黒い騎士

作者:紫村雪乃


 そこは異様な空間であった。
 かなりの広さをもつ黒い回廊。が、真闇というわけではなかった。
 所々,鬼火のような光が揺れている。回廊は死人の肌のように青黒く染まっていた。
 そこに影が落ちた。
 黒い甲冑をまとった騎士。身長は三メートルを超えているだろう。影の主であった。
 ギリギリ。
 鬼の哭くような音が響いている。騎士は巨大な剣を引きずって歩いており、異音は刃が床を削る音であった。
 ゆらり。
 騎士は歩む。
 どれほどの時の流れの中で歩いていたのか、彼は知らない。そして、この先、どれほどの時の流れを超えて歩まなければならないのかも。
 ただ死を与えるため。
 そのためにのみ、彼は彷徨い続けていた。


「ブレイザブリクの探索を薦めた事で、ブレイザブリクの隠し領域より死者の泉に繋がる転移門を発見する事に成功しました」
 セリカ・リュミエール(シャドウエルフのヘリオライダー・en0002)はいった。発見者は、リューディガー・ヴァルトラウテ(猛き銀狼・e18197)である。
「その後、この隠し通路が双魚宮『死者の泉』に繋がっている事までは確認できました。けれど死者の泉を守る防衛機構『門』によって護られており、それを突破しない限り、死者の泉に向かう事は出来ないことがわかりました」
 『門』は『死を与える現象』が実体化したような黒い鎧のエインヘリアルであった。死んでも蘇り『門』を守り続ける、彼は守護者なのである。
「門の武器は大剣です。グラビティは甲冑騎士とバスタードソードのそれ。強力な一撃を繰り出しますが、動きは鈍重というわけではありません」
 戦場は魔空回廊のような異次元的な回廊。回廊といっても広く、戦闘に支障はなかった。
「ただこの内部では『門』の戦闘力が数倍に強化されています。そのため、ケルベロスであっても苦戦は免れないでしょう」
 セリカは注意した。そして、あらためてケルベロスたちを見回した。
「『門』を四十二体撃破すれば、死者の泉に転移が可能になると予測されています。そして死者の泉に直通するルートが開けばどうなるか。おそらくエインヘリアルとの決戦の火ぶたが切って落とされることになるでしょう。すべては皆さんの活躍にかかっています」


参加者
叢雲・蓮(無常迅速・e00144)
燈家・陽葉(光響射て・e02459)
リィン・シェンファ(蒼き焔纏いし防人・e03506)
斎藤・斎(修羅・e04127)
天司・桜子(桜花絢爛・e20368)
影渡・リナ(シャドウフェンサー・e22244)
新城・瑠璃音(相反協奏曲・e44613)
ジークリット・ヴォルフガング(人狼の傭兵騎士・e63164)

■リプレイ


 輸送ヘリの中は異様な熱気が渦巻いていた。
 闘志と不安、期待から噴き上がる熱気である。
 闘志と不安は、今回戦う敵に対して発せられていた。それは異空間においては数倍の力を発揮するという。苦戦は確実であった。
 そして期待であるが。それは新たに装備されるヘリオンデバイスに対して発せられたものであった。
「ようやく死者の泉に一歩近づいたんだね。さらに近づくために、『門』とやらを排除しないとね」
 前向きに娘がいった。純白の髪の美しい娘である。
 恐怖が胸の底で暗雲のようによどんでいるはずなのに、笑みを浮かべた彼女にそんな翳りは窺えない。燈家・陽葉(光響射て・e02459)である。
「敵の能力が数倍に強化される異空間、ですか」
 斎藤・斎(修羅・e04127)がため息まじりにつぶやいた。眼鏡の奥の内気そうな目をふあんそうに瞬かせる。
「まるっきり敵陣ですし、できれば強化の及ばないところで片づけたいですが、そうもいかないですよねえ……」
「そうだな」
 女が頷いた。先ほど解いたシュシュで鮮やかな蒼髪を結い、瞑目していた胸である。
 女ーーリィン・シェンファ(蒼き焔纏いし防人・e03506)は目を開いた。ギラリ、と刃の光が蒼瞳に煌めく。
「そう都合良くはいくまいよ。それが戦場というものだ」
 リィンはいった。とりつく島のないような冷然たる声音である。
「でもボクたちも、今回からヘリオンデバイスってのが使えるんだよね~?」
 叢雲・蓮(無常迅速・e00144)がにかっと笑った。まるで子供が新しい玩具を見つけたような笑顔だ。美形のためか、可憐で可愛い笑顔であった。
「クラッシャーだとお空を飛べる感じ…うん、なんかヒーローみたいでイイよねっ!」
「ヒーローみたいか。確かにそうだな」
 リィンが苦笑した。この娘が苦笑するのは珍しいことである。
 すると花のように華やかで可愛い少女が、髪と同色の薄紅色の瞳をキラキラと輝かせた。
「ヘリオンデバイスかぁ、新しい力、どんな風に使えるのかちょっとワクワクするよね」
 少女はいった。名を天司・桜子(桜花絢爛・e20368)といい、レプリカントであるのだが、瑞々しいその姿態はとてもそうは見えない。
 その時だ。輸送ヘリのパイロットが叫んだ。
「目標域に到着しました」
「じゃあ、いこっか」
 影渡・リナ(シャドウフェンサー・e22244)がすっくとシートから立ち上がった。吹き込む豪風にポニーテールに結ったリナの髪が翻る。
「不吉極まりない場所と相手だけど、与えられた新しい力を無駄にしない為にも、恐怖になんか負けたりしない」
 自らに言い聞かせるかのようにつぶやくと、良く鍛えられたしなやかな身体をリナは空に躍らせた。残る七人のケルベロスたちが続く。


 異空間にたどり着いた時、ケルベロスたちはヘリオンデバイスをまとっていた。
「これがヘリオンデバイスか」
 狼のウェアライダーである女ーージークリット・ヴォルフガング(人狼の傭兵騎士・e63164)が感慨を込めて声をもらした。彼女の鋭い戦士の目が見やるのは、自身がまとうアームドアーム・デバイスである。
 それは巨大機械腕型デバイスであった。その腕の一つにジークリットは斬霊刀をもたせている。
「これからの戦いに必要となってくる物だろう。使いこなしてみせるさ」
「目的の門の位置が確認します」
 すでに使いこなしているかのように烏の濡れ羽色の髪の少女がいった。可憐な美少女である彼女が装着しているのはゴーグル型のデバイスーーゴッドサイト・デバイスである。半径一キロ以内と限定されてはいるが、このデバイスの装着者は敵味方の位置を把握することができるのであった。
「位置が確認できました」
 少女ーー新城・瑠璃音(相反協奏曲・e44613)が告げた。
「じゃあ、そこへいこうよ」
 蓮が促した。彼が装着しているのはジェットパッカー型のデバイスーージェットパック・デバイスである。
 頷いたリィンが跳んだ。蒼い羽根を舞い散らせ、リィンの身が空を翔けのぼる。
「うわあ」
 蓮が歓声を上げた。もう、まったくの子供である。大敵と戦う前とは思えなかった。
「ようし。俺も」
 蓮も飛翔した。そして他のケルベロスたちをビームで牽引する。
「便利だね」
 陽葉が感心したように唸った。ジェットパック・デバイスを装備した者がいると他の者も空が飛べるようになるのである。まあ、自由自在というわけではないが。
 が、戦術的に有利に立てるのは間違いなかった。今回の場合、敵は近接戦闘タイプだ。理論的に、敵の攻撃は届かないはずであった。
「いました!」
 瑠璃音が叫んだ。彼女が指し示す先、ゆるゆると歩く影が見えた。
 闇が凝縮してできたかのような漆黒の鎧をまとった騎士。門だ。
 門の方でもケルベロスたちに気づいたのだろう。顔を上げた。
 次の瞬間だ。門の姿はケルベロスたちの眼前にあった。
 跳躍したのだとケルベロスたちが気づいた時は遅かった。横殴りの黒騎士の一閃は蓮とリィンを切り裂いている。
「うあっ」
「くっ」
 斬撃の爆発的な衝撃に蓮とリィンは吹き飛ばされた。巻き込まれた他のケルベロスたち共々地に叩きつけられる。
「さ、さすがは」
 軋む身体を無理やり起こしたリィンの脳裏にセリカの言葉が蘇っていた。強敵というのは間違いないようだ。
「鬼がいるか蛇がでるかと思っていたが、化け物が出たようだな」
 リィンの声には、彼女らしくない怖気がにじんでいた。
 ズン。
 黒騎士は足を踏み出した。そして疾走。が、ケルベロスたちはまだ臨戦態勢にはない。
 黒騎士が高々と剣を振り上げた。
 刹那だ。大型ワゴン車が黒騎士に激突した。
 さすがにたまらず黒騎士がはねとばされた。ワゴン車が横滑りして停止する。
 ドアから斎が飛び出した。ワゴン車は彼女のデバイスであるレスキュードローン・デバイスであったのだ。


「皆さん、早く態勢を整えてください!」
 斎が叫んだ。するとジークリットの脳裏に声が響いた。リナによる回復の指示だ。
 見ると、リナは小型通信機型のデバイスーーマインドウィスパー・デバイスを装着している。マインドウィスパー・デバイスは装着者の思念を他者に伝えることを可能とする代物であった。
「わかった」
 ジークリットの手から漆黒の鎖が噴出した。それは生き物のごとく地を削り、紋様を描いた。守護魔法陣である。
「初手はこれで」
 陽葉が矢を放った。白光をひいて飛ぶ矢には祝福と癒やしの呪が込められている。
 矢は瑠璃音に吸い込まれた。輝く聖円が展開、瑠璃音を聖気で包み込む。
「参ります! 星よ、行きなさい!」
 瑠璃音の足が跳ね上がった。蹴り放ったオーラが流星と化して飛び、黒騎士を爆炎に包み込む。
 その時だ。蓮が間合いを詰めた。踏み出した足が地を踏み砕く。
 神速の抜刀。が、黒騎士は巨剣で払うように受け流した。そして返す剣を無造作にうちおろした。さしもの蓮も躱すことは不可能だ。
 戛然。
 澄んだ音をたて、さらには衝撃波を撒き散らし、刃と刃が噛み合った。黒騎士の剣を別の剣が受け止めたのである。
 剣の刃は真紅であった。刻まれた紋様は獅子座であり、紅蓮の炎のごとく輝く紅玉の宝珠が埋め込まれている。
「させん」
 剣の主であるリィンはいった。
 すると黒騎士の目が赤光を放った。そして剣を持つ手に力を込めた。
 それだけでリィンががくりと膝を折った。恐るべき黒騎士の膂力である。
「桜子ちゃん!」
 リナの思念を飛ばせた。そして木の葉を舞わせた。
 空にばらまかれたそれはただの木の葉ではない。魔法によって創造されており、目くらましの効果があった。
 リナの思念に応じて桜子は地を蹴った。流星の破壊力を秘めた彼女のつま先が空に光の軌跡を刻む。
 その桜子の足に装備されているのは輝く靴型のデバイスーーチェイスアート・デバイスであった。追跡回避に特化したデバイスである。
「この飛び蹴りを、食らえー!」
 桜子が蹴りを放った。規格外の重さをもつ蹴撃に、たまらず黒騎士の身がゆらぐ。
 その隙をついて蓮が斬撃を叩き込む。桜子は回転させた義手を。
「ドリルの腕で、穴をあけてあげるよー。あっ」
 桜子は呻いた。黒騎士が剣で受け止めたからだ。
 剣でさばき、黒騎士が切り込んだ。が、桜子はするりとかわしてのけた。デバイスの力であることは間違いない。
 たたらを踏む黒騎士。その左方からリナが空の霊力をまとわせた斬撃を放った。
 黒騎士はわずかに身じろぎしてかわした。同じようにして瑠璃音の混沌の槍も。
 が、ジークリットの飛び蹴りは裂け得なかった。蹴りの衝撃によろめく。
 さらに、その背に重すぎる一撃をリィンがぶち込んだ。が、黒騎士はわずかに後退しただけだ。その目の殺戮に飢えた赤光に揺らぎはない。
「……確かに強敵だな」
 リィンほどの女が、その時、背筋に寒気を覚えた。
 刹那、斬撃がきた。リィンですら見とめ得ぬほどの迅雷の一撃にリィンが脇腹がざっくりと裂け、血がしぶいた。さらに黒騎士は真一文字に剣を振り下ろした。
 ギィン。
 陽葉が弓で黒騎士の一撃を受け止めた。わずかに遅れて斎が気を放ってリィンを癒やす。
 凄まじい黒騎士の膂力から逃れるように陽葉は跳び退った。地に降り立った時、陽葉の指は弓の弦をはじいている。
 鳴弦。魔を祓う響きである。
 刹那、黒騎士の足下の地が崩れた。たまらず黒騎士がよろける。
 追撃すべくリィンは星のオーラを放った。彼女の憤怒を形どったかのような蒼い鬣をなびかせた獅子が躍りかかる。が、黒騎士は巨躯に似合わぬ敏捷さでかわした。
「これはかわせますか。時も空も全てよ凍れ!」
 瑠璃音が喰霊刀ーー散扇をかまえた。刃の先に物質の存在そのものを凍結する弾丸を生成、撃ち出す。
 唸り飛ぶ弾丸が黒騎士を穿った。着弾の衝撃に黒騎士はのけぞり、そして動きをとめた。


「今だよ、蓮くん!」
「わかったのだ!」
 リナの思念を受けた一瞬後、すでに蓮は間合いに飛び込んでいる。
 腰をおとし、チェーンソー剣の柄に手を添えた蓮がぎらりと黒騎士を睨み上げた。居合いのかまえである。
 抜剣。
 ほとばしり出る銀光は轟音をともない黒騎士へ。鋸状の刃が漆黒の鎧なみならず内部の虚無すら音たてて切り裂いた。
 ついでリナが襲った。呪詛をのせた一撃を放つが、しかし黒騎士の剣が疾り、リナの一撃をはじいた。
 のみならず黒騎士の剣が翻った。横殴りの一閃が蓮とリナを切り裂く。
「なんて威力ですか。まずいですね」
 斎は呻いた。
 黒騎士の攻撃力は強大だ。回復が追いつかない。
 斎の身裡で凝縮された気がたわんだ。竜を幻視させるほどの膨大な気だ。
 彼女の気を受けた蓮の傷が再生されていく。が、完全治癒とはいえなかった。
「その傷口を、更に広げてあげるからね!」
 稲妻状に刃を変形させたナイフで桜子は切りかかった。が、黒騎士が左腕ではじいた。さらに剣の一閃。
 過ぎる剣光を、桜子は舞うようにかわした。これもまたデバイスの威力である。
 空をうった姿勢の黒騎士の背に、その時、ジークリットが迫った。フィルムスーツの回路で操っているアームドアーム・デバイスの機械腕はすでにドリルへと変形させてある。
「弱点はすでに見抜いてある!」
 ジークリットは渾身の一撃を叩き込んだ。唸りをあげて回転するドリルが黒騎士の鎧を粉砕する。
 その時、すでに陽葉は矢を弓につがえ、放っていた。目にもとまらぬ瞬速の速撃ちである。
 光流をひいて飛んだ矢はしかし黒騎士がかざした剣によってはじかれた。
「なんてしぶといの」
 挫けそうになる心を奮い立たせ、桜子は叫んだ。
「桜の花々よ、紅き炎となりて、かの者を焼き尽くせ!」
 瞬間、桜吹雪が黒騎士に吹きつけた。逆巻く薄紅が一瞬後には真紅へと変じる。
 紅蓮の炎が黒騎士を包み込んだ。膨大な熱で大地が溶解する。
 その時だ。炎の渦の中から黒騎士が飛び出した。ジークリットを一瞬にして切り伏せる。
「いいかげんに倒れるのだ!」
 蓮の一閃。その鋭さに避けることはかなわぬと判断した黒騎士は巨剣で蓮の刃を受け止めた。
 咄嗟に刀をおさめ、跳び低る蓮。同じ距離を黒騎士が跳んだ。剣を翻らせーー鮮血がしぶいた。蓮のーーいや、ジークリットの。
 蓮をかばったジークリットが地に沈んだ。昏倒する。
「響けや滅びの音を。我聞きたるは嘆き、悲しみ、そして終わりの声」
 瑠璃音の翼から黒い光が迸り出た。非業の最期を遂げた力弱き人々の呪いを収束した一条の黒光が黒騎士を撃つ。さすがにたまらず黒騎士がよろめいた。
「そろそろだよ」
 リナは思念を飛ばした。観察していた彼女にはわかる。黒騎士の最後が近いことを。
 それならすることは一つだ。とどめに繋ぐ一手をうつ。
「風舞う刃があなたを切り裂く」
 リナの槍から回転する白光が噴出した。魔力と幻術を合成して錬成された風の刃である。
 空を飛翔する無数の風刃を見切ることは黒騎士ですら回避することは不可能だ。剣をかまえることしかできぬ黒騎士を風刃が切り裂いていく。
「とどめだよ!」
 リナが叫んだ。応じたのはリィンである。
「終わりにする!」
 リィンが踏み込んだ。たった一歩で間合いを詰める。
 その時だ。黒騎士が動いた。間合いに飛び込んできたリィンめがけ、剣を薙ぎつける。
 攻撃態勢にあるリィンがかわすことは不可能であった。黒騎士が刃がリィンの首を薙ぎーー。
 爆発。
 衝撃に黒騎士の腕がはねあがった。ふっ、と小さく笑ったのは斎である。驚くべきことに、斎は思念を凝らすことにより目標を爆破することができるのだった。
 なんで黒騎士に生じた隙を見逃そう。
「刮目しろ! 例え闇の深淵の中であろうとも我等地獄の番犬、その魂の光は決して衰えはせん!」
 リィンの刃が火の粉を散らせながら舞った。空を刻む赤光が音速すら超えて疾り黒騎士を切り裂く。
「終わりだ」
 舞い降りざまリィンは袈裟に刃を薙ぎおろした。
 両断。
 切断面を燃え立たせながら、左右に分かれて倒れゆく黒騎士の姿は、すぐに黒い霧となって消えた。


「……終わったのか」
 リィンは素早く視線をはしらせ、索敵した。リナは昏倒したままのジークリットに治療をほどこしている。
「よし。敵も倒したし、調査するのだ」
 わくわくした様子で蓮がいった。
 その時だ。瑠璃音の叫びが響いた。彼女はゴッドサイト・デバイスで索敵していたのである。
「敵が……。門が現れました!」
「えっ」
 リナの顔色が変わった。門を撃破したとたん、新たな門が出現するとはどういうことであろう。いや、それよりもーー。
「引き上げよう。もうわたしたちに戦う余力はないよ」
「賛成です」
 頷くと、斎はレスキュードローン・デバイスの運転席に乗り込んだ。

作者:紫村雪乃 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2020年8月25日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 1
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