は遠距離からフレイムグリードを叩き込みながら退却の姿勢に移行する。
「喰えるものなら喰ってみるがいい!」
 グロウリー・グラウルス(ドラゴニアンの降魔拳士・e04978)も同じく螺旋氷縛波を駄目押ししつつ、公園の出口へと翼を翻す。
 連続する魔法のつぶてを浴び、ドラゴンは怒りを解き放つように咆哮した。姿勢をぐっと低くかがめたかと思うと、恐ろしい瞬発力でもってケルベロスたちに飛びかかってくる。
 5人は空の利を生かし、一塊となって全速力でドラゴンから逃げた。公園を抜け、市街地に至り、建物と建物の間をかいくぐりながら、一目散。途中、背後からドラゴンの爪が伸び迫り、ひやりとする瞬間もあったが、あらかじめルートを決めておいたことが功を奏し、追いつかれることなく逃走に成功した。
 『飛べる者がドラゴンを引き付け、飛べない者の待機する大通りに誘導する』という計画通りに。
 一般人のいない閑散とした大通りは、上下各二車線の車道が敷かれ、その左右には大小さまざまなビルが立ち並んでいる。ドラゴンがその場所にたどり着いた時には、誘導役の5人はすでに散開し、各々が決めた所定の場所に身を潜めていた。
 ただひとり、道の中央でドラゴンを正面から出迎えたのは、アスベル・エレティコス(ドワーフの鎧装騎兵・e03644)。彼は小さな体を戦言葉で硬化させ、厳かに戦闘の再開を告げる。
「……此処を通りたくば押し通れ。さもなくば貴様の未来は死であるぞ」
 次の瞬間、魔力を帯びた咆哮が一帯をこだまし、ドラゴンは軽く身をすくめた。黒狐のココが変化したファミリアロッドを手に、ビルの屋上に待機していた九重・心(黒狐術士・e01718)のハウリングである。
「究極の戦闘種族と相見えることになるなんて思わなかったけど、俺は身を尽くして戦うだけだ」
 新手に気を取られたドラゴンの死角を突いた者がいた。
「こっちだ、デカブツ!」
 近衛・翔真(ウェアライダーの螺旋忍者・en0011)は自慢のエアシューズで瞬く間に滑り込むと、暴風をまとう強烈な回し蹴りを放ち、鮮やかな身のこなしですぐさまその場を退いた。
 360度からの間断ない攻撃に、ドラゴンの苛立ちは増していくばかり。ケルベロスたちを殲滅せねば気が済まぬとばかりの殺気だ。
「大人しくお家に帰るつもりは……なさそう? それなら消すまで!」
 ラピス・ウィンドフィールド(天蓋の綺羅星・e03720)はつぶやくと、長いポニーテールときつく結んだバンダナをたなびかせながら、待機していた屋上からためらいなく身を躍らせた。ドラゴンの背に飛び乗ると同時に、渾身のラピス・シュトロームが炸裂した。

●ドラゴンファイト
 立て続けにセラスが屋上の手すりを蹴って飛び出す。ラピスがドラゴンの背から飛び退くのと入れ替わりに、ドラゴンの頭部を上空からのブレイズクラッシュが襲った。
「やっぱ羽に頼ってちゃこの火力は出ないぜ!」
 セラスはクラッシャーならではの強烈な手応えに満足しながら、攻撃のために一度畳んだ翼を広げて、軽く体勢を立て直しつつ退いた。
「ドラゴンにみすみす餌をくれてやるわけにもいきません。地獄に堕ちてもらいましょう」
 グロウリーは地上から螺旋氷縛波でドラゴンの足元を狙った。一度戦いを仕切り直したため、同じグラビティでも見切られないと踏んでの攻撃だ。果たして、ドラゴンはこれを避けられなかった。
「味わってもらおうじゃねェの、俺の地獄をよォ!」
 エッカはドラゴンを取り囲む一同の動きを見極め、包囲の薄くなりがちなところに身を置くことを心がけながら、左目から紫の炎を噴出させて体全体を包み込ませた。
「おっ。考えることは同じだな、トカゲのオッサン」
 カズトは屋上から戦場を眺めおろしつつ、同じくインフェルノファクターで地獄の炎をまとって己を強化した。
「うぅ……い、いきますっ」
 美月は大通りで遠巻きにふるふる震えながらも、禁縄禁縛呪を放った。半透明の『御業』が豪快にドラゴンを捕縛する。
 ドラゴンは忌々しげに両眼を細め、ぐうぅと胸を膨らませた。次の瞬間、膨大な炎が放たれた。ドラゴンブレスは屋上にいる心を焼いたかと思えば、斜めに薙ぎ払うように地上の美月にまで及ぶ。しかしあわやのところをアスベルが庇い、美月は事なきを得た。
「この状況でまず後衛を狙うか。奴め、わかっておるわ」
 ダメージを肩代わりしたアスベルは、ニヤリと不敵な笑みを浮かべた。
 炎を吐き終えたドラゴンに、ケルベロスたちの攻撃が殺到する。
「俺の地獄は、この炎は竜を殺す剣だ! 大切な人達を守れる、正義の味方になってやるぜ!」
 セラスが地上を駆け抜けながら地獄の炎弾を叩き付け、
「竜の炎はあなただけの専売特許ではありませんよ」
 グロウリーのドラゴンブレスは優雅に、しかし執拗に脚に吹きかけられ、
「ドラゴンと炎勝負か、面白い!」
 翔真もまたグラインドファイアで加勢し、
「私は、必ずあなたを倒す!」
 再び高所から飛び込んだラピスは、月光斬で腱を絶って動きを鈍らせ、
「街の被害考えなくっていいってェのは楽でいいぜ」
 仲間が退いた瞬間を狙って振り下ろされたエッカの鉄塊剣は、道路をえぐるほどの威力を叩き込み、
「これぞ雲耀の太刀ッ!」
 エッカに合わせた絶妙なタイミングでドラゴンの頭上から飛び込んだカズトが、示現流改伝・殺魔雖井蛙で三連撃を披露すると、
「流石にこの図体で飛ばれでもしたら面倒であるな」
 ドラゴンの背後に回ったアスベルがフォートレスキャノンを撃ち込み、
「えと、えと、ど、どどどどうしよう」
 美月はおどおどしながらも、黄金の融合竜を召喚して攻撃を重ね、
「氷河の精霊よ、汝らの世界を具現せよ!」
 心はアイスエイジで精霊を呼び出し、ドラゴンの巨体を氷の内に閉ざした。

●ファイヤーカーニバル
 咆哮が、ドラゴンを閉ざす氷を割った。
 今度の反撃はストレートだった。ドラゴンは一瞬体を丸めると、物凄い勢いでぐるりと全身を回転させ、太く長大な尾で360度、周囲をもらさず薙ぎ払ったのだ。前衛に位置していたカズト、セラス、アスベル、ラピス、翔真はもろともはじき飛ばされてしまった。
 前衛が崩れ、ぽっかり生じた空白に、どこからともなく光線が差し込まれた。巨体を支えるドラゴンの片腕が、崩れるようにくじかれる。
「デカくて煩いヤツ……先に寝ててくれないかなぁ」
 射程内ギリギリの位置にある建物の中から、音もなくサイレントレイを撃ち込んだディクロは、のんびりとつぶやくと都市の様子を見回りに人知れずその場を去った。
 攻撃を受けた者の中でも、一撃で深刻なダメージを負ってしまった翔真を、癒しのオーラが包み込む。
「フォローするわ。しっかりなさい」
 気力溜めで翔真を癒した舞彩は、そっけなく突き放すような口調で、しかしどこか優しげに、ケルベロスたちに薄く微笑みかけた。
「あっい、いま回復しますねっ」
 美月もすかさず、二度目の攻撃をもらったアスベルを護殻装殻術でフォローする。
 セラスはインフェルノファクターで、自分の傷を回復するとともに自身を強化し、大詰めに備える。
 エッカは敵に攻撃を見切られぬようドラゴンブレスに切り替えて、なおも炎を重ねていく。
 心はドラゴニックミラージュを放ち、ドラゴンの幻影で敵を焼き捨てる。
 カズトもまたブレイズクラッシュで、炎とともに大ダメージを叩き込む。
 アスベルは高速で体を回転させながら突撃、ドラゴンの硬い表皮をえぐりこむ。
 翔真は遠距離からの螺旋氷縛波。
 ラピスはチェーンソー斬りで、溜まりに溜まった異常状態を後押しする。
 グロウリーも立て続けにジグザグスラッシュを放ち、駄目押しを加える。
 度重なる炎の攻撃はドラゴンを苛み、体を動かすたびにその身を焼いていた。しかし弱っても究極の戦闘種族。ぎらつく眼差しに、戦意は死んでいない。隆々たる胸部が再び膨らみ上がる。
「――ッ、気ぃつけろっ、ブレスが来るぞ!」
 ドラゴンの動きを注視していたセラスが警告を叫んだ。しかし時遅し、強烈な炎の波が心と美月を再度襲った。心は歯を食いしばり、美月は悲鳴を上げながらも、灼熱に耐える。
 二人とも、一撃目をくらった時とは足場を変えていた。それでもドラゴンは的確に狙ってきた。いったん尾の攻撃をはさんできたのも、後衛を狙っての戦略だったのだ。

●アフターハッスル
「同じ能力値のグラビティを連続して使用しなければ、命中率は下がらない……当然といえば当然だが、敵に使われると嫌らしいな……!」
 うっかりと素を出しながら、グロウリーは死角から近づき、十分に傷を負わせたドラゴンの脚に、指天殺でなおも刃を突き立てた。
「熱いよう……おうち帰りたいよう……でも、頑張らなくちゃ……」
 絶え絶えに息をつきながら、美月は護殻装殻術で献身的に心を治癒した。しつこく残る炎もまた消えていく。
「俺たちの力をみくびるなよ、デウスエクス!」
 二度に渡る炎のダメージからなんとか立ち直った心は、九重式戦闘用強化術で回復を重ね、己自身をも強化する。
「みんなもう少しだ! こいつ、かなり弱ってるぜ!」
 獣撃拳を叩き込んだ翔真は、その手応えとドラゴンの反応の鈍さに、犬歯を見せてにやりと笑った。
「何故このタイミングで復活したのか、興味深いが構っている余裕も無いか」
 アスベルは淡々とフォートレスキャノンを発射しながら、惜しむようにぼやいた。
「傷なんて、舐めれば治る……街を壊される痛みに比べれば、なんでもない!」
 ラピスは決然とつぶやきながら、再度、跳躍からの攻撃で急所を突く。
「示現流は初撃を躱せばそれで終わりだと思ってねえか? この刃は魔を殺すまで止まらねえ! 避けれるもんなら避けてみやがれッ!」
 カズトは再び示現流改伝・殺魔雖井蛙を放つ。無駄のない連撃が、ドラゴンにさらなる枷を科す。
「全部纏めて焼き尽くす! ドラゴンステーキにしてやるぜ! アビスフェニックス!」
 セラスは全身を地獄の炎で覆い尽くし、黒い不死鳥となって突撃する。
「シャアァァァァァァァァァァァッ!!!!」
 エッカの口から猛烈な火炎の奔流と爆熱風が放たれ、ドラゴンを焼き尽くさんと飲み込む。
 炎がやんでなお、ドラゴンは立っていた。しかし数々のグラビティによるダメージが降り積もった体は、もはや思うように動かぬようだった。
 ケルベロスたちは手を緩めない。
「復活して早々悪いが、消えてもらうぞ、不死なる竜よ」
 アスベルはスピニングドワーフで、
「天空よりラピスが命ず、蒼き風よ来たれ!」
 ラピスはラピス・シュトロームで怒涛の追い討ちをかけ、
「これで仕舞いだ、デウスエクス!」
 勢い走りこんだ心の、強化された旋刃脚がドラゴンの急所を捉えた。
 ドラゴンは長い首を反らして断末魔の叫びを上げ……咆哮も半ばで、巨体はぐったりと地に伏し、二度と動くことはなかった。

「やれやれ、初戦っから骨のある敵だったなァ」
 エッカは翼を収納し、上着を着込みながらぼやいた。
「皆さん、お疲れ様でした。回復が必要な方はおっしゃってください」
 心は早くも思考を切り替え、事後処理に精を出している。
 早速メディックたちの世話になったのはラピスである。戦闘を終えた瞬間、急激に痛みを思い出して大騒ぎ。何事かとびっくりしたグロウリーが、がれきに尻尾を引っかけて転倒しかける始末である。ちなみにグロウリーは作戦前、ヘリオンから降下する時にも出口で頭をぶつけており、実はこの粗忽さが普段の素顔であった。
 他の面々も戦傷を癒し、和やかに各々をねぎらう。
 そんな中、カズトはふと、うずくまるように打ち伏すドラゴンの死体を見て、ひとり肩をすくめた。
「知恵はあるようだが話は通じない感じのヤツだったな……ま、竜つながりとはいえ、所詮は別の種族か」
 皆の回復を終えてようやく平常な顔色を取り戻した美月が、同じくドラゴンへと目を向けた。……何か、胸に迫るものがあった。
「……ご、ごめんなさい……」
 息絶えたドラゴンへと小さく一礼すると、美月は戦場を去る仲間達の後を追った。

作者:そらばる 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2015年9月1日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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