●カラフルワールド
梅の花が綻び、春の兆しが見え始めた頃。
賑わう街の通りには、とても鮮やかでとりどりの色彩があふれていた。
商店街から一本外れた場所にある広場から続く、白い煉瓦路のストリート。其処には色とりどりにペイントされたパネルがずらりと並んでいる。
黒猫が仲睦まじく並んでいる絵、大きくあくびをしている白猫。
モダンなシャム猫、ポップでキッチュな三毛猫。猫の日ということで愛らしい猫の柄が多いが、ストリートアートや絵画のような雰囲気のイラストやパネルもあるようだ。
なかにはまだ色付けがされていない板もあった。
その傍には筆や絵具、ペンキ、マーカーやペンなどの画材が置かれている。
其処に駆けていった子供たちは好き好きにパネルに色をつけ、集まった学生達なども思い思いの絵を描いていた。其処には絵だけではなく、文字を書く為のパネルもある。
自分の夢、今年の抱負や目標を記す人。
或るご老人は俳句を書いていたりと、とにかく自由に絵や文字を書ける場所。
そう、其処はアートフェスタ会場。
世界に煌めく色彩を。猫の日に因んで、可愛い猫を!
●色彩の翼を広げて
「ということでみんなーっ! にゃーにゃーにゃーの日を楽しみに行こうよ!」
そういったコンセプトでひらかれたイベントがあると話し、彩羽・アヤ(絢色・en0276)は仲間達をイベントに誘う。
街の一角で催されているアートフェスタには言葉通りに猫がいっぱい。
元々、街の地域猫として自由に闊歩しているにゃんこ達が多く過ごしており、ネコに因むアート作品もたくさん並んでいる。
気に入ったものを選んで購入するもよし、アートに囲まれた街でのんびりと猫と触れ合うもよし。また、自由に絵を描けるスペースで自分の作品を表現してもよし。
「あたしはもちろん、パネルに絵を描きにいくよ。でっかいパネルを予約したの!」
自前の筆であるらしい羽付きのペンを掲げ、得意気に胸を張るアヤ。彼女はこれからの豊富とこれまでの経験をアートとして残し、自分なりの思いの形とするようだ。
アヤはアートに挑戦するが、絵が不得意なら文字でも良い。
絵を描いたことがなくとも構わない。思うままにペンキを撒いたり、何処かのパネルにちいさな絵を重ねてみるのも表現のひとつ。
みんなは何をする? と聞いたアヤは明るい笑みを浮かべた。
「何をするかはみんな次第。楽しい思い出、いっぱい作っていこうね!」
じゃあ先に向かってるね、と告げた少女は手を振って元気よく駆けていく。もう毎年恒例にもなっているが、今年も彼女は敢えて仲間達に伝えていないことがあった。
それは――今日という日が、自分の誕生日であること。
●猫とシャボンと春の兆し
花の香りと快晴の空。
綻ぶのは春の花々のような彩りを宿すアート達。描かれた絵も文字も、実に精彩に溢れている。佐楡葉達が真白な煉瓦の路を歩いていると、街に住む猫達の姿が見えた。
「ぬこ!!!」
其処に響くのはチェザの元気な声。可愛い猫達だね、と笑うティユは、此処は猫にとってもちょっとした遊び場なのだろうと感じた。
イベントが行われていても、猫達は至ってマイペースなように見える。
マイペースといえばチェザもまた同じで、佐楡葉は駆けていく彼女に声を掛けた。
「らっむ、はしゃいで迷子になるんじゃないですよ」
「ねこさん、ふぁっふぁしてて可愛いねぇ」
チェザは大丈夫だと答えて満面の笑みを浮かべる。その足元には人懐っこい猫達が数匹集まっていた。
「わわ、可愛いなぁん。触らせてもらうねー。ふわふわ~♪」
その隣にいるシシィも猫に興味津々らしい。もふもふで可愛い時間が始まりを迎え、このひとときこそが最強ではないかという思いが浮かぶ。
猫と戯れて喜んでいるチェザに倣い、ティユも猫に意識を向ける。
其処にふんわりと舞うのはシャボン。このストリートに更なる彩を与えたかったのか、ティユの横にいるペルルが飛ばしたものだ。
「シャボン玉ですか……猫たちの目にはどんな風に映ってるでしょうね」
「反応する子もいるね。きっと、これも玩具のひとつに見えて――」
佐楡葉とティユがのんびりと話していると、チェザもシャボンに気付いて反応した。
「ぴゃっ!」
「チェザ?」
ティユが問うと同時にチェザはジャンプした。両手をシャボンに手を伸ばした彼女は、まるで本当の猫のようだ。
「くっ、体が勝手に……! でもペルルかわいいから、ちかたないね」
チェザはペルルのお腹をもちもちと触り、ふわふわと笑った。ティユはペルルに願ってもっとシャボンを出して貰い、辺りはシャボンでいっぱいになっていく。
佐楡葉もその光景を見上げる。
シャボンに導かれるように三人はゆっくりと歩き、道行く猫に挨拶をした。
佐楡葉は猫に嫌がられない程度に撫でたり、咽喉を擽ったりと穏やかに戯れる。ティユはというと、道行くままアートを眺め、星と猫が描かれたイラストに興味を示した。
「あれなんて良いね」
「はい、なかなか……。――?」
ティユが指差したアートを見ていた佐楡葉はふと違和感を覚える。なんと、彼女のツインテールが猫にぱしぱしとパンチされていた。
「やめなさい、これ猫じゃらしじゃねぇから」
「む……!」
するとチェザがひらりと波打つ鞭めいた髪に反応する。
ずざーっとスライディングしたチェザは猫と一緒になり、彼女の髪をたしたしと弄び始めた。振り向いた佐楡葉の冷たい眼差しがチェザを捉える。
「らっむ……」
「はっ! 気付いたら飛びついていたなん。ツインテおそるべし……」
「その辺にしておこうね、皆」
ツインテールに遊ぶ猫とチェザを嗜めていると、ティユにも後続の猫パンチが襲ってきた。思わず膝をつくティユ。ダメージを受けたのではなくあまりにも可愛い猫ばかりだったからだ。
「ふ、僕がやられても猫と羊は……ふ……め……つ……」
「何してるんですか、行きますよ」
「ぬこまつりはまだまだ終わらないなぁん!」
佐楡葉がティユに手を差し伸べ、チェザも元気に先を示す。
そうして、三人が進む先には愛らしい梅の花が咲いていて――。まるで新たな季節を教えてくれているかのように花が揺れた。
●空の青
祝いの言葉を述べた後、エトヴァは街を歩く。
「アートに囲まれる……好い日和ですネ」
自分も何か描いてみようと決めた彼はアートスペースに向かい、色とりどりのペンキに目を落とした。真剣に迷った後、手にしたのは空色のペンキだ。
彼はパネルに青空を描き始めた。
光降るような眩い青に春の香りを纏うような空色。
其処に雲の白をちりばめていく。そうすれば、まるで草原に寝転んでいるときに見上げたような青空の世界が広がった。
「ちょっとトリックアートみたいですネ」
頭上にも青空。それから、地上にも空が広がっている様はとても快い。
出来上がった青の絵を眺めたエトヴァはそっと願う。
「青空のように晴れやかな気持ちデ、皆が過ごせるといいナ」
そうして、絵をストリートに飾って貰ったエトヴァは鼻歌混じりに歩き出した。
これから始まるのは猫たちに囲まれる穏やかな時間。これからのんびりと過ごしていくひとときを思い、エトヴァは再び空を見上げた。
●猫と星
大きなパネルを前に、ミリムは意気込んでいた。
「いざ真剣にアートとなると落書きに比べ緊張します」
考えているのは、今日が誕生日である少女が驚いて笑顔になるようなアートを描くということだ。ミリムは真っ白なキャンバスボードにカラフルなペイントを施すため、一気に力を込めて色彩をぶち撒けていく。
「てりゃあ! とりゃあ!」
威勢のいい声が響く中、線を描くようにちょっぴりボードを削る。それからヒールで幻想化すれば――。
「十猫十色なカラフル猫の完成ですニャンっ」
ミリムはボードの端に作成日付と、照れ隠しに『HappyBirthday!』と書いてベールで隠した。彼女は驚いてくれるかな、と考えるミリムはわくわくしていた。
期待に目を輝かせて尻尾を揺らし、ミリムはアヤの描くパネルを見に行く。
其処には、ダイナミックに描かれた地球の絵があり――。
「わあ……!」
「えへへ、もうちょっとで完成だよ!」
後に待っていたるは驚きと喜び。
善き日に描かれた絵はきっと、これからの道行きを示す標になっていく。
●二人の彩
目の前に広がるパネル。
それはまだ何も描かれていない未来のよう。
ラウルが白いキャンバスを眺めていると、ふと隣の瞳と視線が絡む。幸せそうな笑みを浮かべ、ラウルとシズネは再び白板に目を向けた。
シズネはまだ何を描くか迷っているが、ラウルはもう決まっているらしい。
今日は猫の日。
(なら俺が描くのは――)
ラウルは絵筆を走らせ、夜色の絵具で白を染めていく。心が赴く侭に筆を走らせて、橙や萌黄の彩を塗り重ねた。ふわふわの毛並みに黄昏の瞳。
それはシズネにとっては見たことのあるもの。得意げな顔の黒猫が一匹、キャンバスの上に描かれていた。
「おいおい、このスーパーイケイケカッコいい猫さまは誰だ?」
「君のもう一つの姿だよ」
そうやって白々しく聞けば、喜色が滲む望み通りの答えが返ってくる。シズネは其処で描くものを決めた。良い絵だが足りないものがひとつある。
「こいつ一匹ぽっちじゃ寂しいだろ」
彼が黒猫の隣に描き出したのは青い瞳の白猫。上手な絵ではなくとも、二匹の猫は幸せそうに寄り添っている。
「……もしかして、俺?」
彼の気持ちのあらわれが心にまで色を与えてくれた気がして、幸せが満ちていく。
するとシズネは答えの代わりにラウルの手を取った。不意に掴まれた手にラウルが驚く間も無く、その手は深緑色のペンキたっぷりのバケツにダイブ。
二人分の掌の花がキャンバスにぺたりと重ねられる。
「大完成! だな!!」
「超大作、だね」
二匹の傍らに咲いたその彩は、今を生きる二人がこれからも共にいるという証。ラウルはシズネを見つめ、頬に付いた絵の具も気にせず笑う彼に笑みを返した。
見れば、少し先に梅の花が咲いていた。
蕾と共に綻んだのは心と想い。新しい季節を呼ぶ花と寄り添う猫達と掌の花。大切な思い出のひとつが、此処で花開いた。
●重なる笑み
今日は三人で楽しい時間を――。
「……と思っていたけれど、これは想像以上だね。ふふ、猫のイラストがたくさん」
もうすぐ春が訪れる兆しが見える日、アンセルム達はのんびりとストリートを歩いていた。言葉通りに周囲には様々な絵が飾ってある。
こういう可愛くて賑やかなイベントは良い。アンセルムが静かに笑むと、エルムは穏やかに頷いて答えた。
「猫の絵が一杯です。これは思っていたよりすごいです」
「美術館とか展覧会とかとはまた違う楽しい感じがして、私は好きかもですねー」
環もゆったりと歩き、モデルになった猫ちゃんはいるかな、と辺りを見渡してみた。そうやって一緒に街を歩く時間はいいものだ。
「パネルの猫も可愛いし、本物の猫もすごく可愛い。可愛いの宝庫だよ、ここ」
アンセルムは二人に笑いかけて近くの猫を呼ぶ。
寄ってくる猫も多く、あちこちから鳴き声が聞こえるので賑わしい。
エルムは表面上は楽しげにしているが、実は以前の戦いを思い出していた。少しばかり沈みがちになってしまうのも致し方ない。
(割り切ってたつもりなんですが、あとからダメージって来るもんなんですね)
猫を見下ろしながら、エルムはそっと手を伸ばした。
そんな中、環は人懐っこい三毛猫を見つけて抱きあげる。そのままエルムにこっそり近付いた環は猫の手を頬に押し付けた。
「食らえ、猫ぱぁーんちっ」
「あの、何ですか環さ――」
「エルムにはボクからも、はい」
問おうとしたエルムにアンセルムが通りすがりの黒猫を頭に乗せた。
沈んだ時はこうしてふかふかするのが一番。いつものように何も聞かないが、同居人のケアも家主の仕事のひとつだ。
「アンセルムまで……。二人とも……これじゃ沈んでいられないじゃないですか」
「……元気ないときはもふ分追加、ですよね。だから今度は私の番」
前にそうしてくれたことを覚えていると伝え、環はそっと笑った。エルムは二人を見つめ返し、一度だけ瞼を閉じる。
「ありがとうございます」
「うん、やっぱり笑っている方が好きだなぁ」
瞼を開いたエルムが微笑んだことで、環も双眸を緩めた。
そして、アンセルムは猫達を示す。明るい日には楽しいことを重ねるのが良い。
「おやつも持ち込んでみたけど、食べさせて大丈夫かな? 猫用のクッキーなんだけど、駄目なら環にあげよう」
「ところで僕もオヤツがあるんですよ。食べます?」
アンセルムとエルムは肉球クッキーだと言ってカリカリを出した。
「アンちゃんてばお菓子とは準備いいですね。エルムさんもくれるんですか…って猫用!? 私はウェアライダーだと言ったはずぅ!」
「冗談だよ」
「同じくです。さあ、猫にあげましょう」
環が尻尾をぱたぱたと横に振る中、二人は可笑しそうに笑う。彼らの周囲にはおやつの存在を察してたくさんの猫が集まってきた。
三人は猫に囲まれ、少しだけ大変な時間を送ったが――これもまた、未来に歩いていくための思い出になっていく。
●猫と狼
誕生祝いを伝えてから、智秋とナキはのんびりと街を行く。
「……すげえな」
「可愛いよな、どれも」
「智秋さんは、絵は得意ですか?」
二人でストリートに並ぶ猫のイラストを見ていると、不意にナキが質問を投げかけてくる。首を傾げた智秋は立ち止まり、近くにあった深い藍色の猫の絵を眺めた。
「描いた事ねェな。今度お前の絵も見せてくれよ」
「いや、俺もすげえ苦手」
愉しげに笑う彼に対し、ナキは首を横に振る。そんなナキが見ているのは赤で彩られた猫のイラストだ。
藍と赤。まるで自分達の色だと感じた智秋だが、それは敢えて言わないでおいた。
そして、二人はふと足元に目を向ける。
にゃあ。
赤みがかった毛並みの、金の眼が綺麗なオス猫がちいさく鳴いた。智秋はまるで絵から飛び出してきたような猫だと感じ、ナキはその子の元に屈み込む。
「どうした、何か伝えたいことがあるのか?」
ナキは内心できゅんとしたことは隠し、優しく猫の顎を擽った。
彼が猫を愛でる様を見守る智秋は双眸を細める。ナキの頬は緩みっぱなしで嬉しそうで、その尻尾は嬉しげに揺れていた。
喉を鳴らす猫は可愛い上に、やはり智秋に似ている。
ナキが自分と同じことを感じていたとは気付かず、智秋は彼の楽しそうな時間を邪魔しないようにしていた。しかし、智秋は不意に手を伸ばしてそのままナキの顎に指を掛ける。彼が猫にそうしていたように指先で顎の下を撫でた。
「なァ、俺も此処に居るンだよ」
――忘れンなよ。
そう告げるように真っ直ぐに向けられる視線。
「……っ、――!」
不敵に笑った智秋の指先の心地が気持ちいい。ナキは不思議な嬉しさと恥ずかしさで真っ赤になり、視線を返す。目が離せない。辛うじて出せた言葉はハイという返事だけで、緩んだ腕からするりと猫が抜けていく。
気付けば猫は姿を消しており、あとに残されたのは二人だけ。
それでも悪い気などひとつもなくて――重なる眼差しの奥には、快さが宿っていた。
●大事な決意
二人で描くキャンバスは自由な世界。
リリエッタとルーシィドは二人でひとつのパネルを使い、其々に好きな猫の絵を描いていっている。まず描かれたのはツンと澄ました猫。
「見てくださいリリちゃん猫です」
銀色の毛のしなやかな猫は、こちらをチラリと見ている。リリエッタはその絵の横にお返してとしてルーシィドに似た猫を描いた。
「二匹が引っ付いて仲良しな感じにしたんだけど、どうかな?」
「あわわ、リリちゃん。こんなにぴったりくっついて、恥ずかし嬉しいです」
二人は笑みを交わし、続けて猫の周りを綺麗な色で彩っていく。仲良しの証を形に残しているようで、描いている間も何だか楽しい。
二匹の猫は描き上がったけれども、まだまだキャンバスは広い。
「では、友達のケルベロスの皆さんの猫も書き加えていきましょう!」
「いっぱい友達にゃんこを描いていこう」
リリエッタは頷き、思い浮かぶがままにどんどんたくさんの猫を書き足していった。まずは素敵な催しに誘ってくれたアヤ、次は同じ寮に住んでいる仲間達。さらにはもう一人の親友のお店で、お喋りをするケルベロス達。
リリエッタが描いた金色の猫の周りに、ルーシィドが色とりどりの毛糸を描く。そして、ルーシィドも同じ師団の仲良しさんや、お世話になっている先輩達を付け加えた。
「出来た!」
「完成です!
二人は筆を下ろす。気が付けばパネルいっぱいの猫達が広がっていた。
リリエッタとルーシィドは感慨深くなり、じっとキャンバスを見つめる。
「リリにもいつのまにかこんなにも友達が出来ていたんだね」
「キャンバスは埋まっちゃいましたわ。たくさんのお友達や知り合いが増えていって、仲良くなった証ですわね」
うん、と首肯したリリエッタは決意を言葉に変えていく。
「んっ、大切な友達を悲しませないために、リリ、絶対に負けたりなんかしないよ」
「わたくしも、大切な人たちと一緒に――」
これからを生きる。
描いた絵を見上げる二人は双眸を細め、此処から巡る未来に思いを馳せた。
●カラフルフューチャー
真っ白なキャンバスへ、繋いできた己の道に、或いは自分の心に。
其々に描いたのは行く先を彩るもの。世界はきっと、たくさんの色に満ちている。
さぁ、進もう。
めいっぱいに描いていく、色とりどりの未来へ!
作者:犬塚ひなこ |
重傷:なし 死亡:なし 暴走:なし |
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種類:
公開:2021年3月9日
難度:易しい
参加:14人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 4/キャラが大事にされていた 0
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