シャイターン襲撃~哀しき銀乙女

作者:今日野ユウキ

 綺麗に整備された道を、たくさんの人々がせわしなく行き交っている。
 『東京都稲城市』この町の中心にある住宅街に、突如として三つの影が降り立った。
「……何だ、アレ」
 遠巻きに眺める群集の、真ん中にたたずむのは三人の銀の乙女たち。薄汚れた甲冑を身にまとい、それぞれが片身に槍、斧、弓を携えている。
 彼女たちの瞳に光は無く、立ち振る舞いも空虚な雰囲気を感じさせる。
 三人のヴァルキュリアは周囲を軽く見渡し、そして、ゆっくりと武器を抜き放った。
 
「や、やめて……お願いだから……ああああッ!」
 惨劇、そう言うほか無かった。ヴァルキュリアたちは、命乞いの言葉にも全く反応せず、逃げ惑う人々をその手で屠っていく。ただただ淡々と、その凶刃を振るい続ける。
 目の前の人間たちは『戦士』でも無ければ『死に瀕した者』でも無い。彼らを手にかける事は、ヴァルキュリアの性質から完全に逸脱していた。
 それでもなお、彼女たちはその手を止めない、いや止められない。
 人形のようなその顔から、赤い涙がこぼれ落ちる。まるで嘆いているかのように……。

「――緊急事態です! エインヘリアルに大きな動きが見られました」
 部屋へ駆け込んできたセリカ・リュミエールは、厳しい表情を浮かべながら状況を説明しはじめた。
「あの鎌倉での戦いで失脚した第一王子『ザイフリート』の後任として、新たな王子が地球への侵攻を開始した模様です。ザイフリートの配下であったヴァルキュリアたちを、何らかの方法で強制的に従えて、人間たちを殺させようとしているみたいですね」
 セリカが手に持っていた地図を広げ、ボードに張り付ける。そして沢山の赤丸が書きこまれたそれの、ある一点を指さした。
「各地で同様の事件が予知されていますが、今回の事件が起こるのはここ『東京都稲城市』にある住宅街です。ここにいる人々を手にかけて、グラビティチェインを手に入れようとしているようです」
 一軒家とアパートが無数に立ち並ぶ住宅街。多くの人々が暮らしているこの町、攻撃されれば被害は甚大な物となるだろう。絶対に止めなくてはならない。
 さらに今回の侵攻作戦において、ヴァルキュリアたちを操っているのは、妖精八種族の一つ『シャイターン』だとセリカは言う。
「今回の侵攻作戦を阻止する為には、シャイターンを確実に撃破し、ヴァルキュリアによる虐殺を止める必要があります。そして私たちチームが担当するのは後者、『ヴァルキュリアの撃破』です」

「ヴァルキュリアは住民の虐殺を目的としていますが、邪魔する者が現れた場合、その排除を最優先とするよう命令されています。つまり私たちが戦闘を挑めば、それを無視して住民を襲うことはありません」
 セリカの広げた資料によると、敵の数は三人。『ヴァルキュリアの槍』『ルーンアックス』を装備した前衛二人、『妖精弓』を装備した後衛一人といった布陣だ。
 都市内部にシャイターンがいる限り、その強固な洗脳によって、彼女たちの人格は無いに等しい。何のためらいも無く、ケルベロスたちに襲いかかるだろう。
 単体でも十分な戦闘力を持ったヴァルキュリアが三人もいるのだ。厳しい戦いになるのは、容易に想像できる。
 さらに状況によっては、まずい事にもう一人、増援が来る可能性すらある。
「操られているヴァルキュリアには同情しますが、この状況では手を抜く事はできません。ここは心を鬼にして、確実に――!」
 そう言ったセリカだが、資料に目を落としながら少しだけ逡巡する。
「別働隊がシャイターンを撃破した後であれば……あるいは……」
 しかしすぐに、頭を振ってケルベロスたちに向き直った。

「いえ、不確かな事で迷ってはいられません! 私たちが敗北すれば、ヴァルキュリアによる虐殺は実行されてしまいます。皆さん、せめて彼女たちが罪を犯す前に――撃破してください!」


参加者
レオン・カメルダ(地球人のガンスリンガー・e01515)
クリュティア・ドロウエント(シュヴァルツヴァルト・e02036)
イルヴァ・セリアン(紅玉雪花・e04389)
龍神・機竜(その運命に涙する・e04677)
ヴィンセント・ヴォルフ(モノクローム・e11266)
タカ・スアーマ(はらぺこ守護騎士・e14830)
駿高・護玖(優月へ舞う白梟・e14946)
ルロイ・オッペンリバー(歪のタングラム・e19891)

■リプレイ

●惨劇の幕開け
 ふわりと舞い降りる銀の影。
 道の中心に降り立った三人のヴァルキュリアは、その虚ろな瞳で周囲をゆっくりと見渡した。
 彼女たちを怪訝そうに眺める人々は、皆ごく普通の一般人。ヴァルキュリアの矜持からすれば、決して殺すべき相手ではない。
 自分たちが行おうとしている事に、本能が「やめろ」と叫ぶ。それでもなお、ヴァルキュリアたちは武器を抜き、構えた。シャイターンの洗脳を受けた彼女たちは、今や機械と何ら変わらない。その心に意思はなく、与えられた命令をただ冷徹に実行するだけだ。
 ヴァルキュリアの白い頬を赤い涙が流れて落ちる。
 それを合図にするかの様に、先頭に立っていた斧のヴァルキュリアが静かに動きだした。戸惑う人々の下に一瞬で距離を詰め、そして、何のためらいもなくその凶刃を振り下ろしたのだ。

●対峙
「……たとえ、どんな理由があったとしても」
 勢いよく振るわれた重斧は、当たれば間違いなく人々を両断したであろう。しかし刃が届くその刹那、かん高い激突音が周囲に響き渡る。
「――このような虐殺、許すわけにはいかない」
 群衆の中から飛び出した一つの影、タカ・スアーマ(はらぺこ守護騎士・e14830)が敵の刃をすんでの所で受け止めていた。そして自らの剛腕にもの言わせ、ヴァルキュリアの体を押し戻す。
「みなさん、ここはわたしたちケルベロスが引き受けます! どうか安全なところまで、逃げてください!」
「この場所は戦場になるでござるよ。早く離れるでござる!」
 声を張り上げて警告するのはイルヴァ・セリアン(紅玉雪花・e04389)とクリュティア・ドロウエント(シュヴァルツヴァルト・e02036)の二人。その声と気迫を前にした群集は、蜘蛛の子を散らすように離れていく。
 引いていく人波、それと入れ替わるようにして現われるのはケルベロスたちだ。次々と戦場へと躍り出ては、ヴァルキュリアに攻勢を仕掛けていく。
「出来ることなら救ってやりたいが……さて、どうするか」
 鋼鉄の強化外骨格をまとった龍神・機竜(その運命に涙する・e04677)が、バトルドラゴンと共に戦場を疾走する。ギャリギャリと火花を散らしながら、次々と砲撃を放っては敵の出鼻をくじいて回る。
 その攻撃の合間を縫うように、建物の影から飛び出したのは特徴あるシルエット、レオン・カメルダ(地球人のガンスリンガー・e01515)。高く跳躍したその勢いのままに、後方で弓を引き絞っていたヴァルキュリアを蹴り飛ばす。
「――喜べよ、こっからは戦士が相手だ」
 そして、自らは着地と同時に懐から愛用のリボルバーを引き抜き、練達を感じさせる仕草でゆらりと銃口を向けた。
「「…………!」」
 ケルベロスたちを認識したヴァルキュリアは、まとっていた雰囲気をすぅっと一変させる。一旦後方に飛び退ると、崩れかけていた陣形を整え直し、今一度武器を構え直した。
 その暗い瞳に、もはや一般人は映っていない。槍、斧、弓、その全ての矛先はケルベロスたちに向けられている。そういう命令を植え付けられているのだ。
「オォー、かわいそうデスネー。命令に従うしかないなんテ…………シャイターンどもめ、俺のもっとも嫌いなやり方だ、反吐が出る」
 その様子を見たルロイ・オッペンリバー(歪のタングラム・e19891)は、吐き捨てるように呟いた。彼の静かな闘志は、その派手な仮面でも隠せぬ程に燃え上がっている。
 その隣に控えるヴィンセント・ヴォルフ(モノクローム・e11266)もまた、敵の姿に思う所があるようだ。感情なく無表情で対峙する敵に、かつての自分を重ねてしまう。思わず目を伏せていたが、すぐに向き直り、その決意を改める。
「……シャイターンとやらが倒れれば、何か変わるかもしれない……今は、全力を尽くすしかないな……」
「はい! わたしたちの精一杯で、彼女たちを解放しましょう!」
「そうですね。できることなら心も体も、救い出したいものです……事態が好転することを信じましょうか……シャーロック、頼みましたよ」
 そう言って、駿高・護玖(優月へ舞う白梟・e14946)も熱意をたぎらせ構えた。救える命ならば全て救う、それが彼の決意であった。たとえ敵であったとしても、それは変わらない。
 主人の心に答えるようにシャーロックも、そのふわふわの体をくるりと回し、戦闘態勢を整える。気合十分といったところだろう。
 道路の中心を挟み、三人のヴァルキュリアと八人のケルベロスは静かに対峙する。永劫とも思える沈黙、だがそれも、すぐに終焉を迎えた。
「――行くぞ」
 その言葉を合図に、全員が一斉に動き出す。巨大な二つの闘気が、今激突した。

●戦いの行方
 ほとばしる閃光、舞い上がる爆風。ヴァルキュリアとの戦いは、苛烈をきわめていた。
 轟音は地面を揺らし、激しい戦いの余波は周囲の建造物すら破壊していく。
「……むぅ、さすがに手強いな。だがこの程度、傷ついた人々の苦痛に比べれば……!」
「心配ご無用。ミーがすぐに治しちゃいますよぅ!」
 最前線で味方を守護していたタカが、ギリッと牙を鳴らし低く唸った。龍泉・弐式を用いて自らを癒し、さらにルロイの治療によって一気に体力を持ち直す。
 敵ヴァルキュリアの連携攻撃は、相当に強力なものであった。ほんの少し気を緩めれば、一瞬で魂ごと刈り取られてしまうだろう。
 だがケルベロスたちの陣形の堅牢さは、さらにその上をいっていた。
「強敵ですね。ですがこの調子なら……いけそうです」
「ああ。こっちの層は厚い。確実に守っていければ、こちらが有利だ」
 護玖と機竜は戦力を冷静に分析して、的確な指示を飛ばす。複数のディフェンダーとメディックを擁するこの堅陣は、まず揺るぐことはない。
 そう、そのはずだった。
「――ッ!」
 それに、最初に気づいたのはレオンであった。
 風を切る高い音が、背後から聞こえる。目の前の敵に集中していたため、気づくのが遅れたのだ。
 咄嗟の判断で身をよじり、リボルバーを連射する。だが――、
「――グッ! 新手か」
 スピードに乗って突進するそれを、止めきることはできなかった。致命傷は避けたが、槍が腹部をえぐり血が滴る。
「大丈夫でござるか! レオン殿!」
「……かすり傷だ。問題ない」
 見上げた先にいるのは、四人目のヴァルキュリア。別の戦闘地域から援軍にやってきたのだ。ここにきて、無傷のヴァルキュリアによる増援。戦況という天秤の傾きが、大きく揺れ動く。
 この機に一気に攻勢を強めんとするヴァルキュリアたち。だが、そうはさせんとばかりに、クリュティアが遊撃へと走った。
「魂の篭らぬ攻撃で――拙者たちを倒せると思うでござるなッ!」
 電柱や看板に巻きつけた鎖を巻き上げることで、クリュティアはまるで宙を駆けるかのように、戦場を縦横無尽に疾走する。弓のヴァルキュリアが放つ矢の群れを、その豊満な肉体を揺らしながら次々と避けていく。
「望まぬ殺戮、それで良いのでござるか! 負けてはならぬでござる!」
 その俊敏さで一気に接近し、目にも止まらぬ速さで刀を振るった。それと同時に、語りかけることで正気に戻そうともするが、強固な洗脳の前に彼女の言葉は無情に響く。
「やはり、シャイターンが健在では……」
 ヴァルキュリアの攻撃を装甲で弾きながら、機竜は思考を巡らせる。
 敵の追撃は最小限に抑えた、しかし戦況は五分五分というところまで押し込まれている。微妙なバランスの上に成り立っていた戦線が、一体の介入によって崩れてしまったのだ。
「みなさん! 私たちが随時回復します。今は耐えてください!」
「くッ! ……こんなことをするのが君たちの本懐じゃないだろう!」
 防御を重視すれば当然攻撃力が不足する。だが攻撃を重視すれば、逆に攻め崩されてしまうだろう。その上、ヴァルキュリアたちはこちらの呼びかけにも全く反応をしめさない。
 この状況では、態勢を整えるまで耐えるほかなかった。
「イルヴァ、俺の後ろに……『その身に呼び醒ませ、原始の畏怖』ッ!」
「ヴィンセントさん! あなたと一緒なら――!」
 背中合わせに構えたヴィンセントとイルヴァが、群がるヴァルキュリアを迎撃していく。
 詠唱と同時に、ヴィンセントの呪紋が紅く輝いた。それ続いて轟く雷鳴。放たれた黒き雷霆がヴァルキュリアを穿ち、その動きを止めたのだ。
 それに合わせてイルヴァの刃が敵を切り裂き、与えたダメージをより確かにする。お互いの信頼が成せる、息の合った連係だ。
 敵に与えた打撃も大きい。だがしかし、状況は今だ好転していない。
「……大丈夫」
 それでも、イルヴァは確信していた。根拠はないが分かるのだ。皆から溢れる仲間を守りたいという気持ち、ヴァルキュリアも助けたいという気持ち、それらが導く結果を。
「いつか雌雄を決する運命だとしても、その場所はここじゃない! わたしはそう信じてます! だから……大丈夫です。わたしたち、絶対勝てます!」

●暁の空
 激しい攻撃の最中、それは突然起こった。
「……うっ、ああぁぁッ! わ……私、は……!」
 ヴァルキュリアの一人が、突如として声を荒らげたのだ。先ほどまでの人形のような表情から一変し、血の涙を流しつつも、徐々に意識が戻っているように見える。
「これは……シャイターンが倒れたのか……?」
 ヴィンセントの言葉を裏付けるように次々と、この状態は他のヴァルキュリアたちに伝播していく。
「今なら、声が届くかもしれません!」
 洗脳の元凶であるシャイターン。それが撃破された影響で、ヴァルキュリアの思考に混乱が生じているのだとしたら……。
 これ以上の好機はない。ここを逃せば、もはや『撃破』以外に手はないのだ。
 防御を固めていた仲間たちが、弾かれるように一斉に動き出す。
 ヴァルキュリアたちの行動は、明らかにぎこちない。数瞬前とは、攻撃の精度が天と地ほど違う。精彩を欠いたその動き、捉えることは難しくなかった。
「血の涙流してまで、あのクズ共に従って何をやっているんだ。お前らの主人のザイフリートは、今も戦っているぞ。お前らも根性見せて抗ってみろ!」
「……ザ……リート……様!」
「貴様らの仕事場はここではないだろう。さっさと退け。この場だけは……見逃してやる」
 油断なく銃口を向けながら、レオンは声を張り上げる。それに続くように、タカがヴァルキュリアを押さえ込んだ。
(「本当は、貴様らを八つ裂きにしてやりたい気分だがな……」)
 一瞬、その手に力がこもる。タカにとって目の前にいる者はあくまで敵、その思いは捨てきれるものではない。だがシャイターンに使役されているよりは、ザイフリートの下にいた方が幾分かマシというもの。そう割り切ってもいた。
 仲間たちは皆、内に秘めたそれぞれの思いがある。だがヴァルキュリアを止めるという、その考えは皆同じものだった。
「俺たちの実力は分かったはずだ。もし、シャイターンに対して怒りを覚えたのならば……俺たちは手を取り合えるはずだ。少なくとも、奴らを滅ぼすまでは……な」
 敵の槍を受け止めながら、機竜が静かに告げる。ケルベロスたちの説得を受け、ヴァルキュリアの動きが段々と鈍くなっていく。そして……、
「私たちの敵は、別にいるはずです。どうか、心を強く持ってください!」
「……そう、だ。私たち、は……」
 護玖の言葉に、彼女たちは遂に動きを止めた。構えていた武器をゆっくりと降ろし、ふらつきながらもしばし佇む。その姿に、もはや戦意は感じない。
 ヴァルキュリアとの戦いは、今ここに終わりを告げたのだ。

「良かった……解き放つことができたんですね……!」
「――さぁ、行くでござる。虐殺を止めた今、拙者たちの目的は完遂されたでござる。ザイフリート王子殿の所へ行くのであれば、止め立てせぬでござるよ」
 そう言ったクリュティア、そしてケルベロスたちに、ヴァルキュリアは小さく頭を下げた。武器を納め、凛とした表情で口を開く。
「……すまない事をした。この借り、いつか返せるといいが」
「自らの意思でなかったんだ……気にすることはない」
「あいや、少々お待ちをお嬢様方……折角の機会、よろしければお名前のほうを教えてくれませんカ?」
 その長躯を仰々しく折り曲げながら、紳士風に尋ねるルロイ。
 四人のヴァルキュリアたちは、一瞬驚いたように見つめ合う。そして、その硬い表情を少しだけゆるめ、柔和な笑みを浮かべた。
「いずれ、会うことになるだろう……騎士として、名乗りはそのときまで取っておく。では、またどこかで――」
 それだけ告げると、ヴァルキュリアはふわりと浮かび、西の空へと駆けていく。彼女たちは嵐のように現れ、そしてまた嵐が消えるときのように、何事もなかったかのように去っていくのだ。いつか現れるそのときまで
 それを見送った後、ルロイは残念そうに肩をすくめる。
「う~ん……ふられてしまいマシタ」
「きっとまた会うでござるよ。そのときは、敵か……それとも……」
「この先の運命がどうなっていたとしても、今日の私たちは全てを救いました。それでいいのです」
 彼女たちが飛び去った空の先を見据えながら、クリュティアと護玖が呟く。
「今日は、随分と振り回されたな……」
「全く……人騒がせな連中だよ。シャイターンも、ヴァルキュリアも、ザイフリートも……」
「……違いない」
 傷だらけの街並み、ボロボロになった自分たち。機竜、レオン、タカの三名は、お互いのその姿を見合うと、ふっとニヒルな表情で苦笑する。
「――さて! では早く街を直して祝勝会ですね!」
「……何か食べるなら、甘い物を希望する」
 満足気な面持ちで、並んで歩いていくイルヴァとヴィンセント。
 この戦い、敵も仲間も人々も、誰一人命を落とすことはなかったのだ。
 その戦果を手土産に、ケルベロスたちは悠々とした気持ちで帰還を果たすのであった。

作者:今日野ユウキ 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2015年12月24日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 7/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 1
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