ケルベロスブレイド防衛戦~狂える白き虹

作者:成瀬


 暴力的な風が、大竜巻へと変化していく。
 鎧駅沖に出現した『甦生氷城』のまわりには巨大な竜巻がいくつも生まれ外敵を阻んでいた。
 荒れ狂う風、その向こう。合間を縫うようにして何かが、煌めいた。
 それは虹というには余りにも冒涜的で、死神というには余りにも美しい。
 七色と殺意を内包せし、かの者の名はネフェール・モハメッド・ハスノマル。


 ケルベロスブレイド内部にて。
 ヘリオンと共に搭乗していたミケ・レイフィールド(薔薇のヘリオライダー・en0165)はケルベロスたちを前にして、最初にザルバルク大洪水の阻止に成功したことを報せ労いの言葉を送った。
「これだけで終わらないのよね、……。現在、兵庫県鎧駅沖に出現した《甦生氷城》ヒューム・ヴィダベレブングに異変があったの。《甦生氷城》から半径数キロ圏内は巨大な竜巻が発生していて、大荒れとなっているわ」
 竜巻は海水ではなくザルバルクで作られていて、内部には死神が多数いると考えられる。今は制御を失ってはいるが、膨大な数のザルバルクと死神の軍勢がこの地球に出て来ているのは事実。放っておくわけにはいかないとミケは告げた。
「ザルバルクの大竜巻。普通なら近付くだけでも危険過ぎる。でも、……そう。こっちには万能戦艦ケルベロスブレイドがある。『ザルバルク剣化波動』の効果範囲は半径8キロメートル、これによって大竜巻は完全に無効化できる。今回はケルベロスブレイドで《甦生氷城》に接近し、ザルバルクを剣化した隙を狙って《甦生氷城》に突入、制圧する事が作戦目的となるわ」
 作戦開始後、万能戦艦ケルベロスブレイドから発する『ザルバルク剣化波動』を、《甦生氷城》にずっと当て続けなければならない。つまり半径8キロメートル以内に捉えつつ、留まる必要がある。その間移動はできない。
 ザルバルクを剣化した後は艦前方の主砲『雷神砲』の攻撃によって、死神の軍勢の大多数を撃破できるはず。だがその攻撃を耐え抜いた巨大死神はケルベロスブレイドに向かってくることだろう。
「ケルベロスブレイドは『分解式魔導障壁』で遠距離攻撃を完全に無効化できるけれど、近距離攻撃に対してはそうはいかない。ケルベロスブレイドを守る為、是非この迎撃戦に参加してくれないかしら」
 戦闘中はケルベロスブレイドから『雷神砲』で援護を行う。
 『雷神砲』は敵にだけダメージを与える攻撃。だから安心して、とミケは優しく付け加えた。
「アタシの班はネフェール・モハメッド・ハスノマルという死神を担当することになったわ。狂える白き虹、荒ぶる七色……その姿はまともな人の姿すらしていない。混沌の水と地獄の炎が混じり合い、辛うじて竜人の姿を取っているわね」
 ケルベロスでいうなら暴走状態に近く、理性的な行動は期待できないだろう。
「デスバレス大洪水を阻止した事で、逆にこちらから侵攻するチャンスが生まれたわけね。……どうか気をつけて。あなたが怪我なく帰って来てくれるのを待ってるから」


参加者
伏見・勇名(鯨鯢の滓・e00099)
君乃・眸(ブリキノ心臓・e22801)
ジェミ・ニア(星喰・e23256)
レヴィン・ペイルライダー(キャニオンクロウ・e25278)
尾方・広喜(量産型イロハ式ヲ型・e36130)
エトヴァ・ヒンメルブラウエ(フェーラーノイズ・e39731)
ロスティ・セヴァー(身体を探して三千里・e61677)
嵯峨野・槐(目隠し鬼・e84290)

■リプレイ


 数キロ向こうにあるのは《甦生氷城》に暴力的な大竜巻、見下ろせば広い海。
 万能戦艦ケルベロスブレイドを背後に守り、ケルベロスたちは戦闘準備を整えていた。
(「もしもこの戦艦の完成が間に合っていなかったと思うと……ぞっとするな」)
 嵯峨野・槐(目隠し鬼・e84290)は目を閉じ、辺りの世界を視覚以外の情報で感じ取っていた。今に始まったことではない。もう慣れてしまったと言って良い。ケルベロスには身体の一部を亡くし他のもので補っている者も存在する。槐がその目を閉じているのには理由があるのだろうと、無理に聞き出すような者は此処にはいない。もし槐が閉じていなかったとしても、その瞳を見て綺麗だという者こそあれ、傷付ける言葉を吐くような者がいるだろうか。少なくとも此処にはいない。
 皆、心に傷を得た者ばかりだ。痛みが分からぬ程愚かではない。
「しっかし、でっかいなあ」
「ヒロキ。それハ、どちらのことでしょうカ」
 潮風に乱れた蒼穹の髪を軽く押さえつつエトヴァ・ヒンメルブラウエ(フェーラーノイズ・e39731)は前と後ろへ視線を遣り、尾方・広喜(量産型イロハ式ヲ型・e36130)へと問いかける。
「そりゃあ、どっちもだ。ほら見てみろよ。あっちもこっちも、俺の何倍あるかわかんねえだろ」
 笑顔でそう答えるのを君乃・眸(ブリキノ心臓・e22801)は傍らで聞いていた。相棒の笑顔はすでに見慣れたといって良いものではあるが、その色合いが随分と豊かになったと思ったのはいつの頃だっただろうか。本人に言ったとて、「そうか?」と至極あっさりと返される気がするのだが。生きることは変わっていくことだ。変化が大きいか僅かであるかは人によるが、眸とてその例外ではない。とんっと、重さを感じさせない動きでケルベロスコートを翻し、小剣型艦載機群のひとつへと降り立つ。
「少し緊張シテいるようですネ」
「……やっぱり分かる?」
 ジェミ・ニア(星喰・e23256)は吸い込んだ空気を長めに吐き出すと、エトヴァは穏やかな視線を向け頷いた。
「そうだね。でもこういうのって、皆で戦うって感じがして心強いよ。身が引き締まる思いっていうのももちろんあるけど。エトヴァこそ、大丈夫?」
「大丈夫デス。今は、もう」
 少し笑うよう口元を緩やかに変える。高いところ云々の話をしたことがあっただろうか。していなかったとしても、ジェミならばエトヴァの纏うほんの微かな空気の違いを感じ取ったのかもしれない。他人なら全く分からないかもしれない。でも、家族なら。
 ジェミは目元を軽く擦る。ないはずの美しく広げられた翼がほんの一瞬、見えた気がしたのだ。
「れびん。綿あめは好き?」
 唐突に名前を呼ばれてレヴィン・ペイルライダー(キャニオンクロウ・e25278)はゴーグルにかけていた手を止め、声の主に顔を向ける。
「餅かな。いや餅だろう。むしろ餅しかない」
「……むい」
 伏見・勇名(鯨鯢の滓・e00099)が見ているのは前方、遥か向こうとも思える先から何か白っぽくてふわふわしたものが此方へ近づいて来る。
「綿飴だったら良かったのにな。皆で食べて終わりだ。ケルベロスブレイドも守る、皆も守る。全員揃って帰ろうぜ」
 レヴィンはにっと笑いゴーグルをかける。
「宜しく頼むよ」
「んうー」
 短く勇名が応じる。
 巨大な死神が一体、物凄い速さで飛翔して来る。
 遠くから見れば白かと思われたその体躯は、近付くにつれてさまざまな色が渦巻いているのだと分かる。
 狂気と美しさを孕み、殺意を隠しもせずに、全てを破壊せんとして。ネフェール・モハメッド・ハスノマル、名を紡いだ誰かの声はほんの少しだけ強張っていた。
「綺麗な敵だなあ。でも虹は、攻撃なんてしてこねえ」
 そう言った仲間の声に、ロスティ・セヴァー(身体を探して三千里・e61677)はそっと目を伏せる。
 彼と戦うのはこれが最初で最後。どうか、そうなるようにと。
 目を開けた時には、決意と願いの光が宿っていた。


 ついにケルベロスたちは、ネフェール・モハメッド・ハスノマルと対峙した。
 美しくも恐ろしさを感じる虹、研ぎ澄まされた純粋な殺意がケルベロスたちにも伝わって来る。
 飛行状態の相手には普段なら近距離攻撃は当たらないが、今はたくさんの小剣型艦載機群が打ち出されている。それを足場として利用すれば、ケルベロスたちは飛行しなくても普段通り、何の障りもなく戦うことができる。
 地響のような唸り声が響いた。
 先に動いたのはネフェールだ。大きく息を吸い込むような仕草から、近くにいた前衛のメンバーへと、白き息吹を吹きかける。ミルク色の濁った闇、少し呼吸するだけで毒がじわり、と身体に入り込んで来る。
「毒か。あまり吸い込みたくはないが、そうもいかないか」
 素早く艦載機を移り、ジェミにかかりそうな白き吐息を槐は寸前で庇い引き受ける。
(「……っ、だが侵攻さえ止められれば。余波よりは眼前の敵に集中、だな」)
「受け止めるにハ、至らないカ」
 機械のパーツで出来たアームドアームデバイスを眸は展開させる。白き息吹を腕でガードし、広喜の体躯を次の攻撃に備え都合の良い場所へと飛ばした。が、攻撃を受け止めるようには出来てはおらず壊れてしまい、片翼の天使のよう。
「へへ、サーフィンってやつみてえだ、面白えっ」
 飛ばしてもらった先で艦載機群を足場に、また次の艦載機へ無邪気にはしゃいで飛び移る。軽々と巨大なハンマーを扱い放った竜砲弾は巨大な死神の纏う色の渦に吸い込まれていく。その辺りの雑魚とは違う耐久度だ。
(「相手が誰であろうと、死神だって此処は通さない。僕らの船を守り切って見せる!」) ジェットパック・デバイスを使い、ジェミは自分のみ飛行状態になることを選択肢する。ケルベロスブレイドをちらと一瞬だけ振り返り再び前を向くと、焔のように燃える双眸が己を射抜いていた。矢のように向かってくる光の束をジェットパック・デバイスを上手く操り回避した。射程範囲が短いのが幸いしたようだ。ちり、と髪の先が焦げる匂いがする。
 攻撃力に特化したクラッシャーの力を利用し、ネフェールはケルベロスたちに攻撃を仕掛けていく。ヒールこそ持たないが青く輝く青竜の紋章でエネルギーを奪い取り己の力として喰らう。
「城へ乗り込んだ仲間の為ニモ。俺たちは要を護り抜きまショウ」
 此処を突破されるわけにはいかない。
 なるべく隙を作らぬよう仲間と共に足場を駆け回り、良いと思われる位置へと落ち着く。
 今この瞬間にも、甦生氷城では他のケルベロスたちが戦っているのだ。ならば此方側は、船を守るという任務を果たさなければならない。
(「ケルベロスブレイドを失うわけにはいきまセン。絶対に」)
 マインドウィスパー・デバイスを使い戦線の状況を観察分析し、回復の順番や方法、傷の深さまで戦いに役に経ちそうなものをエトヴァを中心として網のように繋げ情報共有する。声を出さずにできる為、ネフェールにも一切気取られていない。
「ここから先は通しません!」
 ケルベロスブレイドに近付けさせないようロスティが立ち塞がる。
 恩人。そう言って良い相手も、今は暴走状態に近く話が通じるようには見えない。それでも心の中、ロスティは唇だけで名前を呼ぶ。他のケルベロスに倒されるくらいなら、この手で。そう思わずにはいられなかった。
「左に地獄! 右に混沌! 同時に行きますよ、地獄混沌波紋疾走(ヘルカオス・オーバードライブ)ッ!」
 炎と水とをその手に宿し、対となるその属性を同時に巨躯に叩き込む。
 相反する二つの力がネフェールの身体を数秒で駆け巡り、動きを僅かに鈍らせる。
「効くか少し不安でしたけど、大丈夫みたいですね、ハイ」
「――Ich war einmal da」
 次いで、潮風がエトヴァの囁き声を届ける。
 ふるりと辺りを見回すようにネフェールの頭が動いた。その赤い眼が見ているのは海でも船でもない、残酷な白銀の世界。襲い来る猛吹雪の幻影に回復能力は阻害され、獣じみた咆哮が響き渡る。
「ナイスだ。次の手、俺が貰うぜ」
 立ち位置を変えようとする動きにきゅっとレヴィンの靴が鳴った。特別な靴を用意した甲斐あって、滑りを防止してくれているのが分かる。
 仲間の一撃に上手く繋げ、レヴィンは腰からリボルバー銃を引き抜くと迷いなく引き金を引いた。着弾したネフェールの腕に薄氷を広げていく。
「……ちょっと、熱い」
 放たれた熱線の直撃を食らい勇名が僅かに眉を寄せる。「なかよしをはなればなれにしない」そう願う気持ちを原動力に、仲間へ回復を。
「ドラゴン程とはいいませんガ、強力ですネ。決して油断できまセン。できたら回復はディフェンダーの方へお願いシマス」
「んうー、えとば。了解」
 エトヴァからマインドウィスパー・デバイスによって繋がり、勇名は癒しの力と破魔力によって前衛にサポートを。


 身体とそう変わらない大きさのバスターライフルを構えたエトヴァが敵の姿を正確に捉えた。秒単位で変わっていく戦況を把握するのは簡単なことではないが、エトヴァの思考速度はそれを上回る。銃口にエネルギーが集中し、一瞬後にはゼログラビトンが放たれ白き虹の目元をエネルギー光線がピンポイントで襲う。
「広喜」
「おうよ」
 ダブルジャンプの力も使い空中を自由自在に跳び回り、自らの血に頬を汚しても変わらず楽しげだ。
 盾として動いた眸が僅かに体勢を崩したのを見逃さずに手を掴み、反動でぐるんと互いの位置を入れ替える。名を呼ばれる前に既に動いていた。
「ケルベロスブレイドにも地球にも、手出しはさせねえ」
 毒の鈍痛に一瞬息を詰めるも、攻撃の手は途絶えさせない。そのまま攻勢に転じ、握った拳を突き出す。その速さは音速を越えていた。
 苦しむように蠢いた白き虹が淡い光を纏い、光の粒子を散らす。
 ケルベロスたちから受けた傷を自己再生能力によって回復させるが、戦いが始まった時よりもその光は弱く感じられた。
「刻印『蛇』」
 不意に戦場にジェミの声が凛と響いた。
 指を躍らせ蛇の文様を描き出す。
 描かれた蛇は具現化して力を持ち、一度だけジェミのまわりを回り応えるよう身を寄せてくねらせた。捕まえておいで。その言葉を合図として巨大な蛇が虹に絡みつき、ぎちぎちと拘束を仕掛ける。振り解こうと抗うものの、簡単に蛇の拘束は外れない。
「なにかを護る戦イにはなれていル」
 船を背にして眸の静かな声が僅かに空気を震わせた。毒がじわじわと体力を奪っていくのが分かるが、起動させたチェーンソーで耐性を作る守護の力ごと打ち消すよう大きく音を響かせた。音に反応してか、腕に付着した氷がぴきぴきと体温を奪いダメージを増やしている。
「お代わりどうぞ、ってな! 俺のも食らえ、ただしお残しは……許さねぇぜ!」
 同じくチェーンソーを手にして躍り出たのはレヴィンだ。大きく振り被り、虹の身体に深々と剣を突き立て振動させた刀身を更に奥まで差し込む。
 ダブル!
 黒猫が作ってくれたブレスレッドがレヴィンの右腕で光り、願いを癒しの力に変えてレヴィンとエトヴァの傷を回復させ痛みを僅かに遠ざけた。今もきっと黒猫はレヴィンの無事を願っているに違いない。
「穢れなく純真であれ、混じりなく清浄であれ」
 一撃が重い。此処は回復に回るかと槐は中衛へ顔を向け言の葉を詠唱のように紡ぎ始める。人の声の響きというよりは自然に満ち満ちる精霊にも近く、人の世を遠く見下ろす女神のようでもあった。瞳を閉じ、慣れた闇の中。槐には、瞼を持ち上げた時とは違う世界が視える。
「……っ、あなたがいなかったら、今の僕はいなかった。あなたが闇から戻れなくなった時は……約束。覚えていますか」
 色を増した炎眼の一撃はロスティの体力を大きく削り取った。シャウトで回復しても足元がふらついている。仲間が攻撃力を下げてくれたのが結果的にロスティを守ったのだ。
「ロスティのこころ、すこしふるえてる。……大丈夫。勇名も、いるから」
 後方から飛んで来た勇名のオーラが暖かく身体を包み込む。
「選択が未来を作る。私はあなたの意思を尊重しよう。きっと皆も同じ気持ちだ。……零れた水は戻らないが、また汲むことはできる」
 過去は変えられないけれど、槐は瞳の色を見せぬ侭美しい唇でそう紡いで贈る。
 今がきっと、その時なのだ。仲間たちの暖かさに背を押されロスティが踏み出した。
「……ネフェール。約束通り、引導を渡しにきました」
 狂える虹は答えない。
 ただ嵐のように荒ぶる色たちが、その時だけ僅かにその色を強くしたように見えた。
 構えたナイフを強く強く握り締めネフェールの胸元、心臓辺りに。刃を力の限りに突き立てた。
 静寂、そして沈黙。
 そうして音も無く、死神の身体が霧散していく。残った白い塵は海の上に散り、それもやがて波に飲まれ見えなくなってしまった。
 狂える白き虹はこの世から完全に消滅した。もう二度と、姿を現すことはない。
 不意に、不思議な感覚が広がりロスティは思わず胸に手を押し当てた。
 喪失の哀しみが薄れ、やがて別の感情に変わっていく。永く失っていたものが今ようやく戻って来てくれたような、胸の奥が熱くて堪らない。二度と会えないさよならと、あの時己を生かしてくれてありがとうと、――それから。わけも分からぬ内に「おかえり」と、胸元の服をきつく掴みながら、そう呟いていた。目の奥が、酷く熱くて痛い。
 しかし。いつか時間を使い尽くして目を閉じる瞬間まで、ネフェール・モハメッド・ハスノマルはロスティと共に在る。
 仲間が駆け寄って来るのが見える。
 全員の声が聞こえた。誰の命も、失われてはいない。ケルベロスブレイドも、後方でその姿を保っている。
 死神たちの凶刃を遠ざけ、ケルベロスブレイドは無事に守られた。束の間の安息がケルベロスたちを待っている。しかし、未来と生を賭けた戦いは、もうすぐそこまで迫っている。

作者:成瀬 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2021年4月6日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 2/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 2
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