相模湾の黒い戦艦竜・第二戦

作者:林雪

●極寒の海で
 数十年に一度の、厳しい寒波が押し寄せていた。
 風が強く、波も荒い。海に慣れていない者なら一発で船酔いしてしまうだろうくらいの波。
 寒さにも負けず、民宿のあるじ兼船主である老人は船を出していた。今泊まっている客の朝食に、新鮮な魚を出したいという一心で。
 風に煽られて揺れる小型船。なんとか制御していたところへ。
 ドォオン!
 海中から飛び出し、船に頭突きを食らわせたのは黒い戦艦竜だった。
 船は木っ端微塵に砕け、老人もろとも波の間に消える。
 赤い目をした巨大な竜は水面に首をもたげ、神経質そうに左右を見回しその場をぐるぐるとしばらく泳ぎ回ってから、海底に消えていった。

●第二戦
「囮の船を使って戦艦竜を誘い出せないかな? って思ったの」
 そう提案するのは、ニファ・ナクシャトラ(花実朽ちて・e00961)だ。彼女は先日、相模湾に出没する黒い戦艦竜と対戦し、色々と情報を引き出してきたメンバーのうちのひとりだ。
 ニファの言葉を引き取って、ヘリオライダーのセリカ・リュミエールが話を続ける。
「戦艦竜、既にご存知の皆さんも多いかと思いますが、城ヶ島のドラゴン勢の残存兵力です。既にニファさんたち第一陣が戦闘に当たり、成果を上げて下さいました。手傷を負った戦艦竜はしばらく海底に潜み続けていたらしいのですが、今回動きが予知されました」
 全長10メートル、漆黒の体の背には砲台が取り付けられた、文字通り戦艦のようなドラゴンである。攻撃力・体力ともに強大だが、弱点もある。
「敵は拠点を失っており、前回の戦闘で負った傷を回復することが出来ていません。また攻撃方法なども判明していますから、対策をした上で畳みかけて、削っていきましょう」
 セリカが集まったケルベロスたちに、前回参加者による報告書を配る。
「前回の戦闘の結果判明したこと、また、有益そうな情報を一覧にしてあります。性質は、随分と臆病らしいです」
 大きな体に臆病な心を持った強敵であることは、第一陣が体を張って確かめてくれた情報である。
「前回と同じく沖に向かうクルーザーとゴムボート、それに今回は囮に使える小さめのボート一隻もご用意しました。うまく使って、戦いを有利に進めて下さいね。データからみて撃破まで持っていくにはまだ敵の残存体力は多そうですから、決して無理はせずに」
 敵の一撃目を誘発し、動きを読むことで受けるダメージを抑え、一撃でも多くを叩きこむ。シンプルなようで難しい戦いになることは必至だ。
 ニファが皆を見まわして、力強く言った。
「前回は驚かされたけど、今度は逆に海の底から誘い出してやろうよ!」


参加者
秋草・零斗(螺旋執事・e00439)
ニファ・ナクシャトラ(花実朽ちて・e00961)
アイシア・クロフォード(ドタバタ系ツンデレ忍者・e01053)
クロエ・ランスター(シャドウエルフの巫術士・e01997)
イピナ・ウィンテール(四代目ウィンテール家当主・e03513)
舞原・沙葉(生きることは戦うこと・e04841)
鳴神・命(気弱な特服娘・e07144)
四条・玲斗(町の小さな薬剤師さん・e19273)

■リプレイ

●黒い戦艦竜、第二戦
 クルーザーからボートに乗り換え、既に戦闘海域に入ろうとしていた。
(「気を引き締めてかかろう……戦場で足枷になることだけは避けなければならない」)
 舞原・沙葉(生きることは戦うこと・e04841)は、明らかに緊張した面持ちで海を見つめている。伝聞のみでしか知らない強敵。考えれば考えるほど、相手が強大に思えてしまう。
 そんな空気を察知したのか、ニファ・ナクシャトラ(花実朽ちて・e00961)が殊更に明るく声を張って皆を奮い立たせた。
「気を引き締めて行こうね! ドラゴンを驚かせるなんて滅多にできないでしょ?」
 敵は、黒い戦艦竜である。その臆病な性格から、深海に身を潜めてケルベロスたちを待ち受けている。ニファは前回にも参加していて、その性質を逆に利用してやろうと囮作戦を提案した当人だ。沙葉がニファの方へ僅かに視線を向け、無言のまま頷く。同じく、戦艦竜との初対面に緊張しつつも、アイシア・クロフォード(ドタバタ系ツンデレ忍者・e01053)は持ち前の明るさで笑って見せる。
「うん……! なるべく削ってやらなきゃだね」
「怖い……けど……みんな一緒、だから……大丈夫」
 クロエ・ランスター(シャドウエルフの巫術士・e01997)の、波音に消え入りそうな声はそれでも仲間たちに届き、皆の共通の意識を確かめる。
 みんな一緒だから、大丈夫。
 力及ばぬ敵に対峙するため、ケルベロスたちは事前の準備を怠ってはいなかった。
 囮として用意した船には、様々な仕掛けが施してある。
 まず、マネキンを乗せ釣り人の船であるかのように偽装。あらかじめ皆の声を録音した再生機器をとりつけておく。そして舵を切った状態でがっちりと固定し、その状態でエンジンをスタートさせる。囮船はケルベロスたちを乗せたボートからすこし離れた位置で、ぐるぐると円を描いて同じ辺りを走り始めた。そしてその船からは、
『さあ、相手になるよ!』
『かかっておいでなさい!』
『昨日の晩ですか? 確か湯豆腐を頂いたような……』
『う、歌? アタシも歌うのかい?』
 と、録音した声がモーター音の間を縫って響く。戦艦竜への呼びかけから世間話、何故か皆の合唱の声まで入っていた。戦場に響くその声が、妙に緊張感をかきたてる。特に一度目の戦闘に参加していたメンバーの声は大きめに録音されていた。もしかしたら黒い戦艦竜が声を覚えていて、食らいついてくれはしないかとの期待をこめて。
 巨大な敵、戦艦竜。その膨大な体力と戦闘力故に、戦闘は分けて行われる。
 戦う度に相手の弱点が判明しダメージを蓄積していけるメリットがある反面、何度でも同じ敵の強さを思い知ることになるのだ。
 冷たい海に身を投じつつ、鳴神・命(気弱な特服娘・e07144)は黒い敵の姿を思い出していた。前回は中衛で戦ったが、今回彼女は前衛、それもディフェンダーとして皆の盾になる位置で戦う。
(「……怖いよ、でも怖い怖い言ってたら動けない!」)
 ぐっと拳を握りしめる命の横で、もう一人海に飛び込んだのは、海に溶け込む濃紺の忍び装束を身につけた秋草・零斗(螺旋執事・e00439)だ。
「……秋草さん、気をつけてね」
 命がそっと零斗に声をかけた。前回の戦いで、零斗は先行して潜った海の中で、戦艦竜の体当たりを単身で貰ってしまったのだ。きっと痛みや恐怖の記憶もあるだろうと、命が案ずるのも無理はない。
 だが零斗の方はどこか飄々とした態度を崩さず、微笑して見せる。
「ありがとうございます。でも今日はあれだけ派手な囮役がいますし……そこまで戦艦竜に好かれているわけではない、と、思いたいところです」
 その言葉の通り、囮はモーター音をあげて周り続ける。
「さあ怖がりさん、立派な姿を見せてちょうだい……」
 ニファが低い声で、でも挑発的に呟いた。じっと皆で経過を見守るうち、海面が不穏に揺らめく。
 否、風の具合が変わっただけだろうか? 緊張感を募らせていると、カーブの曲がり端で囮の船が傾き、ほんの一瞬、何かに引っかかったように動きを止めた。
 その瞬間。
 ザバァッ! 
 海面が盛り上がり、黒い戦艦竜の頭がものすごい勢いで浮上した。囮船は一撃をモロに食らい、木っ端微塵に砕け散る。
「これが、戦艦竜……!」
 初めて目にするその姿に、沙葉が思わず硬直した。クロエもいつものくせで、ぎゅっと自分自身を抱きしめる。実は普段なら、母の形見である白いうさぎのぬいぐるみが腕の中にあるのだが、海の中での戦闘ということで、クルーザーの中に置いてきている。
「戦艦竜、こんなのがたくさんいるだなんて溜まったものじゃないわね」
 元の性格なのだろう、四条・玲斗(町の小さな薬剤師さん・e19273)は年長者らしく落ち着いた態度を崩さない。それでも、敵が強大であることは肌にぴりぴりと伝わってくる。玲斗の青い瞳が、荒れる海とは対照的に静かに敵を見つめた。
 前回対峙した者たちとて余裕があるわけではない。戦ったことがある分、その強さは身に沁みてわかっている。
「これは……よく私、無事でしたねぇ」
 砕けたボートの破片を目で追いながら、ほぉ、と零斗が率直に感心する。つまり前回、あの船の位置には自分がいたわけで。他人事のように感心してしまうあたりが、胆力である。
 ボートから跳び、白い翼を舞わせながらイピナ・ウィンテール(四代目ウィンテール家当主・e03513)が真っ直ぐに戦艦竜の巨体を見据えて、よく響く声で呼ばわった。
「久しぶりですね、名も知らぬ竜よ。小さき猟犬たちが、あなたの喉笛を食いちぎりに来ましたよ」
 イピナのことを黒い竜が覚えているとすれば、それはいい思い出でないのに違いなかった。イピナには前回の戦いで、ずいぶん大きなダメージを散々に食らっているからだ。ギロリ、と戦艦竜の目が動く。怯まず睨み返しながら、イピナは陣形をとっていく。
「……名無し、では少々不便ですが、妙案も無し……此度の戦いで、何か思いつければよいですね」

●標的
 が、戦艦竜は直前で相手がケルベロスではなく、単なるボートであると気づいた様子だった。ヒット直前で魔力のオーラを消し、別のグラビティへと切り替える。
「……くる! ブレスよ!」
 ニファが叫ぶのと同時、これ以上ないほどに開かれた竜の口から、真っ赤に焼けた炎の息が吐き出された。命が間一髪、それをかわす。熱と海流に巻き込まれたのはニファと零斗、それとアイシアを弾いた零斗のサーヴァント・カタナだった。
「っ……、相変わらず、強烈ね。せっかく囮でびっくりさせてやったと思ったんだけど」
 言いながらニファが力を溜めて回復をはかり、零斗は不敵な笑みを浮かべて攻撃に移る。
「どこまで立っていられるか、勝負といきましょうか」
 その背後から、イピナが前列をブレイブマインで支援しつつ、軽く首をひねった。
「……水中だと煙がうまく広がりませんね? ちゃんと効果が出るといいのですが」
 イピナの心配を余所に、攻撃陣は奮い立つ。
「やったな、今度はこっちの番っ!」
 アイシアは怯まず、ゴーグルをぴしっと装着すると、水面を蹴って敵の横腹へ素早く回り込む。気合いとともに螺旋の力をこめた掌打を叩き込むと、黒い竜はむずかるような声を上げた。すかさず、沙葉が斬り込む。
「邪魔者には……退いてもらう! 食らえ、氷点風花斬!」
 沙葉の剣が青白い光を放ち、海上に花の蕾が現れたような斬撃の軌跡が現れる。
「カウリスマキ、初っ端から狙っていって」
 同じスナイパーとして布陣するエト・カウリスマキ(オラトリオのガンスリンガー・en0146)に、クロエと攻撃の呼吸を合わせるよう指示を出し、玲斗は回復に専念する。
 強敵であることに間違いはない。だが、初撃で崩されるような脆い布陣は敷いていなかった。
 次にロックオンされたのは、後衛の4人。レーザーの狙いはクロエたちに回避の間を与えず、強力な熱線が放たれた。
「うっ……、やはり……!」
 沙葉は決して油断してはいなかった。先の戦闘では前衛への攻撃を繰り返したという情報があってもぬかりなく備えてはいたが、やはり一撃が重い。はたと隣を見れば、クロエが真っ青な顔をして、肩口を押さえている。体力のない彼女に、今の一撃は相当こたえたらしい。その痛々しい様子を見るほうが、自分の身に攻撃を受けるよりもつらいのではないかと、沙葉は思ってしまう。
「痛いの……イヤ……」
「こちらだけでなく向こうも、学習してるってことかしらね……大丈夫よ、クロエ」
 あくまで冷静な態度ではあるが、玲斗の口調からは労りが滲む。その優しさを感じとってか、クロエが震えながらも顔を上げて頷いた。
「くそっ、あの砲台……」
「まだよ! 今狙ったって外れるだけ。冷静になって!」
 ニファの声に、沙葉の頭が一気に冷える。そう、感情で戦列を乱してはいけない。自分はあくまで、冷静な射手でなくてはならない。仲間を信じ、じっと機を待つ。
「前とは戦い方を変えてきましたか……ならばあなたは、私を覚えているのかも知れませんね」
 イピナが海中から海面へと舞うように移動し、敵の気を散らしながら攻撃する。グラインドファイアの炎を畳みかけつつ、零斗は感触を確かめる。
(「良く当たる……だが、威力は軽い」)
 対して、命は鎌で弧を描く。狙いはつけづらいが、確実に敵を切り裂いた手ごたえがあった。
「倒せない相手じゃない!」
 命の言葉が皆を鼓舞する。アイシアが元気いっぱい戦場を駆け、竜の鱗の隙間を縫うように、無数の手裏剣を投げつけた。
「ビリビリ、痛いよぉー♪」
 後列への治療を終えたニファが、ぐるぐると泳ぎ回る戦艦竜の動きを追って、声を上げた。
「今よ!」
「任せろ!」
 もっとも良く見える瞬間を見計らった合図にあわせ、待ち構えていた沙葉が放った斬撃。それはものの見事に戦艦竜の背中に残っていたレーザーの砲台を撃ち砕いた。

●臆病者、キレる
「やった! あれがなくなれば……!」
 しかし。
『グギャアアォオ………!!』
 ダメージ、だけではなかった。戦艦竜のその声には、明らかな怒りが滲む。
「えっ、嘘……?」
 命が思わずそう口にする。これまで、決して自ら距離を詰めることをしなかった黒い竜が、命たちに向かって突っ込んできたからだ。
「錯乱、しているのでしょう。少し頭を冷やしてはどうですか!」
 イピナがそう言って、敵に向けて凍てつくレーザーを放つ。嫌な予感がして、ニファが戦列維持のためにと回復を急ぐ。すこし考えて零斗もまた、海中に螺旋の渦を呼び起こした。
「……逆巻く時の渦よ、顕現せよ。この地を覆いつくし、あるべきものをあるべき所へ返したまえ!」
 じりじりと、回復するよりダメージ量が多くなっていくのは最初からわかりきっていることだった。
 標的としていた、背中のレーザー砲台の破壊には成功した。あとは、どれだけ粘れるかだ。玲斗は自分の身を後回しにして、仲間の回復に専念した。クロエがその献身に答えようと、一心不乱に攻撃を繰り替えす。
「みんなと……無事に、帰るの……。もう……倒れて……」
 その言葉が届いたかのように、水面近くをせわしなく泳いでいた戦艦竜の動きが止まる。焼け焦げた背中を特にかばう様子も見せず、また潜りもせず、いきなり身を翻したかと思うと。
「あぁ!」
 ブン! と海上を暴風が吹き荒れた。
 戦場を薙いだのは、ドラゴンの太い尾だった。ギャアァッと凶暴な声とともに、至近距離から強烈な一撃。どうやら背中の兵器を壊された臆病者は一転、凶暴な野獣へと変化したようだ。カタナが尾の先で吹き飛ばされ、姿を保てなくなった。
「しまった! させるもんか!」
 咄嗟に攻撃手を守ろうと、命が飛び出した。アイシアの盾となって倍の攻撃を受けたが、辛うじて意識は飛んでいない。
「命っ……!」
「いいから、ここからは根競べだよっ」
 命の言葉にはっとしたアイシアが眉をつり上げ、目の前で暴れ狂う竜へと向き直る。その視界を横切って、零斗が縛霊撃を深く叩き込んでいた。
「……ふむ、これはいい感じです」
 皆、互いをしっかり見つめ、戦うべき敵をしっかりと見つめていた。ニファの果実色の目に、その姿がはっきりと映る。だからこそ、怖さを乗り越えて戦えるのだと、荒れ狂う獣に向かってきっぱりと言い放った。
「道は、切り開いて繋げるもの! 度胸だったら負けないよ」

●決着の日
「今回はここまでですね。さぁ、撤収です!」
 後衛からの攻撃が止んだタイミングで、イピナが片手を上げて鋭く叫んだ。手早く武器を収めると、倒れた前衛の4人を手助けしつつ、殿を務めてクルーザーへと撤退する。
「ゴメン……せっかく守ってもらったのに。もう一撃、食らわせてやりたかった」
 アイシアが悔しげに呟くのを、よしよしと宥めるように、玲斗が撫でた。
「十分戦ったと思うわ。今は体を休めて、次に繋げる事を考えましょう」
 と言いつつ今も尚、玲斗は自分そっちのけで、仲間たちの回復に勤しんでいる。
 自らの回復に当たりつつ重たい体を引き起こして、零斗が呟いた。
「さて、臆病者は……蓋を開ければとんだ暴れ者だった、ということになりますね」
「急がなくては……、あんな、凶暴な竜を放ってはおけない……急いで追わなくては」
 最初と同じく、戦闘を終えて尚どこか緊張している沙葉。クロエはようやくうさぎのぬいぐるみを抱きしめて安堵したものの、やはりまだ興奮が冷めない。
「あの子、もう怖がりさんじゃなくて、ただの獣になっちゃったのかな……」
 ニファがどこか残念そうに小声でそう言った。戦うべき相手ではあるが『戦いが怖い』という気持ちだけは、共有できると思っていただけに。
 ともあれ、目的だったレーザー砲の完全破壊には成功した。敵の攻撃手段は格段に減ったと言っていい。
 だが、今度は性質に変化が現れた。これまで決してケルベロスたちに近づかなかったはずの臆病者の黒い戦艦竜は一気に凶暴化し、攻撃力が倍増してしまった。かわせれば、大いに戦局が優位になるだろうが、一撃を受ければそれだけで重傷となる可能性が大きくなった。
 何より、あんな粗暴な竜を放置してしまえば、相模湾付近で暮らしを営む人々をますます危険にさらすことになってしまう。恐らくはもう、深海に潜むようなこともせず、手当たり次第に目に付いた標的を襲うだろう。
「……さて次で決戦、となるでしょうかね?」
「焦らない。焦ったら、こっちがやられちゃう……、けど」
 船窓から海を見つめる命の目は、明らかに次の戦いを思っている。
「戻ったらすぐに、遠征の準備に入りましょうか」
 と、イピナ。
 次の戦いは、そう遠くはない。

作者:林雪 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2016年2月10日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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