●薄紅色のお花見を~デュアルの誕生日
「みんな、戦いに忙しい日々、お疲れ様。本当に有難う。そして、俺の誕生日……桜の季節になりました。って事で、今年も桜を楽しむ一日を過ごさないかってお誘いなんだ」
今年も毎年恒例だ、と話すデュアル・サーペント(陽だまり猫のヘリオライダー・en0190)。
「今年も、みんなの為に貸し切りのお花見会場を用意したよ! 桜の花を楽しんだり、お弁当を持ってきてお花見をしたり、歌だって歌っても良いし、仲間とか友達とか恋人同士とか、勿論一人でも心行くまで桜を楽しんで欲しいな。とにかくみんなに羽を伸ばして思いっ切り楽しんで欲しいんだ。約束事としては、人様に迷惑はかけない、桜の枝を折ったりしない、未成年にお酒を飲ませない……位かな。後は、みんなが思い思いに楽しく桜の下で楽しい時間を過ごしてくれたら嬉しいな。素敵な一日になりますように!」
●薄紅色のお花見を~デュアルの誕生日
本日はケルベロス達の為に借り切ったお花見会場。皆が楽しい一時を過ごしてくれる事を願って。
三和・悠仁とソロ・ドレンテは、桜の下にシートを敷いて、そこにお弁当を広げる。ソロ特製のお弁当、梅干し、おかか、シャケ、昆布のおにぎりに、卵焼き、タコのウインナー、きんぴらごぼう、から揚げだ。
「お弁当……! 美味しそう、頂いてもよろしいのですか?」
誰かに作ってもらう機会が中々なかった悠仁は嬉しそうだ。
「ああ、勿論だ! ちょっと作りすぎたかもしれないが……」
おにぎりを頬張るとご飯の甘さと具との美味しい調和に悠仁は感心する。
「ん、ん…美味しいです、自分で作るよりも、ずっと。ふふ、たくさんあるのも、たくさん楽しめるということで、ゆっくりしっかり、味わわせていただきますね」
二人でお弁当に舌鼓を打ちつつ、今までの事が頭を過る。ソロは悠仁の事を仲間としても友人としても尊敬していて、いつも後ろで支えてくれた。今のままで良いと言ってくれたからこうしていられると思う。だから、色々な想いを込めて伝える。
「ありがとね……悠仁。また来年、同じ桜が見れると……いいな」
「いいえ、こちらこそ……本当に有難うございます。ええ、どうか来年も、またこの景色を——」
悠仁もそれは同じ。ソロは悠仁に居場所や仲間、信頼、大切なものをくれたから人だから。
だから、来年も桜の下で——見上げる桜に浮かぶ悠仁の目は笑みにも似ていた。
風魔・遊鬼とセルショ・ランバードは、二人で花見酒と洒落込む事にした。人気の少ない場所だと桜を二人だけのものにしている感じがする。
「素敵な景観だしお酒が進むわね」
「ちょっとお酒が多かったでしょうか?」
大量のお酒に、ちょっとのおつまみ。それに対して遊鬼が言葉を零すと、セルショは微笑む。
「大体このぐらい必要じゃないかしら? 少なくとも私は飲むし」
咲き誇る桜も、風が吹けば舞う桜も風流で趣がある。
「心地よい日差しも相まって素敵よね、お酒も好きな人もいるからなお素敵だわ」
「こうして二人で桜を見ながらお酒をこれからも楽しみましょうね」
二人で微笑みあうと、再び杯を交わしあうのだった。
カシス・シークエンスとロイス・メーガンは、桜の花が良く見える所に場所を構えた。
カシスは買ってきたお酒とから揚げを並べて、まずはお酒をとロイスにお酌する。
「花見酒というのは春の雰囲気を感じられるなあ」
「風流で美味しくて日頃の喧騒から離れた感じ……あ、言ってるカシスくんのお酒の中、花弁浮かんでるぜ」
カシスの花弁が浮かんだ杯を見て、ロイスがパシャリと写真を撮った。
「僕からはこれー。卵焼き三段重!」
「卵焼き焼いてきてくれたの? 有難う」
ロイスは、焼いてきた卵焼きについて話始める。
「上は東北よりのしょっぱめ味付け、真ん中は関東よりの甘い味付け、一番下は我流オムレツ!」
オムレツはケチャップで桜の花が描かれている逸品だ。
「美味しいねえ。卵焼きは綺麗に巻くのが案外難しい気がする!」
「卵焼きのコツはねー」
暫くロイスによる卵焼き講座が始まった。卵焼きとから揚げとお酒と盛り上がる話というのは嬉しいものだ。
「来年もまた綺麗に桜が咲いて、お花見が出来るといいねえ」
「うん、次の春もこうして花が咲いて、皆の笑顔に繋がるといい!」
次の春も桜が咲くように、そして皆が花の様な笑顔になりますように、と。
ゼフト・ルーヴェンスとエアーデ・サザンクロスは、ゼフトの提案により人が少ない所にある静かな大きな一本の桜の下に場所を取った。広げるのはエアーデお手製のお弁当。内容はお握り、サンドイッチ、から揚げに卵焼き。
「ふふ、ちょっと頑張っちゃった。貴方に沢山食べてほしくて……」
照れるエアーデにゼフトは微笑む。仲良くお弁当を頂きつつ、桜を眺める。
「やっぱり外で自由に桜を見ながら食事も最高だな。うん、エアの手料理もすごく美味しいぞ。たまには喧騒を離れてのんびりするのもいいな。特に君と一緒ならなおさらだ」
「うん、のんびりって大切よ」
お弁当を食べ終わってから、エアーデは桜の花を見上げる。
「桜の精霊は人を魅了した数を競ってその数だけ美しくなるのよ」
そう話しながら、エアーデはゼフトの肩に頭を乗せる。そんな彼女にゼフトも肩をそっと抱き寄せた。
「また来れるといいな。次も2人で……いや、もしかしたら3人になってるかもね」
「そうね、次は家族で楽しんでいたら最高ね」
微笑むゼストに、エアーデも優しく微笑み返すのだった。
ヴァルカン・ソルと七星・さくらも、夫婦水入らずでお花見だ。
「ぁ、ヴァルカンさん! あの辺りとか良いんじゃないかしら」
「そうしようか」
桜の花を咲かせるオラトリオ、さくらと一緒に選んだ桜の木の下でヴァルカンは場所を取る。傍ではさくらが頑張って作ったヴァルカンが大好きな物を詰め込んだお弁当を取り出した。
「はい、あーん♪」
周囲から生暖かい視線を感じるのだけれど、ここは寧ろ自慢する様にヴァルカンは唐揚げを頬張ったのだった。
「うむ、いつもながら美味い」
お弁当と春の陽射し、満開の桜の花に誰よりも大切な人と共に包まれて幸せな時間が過ぎていく。
少し瞼が重そうなヴァルカンに気が付いたさくらは、彼を膝枕に誘う。
「……今日はさくらに甘え通しだな」
さくらの膝の上にヴァルカンは頭を預ける。世界で一番の幸福を噛み締めながら。
「ありがとう、さくら……愛している」
その言葉に応える様に、さくらも愛しているとキスを落とした。
それぞれの贈り物であるキャンパスシューズとパンプススニーカーで足元を彩るのは、鉄・冬真と御影・有理。喧騒から離れて夫婦水入らずでのんびり過ごす。
有理が作って来たお弁当。いつもは和食なのだけれど、今日は手作りのたまごサンドとスコーンと紅茶だ。
「有理のご飯はいつも美味しいけれど、たまごサンドもスコーンも好物になりそうだ」
「ふふ、良かった」
桜花咲く風景の中での食事は最高に贅沢な気分だ。
冬真の紅茶に桜の花弁が舞い落ちる。見上げれば桜が縁取っている様で……とある事を思い付いた。
「有理、お願いを聞いてくれる?」
「お願い? 冬真のお願いなら喜んで」
有理の了承を得た冬真は彼女を高く抱き上げると桜の額縁へ合わせた。
「——うん、やっぱり綺麗だ」
ここに宝物を掲げてみたらさぞ綺麗だと思ったのだが、その通りだった。
「——もう、冬真ったら」
そう答える有理の顔は桜色で、きっと冬真も同じだろう。
「愛しているよ、有理」
「私も冬真を愛してる」
桜の下で、二人は口づけを交わしあうのだった。
リーズレット・ヴィッセンシャフトと七宝・瑪璃瑠のお花見。互いに見せ合うのはお弁当だ。
リーズレットのお弁当はキャラ弁。自分達がモチーフだ。瑪璃瑠のピンクの目で笑っているのがメリーで、金色の目で柔らかく微笑んでいるのがリル。そして、二人の間にいるのがリーズレット。
「流石、リズさん! うう、これは確かに食べるのがもったいない可愛さなんだよ……。その、写真にとっていいかな?」
瑪璃瑠の提案にリーズレットは笑顔で快諾する。彼女にとっても最高の出来で、食べるのが惜しい位だから。
「ボクたちはね、じゃじゃーん! オープンいなり寿司byメリーと! マカロンbyリルなんだよ。お寿司はね、可愛さにも凝ってみたんだよ!」
そんな瑪璃瑠にリーズレットは微笑む。
「これはご飯を食べた後にもお茶が楽しめるチョイスじゃないか! 慣れてないのに、こんなに作れるなんて凄いぞ!」
リーズレットの様に料理が上手くなりたい瑪璃瑠にとって、その言葉はとても嬉しい。
お互いにお弁当の食べさせあいっこをする。その時間は最高に幸せな一時だった。
人気の少ない所にシートを敷くのは君乃・眸と尾方・広喜。それぞれ、内緒で作ったお弁当の交換をするのだ。
広喜が用意したのは、眸の好きな、たらこのおにぎり、眸が教えてくれた、チーズをベーコンで巻いたもの、それと、野菜炒め。どれも思い出いっぱいのものだ。
一方の眸のお弁当は、チーズのベーコン巻、卵焼き、タコウインナー、そしてご飯の上には海苔で切った金魚二匹のシルエット。
お互い、チーズのベーコン巻が入っていたのは同じ事を考えていたのだと思って広喜は思わず笑ってしまった。眸も広喜のラインナップに、それぞれの思い出が蘇り、二人とも好きダからなと大切に食べる事にした。広喜も金魚の切り抜きに大喜びしている。
眸の髪に頬を寄せながら広喜は桜を見上げて綺麗だと思う。眸も温かな体温を感じながら、そっと思いを告げた。
「来年も再来年も、ずっと共に綺麗な桜ヲ見よう」
「来年も再来年もその先もずっと一緒にこうやって桜を見ような」
それは二人だけの大切な約束——。
少し離れた場所で花見酒を楽しむのは藤波・雨祈とミレッタ・リアス。
お酒は雨祈の担当。スパーリング日本酒に桜酵母のお酒があったのでそれをメインに選んで持ってきた。
お弁当の担当はミレッタ。鮭とおかか、刻んだ小梅じゃこ混ぜのおにぎりと、おかずは春野菜中心に、ローストビーフや豚肉の唐揚げ。他にも春キャベツは、中に具を巻いたりマリネを用意した。
「さすがの素敵なお酒チョイス!」
雨祈のお酒のチョイスにミレッタは兎の耳をぱったんぱったんさせて喜ぶ。その喜びように雨祈も嬉しくなる。
「かんぱーい!」
そうして花見酒が始まった。
「流石、ミレッタ、お弁当、超美味しそう! 豚のから揚げって珍しいし、やっぱキャベツは美味い! マリネが酒に合って箸が進みまくりだ」
一方のミレッタもお酒を堪能している。
「桜酵母、見た目の印象よりどっしりで、美味しい……! 日本酒のスパークリングも、すっきりして飲みやすい!」
お酒とお弁当で幸せ一杯のミレッタの耳はべったりと倒れていた。
「改めて、近くで見るとくっきり花の形なのに、遠目だと輪郭がふわふわして、不思議よね」
「桜は花弁も薄いし、小さいし、色が淡いから遠目だと霞のような時があるよね」
雪のように降り止まぬ花びらは、敢えて振り落とさないミレッタ。それもいい塩梅なので雨祈もそのままにする。
桜に包まれる花見酒。それを心行くまで楽しむ二人だった。
「ミリア、誕生日祝いは凄く嬉しいんだけど、これは人間の食べ物?」
お祝いと称してお弁当を持ってきてくれたミリア・シェルテッドに、デュアル・サーペントはたじたじである。ミリアはデュアルを猫だと思っている節があり、以前に猫用のお弁当を持ってきたし、更におかわりと称して猫缶を持参している。あれだけ、ウェアライダーだと主張したのに……!
「ウェアライダーさん用のお料理もありますよ、一応」
「……じゃあ、俺のお巻き寿司と分けて食べよう。お弁当のお礼」
猫缶、猫ちぐら……間違いなく猫扱い。いや、猫のウェアライダーだけど……! でも、隙あらば飼い猫として連れて帰ろうとしているのが見え隠れしているのが怖い。
「猫缶は……きっと、つられて猫が来てくれると思うよ」
「そうですか! ふふ、楽しみです」
ミリアのお弁当と自らの巻き寿司を食べながら、野良猫の世話をしているミリアはこれさえなければ良い人なのにと残念に思う。まずは、薦められたお昼寝とブラッシングは勘弁してもらう事にしたデュアルなのだった。
皆で遊びに来たのはアラドファル・セタラ、茶菓子・梅太、深緋・ルティエ、咲宮・春乃、月岡・ユア。
「ふっふー!来たよお花見っ。お日様も気持ちいいし、ホントお花見日和!」
「ほんと、今年も見事に咲きましたね。こうして満開の桜を見られて幸せです」
満開の桜に、ユアとルティエは感嘆の声を上げる。
「あぁ、今年も美しく咲いたな。桜を眺めていると落ち着く……。そして眠くなってしまうのが常。いかん」
眠気を振り払いながら、アラドファルは用意した小さな桜のあられ入りの温かいお茶を皆に振る舞う事にする。
他の皆も色々な物を持ってきたり、作ったりしてきた。梅太は三色団子、春乃は甘い卵焼きにタコさんウィンナー、ユアはバームクーヘンだ。料理上手の春乃の料理は好評で、卵焼きもタコさんウィンナーも大好評だ。そして、お弁当の後にはもちもちの三色団子にふわふわバームクーヘンと幸せな気持ちになる。
アラドファルが寝そうになっている頃、ルティエはビンゴゲームを提案する。
「ビンゴゲーム? 楽しそうだね、ルティエさん!」
春乃を始めとしてみんなが賛成する中……返事が返って来ない人が一人。
「アラドファルさん、お茶下さ……おねむ?」
梅太が声をかけた時、桜とお腹が満たされた事により、アラドファルは再び眠りの世界に誘われようとしていた。
「わ! アラドファルさーん! ビンゴやりますよー!」
「あっ、アルさん、いま寝たらもったいないよ! ほら、お茶飲んで起きて起きて」
ルティエと春乃も慌てて声をかける。このままだと眠ってしまいそうだ。折角のビンゴゲームなのだが、どうやら急いでやらないといけないらしい。
ビンゴゲームの番号を用意するのはユエ。景品は桜味のお菓子の詰め合わせらしい。ユアのセンスに感心したらしいアラドファルも、ビンゴゲームに加わる。
(「当たるかな、どうかな、みんなはどうだろう?」)
ドキドキしている梅太の傍からアラドファルとルティエの会話が聞こえる。
「ルティエはどのぐらい揃った?」
「ふふ、私は今、ダブルリーチです」
そうして……勝負を制したのは春乃だった。
「おめでとう」
アラドファルはいつの間にか用意していた綺麗な桜の花弁で祝福する。
「では、景品のお菓子だよ」
「ありがとう。じゃあ、これはみんなで山分けね!」
桜のお菓子の詰め合わせを貰った春乃はにっこりと笑う。このお菓子はみんなで食べた方が絶対に美味しい。だって、みんなが笑顔になれるから。
素敵な春の思い出。みんなの笑顔に包まれて——。
同じく仲間内で集まったのは、ウォーレン・ホリィウッド、ジェミ・フロート、櫟・千梨、紺崎・英賀、美津羽・光流、エトヴァ・ヒンメルブラウエ。こちらのメインは花見酒だ。そして、同行者として旅団にある変異するカオス植物トキワギ。英賀がヒールをかけてやると、桜の花を咲かせた。春の訪れを喜んでいるのだろう……恐らく。
お酒の他にも欠かせないのはお弁当。ウォーレンの三段重ねのお重には錦糸卵を乗せた稲荷寿司に筍の煮物、それからお団子。お団子はトキワギにも飾ってやる。
ジェミが用意したのはサンドウィッチ。ツナサンドとたまごサンドだ。他にもお菓子も用意してきた。
エトヴァも桜餅と抹茶入りのお菓子を用意してきたのだが、こちらは後からの出番かなという事で、出すのは後回しにする。
「かんぱーい!」
まずはビールで乾杯。日本酒も用意してきたので光流とエトヴァはそちらも楽しむ。お酒の強い人も弱い人もいるけれど、皆、お酒が好きな人の集まり。
ジェミは普段からお世話になっている、サンドウィッチのお礼等で色々な人からお酌をしてもらって、彼女からもお酌を返して和気あいあいだ。
実はこのメンバー、ザルなのは光流だけ。ウォーレンとエトヴァは酔わない程度にしているのだが……興が盛り上がると共に他のメンバーはちょっとずつ可笑しくなりかけている。
そんな時、千梨が雅な余興を見せると言ってきた。用意するのは縦縞のハンカチ。
「この縦縞のハンカチを丸めて魔法をかけると……横縞になる」
堂々と広げて見せる。
「って、角度が変わっただけやないかい!」
当然のツッコミが光流から入った。
「タネを見抜くとはやるな」
「千梨君、オチさえなければ風流な人に見えたのに……」
英賀はがっかりとしている。
「まあ、凄い手品はこれから紺崎が見せてくれます。本人も結果が分からんのを手品というのか知らんけど」
どうやら、次の手品は英賀らしい。現在、彼は酔っている。だが、過去に彼には『酔った彼は世界を狙える渾身のマジックを披露した』らしい。それを披露しろとの事なのだ。
さて、その中身は……。
「正直、全然覚えてないけど、ここでマジックを再現してみるね。え……何が起こるか知らないよ……素敵なことが起きるといいな……」
そう言いつつ、トキワギの傍に行く。
「では、ここにあるトキワギを——」
「あ、あの桜の枝の所にトキワギの影が……!」
「影?」
ウォーレンの言葉に皆の注意が行った所でエトヴァとウォーレンはトキワギの周りに桜餅を並べる。そして、再び皆がトキワギに視線を戻した時……。
「そっかー、ここは桜餅のバーだったのね!」
「……トキワギに桜餅が実った? 桜餅食べ放題?」
ジェミと千梨が可笑しな反応をしている。無論、行った本人も不思議そうだ。成功にエトヴァとウォーレンは微笑み、そのタネを知っている光流も二人の努力に合わせて一緒に笑った。不思議なマジックショーに沸く一時だった。
桜の花咲く素敵な時間。素敵な思い出になります様に——。
作者:白鳥美鳥 |
重傷:なし 死亡:なし 暴走:なし |
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種類:
公開:2021年4月17日
難度:易しい
参加:30人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 7/キャラが大事にされていた 0
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