
●分かっていても、やめられない
いつものように、庭先に現れた野良猫に餌をやる女。
猫は毎日きっかり同じ時間にやってくる癖に、女には頭一つ撫でさせてくれない。
時には庭の植物を荒らしたり、糞尿を撒き散らして近所から責められたこともある。
だが、愛嬌のある顔で見つめられると。
媚びるような鳴き声を聞かされると。
どれだけ冷たくされても、迷惑をかけられても、許してしまうのだ。
「だって……可愛いんだもの」
餌を食べ終え、口元をひと舐めして去っていく猫を見送って、女はそう零す。
「――あんたの愛って、気持ち悪くて壊したくなるわ」
背後からした声に振り向いた瞬間、女は黒いコートの少女が持つ鍵に一突きされた。
鍵は心臓を穿ったが、そこからは一滴の血も流れてこない。
「でも、触るのも嫌だから、自分で壊してしまいなさい」
何を言われているのか、何をされているのか。
理解できないまま倒れこんだ女の横に、茶トラ色の何かが現れた。
ボタンのような目と大きな口を持ち、心臓にあたる部分はモザイクに覆われている。
まるで出来の悪い猫のゆるキャラのようなそれは、消えた野良猫を追って庭を飛び出していった。
そして数時間後。
女の家からすぐの路地裏で、野良猫の死体が一つ、見つかるのだった。
「『陽影』というドリームイーターが、見返りの無い無償の愛を注いでいる人を襲って、その愛を奪っているようなの」
ミィル・ケントニス(ウェアライダーのヘリオライダー・en0134)は、予知をまとめた手帳を開く。
陽影の正体はよく分かっていないが、奪った愛から生み出されたドリームイーターが事件を起こそうとしているらしい。
「被害の拡散を防ぐためにも、ドリームイーターの撃破をお願い出来るかしら」
愛を奪われてしまった人は、意識を失っているだけだ。
ドリームイーターを倒せば、目を覚ましてくれるだろう。
「生み出されたドリームイーターは、襲われた女性の野良猫に対する愛情を元にしているわ。そのせいか、外見もかわ……とっても出来の悪いゆるキャラみたいで、猫缶を模した二種類のモザイクを投げつけて攻撃してくるようね」
女性が一方的に可愛がっていた野良猫を惨殺した後は、付近をうろつく三匹の野良猫を狙っているようだ。
「猫たちを見張っていれば敵の方から姿を現すでしょうけれど……野良猫だから、不用意に近づけば逃げられてしまいかもしれないわね」
かといって、離れすぎては敵襲に間に合わず、野良猫に犠牲が出るかもしれない。
「猫たちの警戒を解く策を用意しておくか、とにかく隠れるか、それとも野良だからと割りきっておくか……皆の中に猫のウェアライダーの子がいるなら、変身して囮になってもらうのもいいかもしれないけれど」
どのような作戦を取るかは、皆に任せるわ。
そう言って、ミィルは説明を終える。
「野良猫への餌やり、その是非は置いておきましょう。まずはドリームイーターを倒して、猫と女性を助けてあげて。……それじゃあ、ヘリオンで待ってるわね」
参加者 | |
---|---|
![]() レティシア・リシュフォー(声援アステリズム・e01576) |
![]() ウィリアム・アシュフォード(稚魚釣りマスター・e03096) |
![]() 小夜啼鳥・雫(狂気に正気を一欠片・e15573) |
![]() ユウ・アイルロース(眠りし番の星・e16675) |
![]() 荊・綺華(エウカリスティカ・e19440) |
![]() ジャニル・クァーナー(白衣の狩人・e20280) |
![]() シゥ・フリージア(純真な幼猫ソマリ・e22752) |
![]() フランシーヌ・エトワール(龍の幼子・e22775) |
●囮作戦
「タダ飯を食いに来たら殺された、か」
裏路地を目指しながら、ジャニル・クァーナー(白衣の狩人・e20280)が零す。
ただでさえ、生き抜くには厳しい世界だ。
ジャニルの預かり知らぬところで、大した意味もなく死んでいく猫など沢山居るはず。
そして、そんな猫を助けた所で何があるわけでも――それこそ、ジャニルの好きな儲け話など咥えてくるわけでもない。……だが。
(「……たまには正義の味方を気取るのも悪くない」)
例え一文にもならなくても、猫の死体をいたずらに増やすことはないだろう、
白衣を翻して走るジャニルに続く仲間たちは、野良猫を殺した敵への怒りを静かに漲らせていた。
「自分が愛したものを自分で壊せだなんて……酷いドリームイーターです」
「ただ悪意だけで他人の気持ちを踏みにじることができるなんて……」
「全く悪趣味だな。ここに居たら粉砕してやるのに、残念だよ」
小夜啼鳥・雫(狂気に正気を一欠片・e15573)と、レティシア・リシュフォー(声援アステリズム・e01576)の言葉に、ウィリアム・アシュフォード(稚魚釣りマスター・e03096)が返した。
事件を主謀した陽影というドリームイーターの行方は分からず、今日、根源を叩くことは出来ない。
だが、その非道な行いによる新たな犠牲を防ぐための機会は残されている。
「ねこさんをいじめるなんてゆるせないです!」
「野良猫さんは悪くない、です。……助けなきゃ」
フランシーヌ・エトワール(龍の幼子・e22775)とユウ・アイルロース(眠りし番の星・e16675)が、ドリームイーターから猫たちを護る使命感に駆られている一方で、荊・綺華(エウカリスティカ・e19440)やレティシアは、陽影に襲われた女性を思いやる。
「ねこさんのこと好きなのに……その気持ちが……気持ち悪いなんて……絶対ないです」
「えぇ。何かを好きになって愛を注ぐ事は、誰にも非難される謂れのないことです」
「これ以上犠牲が増える前に、なんとしても終わらせないと、ですね」
二人に混ざって雫も決意を改め、綺華も頷く。
それから間もなく、ケルベロスたちは裏路地にたどり着いた。
角から慎重に覗くと、少し離れた所に屯する三匹の猫。
あの猫たちを逃がさないようにしながら、敵の注意を引きつけなければならない。
そのための作戦は……。
「――にゃぁ」
動物変身した猫のウェアライダー四人による、囮作戦だった。
その大役を務めるのは、ジャニル、雫、ユウと、そして――。
「猫さんいっぱい、なかま、シゥうれしいなっ♪」
膝下まである長い金のツインテールを揺らし、同族に囲まれて喜ぶシゥ・フリージア(純真な幼猫ソマリ・e22752)の四人。
彼らは手早く変身を終え、角から路地へと進み出る。
先頭を行くのは、ジャニルだ。
率先して立った訳ではなく、他のものが気弱だったり引っ込み思案だったりして、結果的に押し出される形となった。
ジャニルは山猫の姿になって、金色の瞳を煌々と輝かせている。
だが、その内心は雰囲気から察することの出来ないものであった。
(「……寒い……いや、冷たいな」)
今は左目と左腕の地獄も鳴りを潜めており、小さな足裏は直に地と接している。
普段は獣人として過ごしているせいもあるのだろう。
猫の体が受ける寒さなど、中々忘れてしまいがちだ。
そんな彼の後ろを進む二番手は、雫。
彼のルーツは北欧原産の長毛種にあるらしく、暖かく手触りのよさそうな、ふんわりとした毛をなびかせて歩いている。
それは人の姿の時と同じく真っ白な色をしていて、真っ赤な目も合わせると何処か高貴さを感じさせた。
三番目で続くのは、シゥ。
ほんのりとしたクリーム色の毛にエメラルドの瞳。雫とは違う種の長毛種である彼はとても小さく、ぴょんぴょんと跳ねまわっては雫にじゃれついたりしている。
四匹の中では一番幼く見え、そして雫にしろシゥにしろ、凛々しい雄猫というよりも艶やかな雌猫のように思える。
そして最後尾を行くのがユウ。
じいやと離れ、囮という大役を担った緊張もあるのか、黒猫の彼は子猫のように小さく、どことなく落ち着かない感じ。
仲間たちの様子を伺ったり、敵の気配がないか辺りを見回したり。
そわそわと忙しなく動きまわりつつ、時たま小さな音にビクリと体を固まらせている。
「上手くいくといいのですけれど……」
囮役の様子を見守りながら、レティシアはふと振り返った。
待機しているのは、残る四人だけではない。
ウィリアムのミミック、カラフルな箱から黒猫のようなものを覗かせる『ジャック・ワンダー』に、ユウと綺華のウィングキャット、どちらも長毛種の通称『じいや』と『ばすてとさま』、更にはフランシーヌのテレビウム『モナミ』の四体も一緒だ。
ばすてとさまは綺華と戯れ、モナミもジャック・ワンダーも主人の側に。
一匹だけ、主のユウから離れたじいやだが、彼はじっとレティシアの足元に佇んでいた。
なんだか、一同の中で一番落ち着いているのではないかと思えるほどにどっしりと構えている。
「……大丈夫よね」
レティシアの問いに、じいやはちらりと視線だけを返した。
そして囮役の四匹は、野良猫たちから少しだけ離れたところまでやって来ていた。
よそ者の登場に些か警戒をしている野良猫たちは放っておき、四匹はドリームイーターの出現を待つ。
じっと立ち尽くすジャニル、ちらちらと野良猫を気にする雫、相変わらず落ち着きのないユウ、そして、ちょろちょろと動きまわってじゃれつくシゥ。
暫くそうしていると……敵が現れるより先に、野良猫たちが動いた。
四匹に向かって近づき、威嚇するように鳴いてくる。
(「ど、どうしましょう……仲良くなれるでしょうか」)
おっかなびっくり、雫はひとまず声を掛けて見ることにした。
「にゃ、にゃあー」
雫なりに、こんにちはと挨拶をしたのだが、野良猫の視線は訝しげ。
ユウはジャニルの後ろに隠れ、シゥも後ずさり。
これはどうしたものか……そう思った時。
――ぷきゅ。
何か、小さい子供の履くサンダルのような音がして、猫たちに影が差した。
見上げると……出来の悪い茶トラ猫の着ぐるみのようなものが、にんまりと笑っている。
――かかった!
猫の群れは、一斉に駆け出した。
ドリームイーターも、猫たちを追って走る。
最初は一緒に走っていた野良猫たちだが、途中でケルベロスたちとは別れて違う道へ逃げ込んだ。
だがドリームイーターは目もくれず、一心不乱に四匹を追いかけてくる。
作戦は成功したようだ……が。
(「こ、怖いよぉっ!」)
ぷきゅぷきゅと足音を鳴らしながら迫る敵の姿に、ユウの足が震える。
変身した今の状態では、満足に戦うことは出来ない。
仲間たちの待つ場所はすぐそこだ。合流出来れば心配はないのだが……。
と、敵が手の上に何かを作り出した。
それは、金色に輝く缶詰。
走りながら投じたそれは、ユウへ向かって飛ぶ。
その速度は、尋常なものではない。
(「――っ!」)
避けられない。目を瞑ったユウだが、痛みが襲ってくることはなかった。
(「……じいや!」)
合流を果たしたウイングキャットが、彼を庇って立ちはだかったのだ。
思わず泣きそうになるユウを飛び越え、殺界を形成しつつ進むレティシアが唱える。
「全てはセピア色にくすんで行く。恐れ備えよ、其は時という名の犯罪者! Down to Earth!」
生み出された青白いブーメラン状のエネルギー体をドリームイーターの足元へ投げると、着弾したそれは爆発を起こして路地の地盤を崩れさせた。
足を取られている敵をジャック・ワンダーが具現化した武装で叩き、つれてモナミも凶器で殴りつけて時間を稼ぐ。
その間に、傷ついたじいやにウィリアムが電気ショックを飛ばした。
衝撃でじいやの生命力は賦活され、力強く羽ばたき出す。
ばすてとさまもそれに加わり、二匹のウイングキャットの羽ばたきはケルベロスたちへ邪気を祓う力を与えた。
フランシーヌも縛霊手から大量の紙兵をばら撒き、その中で綺華が天に祈りを捧げて、守りに優れた英霊の加護を仲間たちに与えていく。
そこで動物変身していた者たちも人の姿へと完全に戻り、反撃の態勢は整った。
「……さあ、頑張ろうか。この悪夢から早く解放してあげないとね」
「それでは……いくです」
ウィリアムと綺華が言って、ドリームイーターを見据える。
敵は、新たに銀の猫缶を生み出して放り投げてきた。
だが、ばすてとさまが羽を広げて飛び上がり、その缶詰から仲間を庇う。
様々な加護を受けての行動だったが、当たりどころが悪かったのだろうか。
ばすてとさまはふにゃりと地に落ちて、へたり込んでしまった。
すぐにウィリアムが寄って、魔術的な緊急手術を始め、それを見ながら綺華は天に祈り続ける。
フランシーヌの紙兵散布も続き、舞い散る紙の中でシゥの儚く可憐な歌声――光の歌(ユニ・ナ・リア)が響き始めた。
施術が終わって回復したばすてとさま、そしてじいやが再び羽ばたき始め、ケルベロスたちの回復は十分。
「さーやっちゃうですモナミ!」
フランシーヌの合図で、モナミは顔を光らせた。
眩い閃光に目を覆った敵へ、攻撃が殺到する。
「――固まって!」
レティシアが魔法の光線を放ち、負けじと雫も氷河期の精霊を召喚して吹雪をお見舞い。
体の端々を凍りつかせた敵に、ジャニルが左腕を向ける。
地獄と一体化したような弓から放たれた巨大矢は、敵の中心を貫いて大きな穴を穿った。
後ずさる敵をジャック・ワンダーが噛み付いて捕らえ、震える拳をぎゅっと握って獣化させたユウが、速く重たい一撃を撃ちこむ。
衝撃で足元をふらつかせたドリームイーターは、毛繕いをするようにして傷跡をモザイクで埋めはじめた。
だが、それは付け入る隙を与えただけだ。
レティシアがブラックスライムを鋭い槍のように伸ばし、せっかく塞がれた敵の穴をこじ開ける。
ジャック・ワンダーが金銀財宝をばら撒いてぶつけ、その反射する光に惑わされている所へジャニルが飛び込んだ。
左腕と左目、二箇所の地獄は更に燃え盛り、その炎を武器にしてドリームイーターへ叩きつける。
炎は着ぐるみのような体に広がり、フランシーヌの吐き出したブレスと、雫の喚び出したドラゴンの幻影によってより大きな炎となってドリームイーターを包んでいく。
おぞましい姿で攻撃に移ろうとする敵だが、もはや動くことすら許されない。
「動物、弱いいじめる、シゥゆるさないんだからねっ!」
綺麗な歌声から一転、怒りを露わにするシゥの叫びが路地を駆け抜け、ビリビリとした衝撃で竦むドリームイーターを、モナミが凶器で叩く。
痛みで幻でも見え始めたのか、ケルベロスたちとは真逆の方向に腕を振るう敵、その背にユウが召喚した黄金の竜が迫っていた。
竜は強大な魔力を吐き出し、吹き飛ばされた敵はもんどり打って転がる。
その間にも綺華の祈りは続き、もはや簡単には打ち砕けないほど強固な加護が、ケルベロスたちを覆っていた。
ばすてとさまとじいやの羽ばたき、そしてウィリアムの作り出した雷壁も相まって、僅かな傷を残すことさえ許さない。
それでも執念か、ドリームイーターは起き上がって、金色の猫缶をその掌に作り出す。
視線は四人のウェアライダーを彷徨い、とにかく一匹でもいいから猫を殺したい。そう言いたげな殺気をぶつけてくる。
「……そんなに猫を襲いたいのなら、この子でも襲えば?」
何やら狂気的な興奮に陥っている雫が、何処からか一匹の黒猫を喚び出した。
「ほらほらかわいい黒猫だよー? ……ま、当たってどーなるかは知らないけどね♪ にゃははははっ!」
とても楽しそうに嗤って、雫はその猫をけしかけた。
猫、猫、猫!
敵の殺気は増大していくが、そこに体がついて行かない。
ぐるぐると体の周りを走り回る黒猫に翻弄され、抵抗できない内にあちこちを噛まれ、切られる。
その一撃一撃が呪文となり、敵にこれまでのあらゆる痛みを蘇らせた。
悶える敵に、力は残されていない。
「――光になりなさい!」
二振りの剣を構えて駆けたレティシアが、星辰の力を宿した十字斬りを放つ。
天地を揺るがすほどの一撃に裂かれ、敵は十字の傷跡から光を放って消えていく。
「こんかいもばっちりです♪」
笑顔を見せるフランシーヌ。
間もなくドリームイーターは完全に消滅し、裏路地には平穏が訪れた。
戦いを終えた後、ケルベロスたちは陽影に襲われた女性の家へ向かった。
ちょうど意識を取り戻していた女性に肩を貸し、家の中に連れて行く。
彼女が可愛がっていた野良猫は死んだ、その死因についてどう告げようかレティシアは少し悩んだが、女性はケルベロスたちの来訪で薄々事態を察していたようだ。
素直にデウスエクスによる事件に巻き込まれたと告げ、落ち込む女性にユウが諭すように言う。
「その、生き物を相手にするのは、責任が、伴うことだと、思います」
じいやを抱きかかえ、気持ちを落ち着かせながらゆっくりと続けるユウ。
「出来れば、正しい知識を持って、家族として、迎えてあげてほしい、です」
少年の真摯な願いを受けて、女性はしゅんとした様子で視線を落とす。
足元では、再び猫の姿へ変身しているシゥが、心配そうに見つめていた。
その姿を見て女性は顔をあげると、ユウに向かって頷く。
確かに、可愛い可愛いと一方的に愛情を注ぎ、面倒や責任から逃げていたのは事実。
猫が好きという気持ちは変わらない、けれど自分の行いについては少し省みてみよう。
素直に答えた女性と共に、ケルベロスたちは庭に小さな墓を作った。
ジャニルが手向けとして猫缶を置き、帰ろうとするケルベロスたち。
……と、いつの間にか、あの三匹の野良猫たちが庭にやってきていた。
彼らにとっても、死んだ野良猫は大事な友だちだったのだろうか。
猫たちはしばし佇んでいたが……なんと図々しくも開いた猫缶を貪り始める。
「……ま、死んだ奴の分も、逞しく生き延びるがいいさ」
笑うジャニル。
暫くして、お食事を終えた猫たちはウィリアムとフランシーヌへ擦り寄ってきた。
二人から溢れる何かが、猫の警戒をすっかり解きほぐしている。
「わぁ……もふもふです」
猫を抱き上げて撫でるフランシーヌ。
一方、ウィリアムは。
「――見よ、全方位猫じゃらし!」
ジャック・ワンダーが作り出したエクトプラズムを振り回し、これでもかと言うほど猫と戯れていた。
すっかり懐っこくなった三匹の野良猫とひとしきり遊んだ後、しっかりと面倒を見るという女性に猫を預けて、ケルベロスたちは庭を後にする。
作者:天枷由良 |
重傷:なし 死亡:なし 暴走:なし |
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種類:
![]() 公開:2016年1月31日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 1/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 8
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