竜牙無双

作者:雷紋寺音弥

●転生する竜牙
 城ケ島。未だドラゴン勢力の支配圏にあるこの島の上空に、ふらりと舞い降りた怪しい影。
 よくよく見れば、それがかつて強大なる力を誇っていた、恐るべきドラゴンであったことに気が付けたであろう。もっとも、数多の敵を屠ってきた牙はすっかり抜け落ち、幾百の敵を薙ぎ倒してきたはずの尾は干からび、宇宙をも駆ける力を持った翼でさえも、穴が開いてボロボロだった。
 死に掛けの藻屑。それが、今の竜を形容するならば、それが最も相応しい言葉だ。最強の戦闘生物としての威厳は既になく、後は死を待つばかりの姿。そして、そんな竜に蟻の如く群がるのは、数多のニーズへッグ達。
 翼は折られ、肉も削がれ、竜は瞬く間に骨と化した。だが、それらの骨は朽ちることなく、地表に落下すると同時に新たな命を経て姿を変え。
「……ア……ァァ……」
「殺ス……人間……皆殺シニ……」
 追い詰められた竜達に代わり、彼らの糧であるグラビティ・チェインを奪取せんと、数多の竜牙兵へと転生した。

●強襲、絶対防衛ライン!
「招集に応じてくれ、感謝する。ユグドラシル・ウォーの後に姿を消していたデウスエクス達が活動を開始して久しいが……この期に及んで城ケ島に、ドラゴン達が再集結をしているらしい」
 もっとも、そのドラゴン達は既に死に体。それだけであれば、何ら恐れることはないのだと言いつつも、クロート・エステス(ドワーフのヘリオライダー・en0211)は言葉を濁す。
「そのドラゴン達は、竜業合体によって本星から地球を目指した者の内、本隊に先行しながらも地球に辿り着けなかった連中だ。力を使い果たして宇宙を漂っていた個体が、ニーズヘッグの集めた力に導かれるようにして、地球上に転移してきただけのようだな」
 地球に到着できたものの、そのドラゴン達には既に戦うだけの力は残されていない。哀れ、彼らの血肉はニーズヘッグの糧となり……そして、残された彼らの骨にニーズヘッグの力がそそがれた結果、それらは全て多数の竜牙兵として生まれ変わったようである。
「この竜牙兵達は、誕生したばかりだからな。でそこまで強力な敵ではないが……とにかく、無駄に数だけは多い。おまけに、『竜業合体でやってくるドラゴン達の為にグラビティ・チェインを集める』というニーズヘッグの強い意志の影響を受けて、大挙して人間達の町を蹂躙しよう画策している」
 この竜牙兵軍団を撃破するのが今回の任務だと告げるクロート。町が蹂躙されないよう、水際で食い止める作戦になるが、個々の敵はそこまで強い相手ではない。城ケ島から溢れ出して来る彼らが神奈川県本渡に上陸しないよう、その軍勢を正面から迎撃すれば良いだけだ。
「敵の竜牙兵の数は、およそ100体。それぞれ、長剣、大鎌、それに闘気といった武器を所持しているが、武器と隊列に関係性はなくバラバラだ。最後尾には、部隊の指揮官と思われる、少しだけ強力な竜牙兵の存在が確認されているぞ」
 この指揮官、直接の戦闘力は高くないが、後方で指揮を執りながら回復行動を行うため、敵の体力を中途半端に削った状態で残しておくと、後で面倒なことになるかもしれない。それ以外の竜牙兵は各隊列にほぼ均等に配備されており、指揮官の命令に従って、主に決まった獲物を集中攻撃するような動作を見せるようだ。
 幸い、指揮官以外の戦闘力はケルベロス達に比べても数段劣るので、こちらが一撃で倒されるという心配はない。が、しかし、なにしろ敵は100体もいるので、チマチマ倒していてもキリがない。おまけに、一つの隊列にかなりの数が密集しているため、多数を同時に攻撃した場合は、グラビティの威力や効果が拡散してしまうことも考慮しておかなければならないだろう。
「敵は陸路を使って本土への侵攻を考えている以上、激突する場所は城ケ島大橋近辺となるだろうな。そこから先に侵入されたら、連中は無差別に殺戮を開始する。なんとしても、ここで侵攻を食い止めてくれ」
 先行部隊が力を使い果たしながらも地球に到達した事から、ドラゴンの本隊が宇宙を渡って地球に到達するまで、多くの時間は残されていないはず。だが、竜牙兵とて無尽蔵ではないため、ここで数を減らしておけば、後に戦いで有利になるのは間違いない。
 最強の戦闘種族であるドラゴンだが、そんな彼らとの決戦も近いのかもしれない。そう言って、クロートはケルベロス達に改めて依頼した。


参加者
相馬・泰地(マッスル拳士・e00550)
牙国・龍次(狼楽士の龍・e05692)
影渡・リナ(シャドウフェンサー・e22244)
バラフィール・アルシク(闇を照らす光の翼・e32965)
リリエッタ・スノウ(小さな復讐鬼・e63102)
ルーシィド・マインドギア(眠り姫・e63107)
天月・悠姫(導きの月夜・e67360)
オズ・スティンソン(嘯く蛇・e86471)

■リプレイ

●竜牙海嘯
 城ケ島大橋。神奈川県本土と城ケ島を繋ぐ、唯一にして最大の陸路。
 だが、彼の島がドラゴンの勢力下となってからは、その橋もまた地獄の入り口と化してしまった。そして今、その橋を埋め尽くさんばかりに蠢いているのは、100体もの数を誇る竜牙兵の群れ。
 竜の骨や牙より生まれ、骸骨に似た姿をしている彼らの軍団は、正に冥府より現れた亡者の行進と呼んでも差し支えない。実際は、彼らはあくまで骸骨に似た姿をした種族というだけであり、亡者と形容するならば死神の方が相応しいのだが、それはそれ。蹂躙される側の人間からすれば、デウスエクスの種族など、もはや些細な違いでしかない。
 このまま彼らの進撃を止められなければ、街は瞬く間に阿鼻叫喚の地獄絵図と化す。そして、それを止めることができる存在は、この地球上においてただひとつだけ。
「わらわら湧いてきたけど、ここから先には通さないよ」
 着地と同時に疾風の弾丸を放ち、竜牙兵を纏めて吹き飛ばすリリエッタ・スノウ(小さな復讐鬼・e63102)。地球の守護者であり、人類にとって最後の砦。地獄の番犬、ケルベロスの参上だ!
「見渡す限りの敵の群れ。戦争でもないのにこの数はぞっとします。けれど……」
 自分達の後ろには、今を生きている人々がいる。そんな彼らの声を思い出し、ルーシィド・マインドギア(眠り姫・e63107)は己の奮起させる力へと変えた。空中に舞い上がり、コウモリ状の機械翼を広げて高めた魔力を、全て己の紡ぐ物語に乗せて。
「魔女の呪いの宣告が果たされると、最初に王女がぱたりと倒れ、やがてその眠りは広がり王国のすべての人々は眠りについてしまいました……」
 童話の一節を口ずさめば、それに合わせて具現化する無数の茨。それは竜牙兵達の身体に絡みつき、正常な動きを阻害する枷となる。
「ギ……ギギ……」
「アァ……殺セ……殺セ……」
 だが、そんな彼女達の攻撃を以てしても、押し留められたのは一瞬だけ。あまりに敵の数が多過ぎて、グラビティの効果が拡散してしまうためだ。
「ひゃく、百……!? まさかこれら、ドラゴン一体分とか言わないよな?」
 一向に止まる様子を見せない竜牙兵の軍団を前に、牙国・龍次(狼楽士の龍・e05692)の脳裏を嫌な考えが過った。もしも、元のドラゴンが生きており、本土を襲撃したらどうなっていたか。
「いや、考える必要ないよな。……よし、やるか」
 両手で顔を叩き、龍次は気合いを入れ直した。ちなみに、彼の懸念した通り、この竜牙兵はドラゴンの一体分の骨から生じたものなのだが……下手に怖がらせてもいけないので、ここは秘密にしておいた方が良さそうである。
「死に物狂いの竜牙兵100体が相手……。正直怖い思いはあるけれど、だからこそ勇気を出さないとだね」
「百体もの竜牙兵か、かなりの数で押し寄せて来るのね。でも、数さえ集まれば何とかなる訳ではないことを、身をもって教えてあげるわ」
 影渡・リナ(シャドウフェンサー・e22244)が刃を抜き、天月・悠姫(導きの月夜・e67360)がスイッチを構える。それを見た一部の竜牙兵達が、大鎌を投げつけたり気弾を放ったりして攻撃を仕掛けて来たが。
「人々を虐殺させるわけにはいかないよ。生まれたてのあいだに、叩き潰してあげよう」
 ウイングキャットのトトと共に割り込んだオズ・スティンソン(嘯く蛇・e86471)が、腕を軽く振るって敵の攻撃を払い退けた。
「攻撃手段も揃っていて厄介ですね。それでもここから先へは行かせません! 悪しきモノには裁きの炎を―その罪をその身に印せ!」
 お返しとばかりに、バラフィール・アルシク(闇を照らす光の翼・e32965)の掲げた剣から炎が迸る。舞い散る火の粉は集結して焔の弾丸となり、竜牙兵達の身体を容赦なく焼き尽くし。
「覚悟はいいな? 人々を守るためにも竜牙兵をここで食い止めるぞ!」
 相馬・泰地(マッスル拳士・e00550)の踏み出した一歩が強烈な衝撃波を生み、それに合わせて雪崩れ込むことで、戦場は瞬く間に乱戦と化した。

●大乱闘
 個々の強さはそこまでなくとも、圧倒的な数で攻めてくる竜牙兵。質の差で蹂躙を狙うケルベロス達だったが、しかし数の差は如何ともし難く、早くも分断されそうになっていた。
(「お役に立てればと前衛を申し出たものの、多人数相手に力を振るうのは慣れませんわね……」)
 炎を纏った如意棒で敵を薙ぎ払って行くルーシィドだったが、思ったよりも火力が出ない。攻撃が拡散してしまうことも相俟って、ぎりぎりのところで討ち漏らしてしまうことも多い。
「ルー、後は任せて!」
 瞬間、割って入るように飛び込んで来たリリエッタが、一太刀で敵の一団を薙ぎ払った。流れるような太刀筋は、寸分狂わず竜牙兵達の首を刎ね、強固な守りを誇る一角を崩して行く。
(「さすがですわね。もっとわたくしも頑張らないと……」)
 圧倒的な攻撃力を誇るリリエッタの活躍に、思わず目を見張るルーシィド。同じ間合いにいながらにして、この差は基本となる攻撃力の差なのだろう。遠近共に隙のない技を持つリリエッタだからこそ、こうも器用に立ち回ることができるのだろうが。
「ウゥ……殺レ……」
「怯ムナ……怯ムナ……」
 圧倒的な猛攻を前に、早くも瓦解し始める竜牙兵の軍団。しかし、彼らを指揮する存在は未だ健在であり、そして何よりも狡猾だ。
「よし、このまま一気に……って、なんかこっちばかり狙って来やがったぞ!?」
「回復係まで攻撃に回してる!? もしかして……わたし達の力を削ぐつもり!?」
 攻撃を前衛に集中され、敵の動きに嫌なものを感じ取る泰地とリナ。回復を捨ててまで攻撃に回るのは一見して愚策に思えるが、しかし手数の多さを利用して、こちらの強化を崩そうとしているのであれば。
「……痛っ! やれやれ、さすがに全ては避けられなかったか」
 肩に気弾を食らってしまい、オズがぼやいた。ダメージは殆どないに等しかったが、それでも先の攻撃で、彼の身体に宿っていた力は、一瞬にして壊されてしまった。
「竜牙兵の動きが変わってきている感じがしますね……。戦略的に攻めて来たり、陣営のバランスを取ってみたり……」
 もしや、度重なるケルベロス達との戦いで、何かを学習しているのではあるまいか。そんな懸念を抱くバラフィールだったが、実際はどうなのか分からない。
 だが、それでも敵の後衛が、こちらの前衛に攻撃を集中しているのは揺るぎない事実だった。下手な鉄砲も数を撃てば当たる。そして、一発でも被弾してしまえば、そこから強化を崩される。
 こちらは集団相手ということもあり、主に範囲攻撃が主体となる戦い。その一方で、敵は数の暴力を生かし、精度の高い単発攻撃を繰り返して来るのも面倒臭い。
「カッツェ、あなたは他の人の援護へ。ここは私が押さえます」
 相棒のウイングキャットを味方の守りに回し、バラフィールは黒き太陽の輝きで敵を焼いた。その黒光に敵が怯んだ隙を狙って、悠姫が再びスイッチを押し。
「さぁ、援護するわよ。強力な一撃をお願いするわね」
 解除されてしまった強化は、再びかけ直せば問題ない。仲間の背後で次々と起こるカラフルな爆発。その後押しを受ける形で、リナと泰地が武器を掲げた。
「多少の不利は気にしてなんかいられない!」
「食らいな! 全部纏めて、串刺しにしてやるぜ!!」
 虚空より召喚されし無数の剣。流星の如く降り注ぐ数多の刃が、竜牙兵達の身体を貫いて行く。それらは、まるで墓標のように城ケ島大橋の上に突き刺さり、文字通り竜牙兵達をその姿に違わぬ物言わぬ骸へと変えて行く。
「でかした、泰地! 後は任せな!」
 それでも討ち漏らした敵は、龍次がミサイルを放って逃さない。爆風と業火が周囲に広がり、残る竜牙兵達を打ち砕いて行き。
「……正面が開いた!? よし、今だ!!」
 敵の前衛がついに壊滅したことで、すかさずオズが惑う心を歌いあげる。剣を手にしたまま紡がれた彼の歌声は、竜牙兵達の心をも乱し、戦場を混迷の色へと包んで行った。

●頭を穿て
 敵の前衛を瓦解させてしまうと、そこから先は早かった。
 いかに数の差があるとはいえ、そもそも中衛は相手より格上となって初めて意味を持つ間合い。単に数を揃えただけでは、圧倒的な回避力も、敵の攪乱する能力も、存分に力を発揮するとは言い難い。
 ましてや、後衛に至っては、壁がなくなったことで完全に良い的である。中衛が生き残っているが故に、未だ接近戦こそ仕掛けられる状態にはなかったが、それでも彼らを駆逐する方法などいくらでもあるわけで。
「こっちは任せて! 今の内に、リーダーを!」
 薙刀を回転させながら斬り込み、リナが叫んだ。彼女の猛攻により、1体、また1体と沈んで行く竜牙兵達。それを見た指揮官の竜牙兵が、慌てて他の者達と一緒に回復行動に出ようとするが。
「そうはさせませんよ。カッツェ、あの敵の動きを封じなさい」
「トト、君も行くんだ。あれを倒せば、敵は総崩れになるはずだからね」
 バラフィールとオズが、それぞれのウイングキャットに命じれば、二匹の翼猫が指揮官の竜牙兵に向かってリングを投げつける。長剣と大鎌、それぞれを握る手をリングが砕き、武器を振るう力さえも奪って行き。
「わたしの狙撃からは、逃れられないわよ!」
「ファング、ロア、ネイル!あいつがターゲットだ、行け!」
 続けて、悠姫の放った弾丸と、龍次の操るドローン達の猛攻が、一斉に指揮官の竜牙兵へと殺到した。
「オ……ォォォ……ソ、ソンナ、馬鹿ナ……」
 全身を射抜かれ、崩れ落ちて行く竜牙兵の指揮官。こうなれば、残る敵など完全に烏合の衆。好機とばかりに跳び上がり、泰地は気を自らの足に集中させて大地へと叩きつけ。「自慢の足をお見舞いしてやるぜ!」
「「「グァァァァッ!!」」」
 後方に立つ竜牙兵達を、一度に纏めて吹き飛ばして行く。迸る凄まじい衝撃波は留まるところを知らず、宙を舞う竜牙兵達の身体が次々と城ケ島大橋から落下して行った。
「ヒ、ヒィィィ!!」
「冗談ジャネェ! オ、オレハ、逃ゲルゼ!!」
 残された敵は、いよいよ不利を悟ったのか、城ケ島へと逃げ出すべく踵を返した。
 無論、そんなことは絶対に許さない。戦場で敵に背中を見せた者を、見逃してやる道理はない。
「逃がしませんわ! ……リリちゃん!!」
「ん、了解だよ。もう片方は、任せたからね」
 ルーシィドの拳が、リリエッタの脚が、それぞれに竜牙兵の頭を打ち砕く。かくして、城ケ島から神奈川県本土へと上陸を計画した竜牙兵の一団は、これにて全て全滅した。

●決戦の予感
 総勢100体の竜牙兵を、たった8人のケルベロスで全滅させる。サーヴァントを加えれば少しは手数が増えたとはいえ、それでも10倍近い数の差をひっくり返した後は、さすがに披露が溜まっていた。
「はぁー……さすがにきっつ……! 指がめっちゃ震えてる……」
 その場に座り込み、龍次が大きく天を仰いだ。これ以上は、本当に体力の限界だ。それでも、敵を残らず全滅させられたことに、どこか爽快感を覚えていた。
「100体だもんね。1人、10体くらいずつ倒したことになるのかな?」
 戦争でもなければ、それだけの数の敵を一度に倒す機会など、早々ない。太刀を納めるリナの手も、疲労で微かに震えている。
「それにしても……竜十字島に現れたニーズヘッグ。あれは、ここ城ヶ島から移動してきた可能性が高いでしょう」
 もしや、あの魔空回廊の秘密もこの島にあるのではないかとバラフィールが呟いたが、確証はどこにもない。それを調べるためには城ケ島へ足を踏み入れねばならず、さすがに今の段階では、敵地への潜入は危険過ぎる話だった。
「今はまだ、湧いて出る竜牙兵を、その都度叩いて行く他にないわね」
「そうだね。先々を考えることも大事だけれど、今、この場でたくさんの人達の未来を守ることも大切だよ」
 悠姫の言葉に頷くオズ。故郷を滅ぼされた過去を持つ彼にとっては、今回のような終末感の漂う戦いに、どこか想うところがあったようで。
「ん、そういえば、ドラゴンの親玉って、今頃はどの辺にいるのかな?」
「それは分かりませんわ。ですが、いつ地球に飛来されても構わないよう、心の準備だけはしておくべきでしょうね」
 リリエッタの問いに、戒めるような口調で答えるルーシィド。エインヘリアル、ダモクレス、そして最強の戦闘生物であるドラゴンとの決戦もまた、決して遠い未来のことではない。
「まあ、どんなやつが現れても、俺達は戦うだけさ。この地球を、デウスエクスから守るためにな」
 最後に泰地が、改めて確かめるよう、仲間達の顔を見回しながら口にした。
 どれだけ強大な敵が現れようとも、地球の守護者たるケルベロスに敗北は許されない。今日の勝利を明日の糧に、明日の勝利を人々の希望に。それぞれ、繋げて行くことこそが、この惑星を守ることに繋がるのだから。

作者:雷紋寺音弥 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2020年11月28日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 3/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 1
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