想う形のなれの果て

作者:雨乃香

「またね」
「うん、また絶対くるから」
 深夜の時間帯、夜闇を照らす歓楽街のネオンが夜の闇を追い払うかのように煌びやかに光り輝いている。
 華やかなホストクラブから出てきたばかりの女性にはそんな街の風景すらもどこか寂しくその瞳には映る。
 彼女がそのクラブの一人のホストに出会ったのはもう半年以上も前の事。
 たまたま出身地が同じ、そんな小さな事から話は少しずつ広がり、彼の人柄を性格を知るうちに、もっと話したいと思うようになっていた。
 彼からしてみれば客の内の一人にすぎないと知りながらも、それでもお金で幸せな時間が買えるならと彼女は割り切っていた。

 いつものクラブからの帰り道、路地と路地を抜ける、僅かな暗がりの道。
「あんたの愛って、気持ち悪くて壊したくなるわ」
 突如背後から響いた声に女性は驚き振り返る。
 その視線の先にいたのは、一風変わった出で立ちの少女。黒いコートに身を包み手には用途不明な巨大な鍵を握っている。
 少女は退屈そうに小さく息を吐くと、手にした鍵で肩を叩く。
「いい歳したおばさんが若い雄相手に盛ってる、それだけの事でしょ?」
 少女の物言いに女性が一瞬言葉に詰まったその瞬間、少女が手にしたその鍵で女性の胸を貫いていた。
「触れるのも汚らわしい、だから、自分で壊してしまいなさい」
 女性の体が音をたてて地に落ちる。
 その横に立ち上がるのは人の形をした、何か。
 着崩した華美な着物、その背からは幾本もの蜘蛛の脚が伸び、胸元にはそれがドリームイーターであることを示すモザイクが漂っている。
 新たに現れたそのドリームイーターは背から蜘蛛の糸を飛ばし、闇夜の中へと消えていく。気づけば少女の姿もそこにはなく、地に横たわる女性だけが残されていた。
「どうやら少々毛色の違うドリームイーターが事件を起こしているようです」
 ニア・シャッテン(サキュバスのヘリオライダー・en0089)は今にも唸り声をあげそうな難しい顔をしながらケルベロス達の方へ体を向ける。
「『陽影』という名のドリームイーターが、見返りを求めない、無償の愛を注ぐ人達を襲って愛を奪う事件が起こっているようです」
 頭を乱暴にかきながらニアは手元の資料を媒体を問わず捲り、目を通しては親指の爪を噛み、小さくため息を吐く。
「彼女の詳しい正体は未だ掴めていません。わかっているのは彼女が奪った愛がドリームイーターとして顕現し、事件を起こそうとしている、ということだけです。
 これ以上被害者が増える前に、早急に手をうちましょう。目標を倒すことが出来れば被害者の方も目を覚ますはずです」
 いつになく真剣な表情でニアは説明を続ける。
 目標であるドリームイーターは被害者である女性が想いを抱いてたホストを狙い夜の歓楽街へと現れる可能性が高く、彼の近くで待っていればいずれ目標が現れるとのことだ。
 場所柄、時間帯が遅くとも人の数は多く、避難誘導とホストの護衛は必要になってくるでしょうとニアは付け加え、敵の詳しい情報を話しはじめる。
「今回の目標となるドリームイーターは所謂、女郎蜘蛛と呼ばれる妖怪に似た見た目をしているようですね。攻撃方法も元来のドリームイーターが使うものに加え、蜘蛛の糸を操るようです。警戒しておくにこしたことはないでしょう」
 一通り話を終えたニアは落ち着く様に深呼吸を数回繰り返してからケルベロス達に向き直る。
「人の恋路を邪魔するものは馬に蹴られるのがすじというものですが、馬では頼りないですからね。皆さんのご活躍、期待していますよ」


参加者
ヴィンチェンツォ・ドール(ダブルファング・e01128)
葛葉・影二(暗闇之忍銀狐・e02830)
ベルモット・ギルロイ(白熊さん・e02932)
アインヘリアル・レーヴェン(虚誕捏造マゾヒズム・e07951)
レーニ・ユハナ(ルーベルジョクラトル・e16962)
兎塚・月子(蜘蛛火の於月・e19505)
アンナ・シドー(ストレイドッグス・e20379)
トレーネ・クロイター(闇を架ける月虹・e20611)

■リプレイ


 華やかにライトアップされたホストクラブの入り口。日常とは違う場所、空間を隔てるように用意された意匠の凝った重い扉が内側からゆっくりと開く。
 出てきたのは白いスーツに身を包んだ、柔和な顔をした一人のホストと、彼にエスコートされる一人の女性。
 吐く息が白く煙る冬の夜、軽く言葉を交わす二人を気に掛けるような人はこの歓楽街にはいない。
 忙しなく流れる人の波と雑多な音、視界を埋め尽くさんばかりの輝きの中、それはよくある光景に過ぎない。
 だが人ではないそれはそのよくある光景の中、その二人を、いや正確に言うのであればそのホストをただじっと見つめながら、上空から静かに舞い降りた。
 華美な着物を着崩し、背中からは異形の蜘蛛の脚を生やした女郎蜘蛛型のドリームイーター。周囲の人々が誰一人その存在に気づかない中、彼女は両の指先から細く強靭な糸をホストへの首へと向けて伸ばす。
 十本の糸が目標の首を締め上げようと夜闇の中を煌めきながら奔る。
 次の瞬間、ホストの男の体が軽く押しのけられ、十本の糸は全てアンナ・シドー(ストレイドッグス・e20379)のオーラを纏った両腕により叩き落されていた。
「ケルベロスだ。非常事態なんだ、ちゃんと守ってやるから隠れてな」
 事態を呑み込めない男は突然の出来事に腰を抜かし、扉の前でしりもちを付いてアンナの背を見上げる事しかできないでいる。
 周囲の人々も同様で、ケルベロスの名乗りに非常事態である、ということだけは認識できていても、どのような事態が起きているのかそれを把握しきれず、おろおろとざわめくことしかできない。
 しかし、そういった反応もケルベロスにとっては想定の範囲内、トレーネ・クロイター(闇を架ける月虹・e20611)は無意識に人を遠ざける、殺界を形成し、人々を遠ざけ、ヴィンチェンツォ・ドール(ダブルファング・e01128)が周囲のざわめきや、音に負けない声を張り上げ、人々を避難させていく。
「俺たちはケルベロスだ、時期に此処は戦場になる、早く逃げろ」
 そうして人々が離れたのを確認すると、待機していた葛葉・影二(暗闇之忍銀狐・e02830)は戦闘の被害がでると予測される地域に人が寄り付くことのないよう、キープアウトテープを展開し、逃げ遅れたホストの男をホストクラブの店内へと逃がそうとその体を抱え上げる。
「……然らば、御免」
 女郎蜘蛛もその様子を指を咥えて見ているわけではない。先程とは違う、幾本もの糸が絡み合い、複雑な軌道を描きならが男と影二をめがけて襲い掛かる。
 その攻撃が影二の体を襲うよりも早く、アインヘリアル・レーヴェン(虚誕捏造マゾヒズム・e07951)が攻性植物を変化させ、その身に宿した果実の力により、糸による攻撃を緩和、相殺し、男の避難を手助けする。
 女郎蜘蛛は標的である男が店内へと押し込まれるのを見て、それを追おうと背の脚を地へと突き立て、まっすぐにその後を追おうとするが、ケルベロス達はその行く手を遮るように既に展開を終えている。
 ベルモット・ギルロイ(白熊さん・e02932)が使役する紙の兵団が周囲を飛び回り、女郎蜘蛛の動きを警戒するなか、それでも構わず女郎蜘蛛は真っ直ぐに突っ切ろうと地を蹴ろうとする。
 それを制するように、レーニ・ユハナ(ルーベルジョクラトル・e16962)が放つ無数の弾丸がその行く手を遮るように女郎蜘蛛めがけて降り注ぐ。
 弾けた弾丸は炎をあげ、地を砕き、女郎蜘蛛の体を焼く。行く手を炎で遮られた女郎蜘蛛はたまらず足を止め、体勢の立て直しをはかる。
「いけ……ッ」
 爆音の中、かき消されそうなアインヘリアルの冷淡な声を、彼のサーヴァントであるツヴィンガーは聞き逃さなかった。未だやまぬ銃撃と炎の中、籠のようなその体を揺らし、主人の命じるまま、忠実なそのミミックは目標に対して口を大きく開き、女郎蜘蛛の腰から伸びる人の脚へと噛みつく。
 女郎蜘蛛はその攻撃に驚き、一瞬たじろぐが、すぐさま背の脚でぞんざいにツヴィンガーを弾き飛ばしケルベロスの方へ向き直る。
「おら、愛しの相手はこっちにいるぜ、おばさん?」
 その時には既にアンナの体は女郎蜘蛛の目の前。放たれた蹴りを蜘蛛の脚を使い何とかそらし、アンナの体を宙へと弾き飛ばした女郎蜘蛛は数歩後ずさりながら、両の手から放出した蜘蛛の糸を束ねアンナへと向けて放つ。
 宙に浮くその体を確かに捉えたと見えたその攻撃。瞬間、アンナの体が揺らぎ掻き消え、糸は本物の彼女の顔を掠めるだけに終わる。
「恋は盲目八目の蜘蛛も、飛んで火にいる冬の蟲」
 どこからともなく聞こえる兎塚・月子(蜘蛛火の於月・e19505)の節をつけた言葉。
 彼女がアンナにかけていた分身の幻影が、女郎蜘蛛の攻撃の狙いをわずかながらにそらさせていた。
「撃ち抜く」
 隙を晒す女郎蜘蛛に対し、アンナの放った気を通したスナック菓子が真っ直ぐに飛んでいく。
 その一撃は狙いを違わず、女郎蜘蛛の目の一つを的確に貫いた。


 夜の街に木霊する女郎蜘蛛の悲痛な叫び声。貫かれた目を庇うように片腕で押さえながらも女郎蜘蛛は戦意を喪失していないのか、残った目を輝かせてケルベロス達を睨みつける。
 一連の戦闘で目の前の敵を無視して男を狙うことは不可能であると悟ったのか、背の脚を広げるように女郎蜘蛛は構え、周囲に糸を張り巡らせる。自らに有利な地形を作り出すかのように、無数の糸が宙を飛び交う。
「女郎蜘蛛か、ジャポネーゼの昔話に聞く怪物か……悪くないが、此処は譲れなくてな」
 その幻想的な光景を視界にいれながら、ヴィンチェンツォは呟き、銃口を女郎蜘蛛へ向ける。
「Numero.2 Tensione Dinamica」
 言葉と共に銃が青白い光を帯び、撃ちだされた弾丸は白銀の閃光となって女郎蜘蛛の腕を貫ぬいた。衝撃に女郎蜘蛛の体が揺らぎ、何かに締め付けられるかのようにその動きが明確に鈍くなる、が、女郎蜘蛛は周囲の建物に張り巡らせた糸を巻き取りながら、続く、銃撃を回避。
 まるで空に浮かび上がるように逆さまにつられたその身を自在に揺らしながらケルベロス達の攻撃を巧みに回避してみせる。
 いくつもの糸の中、混じる細く弱い糸が切れるのを受け、背後から迫るトレーネの存在を感知していた女郎蜘蛛はその拳を回避しつつ、背の脚を動かし、張り巡らされた糸でその体を絡めとり、締め上げる。
 体中を締め上げられ、叫びをあげるための息すら肺から押し出され、苦しさからトレーネの瞳に涙が浮かぶ。
「しっかりしろよ、おいっ!」
 すぐさまベルモットが放つ満ちた月を思わせる光球が蜘蛛の糸からトレーネを解放し、傷を癒す。軽く咳き込んでいたトレーネは視線でベルモットに礼をすると、すぐさま戦線へと復帰する。
 その間にも、戦いの音は止まず、響き続けている。
 影二と月子、二人の術によりケルベロス達は敵の攻撃の狙いをずらし、翻弄することで戦闘を有利に勧めてはいたが、反面決定打には欠けていた。
 レーニとヴィンチェンツォの精度の高い射撃は確実に敵の体力を削りダメージを蓄積してはいたが、アンナやトレーネの近接攻撃に対しては敵も喰らうことが危険だとはっきりと認識しているのか、しっかりと避ける事に集中している。
「傷を癒しますよ……僕の汚らわしいサキュバスミストを飛ばします……ふふふ」
 アインヘリアルが操る桃色の霧がアンナを包み込みその体に回った毒と傷を癒すが、仲間を庇いながら蜘蛛の糸の張り巡らされた街を駆けまわるアンナの体には無数の傷が刻まれており、その全てを治癒しきるには至らない。
 荒い息を吐きながら、駆けだす傍からアンナに向かい女郎蜘蛛はモザイクを飛ばす。
 敵の攻撃は驚くほど正確で殆ど狙いを外すことがない。仲間の援護のおかげで大きなダメージや搦め手を喰らうことはなかったがじわじわと体力を削り取られている。
 このままでは埒があかない、ヴィンチェンツォはそう判断を下すと、戦闘方法を切り替える。敵の懐へと躊躇なく飛び込み、蹴りを放つ。それを予見していた女郎蜘蛛は下がりながら糸を刃の様に振るう。ヴィンチェンツォはそれを飛び越えるように体を回しながら回避、不安定な体勢をものともせず狙いをつけて敵へと引き金を引く。
 瞬間、女郎蜘蛛の背の脚により銃が跳ね上げられ、あらぬ方向へと弾丸の軌道が逸れる。死に体となったヴィンチェンツォのがら空きの胴を糸が薙ごうとした、その瞬間、ヴィンチェンツォの放った弾丸が彼の狙い通り、地形を跳ね、敵の死角の外からその首元を撃ち抜いた。
 女郎蜘蛛の体が揺らぎ、張り巡らされた糸が一時、緩む。
 その瞬間を待っていた影二が一瞬で間合いを詰め、女郎蜘蛛の体に掌底を叩き込む。
「五体滅却!」
 掌から送り込まれた火焔の螺旋が、女郎蜘蛛の体を内部から焼き、爆ぜさせる。
 女郎蜘蛛の口から何色ともしれぬ液体があふれ出し、体を包む炎が彼女から通じる糸を燃やしていく。
 よろけながらも、女郎蜘蛛は距離を離そうと背の脚を使い、人型の体を浮かせ、まだ無事な巣の方へと逃げようとする。
 それを追って、トレーネが強く地を蹴る。
 女郎蜘蛛はそれを受けて回避を試みる、その行動がトレーネには手に取るように見える。
「誰かを大切にしようとした気持ちから、あなたの様な存在が生まれることは間違っていると思います。だから、私が止めて見せます」
 先ほどまでは見えなかったその太刀筋を彼女に見せているのは、その身体に刺し込まれた鍼の力。敵をかく乱し欺きながら、味方の影に潜り月子が施していたその秘策を、女郎蜘蛛は計算に入れられていなかった。
 女郎蜘蛛の人としての脚が宙を舞い、鮮血が夜の街を染め上げる。


 身を切られ、巣を焼かれ、もはや女郎蜘蛛に万に一つも勝ち目はなかった。
 だがそれでも彼女は諦めない。その衝動に駆られるままに、ただ一人の男を求め、あらん限りの力を振るう。
 彼女が狙うのはその向かう先に立つアンナ。
 残った手足から糸を紡ぎ、その体をめがけて四方八方から振り下ろす。
 アンナは退かない、致命傷となる糸だけを器用にいなし、掴み取り、自ら繋がれることで、敵の動きを制限する。そうして、動きを止めた敵の背後、彼女によく似た下半身のない人影が、その背から体を一突きにし、地に縫いとめる。
 悲鳴をあげながら女郎蜘蛛の脚がでたらめに動き、周囲に破壊を撒き散らす。
「合わせるよ!」
 それを宥めるように、レーニの放った無数の銃撃がその蟲の脚を弾き飛ばし、無理やりに動きを止められたその脚たちは、次の瞬間、次々に切り落とされ、地に落ちる。
「同じ蜘蛛名のよしみだ、さっさと夢違えして仕舞いにしてやる」
 小さなその声は女郎蜘蛛の金切るような甲高い悲鳴にかき消され、消える。その悲鳴はまるで、手に入らぬ玩具を前になく子供の駄々のようにも聞こえた。
「うるせぇ! 黙ってろ!」
 ベルモットの至極まっとうでありながら、しかし、どこかずれた言葉と共に放たれた拳が女郎蜘蛛の頬を捉え、深夜の街に木霊する叫びは突如としてプツリと途絶えた。


「大丈夫? まだ動ける?」
 戦いの終わった深夜の歓楽街。レーニは地面に横たわるアンナへと手を差し出す。
「ちっとばかり、しんどい……」
 レーニの手を借り立ち上がったアンナの足取りはおぼつかない。
 あたりにはレーニが戦闘の修復の為に展開した色とりどりのシャボン玉が浮かび上がり、生き残ったネオンの輝きを受けて輝き、幻想的な風景を作り上げている。
 彼女のサーヴァントであるヤルノもその手伝いの為に右往左往しながら街並みを修復している。
「思ったよりも大分被害が出てしまいましたね」
「皆様が御強かったから……この程度ですんだのですよ……人的被害もありません、でしたし」
 自らのヒールよりも街の修復にグラビティを使うトレーネを気遣うようにアインヘリアルはトレーネの傷を癒す。街の惨状は確かにひどいものであったが、迅速な避難誘導とケルベロス達の護衛もあり被害は最小限ですんだといえる結果であっただろう。
「被害者の方ももうすぐ目を覚ますだろうしね」
 アンナを落ち着ける場所へど移動させたレーニの言葉に、ヴィンチェンツォが作頷きながら呟きを返す。
「恋路の行方は分からないが、安寧が訪れればいいな」
 そうして話しながらも、街の修復は進み、残るはあまり傷のない、ホストクラブだけとなる。
「こういう場所に入れ込む奴の気持ちってのが今一俺にはわかんねぇが、今はそういうもん、なんかねぇ?」
「そういう恋があっても私はいいと思います。恋の形も、愛の形も人それぞれでいんだと思います」
 ベルモットの言葉に真券に返すトレーネの顔は心なしか、赤い。それは微かにさし始めた日の光のせいなのか、定かではない。
 修復の終わった朝焼けの街並みにはもう昨晩の激しい戦いの跡はない。
 ケルベロス達が引き上げた後には、もうすぐ消える、手向けの煙草の煙だけが、ゆらゆらと立ち上っていた。

作者:雨乃香 重傷:アンナ・シドー(ストレイドッグス・e20379) 
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2016年1月14日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 4
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